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不思議生物3
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「キララさん、この衣装、恥ずかしいよ」
「むぅ」
おっぱいお化けの言葉に、私は考えます。
衣装はプロがデザインしたものです。
できれば、バランスを崩したくありません。
しかし、このままでは多大な被害が出てしまうことが容易に想像できます。
仕方ありません。
妥協することにしましょう。
「わかったわ。フリルを増やしましょう」
フリルを増やせば、身体のラインも少しは隠れるでしょう。
今もフリルは付いているのですが、量が少なすぎました。
「ヒーローの衣装にフリルっていいのかしら?」
「フリルは正義です」
疑問を帯びた部長の言葉に返事をしておきます。
部長はヒーローの衣装にフリルは合わないのではないかと考えているようです。
ですが、それは杞憂です。
なぜなら、正義の味方にフリルはつきものだからです。
魔女っ子もフリル満載の衣装を着ます。
ヒーローだって一緒のはずです。
「あのー……着ないっていう選択肢は……?」
「?」
「あ、無いんだね。うん、せっかく作ってくれたんだしね……」
衣装はそのうち手直しすることにしましょう。
今日は衣装のその他の機能のついて紹介することにします。
「ちなみに、おっぱ……加藤さんは、殺陣はできる?」
「できるわけないよ。私、体育の成績2だよ」
まあ、予想はしていました。
おっぱいお化けは、胸部に巨大な重りを装備しています。
軽快な動きは難しいでしょう。
しかし、これは想定内です。
対策は考えてあります。
ヒーローショーの醍醐味は見栄えのよい殺陣ですが、他の方法で見栄えをよくすることもできなくはありません。
その方法とは、派手な演出の必殺技です。
「こんなこともあろうかと!」
「わ!? びっくりした」
「そのセリフいいね。言ってみたいセリフ、トップ10に入るよ」
「日常生活で言っている人、初めて見た」
「こんなこともあろうかと! 必殺技を使えるようにしておいたわ!」
私はおっぱいお化けが着ている衣装を指さします。
具体的に言うと、ベルトの部分です。
「そこにボタンがあるでしょう?」
「これ?」
「あ、気を付けて。危ないから」
「危ないって、なに!?」
「それと、正面を人に向けないでね」
「脱いでいい!?」
説明をしながら、私はおっぱいお化けの正面から移動します。
すすす……
くるっ
「ちょっと、キララさん」
すすす……
くるっ
「キララさん!? ねえ!?」
すすす……
くるっ
「加藤さん、こっち向かないで」
「キララさん!? この衣装、何が仕掛けられているの!?」
おっぱいお化けがこちらを向くので、そのたびに私は正面から移動します。
私の行動でおっぱいお化けの正面にいることが危険だということに気付いたのか、部室にいる他の人達も私に合わせて移動します。
「ねえ、キララちゃん。必殺技の練習は外でやってくれないかな?」
私は部長の言葉に頷きます。
「そうですね。暴発すると危ないですしね」
「暴発って、なに!?」
そして、おっぱいお化けを連れて部室を出ます。
途中、廊下でおっぱいお化けがストリップを始めようとするので、連れていくのが大変でした。
校庭に行こうかと思ったのですが、それは無理だと判断した私は、校舎の裏に向かいます。
そこには、ちょっとした広場があるのですが、人はあまり来ません。
そこなら、落ち着いて練習ができるでしょう。
その予想通り、人目に付かない場所に着いた頃には、おっぱいお化けも大人しくなっていました。
「さあ、必殺技の練習を始めましょう」
「これ、脱ぎたいんだけど……」
「あの木を狙ってみましょうか。あっちを向いて、ベルトのボタンを押してみて」
「大丈夫なんだよね、これ?」
「あ、ボタンを押すのは、私が離れてからにしてね」
「…………」
「いいわよ」
「…………はぁ」
おっぱいお化けは、なぜか溜息をつきながら、ベルトのボタンを押しました。
「むぅ」
おっぱいお化けの言葉に、私は考えます。
衣装はプロがデザインしたものです。
できれば、バランスを崩したくありません。
しかし、このままでは多大な被害が出てしまうことが容易に想像できます。
仕方ありません。
妥協することにしましょう。
「わかったわ。フリルを増やしましょう」
フリルを増やせば、身体のラインも少しは隠れるでしょう。
今もフリルは付いているのですが、量が少なすぎました。
「ヒーローの衣装にフリルっていいのかしら?」
「フリルは正義です」
疑問を帯びた部長の言葉に返事をしておきます。
部長はヒーローの衣装にフリルは合わないのではないかと考えているようです。
ですが、それは杞憂です。
なぜなら、正義の味方にフリルはつきものだからです。
魔女っ子もフリル満載の衣装を着ます。
ヒーローだって一緒のはずです。
「あのー……着ないっていう選択肢は……?」
「?」
「あ、無いんだね。うん、せっかく作ってくれたんだしね……」
衣装はそのうち手直しすることにしましょう。
今日は衣装のその他の機能のついて紹介することにします。
「ちなみに、おっぱ……加藤さんは、殺陣はできる?」
「できるわけないよ。私、体育の成績2だよ」
まあ、予想はしていました。
おっぱいお化けは、胸部に巨大な重りを装備しています。
軽快な動きは難しいでしょう。
しかし、これは想定内です。
対策は考えてあります。
ヒーローショーの醍醐味は見栄えのよい殺陣ですが、他の方法で見栄えをよくすることもできなくはありません。
その方法とは、派手な演出の必殺技です。
「こんなこともあろうかと!」
「わ!? びっくりした」
「そのセリフいいね。言ってみたいセリフ、トップ10に入るよ」
「日常生活で言っている人、初めて見た」
「こんなこともあろうかと! 必殺技を使えるようにしておいたわ!」
私はおっぱいお化けが着ている衣装を指さします。
具体的に言うと、ベルトの部分です。
「そこにボタンがあるでしょう?」
「これ?」
「あ、気を付けて。危ないから」
「危ないって、なに!?」
「それと、正面を人に向けないでね」
「脱いでいい!?」
説明をしながら、私はおっぱいお化けの正面から移動します。
すすす……
くるっ
「ちょっと、キララさん」
すすす……
くるっ
「キララさん!? ねえ!?」
すすす……
くるっ
「加藤さん、こっち向かないで」
「キララさん!? この衣装、何が仕掛けられているの!?」
おっぱいお化けがこちらを向くので、そのたびに私は正面から移動します。
私の行動でおっぱいお化けの正面にいることが危険だということに気付いたのか、部室にいる他の人達も私に合わせて移動します。
「ねえ、キララちゃん。必殺技の練習は外でやってくれないかな?」
私は部長の言葉に頷きます。
「そうですね。暴発すると危ないですしね」
「暴発って、なに!?」
そして、おっぱいお化けを連れて部室を出ます。
途中、廊下でおっぱいお化けがストリップを始めようとするので、連れていくのが大変でした。
校庭に行こうかと思ったのですが、それは無理だと判断した私は、校舎の裏に向かいます。
そこには、ちょっとした広場があるのですが、人はあまり来ません。
そこなら、落ち着いて練習ができるでしょう。
その予想通り、人目に付かない場所に着いた頃には、おっぱいお化けも大人しくなっていました。
「さあ、必殺技の練習を始めましょう」
「これ、脱ぎたいんだけど……」
「あの木を狙ってみましょうか。あっちを向いて、ベルトのボタンを押してみて」
「大丈夫なんだよね、これ?」
「あ、ボタンを押すのは、私が離れてからにしてね」
「…………」
「いいわよ」
「…………はぁ」
おっぱいお化けは、なぜか溜息をつきながら、ベルトのボタンを押しました。
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