異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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3章ダンジョン報告

35話 町並みと初買い物

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ケイイチ
「わかりました有難うございます、所で冒険者ギルドはどこにありますか?」

門番A
「ああ、ここを真っすぐ行くと広場に出る、正面に白い建物があって剣とペンのマークが交差した看板が目印だ。」

なるほどね、丁寧に説明してくれていい人そうだな。

ケイイチ
「ありがとうございます、じゃあ行こうかサーニャン」

サーニャン
「はい、かしこまりました」


俺は門番に一礼し先歩き出した建物は2階までの物がほとんどだ。

たまに4階位の建物があったが看板を見るとベットの絵が描いてあったから宿屋かな?

町並みはテレビで見たヨーロッパの古風ある町みたいだね。

うん、なんかファンタジーって感じだな。


しばらく歩くと広場に出た、中央に噴水がありベンチが並んでいる。

その外に円を描くように道が作られていて、外の道と違って整備されている、その外側には幾つもの屋台が立っていた。

ベンチには何人かが楽しくお喋りして座っている。


食文化の調査のためにも何か買うかな。


ケイイチ
「ちょっとあそこの屋台で何か買ってくるから待っててくれ」

サーニャン
「買い物なら私が行きます、マスター」


俺は価格と食文化調査だと言って断った、買い物もしてみたいしね。


ケイイチ
「一ついくらだい?」


何かの肉が刺さっている串を指差して店員に話しかけてみた。


露店の店員
「はい鉄貨2枚です。」


店員が顔を上げて俺は驚いた、子供でしかも5歳くらいに小さい子だ、手伝いかな?


ケイイチ
「2つくれるか」


銅貨1枚を出して渡した。


店員の子供
「畏まりました」


お釣りを鉄貨6枚を貰いしばらく待った。


ケイイチ
「偉いね、家の手伝いかい?」

店員の子供
「いえ、孤児院の仕事です」


ふむ孤児院か異世界によくある。


店員の子供
「はい、二つです。」


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