210 / 349
第七部『暗躍の海に舞う竜騎士』
三章-6
しおりを挟む6
「ランドッ!!」
「ランド!」
瑠胡とセラの悲鳴で、俺は意識を失わずに済んだ。
丸太のようなクラーケンの触腕によって、俺は帆船に押さえつけられていた。右肩から左下方向に強く圧迫されているが、そのせいで左の脇が酷く痛む。
どうやら最初の一撃で、左の肋骨の二、三本は折れたらしい。神糸でできた衣を着ていたお陰か、背中に痛みはあるが、折れてはいないようだ。
破れず、ほつれず――と、瑠胡は神糸の特徴を述べていたが、それが防具の役目も果たしてくれたのだろうか?
だが、折れたらしい肋骨の痛みは耐えがたく、額に脂汗を浮かべた俺は、呻き声を抑えることができなかった。
このままでは激痛で気を失うか、押しつぶされてしまう。
触腕に抑えられ、左手も自由が利かない。右腕一本で状況を打破する手段を、懸命に考えた。
「――っそ!!」
俺は〈断裁の風〉を、全力で放った。クラーケンの触腕――ではなく、帆船へと。
右手から放たれた不可視の力が、俺の背後にある船板材を切り刻んだ。
クラーケンの触腕による圧力で、そして狙い通り、俺は砕けた船板材とともに、船内へと押し込まれた。
激しく背中を打ってしまったが、あのまま押し潰されるよりはマシだ。
上半身を起こしたとき、俺はムッとする臭いに鼻を押さえた。周囲を見回せば、ほぼ腐っている鯨肉が積まれていた。
恐らく、鯨油をとったあとの残骸を囮として利用したんだろう。充満してた腐臭に顔を顰めつつ、俺は左の脇腹を押さえながら船内を駆けた。
階段を駆け上がって甲板に出ると、俺は船尾を振り向いた。
甲板からは、クラーケンの胴体とエラ、それに触腕だけが見えている。左から船体に巻き付こうとしている触腕が、甲板に先端を押しつけた。
俺が〈断裁の風〉を放とうとしたとき、クラーケンの胴体で爆発が起きた。これは間違いなく、瑠胡の〈爆炎〉だ。
「ランド、大丈夫ですか!?」
「セラ……ああ、脇腹は痛みますかが、なんとか動けます」
近寄ってきたセラに頷くと、俺はドラゴンの翼で飛び上がった。
「セラ、船員たちの脱出状況はどうですか?」
「全員、小舟で岸に向かっています。ここで暴れても、影響は少ないでしょう」
「ありがとうございます。なら、遠慮無く――」
俺はセラと、近寄って来た瑠胡に頷くと、竜語魔術を唱え始めた。
クラーケンが船内に触腕を突っ込みながら、俺たちに目を向けた。上空の俺たちの動向を気にしているように見えるが、食欲も我慢できないらしい。
俺と瑠胡は、同時に竜語魔術の詠唱を始めた。詠唱が終わると、俺と瑠胡の頭上にそれぞれ、白い光球が浮かび上がった。
意図せず、二人とも〈白光〉を唱えていた。
船の損失を気にしなくていいなら、もう手加減などいらない。俺たちは〈白光〉を放つと船尾ごと、クラーケンを貫いた。
俺の〈白光〉が目の上、瑠胡のものが左目を貫くと、クラーケンは触腕をばたつかせながら、帆船から離れた。
脳と心臓――というわけにはいかないが、それでもかなりの手傷を負わせることができた。
その傷も、瞬く間に癒え始めていた。
やはり、あの〈超再生〉をなんとかしないと斃すのは難しい。俺は左手から赤い棘を出しながら、クラーケンへと急降下をし始めた。
触腕の一本をやり過ごし、俺はクラーケンの胴体へと肉迫した。エラを掴んでクラーケンにしがみつくと、赤い棘を突き刺そうと左手を構えた。
しかし、もう一本の触腕が俺を狙って振り下ろされた。寸前のところで、俺は飛び上がって触腕を躱したが――最大の機会を逃してしまった。
やはりクラーケンの動きを封じなければ、〈スキルドレイン〉をするのは難しい。それに、このままでは海中に逃げられてしまう可能性だってある。
それを防ぐ為の手段……俺が竜語魔術の〈氷結の霧〉を唱え始めたのは、やけくそになっていたからだ。
俺の手から放たれた冷気が、海の表面を冷やしていく。だが、元々の体積が大きすぎるのか、威力を最大にしても、中々海水は凍らなかった。
頭上では、瑠胡とセラがクラーケンの気を引いてくれている。今のうちに海水、できればクラーケン本体も凍らせたかった。
俺の手の平から放たれる冷気が、真下の海水を僅かに白くしていった。それを見ながら、俺は心の中で、(凍れ、凍ってくれっ!)と、願い続けていた。
しかし海が凍り始めるよりも先に、〈氷結の霧〉の効果が切れてきた。
「くそっ! 少しでもいいから、クラーケンの身体を凍らせろっ!!」
自棄になった俺が怒鳴ったとき、身体の中で前にも感じた、違和感を覚えた。
前に感じたのは、水車で臼を引く歯車が、しっかりと噛み合ったような感触だ。しかし今回は、それだけでなく、何かが開くような――喩えるなら、今まで開かなかった扉が、適合する鍵によって解錠したような感覚だ。
解放された力が目覚めによる喜悦とともに、俺の身体から放出された。その力は俺の手の平から広がって、見る間に海面を凍らせていく。
クラーケンの周囲の海面が白く凍り、海面に出ている触腕の三分の一ほどに、霜がこびりつき始めた。凍っていない部分を動かしているが、それでは瑠胡やセラどころか、自分の胴体に触腕を届かせることはできそうにない。
なにがどうなったのか、俺は理解できなかった。しかし、〈スキルドレイン〉を使うなら、今が最大の好機だ。
――考えている暇はねぇ!
俺は背後からクラーケンの胴体に取り付くと、左手から出した赤い棘を突き刺した。
その途端、頭の中にクラーケンの《スキル》や能力ともいえる数々の情報が、流れ込んできた。
目当ての〈超再生〉は、すぐに見つかった。一般に、《スキル》における最高の等級とされている濃い赤色の〈長再生〉にも目を見張ったが、それ以上に気になったものを見つけた。
それは《スキル》の等級である灰色、青、緑、橙、赤の、濃淡を含めたおよそ一〇段階の色とは事なり、どす黒い黄色をしていた。
名称も少し異質で、〈呪・凶暴化〉となっている。
俺は少し悩むと、〈超再生〉と〈呪い・凶暴化〉の二つを消すことにした。手首から生えた赤い棘から、虹色の光となった魔力が放出されると共に、二つの《スキル》が消えていく。
二つの《スキル》が完全に見えなくなると、クラーケンは動きを止めた。
海中に潜って逃げるでもなく、周囲を見回すように目を動かしながら、その場に浮いていた。
クラーケンから離れた俺は、ヤツから目を離さないようにしながら、空中で動向を窺っている瑠胡とセラに近寄った。
「ランド、なにをしたのです?」
「ええっと……全部を答えるのは難しいんですが。〈スキルドレイン〉で〈超再生〉と〈呪・凶暴化〉というのを消したんですよ」
「呪い?」
瑠胡は怪訝な顔をしたが、俺にもほかに答えようがない。
この会話をしているあいだに、クラーケンの触腕の霜が解けていく。どういう状況だったのかは、わからない。
しかし、このクラーケンは斃さなければならない。それだけのことを、こいつはしてしまったのだから。
俺が竜語魔術を唱え始めると、瑠胡もそれに続いた。セラは俺たちの横でミスリル製の細剣を構え、不測の事態に備えてくれている。
もうすぐ詠唱が終わる。
俺が〈白光〉の狙いをクラーケンの眉間――目と目のあいだ――に定めたとき、海中からキングーが姿を現した。
「お待ち下さい!」
クラーケンを庇うように両手を広げたキングーは、そのまま空中に浮かび上がった。そして、すでに頭上に光球が浮かび上がった俺たちへ、訴えかけてきた。
「もう勝負はついたでしょう。見ての通り、このクラーケンは無抵抗です。これ以上は、過剰な暴力と変わりありません」
今まで戦いの場へ姿を見せなかったのに、勝手な言い分だ。
俺は怒りを堪えながら、キングーへと言った。
「言いことは、理解できますけどね」
「なら――」
言い分を飲んで貰えたと思ったのか、キングーの顔に笑みが浮かんだ。
しかし、俺は表情を崩さないまま、淡々と言葉を続けた。
「けど、納得はできませんよ。どんな理由があったにせよ、こいつは人を喰ってます。それに、ドラゴン種であるワイアームたちを襲い、喰らっている。ここで斃さなければ今後、人やドラゴンの被害が増える可能性があります」
「それは……あくまで、可能性でしょう。それに今の会話を聞いた限りでは、凶暴化していた原因は、誰かに施された呪いによるものだと思われます。大人しくなった今、無差別な襲撃はしないはず」
「それで、ジコエエルが納得できるとでも? あいつの同胞が、襲われたんでしょうに」
「それは……強い者が弱い者を捕食するのは、自然界の流れです」
――っ!? こいつ、マジで言ってるのか?
個の恨みよりも自然界の流れ――それが重要っていうのが、神族というのか。俺が横目で瑠胡を見ると、彼女も憤りを堪えているかのように、渋面になっていた。
俺と同じように頭上に光球を浮かべた瑠胡が、キングーを睨めた。
「御主は……同胞よりも、自然界の流れとやらが大事と申すか。ワイアームだけではなく、サーペントらも喰われているのだろうに」
「それでも……このクラーケンは、わたしがジコエエルの役に立てればと思い、ここへ呼んだものでもあります。ここで、死なせたくはありません」
こいつ――っ!? 結局は、体裁を保ちたいという理由かよ。
俺は怒りを抑えきれずに、横腹の痛みも構わず、怒鳴り声をあげていた。
「そんな理由で、納得できるか! そこをどけ!」
「駄目です!」
このままでは、埒が開かない――苛立ちと焦りで切れそうになったそのとき、いきなり頭上で雷鳴が轟き始めた。
こんな冬場の雷に、俺が視線を上に向けた直後、クラーケンへと雷が降り注いだ。
「――おい、やばいぞ!」
俺がキングーへと大声を出すよりも早く、瑠胡が動いていた。神糸の着物の袖を大きく伸ばし、キングーの腕に素早く巻き付かせた。
そのままこちらへ引っ張った直後、クラーケンへと落ちた雷の余波が、周囲へと広がった。
帯電した空気で、肌でピリピリという感触がした。
眩しい雷光に目を眩ませた俺たちの前で、クラーケンの胴体が木っ端微塵になっていた。
〝まったく――役立たずにも程がある〟
頭上に広がっていた雷雲から、白い影が降りてきた。サーペントに似た姿をしているが、三本指の前足と、獅子のたてがみのような体毛が、異なる種だと主張していた。
白い鱗に覆われたそれは、俺たちへ金色の瞳を向けた。
〝我は眷属神ペークヨー。天竜の瑠胡姫を欺瞞に長けた人の子より救い出すため、この地に参った〟
「なん……だって?」
欺瞞に長けたっていうのは……どうやら、俺のことらしい。
徐々に眩んだ視界が戻ってくると、ペークヨーと名乗った眷属神は、離島へと首を向けた。
〝ランド・コールよ。瑠胡姫を賭けて、我と勝負せよ。場所は、あの島だ。三日だけ待ってやる。そのあいだに、せめて傷だけでも癒やすがいい。もし逃げるようなら――貴様の代わりに、この地に住む者たちに神罰が下るであろう〟
「……なんだと? ここの土地の人々は関係ないだろ。勝負したいなら、いつでも俺のところへ来い」
〝やはり、元人間だけあって愚かなだな。眷属神とはいえ、神の一柱ぞ。その我が、なぜ貴様如きのところへ赴かねばならぬのだ。来るなら、貴様が我の指定する場所まで来るのが、道理というものではないか〟
ペークヨーは尊大に言い放つと、鎌首を離島へ向けた。
「待て」
瑠胡が離島へと向かいかけた、ペークヨーを止めた。
首だけを俺たちのほうへと向ける白い眷属神に、瑠胡は睨みながら問いかけた。
「あのクラーケンに、呪いを施したのは御主か?」
〝ああ……あれは、気性が穏やかだったのでな。躊躇無くランドを殺せるよう、少し手助けをしたまで。瑠胡姫が気にすることではなかろう。ワイアームとの共闘でランドを殺せれば、あとは我がワイアームを斃すだけだったのだがな。まあ、致し方ないというもの。瑠胡姫よ……あと少しで汝は我が物となる。心して待っておくが良い〟
「……そうか。もうよい」
瑠胡が手を振ると、ペークヨーは離島へと去って行った。
俺と瑠胡、それにセラの前で、状況を理解しきれていない顔をしたキングーはただ狼狽えていた。
そんな彼に、瑠胡は冷ややかな目を向けた。
「さて、海竜族のキングーよ。仔細を話してもらうぞ」
その問いかけは、俺も聞きたいことだった。
話を聞くというより、尋問に近い状況になるかもしれないが、俺たちは帆船に降りると、キングーを取り囲んだ。
--------------------------------------------------------------------------------------
本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!
わたなべ ゆたか です。
というわけで、ペークヨーが目的を明らかにしたわけですが。
ランドことも引いている状況。
こんな状況で次回が三章の最後、次々回から四章に入るわけですが。
……ちょっと引きが多いかなと反省。
予定では、四章で引きは解決できますので……あくまでも予定ではありますが。この予定となっている部分の9割ほどが、気分というのは内緒です。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
次回も宜しくお願いします!
11
あなたにおすすめの小説
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さくら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる