スーパー忍者・タカシの大冒険

Selfish

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第153話 スーパー忍者初級の限界!

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ムーケの恐怖再び

大魔王ムーケが焼肉に満足し、布団に包まり帰っていくと思われたその瞬間、突然立ち上がる。
「さて、腹も満たされたし…そろそろ本気を出してやるか…」

ムーケが腕を伸ばすと、空間が震え、地面に巨大な布団爆弾が降り注ぐ!その威力たるや、地面を粉砕し、タカシたちが吹き飛ぶほどだった。

タカシは呻きながら立ち上がる。
「これが…大魔王の本気か…。スーパー忍者初級の俺たちじゃ、歯が立たない!」

ユウジも焼肉のタレを握り締めながら呟く。
「焼肉の力も…さすがに布団には勝てない…!」

その時、ムーケが一言。
「お前たちにはまだ無理だ…まずは低神界にいる『ヤマトムケル』と『ヒキタケンポー』に会うんだな…そいつらが修行をつけてくれるだろう。」

低神界へ行く方法

低神界への入り口を探すタカシたちは、謎の老人「コロクサオジ」に出会う。彼は口ひげをピクピクさせながら説明した。
「低神界に行くには、まず『クサガク山』の頂上でヤギの真似をすることじゃ。」

ウースラ・ポッチが不満げに聞く。
「ヤギの真似ってどういうことよ?」

老人は杖を振り上げて真顔で言った。
「こうだ!」
そして四つん這いになり、「メェェェェェ!!!」と本気のヤギ鳴きを披露した。

タカシたちは唖然としていたが、ユウジがひそひそとタカシに言う。
「これ、絶対ただの老人の趣味だろ…」

仕方なくタカシたちはヤギの真似をすることに。ユウジは声を震わせながら鳴いた。
「…メェ…」
ウースラ・ポッチも不機嫌そうに参加。
「…メェェ……。」

すると突然、地面が光り、低神界への入り口が現れる!老人が満足げに頷いた。
「よし、通るがいい。真心のメェが扉を開くのじゃ!」

低神界のヤマトムケルとヒキタケンポー

低神界に入ると、そこには雄大な風景が広がり、山の頂に二つのシルエットが見えた。ひとりは堂々と立つ武士のような男、もうひとりは地面にペタンと座って動かない小柄な老人。

彼らこそ、低神界を守る神々「ヤマトムケル」と「ヒキタケンポー」だった。

ヤマトムケルが豪快に笑う。
「お前たちが新たなスーパー忍者候補か!よくぞ来た!だが、我々の修行は甘くはないぞ!」

一方、ヒキタケンポーは動かずに、淡々と呟く。
「修行は動くな。考えるな。ただ、じっとする。それが道だ…」

タカシが戸惑いながら尋ねる。
「え、動かないのが修行なんですか?」

ヒキタケンポーは頷く。
「そうだ。静寂の力を極めるのだ…眠りのムーケに勝つには、動かずに耐える力が必要なのだ…」

地獄の修行開始

ヤマトムケルの修行は過酷だった。
タカシたちは巨大な石を運びながら、ヤマトムケルに怒鳴られる。
「もっと早く動け!忍者の素早さを見せろ!そう、ヤギのように!」

一方で、ヒキタケンポーの修行は異様だった。
全員がただ座り、「メェェ」と鳴く修行を命じられる。

ユウジが小声で言った。
「俺たち、なんか間違ったところに来てないか?」

ウースラ・ポッチが額の汗を拭きながら答える。
「でも、不思議と力が湧いてくる感じがする…これが神の修行…?」

低神界の修行で新たな力を手に入れることができるのか?そして、ムーケを超えるスーパー忍者への道はまだ遠い…。
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