【完結】前世の不幸は神様のミスでした？異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

3章

最終話

告白は先を越されてしまったけど、プロポーズこそは、と意気込んでいて、彼女に言われないうちにした。

海辺の景色のいい場所で。
それはパーティー組んで１年。出会って、４年目のことだった。
僕が家を出て、７年がたっていた。


僕が結婚しないと兄上も結婚しないと思っていたから、彼女との兼ね合いも考えて（この世界では、１６才くらいでお嫁にいくから、それまでは両親と過ごさせてあげたかった）、なるべく急いだつもりだ。


それから３年。僕らはもう２０歳だ。
兄上たちは、僕より後に結婚したけど、すでに子供がいる。
僕らは平民だし、冒険も楽しいからいいんだけど、そろそろ彼女も子供がほしいのか、気にしているようだしサプライズを決行するのが、今日。



「アナ、今日はここに連れてきたかったんだ。」

そう言って転移で連れてきたのは、リートルテ領の辺境。
海の見える高台だ。実はプロポーズもこの場所でしていた。転移だから、アナは場所は知らないけど。
いろんな国を見たけど、やっぱり教育も施設も充実しているのは、リートルテだったから、戻ってきた。
もちろん実家に戻るつもりはないけどね。


「アナと冒険者初めて、3年。すごく楽しい毎日だけど、そろそろ僕らの子がほしいなって思って。この場所に建てたんだ。アナ、ここに腰を据えないか？私の実家が近くにあるんだけど、いいかな？アナが嫌なら、まだまだ一緒に冒険者してもいいし、違う場所に家を建ててもいいんだけど…」


「・・・！嬉しい！いいに決まってる！ありがとう！私もノアとの子ほしい！ノア、だーいすき！」


「ああ、良かった。お金はたんまりあるし、何も心配はないよ。子供は神様からの贈り物だから、気長にゆっくり待とうね。アナ、愛してるよ。」


神様、大神様。ありがとう。
僕は愛しい妻と、優しい家族と、面白い友人に囲まれて、幸せです！



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最後はスピード完結してしまいました。
いろいろなご意見があると思いますが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました！

日に日に増える登録者数に、励まされました！
リクエストがあれば、ノアが家を出てからの冒険者編を書こうかな、と思います。

作者、初心者で不馴れでしたが、完結できたのも、読者様のおかげです。
登録者数が増えなければ、途中で挫折したと思います。
本当にありがとうございました。

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最後に、作品のご紹介です。

【完璧王子と完璧令嬢の不器用な恋物語】
こちらは、恋愛部門ですが、完結しております。


【大国の家出王女は小国の王子の婚約者になる】
ノロノロ更新ですが、連載中です。


【拝啓  この度神様やめました】ファンタジー（少し恋愛要素あり）or【婚約破棄令息、護衛騎士と幸せになります！】BL
どちらの連載をしようか、悩んでいます。
コメント等で、どちらがいいか教えてくれると幸いです♪


他作品でも、読者になってもらえるよう頑張ります。
よろしければ、読んでみてください。

R4年6月  吉日   yun.