【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.

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2章

115

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本日、更新が出来ておらず、すみませんでした。

キリがいいので、少し短いですが、ご容赦をください。


__________________


「お気をつけて!」


「兄ちゃんたち、生きて帰れよ!!」


「戻ってきたら、定食食いに来なよ!タダにするからね!」


避難する住民とすれ違うたび、戦場へ向かう僕らへ暖かい声がかけられる。
安くて、ボリューミーで、美味しくて、みんなの母ちゃんてきな定食屋の女将が声をかけてくれた。
冒険者に大人気の定食屋さんなんだ。


「おお”!!やったぜ!」


「くゥ~!酒も頼む!」

なんて、言う冒険者たち。
街の住民のおかげで、指揮がさらに上がった。
いい傾向だ。

父上はもうついているはずだ。
砦の騎士も部隊別に戦力を投入しているはずだが、そろそろ疲れが見え始めている頃だろう。
早く着かないと、早く着け。


馬を走らせ、5分。ようやく砦が見えた。
門番はいるが、僕を見て素早く開けてくれた。


「父上はどこか。」

門番に聞く。すると門番は上を指さし、

「砦の監視棟に。」

と言った。


「ありがとう。1部隊、ここで待機!」

そう言って、階段を跳躍魔法を使い、駆け上がる。
目指すは、父上がいるであろうてっぺん。


監視塔の頂には、予想通り父上と、執事がいた。


「父上、状況は?」


「おお、ノア。早かったな。今のところ、五分五分だ。第一、第四部隊は先陣切っていた。私が来たときには、すでに戦っていた。今は後方へ戻ってきている。第二、第三部隊が今は最前線にいる。第五部隊は中ほどにいる。」


「そうですか。作戦通りですね。僕らのいる1部隊は、冒険者の中でもスピード重視の者を連れてきましたから、普通ですよ。そろそろ騎士も疲れが見える頃でしょう。私の部隊が今から最前線へ行きましょう。騎士団の第五部隊が最前線に立つときには、一緒に最前線へいられるでしょう。」


「ああ、頼む。」


「はい!お任せを。」


追いついた副ギルド長に後を託す。

「じゃあ、副ギルド長。後は頼みます!」


「はい!!」
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