スーパー忍者・タカシの大冒険

Selfish

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第102話: 伝説の店長・エトリーナスの試練

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スーパー「カネダイ」のカオスな戦いがひと段落したころ、店内はすっかりボロボロになっていた。散乱するお菓子、倒れた冷凍食品の棚、そして疲れ果てた伝説の店長・エトリーナス。

「ふぅ…。これが私を束ねる力というやつか…。まあ、伝説の存在も肉体労働には勝てんのだな。」
エトリーナスは誇らしげに(?)頭に乗ったポテトチップスの袋を払いながら言った。

「束ねる力じゃなくて、ただの掃除だろ!」
タカシは全力でツッコんだが、すぐにユウジが冷静な顔で話題を切り替えた。

「それよりエトリーナス、12支を束ねる者として、俺たちに力を貸してくれるんだろうな?」
「もちろんだとも!」
エトリーナスは胸を張り、堂々と続ける。

「だが、私の力を手にするには試練を乗り越えてもらう必要がある!」

エトリーナスの試練

「試練?」
タカシとユウジは顔を見合わせた。
エトリーナスは得意げに頷き、ポケットからスーパーのレシートを取り出した。

「このスーパーで最も困難なこと、それは…レジ袋を無駄にしない買い物の極意だ!」

「はぁ!?そんなもん試練って呼ぶなよ!」
タカシが声を張り上げるが、エトリーナスは真剣そのもの。

「最近、エコが叫ばれているのを知らんのか?この試練をクリアしなければ、12支を束ねる力をお前たちに与えるわけにはいかん!」

試練開始!

試練の内容はこうだ。
カート一杯分の買い物を、レジ袋3枚以内に収めること。しかも、エトリーナスが用意した買い物リストはとんでもなく厄介だ。
• 大根(特大サイズ)
• スイカ(重量級)
• ポテトチップス(大量)
• 炭酸ジュース(2Lボトル×3)
• 卵(割れやすい)
• 生魚(異臭注意)

「なんでスイカと魚が一緒なんだよ!これ絶対袋から汁漏れるやつじゃん!」
タカシが文句を言うが、エトリーナスはにやりと笑って答える。

「ふふ、そう簡単にはいかんぞ。さあ、買い物スタートだ!」

タカシとユウジの挑戦

2人は一心不乱に買い物をカートに詰め込み、レジ袋にどう詰めるか頭を悩ませる。タカシはスイカをまず袋に入れようとするが…

「待て、スイカはそのままで持てばいいんじゃないか?」
ユウジの冷静な提案に、タカシは思わず目を丸くする。

「お前、そんなこと言ってたら炭酸ジュースと生魚どうするんだよ!」
「炭酸ジュースは袋に横に詰めると転がらないし、生魚は新聞紙で包めばいい。」
「お前、買い物プロかよ!」

さらに袋詰めが進む中、タカシが卵の扱いに苦戦していた。慎重に袋の隅に詰めるも、ポテトチップスの圧力で潰れそうになる。

「もういい!卵は俺が手で持つ!」
「それじゃ試練にならないだろ!」
「卵を割る試練なんかいらねぇ!!」

試練の結果

ついに、すべての商品を3枚のレジ袋に詰めることに成功!…したかに見えたが、袋の一つが不穏な音を立て始める。

「やべぇ、袋が破れそうだ!」
「タカシ、それを防ぐにはコツがある!」
ユウジが突然、袋を空中でひっくり返して謎の術を披露。
「レジ袋・奥義『逆さまバランス』だ!」

その瞬間、袋の重さが均等に分散され、奇跡的に破れずに済んだ。
「なんだその技!お前、実はスーパー忍者だろ!」
タカシは感動を隠せなかった。

エトリーナスの認定

「お見事!お前たちの袋詰め術、確かに伝説級だ!」
エトリーナスは満足げにうなずき、ポケットから光るコインを取り出した。

「これは『12支のしるし』の一つだ。持っていけ。そして…また買い物が必要になったら、いつでも来い。」

「二度と来るか、こんな試練だらけのスーパー!」
タカシは叫んだが、ユウジはポケットにコインをしまい、何かを悟った表情を浮かべていた。

「でも…エトリーナスの言うことも一理ある。エコの心、大事にしていこうな。」

「いや、伝説の話だろ今!エコの啓発に持ってかれたぞ俺ら!!」
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