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2章 始まり
29話 マダラの正体
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会社の車でマダラに言われた住所に着いて、ボクたちは工房が見えてびっくりです。
「おかしいわね、ナビの情報だと倉庫って事になってるわ」
「古いんじゃないですか出雲さん、どう見ても工房ですよ」
運転してくれていた出雲さんは、そんなはずないと毎日更新していることを教えてくれた。
それに、工房として表示されないという事は、商売には確実にマイナスで、絶対におかしいと怪しんだよ。
「本当に平気なの?」
「まぁ相手はマニアですから、過激でないなら平気ですよ出雲さん」
「だからねスザク君、過激だったらと言ってるんだけど、十分注意していくわよ」
最悪、出雲さんが囮になってボクたちは逃げる様に言われたよ。
でも、ボクは戦う気でいて、決戦に向かう気で車を降りてカレンたちの後についていった。
工房の自動ドアが開き、その奥にはメイド服の少女が立っていて、スカートを少しつまんで一礼してきた。
「ようこそ、マダラ工房へ、ワタシは皆さんを案内するよう仰せつかりましたリンリと申します」
「お招きいただいて感謝するわ、早速だけどここの主はどこかしら?」
「主は奥で皆さんをお待ちです」
話が早くて良いけど、奥に行けば行くだけ危険で、ボクは更に緊張してみんなの後に続きました。
一番後ろの出雲さんは、煙幕の玉をポケットから出せる準備をしていて、合図があったらボクは逃げるんじゃなく突撃する気だったよ。
「待っていましたよ」
「き、君は」
「覚えていてくれましたかスザクさん、あの時はありがとうございました」
なんと、工房の主はあの子で、女神が作業服を着ててカッコ可愛いと思いましたよ。
カレンたちは、戸惑っているボクを無視してミノタウロスとの戦いの件で相談し、何とか出来ないか聞いたよ。
「スザクさんのサイトでも答えましたが、今のままじゃ死ぬだけです」
「だから聞いてるのよ、どうにか出来ないかしら?」
「ボクからも頼むよマダラちゃん」
ボクがお願いしたら、何やら複雑な表情をマダラちゃんが浮かべ考え込んでしまった。
悩んでいる感じだったので、カレンが頭まで下げみんなもそれに習って頭を下げたんだ。
「そこまでするんですね、7つ星なんて、見てる人たちも無謀と思っていますよ」
「世間でなんて言われてるのかくらい知ってるわ、それを覆せば未来が開ける、そうでしょうマダラちゃん」
「確かにそうですね・・・じゃあ、楽な方と辛い方、どちらが良いですか?」
「「「「「はい?」」」」」
方法は沢山あるらしく、それだけの才能があるとマダラちゃんに言われて、ちょっと嬉しくなりました。
カレンは辛い方を選び、即答だったからマダラちゃんが驚いていた。
「そんなに驚く事じゃないわ、だってこれはアタシたちを試したんでしょう?」
「試したというか、得られる結果が違うんですよ」
装備を揃えるのが楽な方で、その結果はしょせんお金と言う人気の下がりそうなモノでした。
辛い方は、言うまでもなく特訓をして実力を上げる事で、見ている人は評価してくれると思ったよ。
「でもカレンさん、とっても大変だからね」
「そんなの望む所よ、アイドル舐めないでちょうだい」
「分かりました、では特訓を始めますが、その前にここで起きる事は秘密にすることを誓ってください」
とても大事な事らしく、カレンたちだけでなくボクと出雲さんにも約束を求められた。
外にバレると大変らしく、理由を話すのも誓いを立ててからと言われたよ。
「もしかしてマダラちゃん、あの変わった動物たちに関係してるの?」
「そうです、あれも投稿に映った時は騒がれました、でも誰も出来なかったし、ワタシが世に出なかったから忘れられた・・・でも、今回はそうは行きません」
「アタシたちがやるからね」
「はい、アイドルの皆さんは表に出ない訳にはいきません、だからこその契約です」
強くなれるのなら誰でもそれにすがるだろうっと、カオルが真剣な表情で言ってきて、誰も否定できなかった。
質問されても秘密を守り通す様に言われ、大金を積まれたり誰かが犠牲になっても出来るのかと聞かれた。
「最悪誘拐とかもあり得ます、それでも良いですね」
「も、もちろんよ」
「ちょっとカレン、さすがにそれはきついぞ」
「覚悟の上よカオル、強くなればそんな奴らを倒せるし、何とかなるわ」
カレンは楽観的でボクはとても不安だったから、マダラちゃんに何とか出来ないかお願いしました。
でも、マダラちゃんは試していた様で、秘密を守ってくれるのなら手出しが出来ない様守ると言ってくれた。
「あなた、何者なのよ」
「ちょっと変わった力を持った、普通の工房主ですよ」
「何よそれ・・・でも、とても頼りになるわ」
「じゃあ、契約は成立ですね」
ニコニコしてマダラちゃんはカレンと握手を交わし、ボクはとても安心しました。
早速訓練を始めようとマダラちゃんが奥に行こうとしたから、書類などを作らないのかと出雲さんが指摘してきてたよ。
「そんなものは必要ありません、もし裏切ったらそれまでです」
「そういう事ね、それなら納得だわ」
「どういう事っすか?」
「秘密をばらしたら、騒ぎになるから直ぐに分かるって事よ」
それだけの事が起きるのが分かり、能天気なミチルもさすがに焦っていた。
話が済んだので、特訓の開始が言い渡され、奥に案内されてボクたちは広い部屋に移動した。
「ここで何をするのかしら?」
「勿論戦うんだよ、このビーズアニマルたちとね」
やっぱりっと、ボクは1mくらいの変わった動物をマダラちゃんが出したから思い、訓練の邪魔にならないように部屋の隅に移動したんだ。
出雲さんも一緒で、戦っても実力は簡単には上がらないと指摘してきたよ。
「ボクもそう思いますけど、マダラちゃんが決めた事ですからね」
「あら、スザク君はあの子にご執心ね」
「あの子に会ってからボクたちも強くなりました、だからこれも何かあるんです」
そうとしか思えず、ボクは戦いが始まるのを待ったけど、カレンたちが構えたのにビーズアニマルは動きません。
何も始まらないからボクは質問したんだけど、カレンたちが攻撃するのを待っていたらしく、始まらないのはカレンたちが怯んでいたせいだった。
「そういう事みたいだけど、カレンどうして始めないの?」
「だって、どんな攻撃が来るか分からないじゃない、いきなり攻めたらやられちゃうわ」
「ああ、そういえば言って無かったね、こちらからは攻撃はしないよ、それぞれ一撃入れるだけで良いんだ」
「「「「「はい?」」」」」
訳の分からない説明で、それで強くなれるのかとカレンが怒って指摘した。
これから血のにじむような訓練が始まると思っていたから当然で、カレンがそう説明したらマダラちゃんが笑ってきたよ。
「な、なんで笑うのよ」
「ごめんごめん、さっきの約束の時に言ったのをそのまま受け取ったんだね、あれ嘘だから」
「「「「「嘘っ!」」」」」
「うん、7つ星が相手だからね、普通の方法じゃまず間に合わないんだよ」
だからこその約束で覚悟を見たかったそうで、それが足りているのなら力を貸すと言ってくれたんだ。
それは、ボクたちヂュエヂュエにも言える事で、後でビャクとゲンヤにも言わなければいけなくなりました。
「それで、一撃入れるだけって事だけど、そうするのどうなるのよ」
「強くなれるとは思えない」
「まぁ普通ならそうだね、でも本当に強くなる、何せレベルが上がるからね」
「「「「「はい?」」」」」
信じられない言葉を聞いて、ボクたちは全員で声を揃えクビを傾げてしまった。
ゲームで良く聞く事だけど、それはあくまでもゲームの中の話で、現実には出来ないとされていた。
「それが可能だとしたら?」
「も、もしかして、ボクたちが強くなったのって」
「そうだよスザク君、君たちはもうレベルが上がってる、あの時は実験してたんだ」
ダンジョンで実験していた所にボクたちは遭遇し、あのモンスターを倒したからレベルが上がったと説明された。
でも、モンスターが突然変異種と言ってもレベルが上がるなんて聞いた事がなく、ボクたちは信じられなかったよ。
「まぁ信じて貰えないのも当然だね、でも実験して出来るようになったとしたら?」
「確かに、それは大事ね」
「そういう事、だから約束してもらった、裏切れば大騒ぎで私は姿を消すけど、皆さんはそうは行かない、誰が一番得をすると思う?」
だから契約書がいらなかったと納得し、ビーズアニマルに一撃入れてビーズの1つを壊せばレベルが上がると言われた。
そして、レベルが上がればスキルを覚えられるそうで、ボクたちは更に驚き、その後も驚く事ばかりで、マダラちゃんに会ってよかったと心から思いました。
「おかしいわね、ナビの情報だと倉庫って事になってるわ」
「古いんじゃないですか出雲さん、どう見ても工房ですよ」
運転してくれていた出雲さんは、そんなはずないと毎日更新していることを教えてくれた。
それに、工房として表示されないという事は、商売には確実にマイナスで、絶対におかしいと怪しんだよ。
「本当に平気なの?」
「まぁ相手はマニアですから、過激でないなら平気ですよ出雲さん」
「だからねスザク君、過激だったらと言ってるんだけど、十分注意していくわよ」
最悪、出雲さんが囮になってボクたちは逃げる様に言われたよ。
でも、ボクは戦う気でいて、決戦に向かう気で車を降りてカレンたちの後についていった。
工房の自動ドアが開き、その奥にはメイド服の少女が立っていて、スカートを少しつまんで一礼してきた。
「ようこそ、マダラ工房へ、ワタシは皆さんを案内するよう仰せつかりましたリンリと申します」
「お招きいただいて感謝するわ、早速だけどここの主はどこかしら?」
「主は奥で皆さんをお待ちです」
話が早くて良いけど、奥に行けば行くだけ危険で、ボクは更に緊張してみんなの後に続きました。
一番後ろの出雲さんは、煙幕の玉をポケットから出せる準備をしていて、合図があったらボクは逃げるんじゃなく突撃する気だったよ。
「待っていましたよ」
「き、君は」
「覚えていてくれましたかスザクさん、あの時はありがとうございました」
なんと、工房の主はあの子で、女神が作業服を着ててカッコ可愛いと思いましたよ。
カレンたちは、戸惑っているボクを無視してミノタウロスとの戦いの件で相談し、何とか出来ないか聞いたよ。
「スザクさんのサイトでも答えましたが、今のままじゃ死ぬだけです」
「だから聞いてるのよ、どうにか出来ないかしら?」
「ボクからも頼むよマダラちゃん」
ボクがお願いしたら、何やら複雑な表情をマダラちゃんが浮かべ考え込んでしまった。
悩んでいる感じだったので、カレンが頭まで下げみんなもそれに習って頭を下げたんだ。
「そこまでするんですね、7つ星なんて、見てる人たちも無謀と思っていますよ」
「世間でなんて言われてるのかくらい知ってるわ、それを覆せば未来が開ける、そうでしょうマダラちゃん」
「確かにそうですね・・・じゃあ、楽な方と辛い方、どちらが良いですか?」
「「「「「はい?」」」」」
方法は沢山あるらしく、それだけの才能があるとマダラちゃんに言われて、ちょっと嬉しくなりました。
カレンは辛い方を選び、即答だったからマダラちゃんが驚いていた。
「そんなに驚く事じゃないわ、だってこれはアタシたちを試したんでしょう?」
「試したというか、得られる結果が違うんですよ」
装備を揃えるのが楽な方で、その結果はしょせんお金と言う人気の下がりそうなモノでした。
辛い方は、言うまでもなく特訓をして実力を上げる事で、見ている人は評価してくれると思ったよ。
「でもカレンさん、とっても大変だからね」
「そんなの望む所よ、アイドル舐めないでちょうだい」
「分かりました、では特訓を始めますが、その前にここで起きる事は秘密にすることを誓ってください」
とても大事な事らしく、カレンたちだけでなくボクと出雲さんにも約束を求められた。
外にバレると大変らしく、理由を話すのも誓いを立ててからと言われたよ。
「もしかしてマダラちゃん、あの変わった動物たちに関係してるの?」
「そうです、あれも投稿に映った時は騒がれました、でも誰も出来なかったし、ワタシが世に出なかったから忘れられた・・・でも、今回はそうは行きません」
「アタシたちがやるからね」
「はい、アイドルの皆さんは表に出ない訳にはいきません、だからこその契約です」
強くなれるのなら誰でもそれにすがるだろうっと、カオルが真剣な表情で言ってきて、誰も否定できなかった。
質問されても秘密を守り通す様に言われ、大金を積まれたり誰かが犠牲になっても出来るのかと聞かれた。
「最悪誘拐とかもあり得ます、それでも良いですね」
「も、もちろんよ」
「ちょっとカレン、さすがにそれはきついぞ」
「覚悟の上よカオル、強くなればそんな奴らを倒せるし、何とかなるわ」
カレンは楽観的でボクはとても不安だったから、マダラちゃんに何とか出来ないかお願いしました。
でも、マダラちゃんは試していた様で、秘密を守ってくれるのなら手出しが出来ない様守ると言ってくれた。
「あなた、何者なのよ」
「ちょっと変わった力を持った、普通の工房主ですよ」
「何よそれ・・・でも、とても頼りになるわ」
「じゃあ、契約は成立ですね」
ニコニコしてマダラちゃんはカレンと握手を交わし、ボクはとても安心しました。
早速訓練を始めようとマダラちゃんが奥に行こうとしたから、書類などを作らないのかと出雲さんが指摘してきてたよ。
「そんなものは必要ありません、もし裏切ったらそれまでです」
「そういう事ね、それなら納得だわ」
「どういう事っすか?」
「秘密をばらしたら、騒ぎになるから直ぐに分かるって事よ」
それだけの事が起きるのが分かり、能天気なミチルもさすがに焦っていた。
話が済んだので、特訓の開始が言い渡され、奥に案内されてボクたちは広い部屋に移動した。
「ここで何をするのかしら?」
「勿論戦うんだよ、このビーズアニマルたちとね」
やっぱりっと、ボクは1mくらいの変わった動物をマダラちゃんが出したから思い、訓練の邪魔にならないように部屋の隅に移動したんだ。
出雲さんも一緒で、戦っても実力は簡単には上がらないと指摘してきたよ。
「ボクもそう思いますけど、マダラちゃんが決めた事ですからね」
「あら、スザク君はあの子にご執心ね」
「あの子に会ってからボクたちも強くなりました、だからこれも何かあるんです」
そうとしか思えず、ボクは戦いが始まるのを待ったけど、カレンたちが構えたのにビーズアニマルは動きません。
何も始まらないからボクは質問したんだけど、カレンたちが攻撃するのを待っていたらしく、始まらないのはカレンたちが怯んでいたせいだった。
「そういう事みたいだけど、カレンどうして始めないの?」
「だって、どんな攻撃が来るか分からないじゃない、いきなり攻めたらやられちゃうわ」
「ああ、そういえば言って無かったね、こちらからは攻撃はしないよ、それぞれ一撃入れるだけで良いんだ」
「「「「「はい?」」」」」
訳の分からない説明で、それで強くなれるのかとカレンが怒って指摘した。
これから血のにじむような訓練が始まると思っていたから当然で、カレンがそう説明したらマダラちゃんが笑ってきたよ。
「な、なんで笑うのよ」
「ごめんごめん、さっきの約束の時に言ったのをそのまま受け取ったんだね、あれ嘘だから」
「「「「「嘘っ!」」」」」
「うん、7つ星が相手だからね、普通の方法じゃまず間に合わないんだよ」
だからこその約束で覚悟を見たかったそうで、それが足りているのなら力を貸すと言ってくれたんだ。
それは、ボクたちヂュエヂュエにも言える事で、後でビャクとゲンヤにも言わなければいけなくなりました。
「それで、一撃入れるだけって事だけど、そうするのどうなるのよ」
「強くなれるとは思えない」
「まぁ普通ならそうだね、でも本当に強くなる、何せレベルが上がるからね」
「「「「「はい?」」」」」
信じられない言葉を聞いて、ボクたちは全員で声を揃えクビを傾げてしまった。
ゲームで良く聞く事だけど、それはあくまでもゲームの中の話で、現実には出来ないとされていた。
「それが可能だとしたら?」
「も、もしかして、ボクたちが強くなったのって」
「そうだよスザク君、君たちはもうレベルが上がってる、あの時は実験してたんだ」
ダンジョンで実験していた所にボクたちは遭遇し、あのモンスターを倒したからレベルが上がったと説明された。
でも、モンスターが突然変異種と言ってもレベルが上がるなんて聞いた事がなく、ボクたちは信じられなかったよ。
「まぁ信じて貰えないのも当然だね、でも実験して出来るようになったとしたら?」
「確かに、それは大事ね」
「そういう事、だから約束してもらった、裏切れば大騒ぎで私は姿を消すけど、皆さんはそうは行かない、誰が一番得をすると思う?」
だから契約書がいらなかったと納得し、ビーズアニマルに一撃入れてビーズの1つを壊せばレベルが上がると言われた。
そして、レベルが上がればスキルを覚えられるそうで、ボクたちは更に驚き、その後も驚く事ばかりで、マダラちゃんに会ってよかったと心から思いました。
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