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扶養義務はありません 1
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イアナとフェルナンドがカルリ侯爵家のパーティーに参加した日の、二日前のことだった。
アントネッラ伯爵は、銀行から送られて来た書類を手にぶるぶると震えていた。
そこには、借金の返済が滞ったことを理由に、三日後、銀行職員がアントネッラ伯爵家に家財差し押さえに来ると書かれていた。法務省のサインも入っている。
これを拒否するためには、三日以内に今まで滞納していた借金の利子分を銀行に払わなくてはならない。
アントネッラ伯爵は書類を握り締めると、急いで書斎を飛び出した。向かった先は妻の部屋である。
「あら、あなた。そんなに血相を変えてどうしました?」
爪を研いでいた妻がのほほんと顔を上げたが、アントネッラ伯爵は妻の部屋を見て唖然とした。
ドレスなどが脱ぎ散らかされ、ローテーブルの上には食べかけのお菓子が散乱している。使ったまま放置しているティーカップなんて五つもあった。いったいこれはどういうことなのか。
「お前、少しは片づけたらどうだ!」
「だったらメイドの一人でも雇ってくださいな」
「そんな金があれば苦労するか!」
現在、アントネッラ伯爵家の使用人は執事、料理人、庭師がそれぞれ一人だ。料理人がいなければ食事に困るし、執事がいなければアントネッラ伯爵の仕事が困る。庭師がいなければ庭が荒れ放題になって外聞が悪い。つまるところこの三人はどうしても必要なために雇い続けるしかないのだが、その給料の支払いも滞っている状態で新たにメイドを雇えるはずがないのだ。
(イアナがいなくなった途端家の中が荒れ放題だ‼)
妻も妻だがジョルジアナもそうだ。片付けると言うことを知らないこの二人は、行く先々で部屋を散らかして回る。ダイニングやサロンなどは執事が手が空いたときに片付けてくれているが、さすがに自室の中までは感知しなかった。というか執事も一人しかいないのでそんな暇はないのだ。
「って、今はそんな話をしに来たわけではないのだ! これを見ろ!」
アントネッラ伯爵が銀行の書類を突きつけると、妻は内容を確認して眉を寄せた。
「まあ! イアナは何をしているのです? 早く支払いをするように伝えてくださいませ。何のために公爵家に嫁がせたのかわかっているのかしら」
イアナがステファーニ公爵家に嫁いだのは、ジョルジアナの慰謝料の返済のためだ。借金返済のためではない。が、アントネッラ伯爵も正直イアナにどうにかしてほしいと思っているので、強くは言えなかった。
「その件ならジョルジアナのせいでステファーニ公爵が激怒しているから当面は無理だ」
「そんなもの、イアナが妻として機嫌を取ればいいではないですか。妻なのだから夫の機嫌を取るのも務めのうちでしょう」
それを言うならお前はどうなんだ、という言葉をアントネッラ伯爵は寸前のところで飲み込んだ。伯爵は結婚してこの方、妻に機嫌取りをされたことはない。むしろ自分の方が妻のご機嫌取りをしている状況だ。おかしい。
「そうだとしてももう時間がない! あと三日だ! 今すぐお前が持っている宝石類を出すんだ」
「どうしてです?」
「売りに行くからに決まっているだろう!」
すると、妻はきりきりと眉を吊り上げた。
「冗談ではありません。あれはわたくしのものです!」
「銀行員が来れば取り上げられるのだから一緒だろう!」
「その前に隠しておけばいいではありませんか。こうしてはいられないわ! 急いで隠さなくちゃ!」
「いい加減にしないか!」
アントネッラ伯爵は叫んだ。
「いいか? 家財を差し押さえても支払いが足りなければ、最悪邸まで取り上げられるんだ! 住む場所がなくなるのと宝石を売るの、どちらがましかくらいお前でもわかるだろう‼ お前は路上で生活したいのか!」
「ホテルで暮らせばいいじゃないですか」
「その金がどこにある‼ あるなら目の前に出してみろ‼」
「大声で怒鳴らないでくださいませ‼」
アントネッラ伯爵の声量以上の声で、妻が怒鳴り返した。
「お金がないのなら親戚に借りたらいいでしょう!」
「もう金を貸してくれる親戚などおらん! お前の実家は貸してくれるのか⁉ ええ⁉」
「そ、それは……」
アントネッラ伯爵家の親族だけでなく、妻の親族にも散々金を借りてきた。妻の実家はとうとう激怒して、もう銅貨一枚たりとも貸すつもりはないと宣言されている。もはや金を借りるところはないのだ。
宝石を命の次に大切にしている妻も、さすがに路上生活は嫌だったらしい。銀行員が押し入ってきたら取り上げられるのならと、急いで宝石類を物色しはじめた。手元に残しておきたいものと売り払っていいものを分けているらしい。
「あとでまた来る。ジョルジアナからも宝石を取り上げないといけないからな」
アントネッラ伯爵は重たいため息をついて妻の部屋を後にした。
正直、ジョルジアナに話をしに行くのは気が進まない。妻以上に宝石への執着が強いジョルジアナのことだ。宝石を売りに行くから出せと言えば、間違いなく癇癪を起す。
(このままでは本当にまずいぞ)
今回の家財の差し押さえを回避できたとしても、またすぐに首が回らなくなる。
借金をした親戚たちは、全員が全員、アントネッラ伯爵家と縁を切った。親戚という理由で銀行からアントネッラ伯爵家の借金の返済を迫られたら嫌だから、という理由でだ。
薄情な連中だと、アントネッラ伯爵は舌打ちする。
縁を切ったと言うことは、もしアントネッラ伯爵家が破産しても、あいつらは助けないと言っているのだ。
(このままでは路頭に迷う。いったいどうしたら……)
最悪の状況を想像したアントネッラ伯爵は、路頭に迷う前に弁護士に相談してみようと考えた。相談料は取られるが背に腹は代えられない。もはや自分一人では名案も浮かばないからだ。
アントネッラ伯爵はジョルジアナにも宝石を出せと伝え、激怒した娘に引っかかれた後で、急いで過去に世話になった弁護士の元へ向かった。
アントネッラ伯爵は、銀行から送られて来た書類を手にぶるぶると震えていた。
そこには、借金の返済が滞ったことを理由に、三日後、銀行職員がアントネッラ伯爵家に家財差し押さえに来ると書かれていた。法務省のサインも入っている。
これを拒否するためには、三日以内に今まで滞納していた借金の利子分を銀行に払わなくてはならない。
アントネッラ伯爵は書類を握り締めると、急いで書斎を飛び出した。向かった先は妻の部屋である。
「あら、あなた。そんなに血相を変えてどうしました?」
爪を研いでいた妻がのほほんと顔を上げたが、アントネッラ伯爵は妻の部屋を見て唖然とした。
ドレスなどが脱ぎ散らかされ、ローテーブルの上には食べかけのお菓子が散乱している。使ったまま放置しているティーカップなんて五つもあった。いったいこれはどういうことなのか。
「お前、少しは片づけたらどうだ!」
「だったらメイドの一人でも雇ってくださいな」
「そんな金があれば苦労するか!」
現在、アントネッラ伯爵家の使用人は執事、料理人、庭師がそれぞれ一人だ。料理人がいなければ食事に困るし、執事がいなければアントネッラ伯爵の仕事が困る。庭師がいなければ庭が荒れ放題になって外聞が悪い。つまるところこの三人はどうしても必要なために雇い続けるしかないのだが、その給料の支払いも滞っている状態で新たにメイドを雇えるはずがないのだ。
(イアナがいなくなった途端家の中が荒れ放題だ‼)
妻も妻だがジョルジアナもそうだ。片付けると言うことを知らないこの二人は、行く先々で部屋を散らかして回る。ダイニングやサロンなどは執事が手が空いたときに片付けてくれているが、さすがに自室の中までは感知しなかった。というか執事も一人しかいないのでそんな暇はないのだ。
「って、今はそんな話をしに来たわけではないのだ! これを見ろ!」
アントネッラ伯爵が銀行の書類を突きつけると、妻は内容を確認して眉を寄せた。
「まあ! イアナは何をしているのです? 早く支払いをするように伝えてくださいませ。何のために公爵家に嫁がせたのかわかっているのかしら」
イアナがステファーニ公爵家に嫁いだのは、ジョルジアナの慰謝料の返済のためだ。借金返済のためではない。が、アントネッラ伯爵も正直イアナにどうにかしてほしいと思っているので、強くは言えなかった。
「その件ならジョルジアナのせいでステファーニ公爵が激怒しているから当面は無理だ」
「そんなもの、イアナが妻として機嫌を取ればいいではないですか。妻なのだから夫の機嫌を取るのも務めのうちでしょう」
それを言うならお前はどうなんだ、という言葉をアントネッラ伯爵は寸前のところで飲み込んだ。伯爵は結婚してこの方、妻に機嫌取りをされたことはない。むしろ自分の方が妻のご機嫌取りをしている状況だ。おかしい。
「そうだとしてももう時間がない! あと三日だ! 今すぐお前が持っている宝石類を出すんだ」
「どうしてです?」
「売りに行くからに決まっているだろう!」
すると、妻はきりきりと眉を吊り上げた。
「冗談ではありません。あれはわたくしのものです!」
「銀行員が来れば取り上げられるのだから一緒だろう!」
「その前に隠しておけばいいではありませんか。こうしてはいられないわ! 急いで隠さなくちゃ!」
「いい加減にしないか!」
アントネッラ伯爵は叫んだ。
「いいか? 家財を差し押さえても支払いが足りなければ、最悪邸まで取り上げられるんだ! 住む場所がなくなるのと宝石を売るの、どちらがましかくらいお前でもわかるだろう‼ お前は路上で生活したいのか!」
「ホテルで暮らせばいいじゃないですか」
「その金がどこにある‼ あるなら目の前に出してみろ‼」
「大声で怒鳴らないでくださいませ‼」
アントネッラ伯爵の声量以上の声で、妻が怒鳴り返した。
「お金がないのなら親戚に借りたらいいでしょう!」
「もう金を貸してくれる親戚などおらん! お前の実家は貸してくれるのか⁉ ええ⁉」
「そ、それは……」
アントネッラ伯爵家の親族だけでなく、妻の親族にも散々金を借りてきた。妻の実家はとうとう激怒して、もう銅貨一枚たりとも貸すつもりはないと宣言されている。もはや金を借りるところはないのだ。
宝石を命の次に大切にしている妻も、さすがに路上生活は嫌だったらしい。銀行員が押し入ってきたら取り上げられるのならと、急いで宝石類を物色しはじめた。手元に残しておきたいものと売り払っていいものを分けているらしい。
「あとでまた来る。ジョルジアナからも宝石を取り上げないといけないからな」
アントネッラ伯爵は重たいため息をついて妻の部屋を後にした。
正直、ジョルジアナに話をしに行くのは気が進まない。妻以上に宝石への執着が強いジョルジアナのことだ。宝石を売りに行くから出せと言えば、間違いなく癇癪を起す。
(このままでは本当にまずいぞ)
今回の家財の差し押さえを回避できたとしても、またすぐに首が回らなくなる。
借金をした親戚たちは、全員が全員、アントネッラ伯爵家と縁を切った。親戚という理由で銀行からアントネッラ伯爵家の借金の返済を迫られたら嫌だから、という理由でだ。
薄情な連中だと、アントネッラ伯爵は舌打ちする。
縁を切ったと言うことは、もしアントネッラ伯爵家が破産しても、あいつらは助けないと言っているのだ。
(このままでは路頭に迷う。いったいどうしたら……)
最悪の状況を想像したアントネッラ伯爵は、路頭に迷う前に弁護士に相談してみようと考えた。相談料は取られるが背に腹は代えられない。もはや自分一人では名案も浮かばないからだ。
アントネッラ伯爵はジョルジアナにも宝石を出せと伝え、激怒した娘に引っかかれた後で、急いで過去に世話になった弁護士の元へ向かった。
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