139 / 173
第二部 すべてを奪われた少女は隣国にて返り咲く
サーラの決意 1
しおりを挟む
何が何だかわからないまま、サーラはシャルとともにサヴァール伯爵家へ向かった。
城の中は混乱しているようで、ブノアとベレニスと城の玄関で合流して伯爵家へ向かうサーラ達に注目するものは誰もいない。
(これだけ混乱しているのなら、突然降ってわいた嫌疑ってこと?)
アルフレッドのあの慌てようを見るに、何の情報も掴んでいなかったのは間違いないだろう。城のほとんどの人間に情報が伏せられたまま捜査されていた可能性が高い。いや、そもそも、捜査はされていたのだろうか。
なんだか、嫌な予感がする。
まるで昔――プランタット公爵家に嫌疑がかかった時のようだと思った。
馬車に揺られながら、膝の上でぎゅっと拳を握り締めていると、ベレニスの手がそっと重ねられた。
「大丈夫ですよ、マリア。何かの間違いに決まっています。ラコルデール公爵家に嫌疑なんて……」
そういうベレニスの声も震えている。
何が何だかわからないのは、それだけで恐怖だ。
ブノアの顔色も悪い。
「何があってもあなたのことは逃がすようにと殿下に言われています。マリア、安心してください。あなたやあなたの家族は、絶対に守って見せますから」
ブノアがサーラを元気づけるように笑うが、いつものような綺麗な笑顔ではなかった。
サヴァール伯爵家は、ラコルデール公爵家と縁のある伯爵家だ。今回の件の影響の広がり具合によっては、サヴァール伯爵家とてただではすまないかもしれない。
(婚約式が中止になるほどの嫌疑ならば、かなり大きな問題のはず……)
プランタット公爵家が国家反逆罪にかけられて取りつぶしになったときは、その影響は親族の貴族にまで及んだ。だからアドルフも子爵の地位を剥奪され、平民に落とされたのだ。
プランタット公爵家はディエリア国の貴族だったが、ヴォワトール国であっても、罪の大きさによっては親族まで処罰される可能性が高い。
ラコルデール公爵家は王妃の実家で、ウォレスの外戚だ。王妃やウォレスにも影響が出る。
(ウォレス様……)
何かの間違いであってほしい。
しかし、ただの推測で婚約式が中止されることはないだろう。
それなりの証拠があると見ていい。
馬車がサヴァール伯爵家に到着すると、すでに伝令が飛んでいたのか、アドルフとグレースが玄関ホールで待っていた。
「シャル、サーラ! ああっ、無事でよかったっ」
何が起こっているのかわからないまま待つのは不安だったのだろう。
グレースが蒼白な顔でサーラに抱き着いて、はあっと長い息を吐く。
アルフレッドが新しい情報を入手すればすぐに知らせてくれると言っていたので、ひとまずダイニングで続報を待つことにした。
一秒が永遠にも感じられるような重たい空気の中、何回か伝令が飛んできては、ブノアに何かの報告をしては、また去って行くのが視界の端に移った。
アルフレッドたちはまだこちらへ戻って来ない。
(ウォレス様は、大丈夫かしら……)
婚約式が中止ということは、ジュディット・ラコルデール公爵令嬢と正式に婚約する前だと思う。まだ、婚約誓約書にサインはしていないと思いたい。
渦中の公爵家の令嬢と正式に婚約を交わしているかいないかでも、ウォレスへ降りかかる火の粉の大きさが変わる。
もっとも、母方の外戚である以上、無影響とは言わないだろうが、少しでもウォレスへの影響が少なければいい。
バタン、と玄関の扉が開く音がダイニングまで響く。
また伝令かと思ったら、ダイニングに飛び込んできたのはオーディロンだった。
サーラは思わず腰を浮かす。
「オーディロン、どうなっている」
ブノアが固い声で訊ねると、オーディロンはいつになく険しい表情で首を横に振った。
「詳しいことはまだなにも。アル兄上が探っているけど、こちらに対処されないようにしているのか、情報がなかなか入ってこない。ただ……」
オーディロンはぐしゃりと片手で髪を乱した。
「ラコルデール公爵夫妻が、どこにもいないっていう情報が入った。……本当かどうかは、わからないけど」
この状況で、渦中の公爵夫妻が姿をくらましたとなると――状況はかなり悪くなる。
「殿下、は……」
カラカラに乾いた口で何とか声を絞り出すと、オーディロンがぎゅっと眉を寄せた。
「ラコルデール公爵令嬢とともに、殿下の身柄は拘束されている。解放されるにしても、もうしばらくはかかるだろう。今、アル兄上が必死に掛け合っているが……、今年に入って大きく入れ替わった人事が裏目に出ているよ」
(つまり、ラコルデール公爵家の嫌疑を上げたのは、第一王子派閥ってことね……)
ラコルデール公爵家は、第二王子派閥の筆頭。
そして、ウォレスの最大の後見。
かけられた嫌疑が本当なのか間違いなのかはわからない。
けれども、第一王子派閥はここぞとばかりに叩くだろう。
この嫌疑で王位争いに決着をつけに来るはずだ。
(どうしたらいいの……)
嫌疑が本当か間違いかを探ろうにも情報がなさすぎる。
そもそも何の嫌疑がかけられているのかも、わかっていない。
サーラは椅子に座りなおし、机の上でぎゅっと両手を握る。
(何か、何か手はないの――?)
まるで昔を見ているみたいだ。
指先から、血が、凍る――
城の中は混乱しているようで、ブノアとベレニスと城の玄関で合流して伯爵家へ向かうサーラ達に注目するものは誰もいない。
(これだけ混乱しているのなら、突然降ってわいた嫌疑ってこと?)
アルフレッドのあの慌てようを見るに、何の情報も掴んでいなかったのは間違いないだろう。城のほとんどの人間に情報が伏せられたまま捜査されていた可能性が高い。いや、そもそも、捜査はされていたのだろうか。
なんだか、嫌な予感がする。
まるで昔――プランタット公爵家に嫌疑がかかった時のようだと思った。
馬車に揺られながら、膝の上でぎゅっと拳を握り締めていると、ベレニスの手がそっと重ねられた。
「大丈夫ですよ、マリア。何かの間違いに決まっています。ラコルデール公爵家に嫌疑なんて……」
そういうベレニスの声も震えている。
何が何だかわからないのは、それだけで恐怖だ。
ブノアの顔色も悪い。
「何があってもあなたのことは逃がすようにと殿下に言われています。マリア、安心してください。あなたやあなたの家族は、絶対に守って見せますから」
ブノアがサーラを元気づけるように笑うが、いつものような綺麗な笑顔ではなかった。
サヴァール伯爵家は、ラコルデール公爵家と縁のある伯爵家だ。今回の件の影響の広がり具合によっては、サヴァール伯爵家とてただではすまないかもしれない。
(婚約式が中止になるほどの嫌疑ならば、かなり大きな問題のはず……)
プランタット公爵家が国家反逆罪にかけられて取りつぶしになったときは、その影響は親族の貴族にまで及んだ。だからアドルフも子爵の地位を剥奪され、平民に落とされたのだ。
プランタット公爵家はディエリア国の貴族だったが、ヴォワトール国であっても、罪の大きさによっては親族まで処罰される可能性が高い。
ラコルデール公爵家は王妃の実家で、ウォレスの外戚だ。王妃やウォレスにも影響が出る。
(ウォレス様……)
何かの間違いであってほしい。
しかし、ただの推測で婚約式が中止されることはないだろう。
それなりの証拠があると見ていい。
馬車がサヴァール伯爵家に到着すると、すでに伝令が飛んでいたのか、アドルフとグレースが玄関ホールで待っていた。
「シャル、サーラ! ああっ、無事でよかったっ」
何が起こっているのかわからないまま待つのは不安だったのだろう。
グレースが蒼白な顔でサーラに抱き着いて、はあっと長い息を吐く。
アルフレッドが新しい情報を入手すればすぐに知らせてくれると言っていたので、ひとまずダイニングで続報を待つことにした。
一秒が永遠にも感じられるような重たい空気の中、何回か伝令が飛んできては、ブノアに何かの報告をしては、また去って行くのが視界の端に移った。
アルフレッドたちはまだこちらへ戻って来ない。
(ウォレス様は、大丈夫かしら……)
婚約式が中止ということは、ジュディット・ラコルデール公爵令嬢と正式に婚約する前だと思う。まだ、婚約誓約書にサインはしていないと思いたい。
渦中の公爵家の令嬢と正式に婚約を交わしているかいないかでも、ウォレスへ降りかかる火の粉の大きさが変わる。
もっとも、母方の外戚である以上、無影響とは言わないだろうが、少しでもウォレスへの影響が少なければいい。
バタン、と玄関の扉が開く音がダイニングまで響く。
また伝令かと思ったら、ダイニングに飛び込んできたのはオーディロンだった。
サーラは思わず腰を浮かす。
「オーディロン、どうなっている」
ブノアが固い声で訊ねると、オーディロンはいつになく険しい表情で首を横に振った。
「詳しいことはまだなにも。アル兄上が探っているけど、こちらに対処されないようにしているのか、情報がなかなか入ってこない。ただ……」
オーディロンはぐしゃりと片手で髪を乱した。
「ラコルデール公爵夫妻が、どこにもいないっていう情報が入った。……本当かどうかは、わからないけど」
この状況で、渦中の公爵夫妻が姿をくらましたとなると――状況はかなり悪くなる。
「殿下、は……」
カラカラに乾いた口で何とか声を絞り出すと、オーディロンがぎゅっと眉を寄せた。
「ラコルデール公爵令嬢とともに、殿下の身柄は拘束されている。解放されるにしても、もうしばらくはかかるだろう。今、アル兄上が必死に掛け合っているが……、今年に入って大きく入れ替わった人事が裏目に出ているよ」
(つまり、ラコルデール公爵家の嫌疑を上げたのは、第一王子派閥ってことね……)
ラコルデール公爵家は、第二王子派閥の筆頭。
そして、ウォレスの最大の後見。
かけられた嫌疑が本当なのか間違いなのかはわからない。
けれども、第一王子派閥はここぞとばかりに叩くだろう。
この嫌疑で王位争いに決着をつけに来るはずだ。
(どうしたらいいの……)
嫌疑が本当か間違いかを探ろうにも情報がなさすぎる。
そもそも何の嫌疑がかけられているのかも、わかっていない。
サーラは椅子に座りなおし、机の上でぎゅっと両手を握る。
(何か、何か手はないの――?)
まるで昔を見ているみたいだ。
指先から、血が、凍る――
90
あなたにおすすめの小説
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
【完結】さようなら。毒親と毒姉に利用され、虐げられる人生はもう御免です 〜復讐として隣国の王家に嫁いだら、婚約者に溺愛されました〜
ゆうき
恋愛
父の一夜の過ちによって生を受け、聖女の力を持って生まれてしまったことで、姉に聖女の力を持って生まれてくることを望んでいた家族に虐げられて生きてきた王女セリアは、隣国との戦争を再び引き起こした大罪人として、処刑されてしまった。
しかし、それは現実で起こったことではなく、聖女の力による予知の力で見た、自分の破滅の未来だった。
生まれて初めてみた、自分の予知。しかも、予知を見てしまうと、もうその人の不幸は、内容が変えられても、不幸が起こることは変えられない。
それでも、このまま何もしなければ、身に覚えのないことで処刑されてしまう。日頃から、戦争で亡くなった母の元に早く行きたいと思っていたセリアだが、いざ破滅の未来を見たら、そんなのはまっぴら御免だと強く感じた。
幼い頃は、白馬に乗った王子様が助けに来てくれると夢見ていたが、未来は自分で勝ち取るものだと考えたセリアは、一つの疑問を口にする。
「……そもそも、どうして私がこんな仕打ちを受けなくちゃいけないの?」
初めて前向きになったセリアに浮かんだのは、疑問と――恨み。その瞬間、セリアは心に誓った。自分を虐げてきた家族と、母を奪った戦争の元凶である、隣国に復讐をしようと。
そんな彼女にとある情報が舞い込む。長年戦争をしていた隣国の王家が、友好の証として、王子の婚約者を探していると。
これは復讐に使えると思ったセリアは、その婚約者に立候補しようとするが……この時のセリアはまだ知らない。復讐をしようとしている隣国の王子が、運命の相手だということを。そして、彼に溺愛される未来が待っていることも。
これは、復讐を決意した一人の少女が、復讐と運命の相手との出会いを経て、幸せに至るまでの物語。
☆既に全話執筆、予約投稿済みです☆
王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
永遠の十七歳なんて、呪いに決まってる
鷹 綾
恋愛
永遠の十七歳――
それは祝福ではなく、三百年続く“呪い”だった。
公には「名門イソファガス家の孫娘」として知られる少女キクコ。
だがその正体は、歴史の裏側で幾度も国を救ってきた不老の元聖女であり、
王家すら真実を知らぬ“生きた時代遺産”。
政治も権力も、面倒ごとは大嫌い。
紅茶と読書に囲まれた静かな余生(?)を望んでいたキクコだったが――
魔王討伐後、王位継承問題に巻き込まれたことをきっかけに、
まさかの王位継承権十七位という事実が発覚する。
「……私が女王? 冗談じゃないわ」
回避策として動いたはずが、
誕生した新国王アルフェリットから、なぜか突然の求婚。
しかも彼は、
幼少期に命を救われた“恩人”がキクコであることを覚えていた――
年を取らぬ姿のままで。
永遠に老いない少女と、
彼女の真実を問わず選んだ自分ファーストな若き王。
王妃になどなる気はない。
けれど、逃げ続けることももうできない。
これは、
歴史の影に生きてきた少女が、
はじめて「誰かの隣」を選ぶかもしれない物語。
ざまぁも陰謀も押し付けない。
それでも――
この国で一番、誰よりも“強い”のは彼女だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる