異星人が見た異世界転生記(我輩はゴアである・改)

雲黒斎草菜

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第一巻・我輩がゴアである

 北野源次郎博士は世界一スケベな物理工学博士

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 ゆさゆさ、ごっつん。
 ゆさゆさ、ごっつんこ。

 我輩に顎と言う意味不明の骨格があったら、何度もぶつけて文句の一つも吐くところだが、まあ許してやろう。今感動しておるのだ。

 急激に気を良くするには理由がある。駅の構内に入り、一行はホームという滑走路に到着したのだ。いよいよ駅馬車に乗れるのである。
 我輩はキヨ子が着る黄色いワンピースの胸ポケットの中で、まさに胸躍らせていた。


 やがて大きな音が轟き、そいつが滑走路に飛び込んで来て停車。
「これが駅馬車であるかー」
 興奮が抑え切れず自然と声が漏れる。ま、人間には聞こえぬ電磁波であるがな。
 大きな軋み音をぶっ放して停車した馬車の扉が左右に開き、大勢の人間が降りてきた。

 先日、遠くからではあるが、駅に止まっていた馬車を目の当たりにしたことがあった。その長さカタチからミミズのように蠕動(ぜんどう)して進むものだとばかり思っていた。



 ところがである……。
「このインチキ辞典め! 何が駅馬車だ! 電車と言うのではないか」
 我輩は近づく馬車にたじろぐ人間たちの会話と、突入してきた乗り物を目の当たりにして、持参する辞典が間違いだらけだと確信した。

「そっかー。これが電車かー」
 一種独特の威圧感を醸し出す乗り物を仰ぎ見て、我輩は感嘆の息を吐いたのだ。

 先頭車両に馬は繋がっておらなんだが、アナウンスが『電車に注意』と、ががなり立てておるからには、よほど凶暴なのだろう。
 だがそれもすぐ間違いだと気づいた。聡明な我輩だからできたのだぞ、青年。

 電車なるモノは、駆動力に動物のパワーを利用しておらんのだ。つまり高電圧が流れる架線とレールとの電位差を利用したモーターで金属の車輪を転がせて移動する乗り物なのだ。

「電気で動くクルマ……電車かー。ぴったりのネーミングだな」
 人間はこれで大量輸送を実現したのだ。

 ならば、蓄電池で走る自動車は何と呼べばいいのだ、青年? あっちも電気で動くクルマだぞ?

 ま、どうでもいいか。
 それより我輩の持参した地球辞典の編集者は、実際のものを見て書いていないのがこれで明白だ。帰星者から得た情報を羅列しているだけに違いない。となると我輩が無事帰還できたら、ここで作成したメモのほうが情報として価値があることにる。これはなんとしてでも無事に帰還せねばならない。

「燃えてきやがったぜ――」
 長時間ネットを彷徨っておると、言葉遣いがおかしくなるのである。なぜであろう?
 どうでもいいことではあるがな。



「ふん、ふん、ふふ~ん。お、す、し。ぐ~るぐる~の、お、す、し。ハヒフヒィどっふ~ん。わ、さ、びぃ」
 鼻歌に軽快なスキャットを混ぜながらキヨ子はロングシートの端に座って足をパタパタさせていた。

 家を出るとき、スーパーキヨ子のままにしておくと小うるさいので、せめて店に着くまではインターフェースを切るという約束で電車に乗ったのだが、なにも変わず、うるさいに尽きた。

「おにいちゃん。キヨコね、プリンよ。プリン」
 まだ言っておる。食い意地が張った子供であるな。

「うん。食べようね……」
 こっちの青年は一週間絶食を続けたような顔をしておるし、
「へぇぇ。これが電車なのか。意外と速いわねぇ~」
 喋るなと言われたのに、マイボはリュックから出した顔をキョロキョロ動かして、小学校一年生のキヨ子よりもはしゃいでいた。

 まぁ宇宙船の速度と比べるのもなんだが、衝撃吸収ベルト無しで移動する物体にしては速いほうである。
 ところで天井から吊り下がったこの輪っかの列は何であろうな? 座席の上に規則正しく並んで車両の揺れに身を任せている。

 奥へ視線を滑らせて仰天。人間が数人ぶら下がっておった。だが犯罪者を晒すようには見えないが、座席の前で車両の揺れに身を任せてブラブラする姿は異様に思える。

「不気味な光景だな」
 キヨ子の携帯からネット検索をして、それがつり革だと知って少しほっとする。

「あれが衝撃吸収ベルトの代わりをするのか」
 己の腕力のみで慣性力から身を守る仕組みなのだ。電車が何かに衝突したら吹っ飛ぶだろうが、そんなことはお構い無しなのだろうか。まだまだ未開の星の乗り物であるな。よほど覚悟を決めないと乗れない代物だ。これもメモしておこう。

「やはり電車は危険極まりない乗り物であると……」



 車内には安穏とした空気が漂い、まばらに座る乗客たちも窓から射し込む柔らかな陽の光と電車の揺れにすっかりとろけていた。

「も、り、し……です」
 キヨ子はしょんぼりとしたアキラの隣で、黄色いワンピースの裾から伸びた脚を恥ずかしげもなく開(ひら)いて、さっきから暗号のような言葉を綴っていた。

「今年も……冬物大売り出し……開催中です……」
 キヨ子が読み飛ばした漢字をアキラが繕うように復唱し、マイボは膝の上に載せられたリュックから半身を突き出して、青年の肩越から窓の外を眺めていた。

「なぜ源ちゃんは、あたしを世間に公表してくれないのかしら。肩身が狭いわ」
 黒い瞳を潤ませてマイボがポツリとつぶやき、アキラがそれに答える。

「ヘンタイ犬だからさ……」

 マイボはリュックから出した頭をくるりと回して、おかしなことを言い出した。
「なによ。あたしは女なの。ニューハーフだって市民権を得たのよ。あたしだって女として認めて欲しいわ」

 サイバー犬は微妙に悲しそうな表情を作り、アキラは面倒くさそうに。
「お前の場合はどんなに頑張っても雌犬どまりだよ」
「なんでよ。キヨ子さんは認めてくれてるわ。ねぇ?」
 リュックの中でお尻をぷるんと振って、スピリチュアルインターフェースを起動。

 突然おかっぱ頭の髪の毛がふありと逆立ち、風になびいて元の位置に戻る頃、どんぐりまなこが切れ長に細り、きらりと知的な光を帯びる。
 そして一拍ほど間が空いてから、
「……致し方ありません」
 深い溜め息と共に尊大な口調に変化。さっきまで平気でおっぴろげていた両足を恥じるように閉じると、背筋を伸ばして座り直した。

「いいですか。NAOMIさんは世界初の量子チップを搭載した次世代アンドロイドなんです」
 ワンピースの裾を払ってから両手を膝の上に揃えて滲ませる凛然とした態度は、幼児ではありえない仕草だ。
「それををまさかあんなダッチワイフみたいな女性型にするなんて信じられない愚劣な行為です。だから学会から総スカンを喰らって、発表できなくなったんです。すべてあのヘンタイ博士の責任ですわ」

「そうだよな。僕の両親が泣いて頼んで、今の犬型のボディに落ち着いたんだからな」

「せっかく女性としての音声、容姿、言語、すべてのディープラーニングを経て完璧なオンナとして生まれたのにさ……」

 ニューラルネットワークを量子レベルで完成させるとは、恐るべし技術力だな、北野博士。にしてもなぜヒューマノイド型を捨てなければならなかったのだろう。ダッチワイフとは何である?
 すぐに検索……っと。

「ぬぉぉぉ……」
 マイボの前身がこれだったのか……。惜しいことをしたな。もっと早く地球へ訪問しておればよかった。

「しかも。あの1024Qビット量子コンピュータで犯した汚名挽回を図ったのに、このあいだの騒動でまた恥の上塗り、ますますヘンタイの証明をしてしまい。今度も発表できずです。これはコンピュータ界の損失を意味しますわ。今のパソコンが玩具になるような進歩が期待できたのに……」

 なんと申した、キヨ子殿。1024Qビットなる量子コンピュータは聞いたことが無い。そんなバケモン的なスーパーコンピューターを北野博士は手掛けたのか。快挙ではないか。なぜに御三方は肩を落とすのだ?

 キヨ子はもう一度大きな溜め息を吐き、
「一番よくないのは、当の本人が、のほほんとしてあのラブマシンのボディを作り直すどころか、いまだに女性の身体データをかき集めるという愚かな行いを続けていることです。嘆かわしいのひとことに尽きます。スケベジジイが……」

 女性の身体データ?
 ラブマシン?

 疑問符の嵐の前でアキラは平淡な反論をする。
「でもさ。あのバーチャルハーレムは風俗界に旋風を巻き起こすって、どっかの出版社が言ってたじゃないか」
「バカなことおっしゃらないで! あんな三流会社。ああゆうのは風俗誌と呼ぶのです。まさに女の敵ですわ」
「風俗誌が悪いみたいなこと言わないでよ」
 キヨ子の暴言にフォローまでして、アキラも大変だ。

 しかしいろいろと知らない言葉があふれたが、バーチャルハーレムとはなんであろうか?
 検索、検索、っと。
 ハーレム……禁じられた場所?
 検索、検索、っと。
 なるほど、大勢の夫人を囲む……ほう、一夫多妻……羨ましいな。

 検索、検索、っと。
 おほう。日本ではこういう意味になるのであるな。

 スケベとは?
 検索、検索、っと。
 なるほど。我輩もその一人と言ってもいいな。ははは。

 んで、バーチャルとはなんだ?
 検索、検索、っと。
 むほぉぉ。コンピューターで拵えた仮想的な現実世界か……。

 スケベな源次郎博士が拵えたという、意味を混ぜて考えると──VRの女性をはべらかして……なるほど身体データが必要なはずだ。むひょぉぉ。こりゃ堪らんな。

 ごほんっ!
 こりは失敬。少々興奮しすぎたな。


 なるほど北野博士は量子コンピュータでVRの女の園を作ったスケベジイサンなのか。
 いや。そうらそうだ。天才と色師は紙一重なのだ。どこの宇宙でも同じなのだな。

 仮想現実……今風に言うとVRONSか。
 バーチャルリアリティ、オンナの園……そのままだな。

 アキラは色濃くした瞳で会話に参加。
「完成したら、僕専用の女の子を作ってもらう約束なんだ」
「そんなこと、私の目の色が黒いうちはさせません」
「そうよ。先にあたしのボディをバーチャルでいいから作ってもらいたいわ」

「あーそれもいいね。僕は犬より女の子の姿のマイボのほうがいいよ。今のままだとただの変態犬だもん」


 ネット検索と彼らの会話から鑑みて、ようやく絡み合ったすべての疑問が解けたのだ。

 つまり、世界的権威のある物理工学博士は大の女好き。そこそこのガイノイドにしておけばいいのに、艶めかしいボディを作って公表しようとしたら家族の猛反対にあい、マイボは犬型になったと、そしてさらなる超スーパー量子コンピューターを製作したのだが、これもやっぱりスケベ心が爆発し、VRのオンナの園を作り、またもやひんしゅくを買ってしまい世間から白い目で見られたと……。

 そりゃあコソコソと身を隠して電車に乗るわけだ。世界的に有名な博士の孫なのだからして、町内では顔が割れておるのであろうな。気の毒に。


 キヨ子は肩を落として溜め息と共に言う。
「ほんと……嘆かわしいことです」
 助けを求めるような目でマイボをみつめ、ロボット犬も苦悶の表情でうなずく。
「不幸な星の下に生まれてきたのね、あたしって……」

「NAOMIさんはちっとも悪くございません」
「そう言ってくれるのはキヨ子さんだけね」

 アキラはバツが悪そうに視線を逸らし、キヨ子はその様子を細い目ですがめつつマイボに尋ねる。
「――それで。ブレーカーの件はどうなさったのです?」

「うん。今メンテナンス中。と言えば聞こえがいいけど、源ちゃんはハーレムの投射エリアを拡張してるわ」

「やはり。ヘンタイのほうを優先するようですね。情けないことです」
「な、な、なんで僕を見るのさ」
 キヨ子はキッとアキラの顔を睨み、
「同じ道を歩むことは、私が許しませんからね」
「そうね。あとはアキラさんに託すしかないわ」
「僕は自信ないよぉ~」

 あの。御三方……。
 お喋りはいいのだが、向かいのシートに座ったお婆さんが、さっきから興味津々の視線を送ってますよ。放っておいていいのですか?

 ほどなくして、列車が駅に差し掛かるころ、
「さっきからその犬が喋ってるみたいに見えるんだけど……あたしの目がおかしいのかね?」
 我慢しきれなくなったのだろう、座席を立ったお婆さんがキヨ子の前で首をかしげた。

「これはお婆さん。聞こえましたか。私たちはこれからパソコンを買いに、埋田(うめだ)まで夫婦水入らずでお出かけですの」
 6歳児らしからぬ言葉で答えるキヨ子と、お婆さんに首をねじるマイボ。
「あたしもお供するのよ、おバアちゃん」
「わぁぁぁおぉぉ~」
 アキラは慌ててマイボをリュックに押し込もうとするが、狼狽しきった手は意思どおりに動かず、サイバー犬はリュックの中から床の上へと転がり落ちた。

 しかし高性能な運動制御装置(キネマティックスコントローラー)が搭載されているのであろう、猫のように空中で体を捻り四肢でストンと着地。トコトコと二歩ほど進んでお婆さんの足元でお座りをした。

「こんにちは。あたしは北野源次郎博士の連れ添いです」
 ワンと鳴く代わりにとんでもないことを告げ、それへと向かってキヨ子が平然と紹介する。

「この方はNAOMIさんです。量子チップ搭載のコンピューター……」

「マ、マイボ、て、停止! インターフェース停止」
 瞬時にキヨ子は幼児の表情に戻り、マイボも動きを止めた。

「おばあちゃん。これマイボちゃんていうの。キヨコのおともだち」
 人形化したイヌを抱き上げお婆さんに見せた。

「はぁそうかね。あんたのお人形さんかね……あたしゃてっきりその犬が喋ってるのかと思ってたよ」
「そうだよ。マイボちゃんはねぇ、しゃべるんだよぉ」
「うんうん。そうだろうね。可愛いねぇ」
 お婆さんは納得したように柔和な面持ちでうなずくが、我輩の声があなた様に届くのなら強いてご忠告致そう。

「もし、お婆さん。そのイヌならフーリエ変換の方程式でも、バリオンステッチの縫い方でも答えてくれますよ」

 何か言おうとするマイボの口を手で握って、アキラは急いでリュックに押し込み、キヨ子へは人差し指を口の前に立てて小声で命じる。
「し~。電車では静かにしようね。向こう行ったらお寿司屋さんに行くからねぇ」
「お、す、し~。ぐーるぐる~。わ、さ、び~。ハヒフヒィどっふ~ん」
 キヨ子がオリジナルソングを奏で始める中、列車は駅に到着した。

 開いたドアから出て行くおばあさんへアキラは軽く会釈をしてから冷や汗を拭い、6歳児は黄色いワンピースの裾を再びおっぴろげ、可愛らしい声を上げた。

「キヨコね。プリンね。ぷ、り、ん~」

 まだ言っておる。誰でもいいから早くプリンを食わせてやってくれ。

「ハァァ……」
 こっちの青年は、ずっと溜め息の連発であった。
  
  
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