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モア300系
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皆一同にギルド本部のハンガー前に緊張した面持ちで集まっている。
ハンガーに居る沢山の整備兵等も、チラチラと見ながら全員集めて何を始めるのかと興味津々であった。
「クラタナさん、一応準備は整っておりますが、何をされるおつもりで?」
スチュアートは先程よりは大分落ち着いて話せる様になっていた。
「あ~……えっと、モアを使った鬼ごっこ、かな?」
「は、はぁ……そうなんですね。」
まぁ、意味が解らんだろうな……ちょっと、言い方が不味ったかもだけど、訓練とか実力を見るとかってわざわざ言うと、返って堅くなって本来の力が出せなくなる可能性があるもんなぁ……と一応マサキなりの配慮であった。
「で、少し御願いが有るんですけど……」
「はい、なんなりと!」
とスチュアートは、先程より幾分元気に返事をした。
(大分慣れてきたのかな?スチュアートって人見知りなんだろうなぁ……)
「いま、エイドリアンさんから練習機を借りてるんだけど、練習機には攻撃能力が無いんだよね。」
「はい。基本的な軍用モアの扱いを覚える為の機体ですから。」
「だよね、でさ、練習機じゃ無いモアって借りれないかな?」
(ダメ元で言ってみるか……)
「そうですねぇ……少々お待ちください。」とスチュアートはこの場を離れ、ハンガーの工場長らしき人の元へ行った。
その間マサキは整列している隊員の横に止められているモアを見ていた。そこには、何でも良いと言った手前、N700系を始め、700系が殆どを占めている。
(最新ばっかか……俺、大丈夫かな?)
するとティナが小声で話し掛けて来た。
「マサキ、みんな、この前エイドリアンさんが乗ってたっぽいモアに乗ってるけど大丈夫なの?なんかおっきいし、色々付いてるけど……」
「正直解らん。どうなんだろうなぁ……」
(あ~……アイツらガチだわ……前世でアグレッサー隊員がF-2とかF-15DJ戦闘機に乗ったらどうなるんだ?想像では凄い事になりそうなんだが……)
「クラタナさん!お待たせ致しました。一応手配はしたのですが……実は引退したモアしか残ってませんでした。」
「あ、やっぱり。そりゃそうだろうな。現役で使ってるモアで余りとか出る訳ないよな…それで、どんなモアを貸して貰えるんです?」
「何か、申し訳無いのですが、N700系の三世代前のモアで300系です。一応、最終型のD型ですが……」
(三世代……つったら結構古いよな…十年?前位のかな?)
「いえいえ!急に言ったんだから、借りられただけでも恩の字だって!」
そう答えていると、奥から牽引モアに引かれて、300系モアはゆっくりと姿を現した。そのモアは、銀がかった白地に、羽根の辺りに青い筋が入っている何とも目立つモアであった。
(何とも……この青と白が……俺には無いさわやか雰囲気を醸し出してるなwww)
「あ、そう言えば、普段の訓練は相手は最新鋭機で自分等は旧式のでやってるんだよね?」
「ええ、毎回という訳では無いですが……」
「だったら今回、アグレッサーの人は最新鋭機に乗ってよ!ちょっと最新鋭機ってのもどんなもんか興味あるからさ!」
(この間エイドリアンさんが乗ってたのも最新鋭機だったけど、本領発揮って所までは見なかったんだよね……)
「え?それだと性能差が顕著に現れて……」
「いや、まぁ……そうなんだろうけど、そこはスキル使えるから!って言うか、まぁ、深く考えないでよ!」
「そこまで仰るのなら……まぁ、なんと言うか、自分等ばかりが最新に乗って申し訳ないのですが……でしたら少しでも私達の乗るモアと性能差を埋める為に、追加装備とかしますか?」
「それは別に良いって!てか、引退したモアなのに追加装備とかできるの?」
(モアに追加装備とかすげぇな……整備中のモアも見たけど、色々追加装備し過ぎてモア本体が見えんじゃんwwwあんなのでちゃんと走れるのか?)
「ええ、本来なら引退した機体や装備は、分解して使える部品や魔石を再利用するのですが、まだ分解前の装備が一式残ってましたので。それに、他の型式の装備は残念ながら流用出来ないんですよね。」
「あ~……同じモアでも全然違うもんなぁ……んで、その装備って何?」
「一応、両翼の、アーマードパック、ストライカーパックと、スーパーパック、脚のスーパーパック、ブースターパックとアーマードパックです。他にもあるには有るんですが、これ以外は状態があまり良くなくて、オススメできないですね。」
「そっかー、装備の細かい違いの説明受けてる暇ないから、脚はブースターパックで、両翼はストライカーパックとスーパーパックで頼むよ!」
(ブースターって言うくらいだから高速仕様だろう……あ、それの使い方も教えて貰わんとな……俊敏性を活かした攻撃方法って……どうすっかなぁ……)
「本当にそれで良いんですか?両翼ストライカーパックでも装備出来ますが……」
「いや、大丈夫!片方だけで!」
(他の隊員の装備を見てもわからん今、余計な物は付けずに身軽に動けた方がいいもんな。かと言って両翼スーパーパックだと、火力的に相手を行動不能に出来ないし……これが無難な所だろう。)
「そう仰るならその様に準備を進めさせますね。あと300系は魔力探知能力が優れておりますので、後程、それの使い方も説明します。ただ、それを使うには二人で乗って頂かないと使用が困難なので……」
(レーダーの範囲が広いってことか。)
「ああ、それならティナにやって貰うから大丈夫。ありがとう。それで、普段訓練は何処でしてるの?出来れば広い所がいいけど……」
マサキは、整列している隊員の後ろで、着々と300系モアに装備が装着されて行く様子を見て、にわかにテンションが上がって来ていた。
「そうですね……この一帯の広い場所は、街を抜けて直ぐの所しか無いですね。普段の訓練は、その草原の東側にある山岳地帯近辺で行ってます。」
「じゃそこの麓だな。今回山はパスで。」
(山岳地帯は高低差が大きいからダメだ、普通に上から狙われてしまう……)
と、そこまで考えてマサキは隊員達に向き直った。
「はい、注目!じゃ、ちょっと聞いて欲しいんだけど、今から全員、山岳地帯の麓でモアに乗って鬼ごっこをしてもらいます。え~、編成は一チーム、ツーマンセル四グループって事で。」
一同はピクリともせず直立不動で耳を傾けている。
(うわ~……何か朝の朝礼みたいな雰囲気……嫌だわ~。)
「んで、取り敢えず、最初は俺が鬼をやります。で、タッチとかは当然出来ないので…そうだなぁ……簡単に言えば行動不能にした時点で終わりって事で、当然、全員訓練モード使用の事。但し今回は広範囲の魔法、及び召喚は使用不可。あとは……他のグループと連携してもいいし、単独でゲリラをしてもいいしって感じかな。呉々も重大な怪我とか装備の破損等しない様に気を付ける事。何か他にあれば。」
ジェニファーが手を上げ質問する。
「普通に考えると、普段私達が訓練している場所なので、クラタナさんはかなり不利になって仕舞います。………それに、モアの性能も違いますし。扱いも慣れてないかと……」
「うん。確かにそうだけど、俺も動かしながら徐々に覚えれるよう頑張ってみる(笑)それに、君らだっていつもの訓練は最新相手にやってるんでしょ?」
「はぁ……まぁそうですけど……」
と、少し怪訝な表情をして答えた。
「えーっと、一応、俺以外の仲間はIFF(敵味方識別装置)の設定もヨロー、では、麓で一回集合して、合図で散開って形にするから。各自現場に移動して待機。解散。」
スチュアートだけ残ってもらい、他の隊員は先行して現場に行って貰った。と言うのも、今、追加装備をして貰っている300系の取り扱いのレクチャーを受ける為だ。300系は引退した身ではあるが、広範囲の魔力感知が優れてるらしいので、その辺もティナに教えて貰おうと思っている。
ローズの街から五十キロ程離れた山岳地帯の麓。
鬱蒼とした緑が生い茂り、所々丘のようになって、その場所は地面の草木も見えている。麓という事もあって、若干山に向かって傾斜しているが、比較的高低差は少なく感じた。
「どう?この300系は?」
と後ろに座っているティナに聞いてみた。
この300系、今迄はティナが前に乗り、後ろで俺が手網コントローラーを握っていたが、軍用機は全て乗り方が逆になっていた。
「なんか、今までと乗ってる位置が逆だから違和感あるかな……あと、まだしっかり覚えてないから、とっさの時、反射的には操作出来ないかも……」
ティナは操縦しないとはいえ、今回は特にやる仕事が多いのは確かだ。がしかし、ざっとエイドリアンさんに教えて貰っただけなのに、パチパチと何かのスイッチを入れたり、モニターの画面を変えたりして準備をしていた。
(何この子……記憶力凄いの?一回聞けば覚える人なの?)
「まぁ、その時はその時だから、気楽にやってくれ!」
「うん。でもマサキ、あんな事言っちゃって本当に大丈夫なの?」
ティナは、先程マサキが、かなり盛った言い方をしたので心配していた。
「どうだろ?わからん(笑)でも、ああでも言わないと、アイツら遠慮しちゃうだろ?なので、ティナにはしっかり敵の位置の把握と、着地の座標確認を頼む。えっと、この辺りのマップは読み込んであるんだよな?」
「うん。一応は。」と、ティナはモニターに麓の地図を表示させる。
「だったら、鬼ごっこする範囲内……あ、そういや範囲決めてなかったな……え~と……50キロ四方にしよう。で、最高地点と最低地点の中間を基準にして、プラスマイナス三メートルずつ座標をチェックしといて!」
「解った。」
「後は、そうだなぁ…二キロ、五キロ、七キロ範囲で、さっき言った座標と重ねて着地ポイントの選別してみてくれないか?木が生い茂ってる所はパスして、あ、基本的にタッチアンドゴーの戦法で行くから!」
「解った、ちょっとやってみる!」
ティナは基準となるポイントから、範囲とそれぞれの高さを示したマーカーを入力していった。
ハンガーに居る沢山の整備兵等も、チラチラと見ながら全員集めて何を始めるのかと興味津々であった。
「クラタナさん、一応準備は整っておりますが、何をされるおつもりで?」
スチュアートは先程よりは大分落ち着いて話せる様になっていた。
「あ~……えっと、モアを使った鬼ごっこ、かな?」
「は、はぁ……そうなんですね。」
まぁ、意味が解らんだろうな……ちょっと、言い方が不味ったかもだけど、訓練とか実力を見るとかってわざわざ言うと、返って堅くなって本来の力が出せなくなる可能性があるもんなぁ……と一応マサキなりの配慮であった。
「で、少し御願いが有るんですけど……」
「はい、なんなりと!」
とスチュアートは、先程より幾分元気に返事をした。
(大分慣れてきたのかな?スチュアートって人見知りなんだろうなぁ……)
「いま、エイドリアンさんから練習機を借りてるんだけど、練習機には攻撃能力が無いんだよね。」
「はい。基本的な軍用モアの扱いを覚える為の機体ですから。」
「だよね、でさ、練習機じゃ無いモアって借りれないかな?」
(ダメ元で言ってみるか……)
「そうですねぇ……少々お待ちください。」とスチュアートはこの場を離れ、ハンガーの工場長らしき人の元へ行った。
その間マサキは整列している隊員の横に止められているモアを見ていた。そこには、何でも良いと言った手前、N700系を始め、700系が殆どを占めている。
(最新ばっかか……俺、大丈夫かな?)
するとティナが小声で話し掛けて来た。
「マサキ、みんな、この前エイドリアンさんが乗ってたっぽいモアに乗ってるけど大丈夫なの?なんかおっきいし、色々付いてるけど……」
「正直解らん。どうなんだろうなぁ……」
(あ~……アイツらガチだわ……前世でアグレッサー隊員がF-2とかF-15DJ戦闘機に乗ったらどうなるんだ?想像では凄い事になりそうなんだが……)
「クラタナさん!お待たせ致しました。一応手配はしたのですが……実は引退したモアしか残ってませんでした。」
「あ、やっぱり。そりゃそうだろうな。現役で使ってるモアで余りとか出る訳ないよな…それで、どんなモアを貸して貰えるんです?」
「何か、申し訳無いのですが、N700系の三世代前のモアで300系です。一応、最終型のD型ですが……」
(三世代……つったら結構古いよな…十年?前位のかな?)
「いえいえ!急に言ったんだから、借りられただけでも恩の字だって!」
そう答えていると、奥から牽引モアに引かれて、300系モアはゆっくりと姿を現した。そのモアは、銀がかった白地に、羽根の辺りに青い筋が入っている何とも目立つモアであった。
(何とも……この青と白が……俺には無いさわやか雰囲気を醸し出してるなwww)
「あ、そう言えば、普段の訓練は相手は最新鋭機で自分等は旧式のでやってるんだよね?」
「ええ、毎回という訳では無いですが……」
「だったら今回、アグレッサーの人は最新鋭機に乗ってよ!ちょっと最新鋭機ってのもどんなもんか興味あるからさ!」
(この間エイドリアンさんが乗ってたのも最新鋭機だったけど、本領発揮って所までは見なかったんだよね……)
「え?それだと性能差が顕著に現れて……」
「いや、まぁ……そうなんだろうけど、そこはスキル使えるから!って言うか、まぁ、深く考えないでよ!」
「そこまで仰るのなら……まぁ、なんと言うか、自分等ばかりが最新に乗って申し訳ないのですが……でしたら少しでも私達の乗るモアと性能差を埋める為に、追加装備とかしますか?」
「それは別に良いって!てか、引退したモアなのに追加装備とかできるの?」
(モアに追加装備とかすげぇな……整備中のモアも見たけど、色々追加装備し過ぎてモア本体が見えんじゃんwwwあんなのでちゃんと走れるのか?)
「ええ、本来なら引退した機体や装備は、分解して使える部品や魔石を再利用するのですが、まだ分解前の装備が一式残ってましたので。それに、他の型式の装備は残念ながら流用出来ないんですよね。」
「あ~……同じモアでも全然違うもんなぁ……んで、その装備って何?」
「一応、両翼の、アーマードパック、ストライカーパックと、スーパーパック、脚のスーパーパック、ブースターパックとアーマードパックです。他にもあるには有るんですが、これ以外は状態があまり良くなくて、オススメできないですね。」
「そっかー、装備の細かい違いの説明受けてる暇ないから、脚はブースターパックで、両翼はストライカーパックとスーパーパックで頼むよ!」
(ブースターって言うくらいだから高速仕様だろう……あ、それの使い方も教えて貰わんとな……俊敏性を活かした攻撃方法って……どうすっかなぁ……)
「本当にそれで良いんですか?両翼ストライカーパックでも装備出来ますが……」
「いや、大丈夫!片方だけで!」
(他の隊員の装備を見てもわからん今、余計な物は付けずに身軽に動けた方がいいもんな。かと言って両翼スーパーパックだと、火力的に相手を行動不能に出来ないし……これが無難な所だろう。)
「そう仰るならその様に準備を進めさせますね。あと300系は魔力探知能力が優れておりますので、後程、それの使い方も説明します。ただ、それを使うには二人で乗って頂かないと使用が困難なので……」
(レーダーの範囲が広いってことか。)
「ああ、それならティナにやって貰うから大丈夫。ありがとう。それで、普段訓練は何処でしてるの?出来れば広い所がいいけど……」
マサキは、整列している隊員の後ろで、着々と300系モアに装備が装着されて行く様子を見て、にわかにテンションが上がって来ていた。
「そうですね……この一帯の広い場所は、街を抜けて直ぐの所しか無いですね。普段の訓練は、その草原の東側にある山岳地帯近辺で行ってます。」
「じゃそこの麓だな。今回山はパスで。」
(山岳地帯は高低差が大きいからダメだ、普通に上から狙われてしまう……)
と、そこまで考えてマサキは隊員達に向き直った。
「はい、注目!じゃ、ちょっと聞いて欲しいんだけど、今から全員、山岳地帯の麓でモアに乗って鬼ごっこをしてもらいます。え~、編成は一チーム、ツーマンセル四グループって事で。」
一同はピクリともせず直立不動で耳を傾けている。
(うわ~……何か朝の朝礼みたいな雰囲気……嫌だわ~。)
「んで、取り敢えず、最初は俺が鬼をやります。で、タッチとかは当然出来ないので…そうだなぁ……簡単に言えば行動不能にした時点で終わりって事で、当然、全員訓練モード使用の事。但し今回は広範囲の魔法、及び召喚は使用不可。あとは……他のグループと連携してもいいし、単独でゲリラをしてもいいしって感じかな。呉々も重大な怪我とか装備の破損等しない様に気を付ける事。何か他にあれば。」
ジェニファーが手を上げ質問する。
「普通に考えると、普段私達が訓練している場所なので、クラタナさんはかなり不利になって仕舞います。………それに、モアの性能も違いますし。扱いも慣れてないかと……」
「うん。確かにそうだけど、俺も動かしながら徐々に覚えれるよう頑張ってみる(笑)それに、君らだっていつもの訓練は最新相手にやってるんでしょ?」
「はぁ……まぁそうですけど……」
と、少し怪訝な表情をして答えた。
「えーっと、一応、俺以外の仲間はIFF(敵味方識別装置)の設定もヨロー、では、麓で一回集合して、合図で散開って形にするから。各自現場に移動して待機。解散。」
スチュアートだけ残ってもらい、他の隊員は先行して現場に行って貰った。と言うのも、今、追加装備をして貰っている300系の取り扱いのレクチャーを受ける為だ。300系は引退した身ではあるが、広範囲の魔力感知が優れてるらしいので、その辺もティナに教えて貰おうと思っている。
ローズの街から五十キロ程離れた山岳地帯の麓。
鬱蒼とした緑が生い茂り、所々丘のようになって、その場所は地面の草木も見えている。麓という事もあって、若干山に向かって傾斜しているが、比較的高低差は少なく感じた。
「どう?この300系は?」
と後ろに座っているティナに聞いてみた。
この300系、今迄はティナが前に乗り、後ろで俺が手網コントローラーを握っていたが、軍用機は全て乗り方が逆になっていた。
「なんか、今までと乗ってる位置が逆だから違和感あるかな……あと、まだしっかり覚えてないから、とっさの時、反射的には操作出来ないかも……」
ティナは操縦しないとはいえ、今回は特にやる仕事が多いのは確かだ。がしかし、ざっとエイドリアンさんに教えて貰っただけなのに、パチパチと何かのスイッチを入れたり、モニターの画面を変えたりして準備をしていた。
(何この子……記憶力凄いの?一回聞けば覚える人なの?)
「まぁ、その時はその時だから、気楽にやってくれ!」
「うん。でもマサキ、あんな事言っちゃって本当に大丈夫なの?」
ティナは、先程マサキが、かなり盛った言い方をしたので心配していた。
「どうだろ?わからん(笑)でも、ああでも言わないと、アイツら遠慮しちゃうだろ?なので、ティナにはしっかり敵の位置の把握と、着地の座標確認を頼む。えっと、この辺りのマップは読み込んであるんだよな?」
「うん。一応は。」と、ティナはモニターに麓の地図を表示させる。
「だったら、鬼ごっこする範囲内……あ、そういや範囲決めてなかったな……え~と……50キロ四方にしよう。で、最高地点と最低地点の中間を基準にして、プラスマイナス三メートルずつ座標をチェックしといて!」
「解った。」
「後は、そうだなぁ…二キロ、五キロ、七キロ範囲で、さっき言った座標と重ねて着地ポイントの選別してみてくれないか?木が生い茂ってる所はパスして、あ、基本的にタッチアンドゴーの戦法で行くから!」
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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