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好かれてましたわ!
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ひと悶着あった創立記念パーティーも終わって、数日後。ジェンキンズ公爵家からの書状はまだ届いておらず、父親に状況を伝えたところ、ブレイジャー家の方から婚約解消の書面を送ることになった。
婚約破棄ではないのは、ジェンキンズ公爵家の今後を考えてのことである。当然、援助は打ち切られた。
アンディはあれから学園に姿を見せてはいない。ベンやジェイク、ララは肩身が狭そうにしているが、毎日姿はあった。
「色々ありましたわねぇ……」
庭で紅茶を啜りながら、オリヴィアが呟く。目の前にはルーカスが、眼鏡の向こうで優しい笑顔を携えて座っていた。
「こちら側としては、良い方向にまとまって良かったのではないですか?」
「そうだけれど、ジェンキンズ公爵家のことをあの場で話す必要がありまして?」
あのときのルーカスの行動は、少しばかりやりすぎであると思っていた。もっともアンディの方が先に、オリヴィアの断罪を始めたのであるが。
「反省しています。頭に血が上っていたようですね」
テーブルにはティーカップが、全部で五つ並べられている。今日はこれから、親しい友人たちとお茶会をするのだ。ルーカスだけがどういうわけか約束よりも一時間早く到着し、先に二人でお茶を飲み始めているという状況だった。
「まぁ。ルーカスでも怒ることがあるのね」
「それはそうですよ。あんな男に、あなたが長い間懸想していたのだと考えたら」
お茶を吹きこぼしそうになり、オリヴィアは慌てて動きを止めた。まるで嫉妬でもしているような発言に戸惑い視線を泳がせ、口をぱくぱくさせて言葉を探す。
「そ、それよりも、あなた。どうしてジェンキンズ公爵家のことや、父様たちの関係を知っていたの? わたくしだって知らなかったことですわ」
「得意なんですよ、そういう情報を集めるのが」
「……また適当に答えてますわね?」
「わかりますか」
「最近わかるようになってきましたわ」
むむむ、と眉を寄せるオリヴィアに、ルーカスは楽しげに笑っている。このようなやりとりももう何度も続けており、オリヴィアはふっと表情を緩めて椅子の背もたれに体を預けた。
「わたくし、アンディ様……ジェンキンズ令息の方がいいかしら、とはこうなってしまったけれど、あのひとを恨んではいませんわ。だってあの方に恋をしていなければ、今こうしてルーカスと話すこともなかったでしょう? ベティやファニー、ヘレナと定期的にお茶会をすることだって、絶対になかった」
「そうですね」
「感謝をしているわけではないの。でも、こうなって良かったと思ってる。わたくしは淑女失格ですわね」
不意にルーカスの笑みが深まり、オリヴィアはどきりとする。以前から彼は時折、こんなふうに酷く優しく微笑むことがあった。そこには友情にはないむず痒さを感じて、思わず目を背けてしまう。
「そんなことはありません。あなたは以前からずっと、素晴らしい淑女です」
「で、でも、もう結婚の機会も失ったわ。貴族社会では、一度婚約を解消された令嬢は誰にも相手にされないと聞きますもの」
「オリヴィア」
ルーカスが立ち上がり、オリヴィアに歩み寄る。膝を折ってオリヴィアを見上げると、胸に手を当てて言った。
「あなたの努力を、無駄にはしません。――どうか僕と、ルーカス・カルリエと結婚してください」
「えっ……」
思わず大きな声を上げそうになり、オリヴィアは慌てて口を塞いだ。
今ルーカスはなんと言ったのか。結婚してくれと。否、それよりも前に。
「か、カルリエ……?」
「黙っていてすみません。もうとっくに察していたと思うんですが……僕の家はカルリエ侯爵家。僕はそこの長男です」
カルリエ侯爵家と言えば、王家に最も近いと言われている。まさかルーカスがそこの長男であったなんて。
「ど、道理で色んなことに詳しすぎるはずですわ! 平民にしては所作がきれい過ぎるし、おかしいと思ってましたのよ!」
「オリヴィアに褒めていただくのは嬉しいですね。平民のことをより深く学ぶにあたって、貴族の身分よりも平民でいる方が、彼らの心を更に知ることが出来ると思って。父に頼んで、平民として入学させてもらってたんです」
ルーカスの今までの言動に、やっと納得がいった。カルリエ侯爵家という身分、そして平民としての仮の立場も、情報収集にはもってこいの環境であったのだろう。
「それで、オリヴィア。返事は?」
聞かれて、はっとする。一気に頬が上気して、赤くなった。
「ななななな、なぜ、わた、わたくしと、」
「最初は気になる程度でした。努力の方向性を間違えていて、勿体ないひとだなと。それがあの日、顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくるあなたを見て……どうしてか、心が揺さぶられたんです」
「わたくしの恥ずかしい顔を見て?! どういう神経してますの!」
思い切り顔を歪めて、獣のような呻き声を上げてしまっていた、オリヴィアから言えばはっきりとした黒歴史。それにルーカスは、心を揺さぶられたという。
「普段高慢に振る舞って、弱いところや努力している素振りを見せないあなたの本当の顔が見えたような気がしたんです。それからはもう、惹かれる一方でした。高慢な態度こそが作り物で、本来のあなたは泣いていたあのときのように、熱い心の持ち主なんだと。初めて友人を作るという行為に、どれだけの勇気が必要だったでしょう。貴族令嬢が平民に頭を下げるということなど、普通ではありえません。だけれどあなたは躊躇わなかった。変わるための努力を惜しまなかった。なんて素敵なひとだと思いました」
ルーカスは静かに手を差し出して、話を続ける。
「最初に言いましたよね。誰しも腹の奥に何かを抱えているものと疑えって。……抱えてましたよ、僕は。どうやってあの男からあなたを奪おうかと、そんなふうに」
カッ、と、一気に顔が赤くなった。頭から湯気でも出そうなほど血液が顔面に集中して、手のひらからは汗が滲む。
あの優しい笑顔の意味は。思わずどきりとしてしまう、瞳の理由は。
「でも奪うまでもなく、あなたの心はあの男から離れた。婚約も解消されて、これで僕はあなたに想いを告げられる」
手を取るのは、彼が信頼に足るとわかってから。
もう取ってもいいのではないかと、ずっと思っていた。
「あなたが好きです、オリヴィア。どうかこの手を、――今度こそ、取ってください」
高鳴る鼓動は、気のせいではない。いつかアンディにも感じたことのある感覚。
オリヴィアは一度、こくりと喉を鳴らした。
「一つ、約束してくださる?」
「何なりと」
「もう絶対、わたくしのことを騙さないと誓って」
強気な眼差しは、泣きそうにも見えて。揺れる瞳に映るルーカスは満面の笑みを浮かべて答えた。
「誓います。何があっても」
オリヴィアは瞳を細め、嬉しそうに微笑んで。
「それなら、構いませんわ。侯爵夫人としてのお務め、完璧にこなしてみせますわよ」
「おや、僕の妻としての務めは果たしてくれませんか?」
「……果たしますわよ! どちらもこなしてこそ、貴族令嬢としての本懐ですもの!」
だけれどオリヴィアはわかっている。完璧でなくても、情けない姿を晒しても――彼は、ルーカスは決して、咎めたり責めたりすることはない。互いに支え合っていくのが、夫婦。片方だけの努力では成り立たないもの。
ずっと差し出されていたルーカスのその手を、オリヴィアはようやく、取ったのだった。
オリヴィアと婚約関係を結んだルーカスはその後、学園を卒業し侯爵家の跡を継ぐべくより努力を重ねた。その隣には優秀な次期侯爵夫人がおり、二人はいつまでも仲睦まじかったという。
そのお陰で彼の弟が自由な道を選ぶのは、また別の話である。
婚約破棄ではないのは、ジェンキンズ公爵家の今後を考えてのことである。当然、援助は打ち切られた。
アンディはあれから学園に姿を見せてはいない。ベンやジェイク、ララは肩身が狭そうにしているが、毎日姿はあった。
「色々ありましたわねぇ……」
庭で紅茶を啜りながら、オリヴィアが呟く。目の前にはルーカスが、眼鏡の向こうで優しい笑顔を携えて座っていた。
「こちら側としては、良い方向にまとまって良かったのではないですか?」
「そうだけれど、ジェンキンズ公爵家のことをあの場で話す必要がありまして?」
あのときのルーカスの行動は、少しばかりやりすぎであると思っていた。もっともアンディの方が先に、オリヴィアの断罪を始めたのであるが。
「反省しています。頭に血が上っていたようですね」
テーブルにはティーカップが、全部で五つ並べられている。今日はこれから、親しい友人たちとお茶会をするのだ。ルーカスだけがどういうわけか約束よりも一時間早く到着し、先に二人でお茶を飲み始めているという状況だった。
「まぁ。ルーカスでも怒ることがあるのね」
「それはそうですよ。あんな男に、あなたが長い間懸想していたのだと考えたら」
お茶を吹きこぼしそうになり、オリヴィアは慌てて動きを止めた。まるで嫉妬でもしているような発言に戸惑い視線を泳がせ、口をぱくぱくさせて言葉を探す。
「そ、それよりも、あなた。どうしてジェンキンズ公爵家のことや、父様たちの関係を知っていたの? わたくしだって知らなかったことですわ」
「得意なんですよ、そういう情報を集めるのが」
「……また適当に答えてますわね?」
「わかりますか」
「最近わかるようになってきましたわ」
むむむ、と眉を寄せるオリヴィアに、ルーカスは楽しげに笑っている。このようなやりとりももう何度も続けており、オリヴィアはふっと表情を緩めて椅子の背もたれに体を預けた。
「わたくし、アンディ様……ジェンキンズ令息の方がいいかしら、とはこうなってしまったけれど、あのひとを恨んではいませんわ。だってあの方に恋をしていなければ、今こうしてルーカスと話すこともなかったでしょう? ベティやファニー、ヘレナと定期的にお茶会をすることだって、絶対になかった」
「そうですね」
「感謝をしているわけではないの。でも、こうなって良かったと思ってる。わたくしは淑女失格ですわね」
不意にルーカスの笑みが深まり、オリヴィアはどきりとする。以前から彼は時折、こんなふうに酷く優しく微笑むことがあった。そこには友情にはないむず痒さを感じて、思わず目を背けてしまう。
「そんなことはありません。あなたは以前からずっと、素晴らしい淑女です」
「で、でも、もう結婚の機会も失ったわ。貴族社会では、一度婚約を解消された令嬢は誰にも相手にされないと聞きますもの」
「オリヴィア」
ルーカスが立ち上がり、オリヴィアに歩み寄る。膝を折ってオリヴィアを見上げると、胸に手を当てて言った。
「あなたの努力を、無駄にはしません。――どうか僕と、ルーカス・カルリエと結婚してください」
「えっ……」
思わず大きな声を上げそうになり、オリヴィアは慌てて口を塞いだ。
今ルーカスはなんと言ったのか。結婚してくれと。否、それよりも前に。
「か、カルリエ……?」
「黙っていてすみません。もうとっくに察していたと思うんですが……僕の家はカルリエ侯爵家。僕はそこの長男です」
カルリエ侯爵家と言えば、王家に最も近いと言われている。まさかルーカスがそこの長男であったなんて。
「ど、道理で色んなことに詳しすぎるはずですわ! 平民にしては所作がきれい過ぎるし、おかしいと思ってましたのよ!」
「オリヴィアに褒めていただくのは嬉しいですね。平民のことをより深く学ぶにあたって、貴族の身分よりも平民でいる方が、彼らの心を更に知ることが出来ると思って。父に頼んで、平民として入学させてもらってたんです」
ルーカスの今までの言動に、やっと納得がいった。カルリエ侯爵家という身分、そして平民としての仮の立場も、情報収集にはもってこいの環境であったのだろう。
「それで、オリヴィア。返事は?」
聞かれて、はっとする。一気に頬が上気して、赤くなった。
「ななななな、なぜ、わた、わたくしと、」
「最初は気になる程度でした。努力の方向性を間違えていて、勿体ないひとだなと。それがあの日、顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくるあなたを見て……どうしてか、心が揺さぶられたんです」
「わたくしの恥ずかしい顔を見て?! どういう神経してますの!」
思い切り顔を歪めて、獣のような呻き声を上げてしまっていた、オリヴィアから言えばはっきりとした黒歴史。それにルーカスは、心を揺さぶられたという。
「普段高慢に振る舞って、弱いところや努力している素振りを見せないあなたの本当の顔が見えたような気がしたんです。それからはもう、惹かれる一方でした。高慢な態度こそが作り物で、本来のあなたは泣いていたあのときのように、熱い心の持ち主なんだと。初めて友人を作るという行為に、どれだけの勇気が必要だったでしょう。貴族令嬢が平民に頭を下げるということなど、普通ではありえません。だけれどあなたは躊躇わなかった。変わるための努力を惜しまなかった。なんて素敵なひとだと思いました」
ルーカスは静かに手を差し出して、話を続ける。
「最初に言いましたよね。誰しも腹の奥に何かを抱えているものと疑えって。……抱えてましたよ、僕は。どうやってあの男からあなたを奪おうかと、そんなふうに」
カッ、と、一気に顔が赤くなった。頭から湯気でも出そうなほど血液が顔面に集中して、手のひらからは汗が滲む。
あの優しい笑顔の意味は。思わずどきりとしてしまう、瞳の理由は。
「でも奪うまでもなく、あなたの心はあの男から離れた。婚約も解消されて、これで僕はあなたに想いを告げられる」
手を取るのは、彼が信頼に足るとわかってから。
もう取ってもいいのではないかと、ずっと思っていた。
「あなたが好きです、オリヴィア。どうかこの手を、――今度こそ、取ってください」
高鳴る鼓動は、気のせいではない。いつかアンディにも感じたことのある感覚。
オリヴィアは一度、こくりと喉を鳴らした。
「一つ、約束してくださる?」
「何なりと」
「もう絶対、わたくしのことを騙さないと誓って」
強気な眼差しは、泣きそうにも見えて。揺れる瞳に映るルーカスは満面の笑みを浮かべて答えた。
「誓います。何があっても」
オリヴィアは瞳を細め、嬉しそうに微笑んで。
「それなら、構いませんわ。侯爵夫人としてのお務め、完璧にこなしてみせますわよ」
「おや、僕の妻としての務めは果たしてくれませんか?」
「……果たしますわよ! どちらもこなしてこそ、貴族令嬢としての本懐ですもの!」
だけれどオリヴィアはわかっている。完璧でなくても、情けない姿を晒しても――彼は、ルーカスは決して、咎めたり責めたりすることはない。互いに支え合っていくのが、夫婦。片方だけの努力では成り立たないもの。
ずっと差し出されていたルーカスのその手を、オリヴィアはようやく、取ったのだった。
オリヴィアと婚約関係を結んだルーカスはその後、学園を卒業し侯爵家の跡を継ぐべくより努力を重ねた。その隣には優秀な次期侯爵夫人がおり、二人はいつまでも仲睦まじかったという。
そのお陰で彼の弟が自由な道を選ぶのは、また別の話である。
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