異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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11章決戦

243話 話し合い

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俺たちは次の日フェルトに戻り報酬の話をしています。


ミーネル
「取り合えず目的の装備は全員分手に入ったわけだが」


みんなが俺を見て来ているんだけど、なんでだろうか?


ケイイチ
「俺は装備以外の肉とかでいいですから、他の物は皆さんで分配してください」


俺の言葉をみんなが無言で聞いている・・・何か変だね何だろうねこれは。


ケイイチ
「それと貸した装備なんですが皆さん使い易かったら貰ってください」

ラッシュ
「やっぱりなー」

ボイル
「そう言うと思ったぜ」


おう!みんなが頷いているけど、ばれてたのかな。


ミーネル
「ケイイチ、そう言うと思ってお前の報酬をこちらで決めた、貰ってくれるな」


ミーネルさんが真剣な顔で言ってきた・・・みんなも同じ意見なんだね、しょうがない。

俺の報酬は金貨10枚とドロップした肉のブロック174個だ。


シューユ
「ほんとはもっと渡したいのですが」

ポーリッシュ
「私たちがみんなで出し合っても、これが限界だったの」


みんな渋い顔をしている、別に気にしてない、ほんとは貰う気はなかったけどミーネルさんの真剣な顔からして引かなそうだったし、支援した物は返却はしなくていいように出来たからそれでいいかなっと思ったのだ。


ケイイチ
「良いんだよ楽しかったし、これからも頑張ってくれ、また機会があったら遠征をしよう」


そう言ってそれぞれの分配品を話し合い、俺はミーネルさんとミレーネさんとでダンジョン内の村の件で話し合いが始まった。


ミーネル
「それで村には転移の魔道具は置いたのだな」

ケイイチ
「ああ、モンスターの村長だったドライアドのアラミーさんって人、ていうかモンスターに許可を貰ったよ」

ミーネル
「そ、そうかそれは助かる」


ミーネルさんはそう言いながら笑顔だったが、ミレーネさんは顔を引きつらせていたね。


ミレーネ
「そ、それで行ってもらう商人はこちらで決めますけど、その、護衛をケイイチさんたちにお願いしたいのです」


まあそうだよね、一番向こうを知ってる人はほしいよね。


ケイイチ
「まあ予定が合えば俺たちはいいですよ」


この11日間でローナとの連絡を取り、途中転移して向こうに行ったが、ちょっと王都に行かなくてはいけない事ができた、まあお願い的なことなのでそれほど長期ではない。


ミーネル
「そうか!助かった」

ミレーネ
「ほんとですね、それでは商人の準備ができ次第連絡を入れますね」

ケイイチ
「ええ、お願いします、それと護衛は俺たち以外も連れて行ってもいいですよね?」

ミーネル
「ああ、それはかまわんぞ」


良かった、まあ連れて行くのは魔拳隊なんだけどね。


ケイイチ
「それじゃ俺たちは孤児院に戻りますね」

ミーネル
「ああ、今回はとてもためになった、今後もよろしく頼むぞケイイチ」


挨拶をして俺たちは部屋を出てロビーに行くと玲たちが待っていた。


イーレ
「ケイイチ様お疲れさまでした」

ケン
「僕たち村に戻るよ」

ケイイチ
「ああ、お疲れ様、それとモンスターの村に護衛を頼まれたんだけど、その時一緒に来てくれるかな」

イーレ
「ええもちろんです、ケイイチ様のためならなんでもしますよ」


なんでもってそれは言い過ぎじゃないかな。


ケン
「そうだね、どうせ暇なんでいいですよ、ダンジョンには入ってると思うけどさ」

ケイイチ
「ありがと、予定が決まったら連絡するから、その時はよろしくね」


そう言って玲と健吾がギルドを出て行った。


ミキ
「ケイイチあの二人は孤児院には入れないわよね」


ミキが言ってきたが、他の人やミキの事を考えると、どうしてもそれは出来そうもない。


ケイイチ
「そうだね、俺としてはみんなと話し合って少しずつでも仲良くなってほしいけど、強制はしたくないしね」


俺が言ったらそうなりそうだから、何とかそれ以外で対処しないといけないんだよね。

時間が解決してくれるかもだけど、仲互いしている者を見るのはあまり好きじゃない。


ミキ
「ごめんねケイイチ」


ミキが謝ってきた、ミキが悪いんじゃない。


ケイイチ
「ミキのせいじゃないさ、選択を誤ったのは玲と健吾だ、時間が経てばその内なんとかなるさ」


そう言って俺はミキを撫でながらハグしてあげた。


しばらくして俺たちも歩き出し孤児院に向かった。



D P使用
孤児院50万 P


残りDP残り4億1283万P
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