スーパー忍者・タカシの大冒険

Selfish

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第62話 艶王国の第二の試練:艶〜女の舞踏会

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タカシたちは第一の試練を辛うじて突破したが、次に待ち構えていたのは「艶~女の舞踏会」という第二の試練だった。曼荼羅久子が優雅に立ち上がり、微笑みながら彼らに告げた。

「次の試練は、舞踏会。艶王国の住人たちをダンスで虜にしてもらうわ。」

「ダンス!? おいおい、俺ら忍者候補生だぞ!戦いとか修行ならともかく、踊りなんてやったことない!」ユウジが叫ぶ。

「ふふふ…忍者にとって最も重要なのは、敵を魅了し、その隙を突く技術。踊りはその基本よ。さぁ、存分に楽しませてちょうだい。」

「楽しませるって、そんな簡単に言うなよ!」とカツオが抗議するが、久子はまったく気にしていない。

舞踏会スタート!タカシの無謀な挑戦

舞踏会が始まると、豪華なホールに艶王国の住人たちが集まった。煌びやかな服装に身を包み、美しい音楽が流れる中、タカシたちはポツンと立ち尽くしていた。

「おいタカシ、どうするんだよ。俺たちに踊りなんてできないぞ!」ユウジが焦る。

「こうなったら…俺がやるしかないな!」タカシが自信満々に前に出る。

「お前のその謎の自信はどこから来るんだよ!」カツオが頭を抱えた。

タカシは胸を張り、手を広げて叫んだ。「見ていろ、これが俺のスーパータカシ・ディスコスタイルだ!」

突然、タカシは昔のディスコのような動きで踊り始めた。しかし、その踊りはとにかく雑で奇妙。腕を適当に振り回しながら、足元は滑りそうになって何度も転びそうになる。

「タカシ、それただのジタバタだぞ!」ユウジがツッコむ。

「違う!これは魂のダンスだ!」タカシは得意げに胸を張るが、周りの住人たちは目を丸くして静まり返っている。

「誰か笑うか、驚けよ!反応しないと困るだろ!」とタカシが叫ぶが、会場は微動だにしない。

カツオの華麗な救済

見かねたカツオが前に出た。「仕方ねぇな、俺がやるよ。」

カツオは刀を抜き、舞のような動きで踊り始めた。その剣舞は美しく、音楽に合わせて動く姿に住人たちは目を奪われる。

「おお…なんかカツオがまともに見える!」とユウジが感嘆する。

「俺だってやればできるんだよ!」とカツオは笑いながら続ける。

すると、住人たちから拍手が起きた。久子も微笑みながら頷く。

「素晴らしいわ、カツオ。あなたには艶王国のダンスの才能がある。」

「ほらな!俺だってやればできるんだ!」とカツオが胸を張る。

ユウジの失敗と新たな危機

続いてユウジが挑戦することになった。しかし、彼の動きはどこかぎこちなく、タカシのジタバタダンスに少し近いものがあった。

「お前、それタカシの真似か?」とカツオが冷たくツッコむ。

「ち、違う!これが俺のオリジナルだ!」とユウジは必死に弁解するが、住人たちの反応は冷ややか。

「どうしよう…なんか雰囲気がやばい!」ユウジが汗をかきながら踊り続けると、突然、会場に爆音が響いた。

「フハハハハ!くだらねぇダンスだな!」
突如現れたのは、巨大な筋肉男。全身がキラキラと輝く金色のスーツを着た謎の人物だった。

「なんだお前は!」タカシが叫ぶ。

「俺の名は、ズンバール・ゴージャス金丸!艶王国の最強のダンサーにして、この試練を守る者だ!」

金丸はタカシたちを見下ろしながら、豪快に笑った。その笑い声が会場を震わせる。

「お前らみたいな素人が俺の前で踊れると思うなよ!俺がこの場を支配する!」

「なんだよ、その名前と服装!金ピカすぎるだろ!」ユウジが叫ぶ。

「文句があるなら、俺にダンスバトルで勝ってみろ!さぁ、どいつが挑戦するんだ?」

タカシたちは顔を見合わせた。「おい、どうするんだよ…」とユウジが小声で相談する。

「ここは俺に任せろ!」とタカシが前に出た。

「お前、大丈夫なのか?」とカツオが心配そうに言う。

「俺がダンスで奴をぶっ倒してやる!」

こうして、タカシと金丸のダンスバトルが始まることになった。
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