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旦那様は魔王様≪最終話≫
星降る夜に 7
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「で、お兄様ってばキッチン作っちゃったの?」
ミリアムがあきれた声をあげた。
アスヴィルの部屋でケーキの試作品を作っていた沙良は、にこにこと笑いながら「はい」と頷く。
軽い気持ちでキッチンがほしいと言った翌日、続き部屋の一室――シヴァの書斎だった部屋の中に、キッチンが登場していた。
アスヴィルの部屋にあるものに勝らずとも劣らない、作業台は大理石の、かなりしっかりとした作りのキッチンだ。
ぽかんとする沙良に、シヴァは満足そうに笑い、「好きに使え」と言った。
部屋から出なければ、ここで何をしてもいいというのである。ただし、火や刃物の取り扱いには充分注意するようにと釘は刺されたが。
沙良の隣で卵を割っていたアスヴィルも、ミリアム同様あきれた顔をしている。
「……お兄様って、ちゃんとお父様の息子だったのね……」
ミリアムはしみじみとつぶやいた。
シヴァとミリアムの父である先代魔王も、それはそれは母を溺愛している。現在進行形で、だ。両親は田舎に屋敷を立てて、二人きりで隠居生活を楽しんでいるが、たまに遊びに行くと、父はいつも母を膝の上に抱っこして、どろどろに甘やかしていた。
いつもにこにこ笑っていて、魔王と呼ばれる立場だったのに、ちっとも怖くなかった父。シヴァとは全然似ていないと思っていたが、よもやこんな共通点があろうとは。
最初のころは、「どう扱っていいかわからない」と言って沙良に近寄ろうともしなかったくせに、変われば変わるものだ。
「だから、シヴァ様の部屋でもケーキの練習ができるんです!」
今日しっかり覚えて練習すると嬉しそうな沙良を、ミリアムはぎゅうっと抱きしめた。
「よかったわね、沙良ちゃん。お兄様に連行されて戻ってこなかったときはどうしようかと思ったけど」
「でも、パーティーの打ち合わせが全然できませんよ」
アスヴィルから卵の入ったボウルを受けり、泡だて器でかき混ぜながら、沙良は困った顔をする。
ケーキの練習ができるようになったのは嬉しいが、外には出られないのでミリアムと計画を立てることができない。かといってミリアムをシヴァの部屋に呼ぶと、秘密の計画にならなかった。
「そうねぇ、そこは困るわね……。ねえ、アスヴィルからお兄様に一言言ってよ」
「なにを?」
「だから、束縛しすぎると嫌われるわよ、とか。少し距離をとらないと鬱陶しくなってすぐに離婚されるわよーとか……って、あら、アスヴィル、どうしたの? 顔色が悪いわよ」
話すにつれて顔を青くいていくアスヴィルに、ミリアムが首をひねる。
アスヴィルはこの世の終わりのような顔をして、妻の顔をじっと見つめた。
「束縛しすぎると、だめなのか? 距離を取らないと離婚……? ミ、ミリアム、まさか俺と離婚を考えているんじゃ……」
「は?」
「俺はそんなに束縛しているだろうか? くっつきすぎているだろうか!? 鬱陶しいのか!? ミリアム、教えてくれ、俺は一体どうしたら……!」
「……何言ってるの?」
ミリアムは半眼になると、はあ、とため息をついた。
「わたしがいつアスヴィルのことを言ったのよ。あなたはいいのよ、そのままで」
「ミリアム……!」
「ちょっと、小麦粉がついている手で抱きつかないで!」
「………」
ミリアムはやれやれと首を振ると、「アスヴィルじゃお兄様の説得は無理ね」とスバっと切り捨てる。説得しているうちにミリアムとの離婚を想像して泣き出しかねない。全く役に立ちそうになかった。
ミリアムは腕を組むと、うーん、と考え込む。
沙良を無理やり連れだしたらシヴァが怒る。それに、せっかく同じ部屋での寝起きをはじめたのだから、いっそこのまま関係が進展してほしい。今のままではどう見てもお父さんと娘の関係だ。夫婦どころか、恋人ですらない。
「なにかいい方法がないかしらねぇ」
ミリアムが悩んでいると、コンコンと控えめに部屋の扉が叩かれた。もしかして、しびれを切らしたシヴァが、また従者をつかって沙良を呼びに来たのかと顔をひきつらせたミリアムは、開いた扉の隙間からひょっこりと覗いた顔に目を丸くしたあとでパッと顔を輝かせた。
「リザ……!」
そこにいたのは、ミリアムが幼いころからそばにいた、メイドのリザだった。
彼女は栗色の髪を肩のところで一つに束ね、淡い黄色のワンピース姿というラフないでたちだった。
「戻ってきたの!?」
ミリアムはリザに駆け寄ると、ぎゅうっと抱きしめる。
リザを知らない沙良はアスヴィルを見上げた。
「アスヴィル様、お知合いですか?」
アスヴィルは沙良がかき混ぜている卵の入ったボウルの中に砂糖を入れながら頷いた。
「ミリアムのメイドのリザだ。妹が出産するというので、半年ほど前から実家の方に手伝いに行っていて留守にしていたから、お前は会うのははじめてだな」
アスヴィルが説明している間に、ミリアムがリザの手を引いてこちらにやってくる。
ミリアムは嬉しそうな笑顔を浮かべたまま、リザに沙良を紹介した。
「リザ、こちらは沙良ちゃんよ。お兄様のお嫁さんなの」
「……え?」
沙良を紹介されたリザは、大きく目を見開いた。
「陛下の……、お嫁さんですか?」
「そうよ」
「ずいぶんと……、その、若くていらっしゃるようですが」
「沙良ちゃんは十七歳よ」
「十七歳……」
「あ、今犯罪だって思ったでしょ」
「い、いえ」
「大丈夫よ、お兄様、沙良ちゃんをすごく大事にしてるから。無理やりひどいことなんてしてないわよ」
「あの陛下が……?」
「そ。見たら驚くわよ。すっごい溺愛してるから」
「……そうなんですか?」
リザはまだ驚いているようだった。無理もない。リザが知るシヴァは、怜悧な美貌をいつも気難しそうにしかめていて、優しさの欠片もなさそうな冷血魔王である。そもそも女性は暇つぶしくらいにしか思っていなかったあのシヴァが、嫁をむかえるとは思ってもみなかったのだろう。
「は、はじめまして、沙良です」
手にボウルを持っているので、沙良は首だけを動かして小さくお辞儀をする。
「沙良ちゃん。こっちがリザ。わたしの身の回りのことをしてくれているメイドなの」
「はじめまして沙良様。リザと申します」
リザは優しく微笑むと、沙良の手元に視線を落とした。
「それで、今は何をされているんですか?」
「アスヴィルと沙良ちゃんがケーキを作ってるの。お兄様の誕生日パーティー用のケーキの試作品第一号よ」
「誕生日パーティー?」
「沙良ちゃんが、お兄様の誕生日をお祝いしたいんですって」
「まあ……」
祝いたいと思うくらいだから、ミリアムが言う通り二人はうまくいっているのだろうか、とリザは首を傾げる。
「でも、これがなかなか計画が進まないのよねぇ」
はあ、とミリアムがため息をつくと、つられて沙良もはあ、と息を吐きだす。
「どうしてですか?」
リザが訊ねると、ミリアムがあきれ顔を作った。
「それがお兄様ってば、片時も沙良ちゃんを離そうとしないのよ。今のケーキ作りは例外中の例外。いっつも膝の上に抱っこしてるのよ」
困るわよねぇ沙良ちゃん、とミリアムが頬に手を当てて嘆息する横で、リザが唖然とする。
「抱っこ……膝の上に? あの陛下が?」
想像力の限界をきたした脳がパンクしそうになり、リザは「天変地異でも起こるのかしら」と真剣に心配する。
「お誕生日に、わあって驚かせたいんです」
「わあ、ですか……」
リザは変な顔をした。いまだかつて、シヴァが驚いた表情というものを見たことがない。
「どうしたらいいですかね?」
「そうですねぇ……」
「お兄様ってどうやったら驚くのかしらね」
女性三人が顔を突き合わせて考え込んでいるのを見ながら、アスヴィルは「あのシヴァ様がそう簡単に驚くとは思えない」と思っていたが、口に出すとミリアムからにらまれそうなので黙って見守ることにした。
やがて、ミリアムがぽん、と手を叩いた。
「そうだわ、お兄様を驚かせるのはひとまずおいておくとして……、誕生日パーティーの計画をするのに、いい案があるわ!」
ミリアムはリザの手をぎゅっと握りしめる。
「あなたも協力するのよ、リザ!」
よくわからないが、タイミングの悪いときに戻ってきてしまったのかもしれないと、リザは思った。
ミリアムがあきれた声をあげた。
アスヴィルの部屋でケーキの試作品を作っていた沙良は、にこにこと笑いながら「はい」と頷く。
軽い気持ちでキッチンがほしいと言った翌日、続き部屋の一室――シヴァの書斎だった部屋の中に、キッチンが登場していた。
アスヴィルの部屋にあるものに勝らずとも劣らない、作業台は大理石の、かなりしっかりとした作りのキッチンだ。
ぽかんとする沙良に、シヴァは満足そうに笑い、「好きに使え」と言った。
部屋から出なければ、ここで何をしてもいいというのである。ただし、火や刃物の取り扱いには充分注意するようにと釘は刺されたが。
沙良の隣で卵を割っていたアスヴィルも、ミリアム同様あきれた顔をしている。
「……お兄様って、ちゃんとお父様の息子だったのね……」
ミリアムはしみじみとつぶやいた。
シヴァとミリアムの父である先代魔王も、それはそれは母を溺愛している。現在進行形で、だ。両親は田舎に屋敷を立てて、二人きりで隠居生活を楽しんでいるが、たまに遊びに行くと、父はいつも母を膝の上に抱っこして、どろどろに甘やかしていた。
いつもにこにこ笑っていて、魔王と呼ばれる立場だったのに、ちっとも怖くなかった父。シヴァとは全然似ていないと思っていたが、よもやこんな共通点があろうとは。
最初のころは、「どう扱っていいかわからない」と言って沙良に近寄ろうともしなかったくせに、変われば変わるものだ。
「だから、シヴァ様の部屋でもケーキの練習ができるんです!」
今日しっかり覚えて練習すると嬉しそうな沙良を、ミリアムはぎゅうっと抱きしめた。
「よかったわね、沙良ちゃん。お兄様に連行されて戻ってこなかったときはどうしようかと思ったけど」
「でも、パーティーの打ち合わせが全然できませんよ」
アスヴィルから卵の入ったボウルを受けり、泡だて器でかき混ぜながら、沙良は困った顔をする。
ケーキの練習ができるようになったのは嬉しいが、外には出られないのでミリアムと計画を立てることができない。かといってミリアムをシヴァの部屋に呼ぶと、秘密の計画にならなかった。
「そうねぇ、そこは困るわね……。ねえ、アスヴィルからお兄様に一言言ってよ」
「なにを?」
「だから、束縛しすぎると嫌われるわよ、とか。少し距離をとらないと鬱陶しくなってすぐに離婚されるわよーとか……って、あら、アスヴィル、どうしたの? 顔色が悪いわよ」
話すにつれて顔を青くいていくアスヴィルに、ミリアムが首をひねる。
アスヴィルはこの世の終わりのような顔をして、妻の顔をじっと見つめた。
「束縛しすぎると、だめなのか? 距離を取らないと離婚……? ミ、ミリアム、まさか俺と離婚を考えているんじゃ……」
「は?」
「俺はそんなに束縛しているだろうか? くっつきすぎているだろうか!? 鬱陶しいのか!? ミリアム、教えてくれ、俺は一体どうしたら……!」
「……何言ってるの?」
ミリアムは半眼になると、はあ、とため息をついた。
「わたしがいつアスヴィルのことを言ったのよ。あなたはいいのよ、そのままで」
「ミリアム……!」
「ちょっと、小麦粉がついている手で抱きつかないで!」
「………」
ミリアムはやれやれと首を振ると、「アスヴィルじゃお兄様の説得は無理ね」とスバっと切り捨てる。説得しているうちにミリアムとの離婚を想像して泣き出しかねない。全く役に立ちそうになかった。
ミリアムは腕を組むと、うーん、と考え込む。
沙良を無理やり連れだしたらシヴァが怒る。それに、せっかく同じ部屋での寝起きをはじめたのだから、いっそこのまま関係が進展してほしい。今のままではどう見てもお父さんと娘の関係だ。夫婦どころか、恋人ですらない。
「なにかいい方法がないかしらねぇ」
ミリアムが悩んでいると、コンコンと控えめに部屋の扉が叩かれた。もしかして、しびれを切らしたシヴァが、また従者をつかって沙良を呼びに来たのかと顔をひきつらせたミリアムは、開いた扉の隙間からひょっこりと覗いた顔に目を丸くしたあとでパッと顔を輝かせた。
「リザ……!」
そこにいたのは、ミリアムが幼いころからそばにいた、メイドのリザだった。
彼女は栗色の髪を肩のところで一つに束ね、淡い黄色のワンピース姿というラフないでたちだった。
「戻ってきたの!?」
ミリアムはリザに駆け寄ると、ぎゅうっと抱きしめる。
リザを知らない沙良はアスヴィルを見上げた。
「アスヴィル様、お知合いですか?」
アスヴィルは沙良がかき混ぜている卵の入ったボウルの中に砂糖を入れながら頷いた。
「ミリアムのメイドのリザだ。妹が出産するというので、半年ほど前から実家の方に手伝いに行っていて留守にしていたから、お前は会うのははじめてだな」
アスヴィルが説明している間に、ミリアムがリザの手を引いてこちらにやってくる。
ミリアムは嬉しそうな笑顔を浮かべたまま、リザに沙良を紹介した。
「リザ、こちらは沙良ちゃんよ。お兄様のお嫁さんなの」
「……え?」
沙良を紹介されたリザは、大きく目を見開いた。
「陛下の……、お嫁さんですか?」
「そうよ」
「ずいぶんと……、その、若くていらっしゃるようですが」
「沙良ちゃんは十七歳よ」
「十七歳……」
「あ、今犯罪だって思ったでしょ」
「い、いえ」
「大丈夫よ、お兄様、沙良ちゃんをすごく大事にしてるから。無理やりひどいことなんてしてないわよ」
「あの陛下が……?」
「そ。見たら驚くわよ。すっごい溺愛してるから」
「……そうなんですか?」
リザはまだ驚いているようだった。無理もない。リザが知るシヴァは、怜悧な美貌をいつも気難しそうにしかめていて、優しさの欠片もなさそうな冷血魔王である。そもそも女性は暇つぶしくらいにしか思っていなかったあのシヴァが、嫁をむかえるとは思ってもみなかったのだろう。
「は、はじめまして、沙良です」
手にボウルを持っているので、沙良は首だけを動かして小さくお辞儀をする。
「沙良ちゃん。こっちがリザ。わたしの身の回りのことをしてくれているメイドなの」
「はじめまして沙良様。リザと申します」
リザは優しく微笑むと、沙良の手元に視線を落とした。
「それで、今は何をされているんですか?」
「アスヴィルと沙良ちゃんがケーキを作ってるの。お兄様の誕生日パーティー用のケーキの試作品第一号よ」
「誕生日パーティー?」
「沙良ちゃんが、お兄様の誕生日をお祝いしたいんですって」
「まあ……」
祝いたいと思うくらいだから、ミリアムが言う通り二人はうまくいっているのだろうか、とリザは首を傾げる。
「でも、これがなかなか計画が進まないのよねぇ」
はあ、とミリアムがため息をつくと、つられて沙良もはあ、と息を吐きだす。
「どうしてですか?」
リザが訊ねると、ミリアムがあきれ顔を作った。
「それがお兄様ってば、片時も沙良ちゃんを離そうとしないのよ。今のケーキ作りは例外中の例外。いっつも膝の上に抱っこしてるのよ」
困るわよねぇ沙良ちゃん、とミリアムが頬に手を当てて嘆息する横で、リザが唖然とする。
「抱っこ……膝の上に? あの陛下が?」
想像力の限界をきたした脳がパンクしそうになり、リザは「天変地異でも起こるのかしら」と真剣に心配する。
「お誕生日に、わあって驚かせたいんです」
「わあ、ですか……」
リザは変な顔をした。いまだかつて、シヴァが驚いた表情というものを見たことがない。
「どうしたらいいですかね?」
「そうですねぇ……」
「お兄様ってどうやったら驚くのかしらね」
女性三人が顔を突き合わせて考え込んでいるのを見ながら、アスヴィルは「あのシヴァ様がそう簡単に驚くとは思えない」と思っていたが、口に出すとミリアムからにらまれそうなので黙って見守ることにした。
やがて、ミリアムがぽん、と手を叩いた。
「そうだわ、お兄様を驚かせるのはひとまずおいておくとして……、誕生日パーティーの計画をするのに、いい案があるわ!」
ミリアムはリザの手をぎゅっと握りしめる。
「あなたも協力するのよ、リザ!」
よくわからないが、タイミングの悪いときに戻ってきてしまったのかもしれないと、リザは思った。
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