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第二部 すべてを奪われた少女は隣国にて返り咲く
祝賀パーティー 5
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「ごめんね、試験前で忙しいのに呼び出しちゃって」
ウォレスが部屋から出て行って少しして、シャルがジャンヌとともにやって来た。
ジャンヌの夫であるカントルーブ子爵は城の玄関で待たせているらしい。
すでに支度をすませていたベレニスとともに、「お留守番お願いね」と笑ってジャンヌは部屋を出て行った。
ウォレスの部屋で待っているわけにはいかないので、サーラはシャルとともに続きの控室へ向かう。
ウォレスの部屋と内扉でつながっているのを見たシャルが眉を寄せた。ものすごく文句をつけたそうな顔をしつつ黙っている。
サーラの部屋も、控室とはいえ広い。下町の部屋と比べるのもおかしいが、その三倍以上もある広さである。
「お城に来てからゆっくり話す機会もなかなかなかったけど、試験の準備はどう? 筆記試験もあるんでしょう?」
「簡単な法律の試験だ。兵士に好き勝手に力を振りかざさないようにさせるための、基本的な法律の問題みたいだから、何も問題ない。むしろ市民警察の試験の方が難しかった」
「そうなの?」
「近衛の試験なんてものは、推薦者ありきだからな。後ろ盾があって、それなりに実力さえあれば通るようになっている。油断はできないし、カントルーブ子爵の顔に泥も塗れないから、念のため法律は全部頭に叩き込んだが、試験では使わないだろうな」
(全部って、あの分厚い法律書全部?)
道理でここのところずっと勉強していたはずだ。シャルはこういうところが真面目なのだ。
シャルのために備え付けの茶葉で紅茶を淹れる。
この時期の暖炉は燃やしっぱなしなので、暖炉の上でお湯を沸かしているから、わざわざメイドを呼んでお湯を運んでもらわなくてもいつでも好きな時のお茶が飲めていい。
「はじめて入ったが、いい部屋だな」
「ブノアさんとベレニスさんが用意してくれたの」
「ああ……。はじめての『孫娘』が嬉しいみたいだな」
ジャンヌの生んだ初孫は男の子だ。二人の孫はサーラを除けば今のところジャンヌの生んだ男の子だけである。
「孫娘って……」
「そうだろう? ……まあ、俺としては複雑ではあるが。アルフレッド様は変だしな」
「そうなのよ! やっぱりそう思う?」
「あれを変じゃなかったら何を変だというんだ。サーラに真顔で『パパと呼びなさい』と迫っているのを見たときは、不審者にしか思えなかった」
まったくその通りである。気づいていないのはたぶん本人だけだ。
「お兄ちゃん、サーラじゃなくてマリアね」
「だったらお前も、お兄ちゃんではなくてシャルだ」
「……ふふ」
「どうした?」
「だって、シャルって呼ぶの久しぶりだなって思って」
ウォレスとの会話の中でそう呼んだ時はあったが、本人を前にして「シャル」と呼ぶのは、それこそサーラがサラフィーネ・プランタットだった時以来である。
呼び方一つだが、兄妹から再び乳兄妹に戻ったような気がして、なんだか不思議だ。
丁寧に入れた紅茶をシャルの前に置く。
用意されている茶葉はどれも高級品なので、紅茶のいい香りが部屋中に広がった。
「砂糖とか蜂蜜、あとミルクはどうする?」
「いや、このままでいい」
サーラも、ローテーブルを挟んでシャルと反対側のソファに腰を下ろす。
「シャルが近衛に入隊したら、ブノアさんの采配で第二王子殿下付きにするって言っていたよ。まあ、すぐに専属護衛とはならないと思うけど」
「それでも、城で働けるだけいい。何かあったときに駆け付けられる場所にいたいからな」
(過保護だなあ)
後にも先にも、城で働いている侍女の側にいたいから近衛に入る男なんてシャルくらいなものだろう。
でも、もしシャルの身分が奪われなければ、彼はディエリア国で騎士になっていただろうから、彼が本来の立場に少しずつ近づいているようで嬉しい。
シャルもアドルフもグレースも、巻き込まれた立場だ。
「ねえシャル。シャルももう十八なんだから、そろそろ自分のことを考えないとダメだと思うわ」
「どういう意味だ?」
「シャルはいつもわたしを優先してくれるけど、そろそろ結婚とかを考える時期じゃないかなってこと。ブノアさんが言っていたけど、シャルなら自力で爵位をもらえるかもしれないって。そうなれば新しい姓を考えて貴族になって、貴族のお嬢様との結婚だってできるでしょう?」
それは、シャルが身分を剥奪されず、ディエリア国にいたままであれば、本来手に入れていたものだ。
シャルは子爵家の跡取りだったので、まったく同じとはいかないけれど、再び彼は貴族社会で生きていく術を手に入れることができる。
いつまでもサーラを優先せず、自分の幸せを考えてもいい時期だ。
けれどもシャルは、ムッとした顔で首を横に振った。
「俺は、一生をお前に捧げたはずだ」
「そんな、子供のころの話じゃない」
一生、俺が守るとシャルは言った。
両親を失い、心を閉ざしたサーラを抱きしめて、ずっと一緒だと。そばにいると。
そんな子供のころの約束を、いつまでも守り続けているなんて、どこまで真面目なのだろう。
「わたしは、シャルが不幸になるのは嫌だわ」
「どうして不幸だと決めつける」
「だって……、わたしには、シャルに上げられるものなんて何もないもの」
公爵令嬢のままであれば違っただろう。
出世を、地位を、財産を、約束してあげることだってできた。
けれども今のサーラには何もない。
アルフレッドの養女になったが、だからと言ってサーラが日向に戻ることはないだろう。
罪人の娘は日陰で息を殺して生きていなくてはならない。
両親の冤罪を晴らしたいとは思っているけれど、うまくいく保証なんてどこにもないのだ。むしろうまくいく可能性の方が低い。
「別にもらわなくたっていい」
シャルはティーカップを手に取って、ふわりと笑う。
「俺の望みはただ一つ。お前が、幸せそうに笑っていることだけだ」
シャルの望みは、昔から変わらない。
兄の考えを変えるのはなかなか難しそうだと、サーラは困ったように笑った。
ウォレスが部屋から出て行って少しして、シャルがジャンヌとともにやって来た。
ジャンヌの夫であるカントルーブ子爵は城の玄関で待たせているらしい。
すでに支度をすませていたベレニスとともに、「お留守番お願いね」と笑ってジャンヌは部屋を出て行った。
ウォレスの部屋で待っているわけにはいかないので、サーラはシャルとともに続きの控室へ向かう。
ウォレスの部屋と内扉でつながっているのを見たシャルが眉を寄せた。ものすごく文句をつけたそうな顔をしつつ黙っている。
サーラの部屋も、控室とはいえ広い。下町の部屋と比べるのもおかしいが、その三倍以上もある広さである。
「お城に来てからゆっくり話す機会もなかなかなかったけど、試験の準備はどう? 筆記試験もあるんでしょう?」
「簡単な法律の試験だ。兵士に好き勝手に力を振りかざさないようにさせるための、基本的な法律の問題みたいだから、何も問題ない。むしろ市民警察の試験の方が難しかった」
「そうなの?」
「近衛の試験なんてものは、推薦者ありきだからな。後ろ盾があって、それなりに実力さえあれば通るようになっている。油断はできないし、カントルーブ子爵の顔に泥も塗れないから、念のため法律は全部頭に叩き込んだが、試験では使わないだろうな」
(全部って、あの分厚い法律書全部?)
道理でここのところずっと勉強していたはずだ。シャルはこういうところが真面目なのだ。
シャルのために備え付けの茶葉で紅茶を淹れる。
この時期の暖炉は燃やしっぱなしなので、暖炉の上でお湯を沸かしているから、わざわざメイドを呼んでお湯を運んでもらわなくてもいつでも好きな時のお茶が飲めていい。
「はじめて入ったが、いい部屋だな」
「ブノアさんとベレニスさんが用意してくれたの」
「ああ……。はじめての『孫娘』が嬉しいみたいだな」
ジャンヌの生んだ初孫は男の子だ。二人の孫はサーラを除けば今のところジャンヌの生んだ男の子だけである。
「孫娘って……」
「そうだろう? ……まあ、俺としては複雑ではあるが。アルフレッド様は変だしな」
「そうなのよ! やっぱりそう思う?」
「あれを変じゃなかったら何を変だというんだ。サーラに真顔で『パパと呼びなさい』と迫っているのを見たときは、不審者にしか思えなかった」
まったくその通りである。気づいていないのはたぶん本人だけだ。
「お兄ちゃん、サーラじゃなくてマリアね」
「だったらお前も、お兄ちゃんではなくてシャルだ」
「……ふふ」
「どうした?」
「だって、シャルって呼ぶの久しぶりだなって思って」
ウォレスとの会話の中でそう呼んだ時はあったが、本人を前にして「シャル」と呼ぶのは、それこそサーラがサラフィーネ・プランタットだった時以来である。
呼び方一つだが、兄妹から再び乳兄妹に戻ったような気がして、なんだか不思議だ。
丁寧に入れた紅茶をシャルの前に置く。
用意されている茶葉はどれも高級品なので、紅茶のいい香りが部屋中に広がった。
「砂糖とか蜂蜜、あとミルクはどうする?」
「いや、このままでいい」
サーラも、ローテーブルを挟んでシャルと反対側のソファに腰を下ろす。
「シャルが近衛に入隊したら、ブノアさんの采配で第二王子殿下付きにするって言っていたよ。まあ、すぐに専属護衛とはならないと思うけど」
「それでも、城で働けるだけいい。何かあったときに駆け付けられる場所にいたいからな」
(過保護だなあ)
後にも先にも、城で働いている侍女の側にいたいから近衛に入る男なんてシャルくらいなものだろう。
でも、もしシャルの身分が奪われなければ、彼はディエリア国で騎士になっていただろうから、彼が本来の立場に少しずつ近づいているようで嬉しい。
シャルもアドルフもグレースも、巻き込まれた立場だ。
「ねえシャル。シャルももう十八なんだから、そろそろ自分のことを考えないとダメだと思うわ」
「どういう意味だ?」
「シャルはいつもわたしを優先してくれるけど、そろそろ結婚とかを考える時期じゃないかなってこと。ブノアさんが言っていたけど、シャルなら自力で爵位をもらえるかもしれないって。そうなれば新しい姓を考えて貴族になって、貴族のお嬢様との結婚だってできるでしょう?」
それは、シャルが身分を剥奪されず、ディエリア国にいたままであれば、本来手に入れていたものだ。
シャルは子爵家の跡取りだったので、まったく同じとはいかないけれど、再び彼は貴族社会で生きていく術を手に入れることができる。
いつまでもサーラを優先せず、自分の幸せを考えてもいい時期だ。
けれどもシャルは、ムッとした顔で首を横に振った。
「俺は、一生をお前に捧げたはずだ」
「そんな、子供のころの話じゃない」
一生、俺が守るとシャルは言った。
両親を失い、心を閉ざしたサーラを抱きしめて、ずっと一緒だと。そばにいると。
そんな子供のころの約束を、いつまでも守り続けているなんて、どこまで真面目なのだろう。
「わたしは、シャルが不幸になるのは嫌だわ」
「どうして不幸だと決めつける」
「だって……、わたしには、シャルに上げられるものなんて何もないもの」
公爵令嬢のままであれば違っただろう。
出世を、地位を、財産を、約束してあげることだってできた。
けれども今のサーラには何もない。
アルフレッドの養女になったが、だからと言ってサーラが日向に戻ることはないだろう。
罪人の娘は日陰で息を殺して生きていなくてはならない。
両親の冤罪を晴らしたいとは思っているけれど、うまくいく保証なんてどこにもないのだ。むしろうまくいく可能性の方が低い。
「別にもらわなくたっていい」
シャルはティーカップを手に取って、ふわりと笑う。
「俺の望みはただ一つ。お前が、幸せそうに笑っていることだけだ」
シャルの望みは、昔から変わらない。
兄の考えを変えるのはなかなか難しそうだと、サーラは困ったように笑った。
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