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4章 活発
67話 順調です
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「これで教科は全て受けたけど、どうかしらユーヤ」
学園に通い始めて6日全ての教科を一度は受けたんだ、内容的には触り程度だがそれでもなかなか楽しく受けれたな。
「なかなか興味深かったよ、ただ僕のしていることと違うのもあったな」
魔導巨神は教わることが多いが魔法薬と魔道具では俺の方が上だ、効率が悪い事ばかりしているんだ。
「魔法薬とかでしょ、ユーヤのは味が良過ぎよ!料理もだけどね」
「ユーヤの料理は最高なの」
ファラがいつものを言っている、魔法薬はママナ草を入れる事で味が良くなる、だがそれは入れないし魔力の量も倍くらい違う、恐らく生成に使っている魔法陣が悪いんだ。
それに魔道具生成にも同じような魔法陣を使っているから同じことが言える、道具に魔法陣を刻まないといけない事を考えると魔道具の方が悪いくらいだな。
「私も一品だけじゃなくてもっと食べたいわよユーヤ」
「そう言われても、マリアは軽食の時だけだからね、それでも毎回変えて色々出しただろ?」
マリアにはここ数日でパイやグラタンと高温で焼くものを出した、次はデザートを出してもいいかもしれないな。
「そうだけど、まだ色々あるんでしょ?」
「まぁな、だがマリアには食堂の料理もあるんだろ、あの料理はかなり工夫されてるから僕も勉強になるんだよ、だから食べてみたいんだ」
このままでは俺の料理だけを食べるわ、とか言われそうだったから早めにそう言った、だがマリアは顔を膨らませて怒ってるな。
「もう!じゃあもっと色々出してよねユーヤ」
「分かってるよマリア・・・そうだなぁ、そろそろデザートを出そうかな」
「「!?」」
それを聞いてファラも眼をギラつかせた、最近はこっちが主流と言ってもいいくらいだ、料理は香辛料に限界があってこれ以上違う物が作れてないんだ、俺は本職じゃないからね、アキエ先生に品種改良をしてもらっているんだけど、現物がないとダメらしいんだ、だからコメとかはまだ作れてない。
「そ、そんなに嬉しいか?ふたりとも」
「そりゃー・・・ねぇファラ」
「そうなの!料理もおいしいけど、お菓子はまた格別に最強なの!」
ファラがマリアの肩で飛び跳ねてるよ、それほどかなぁ?確かにこの世界ではケーキなどのスイーツは見たことない、だが門番の騎士オルティナたちはクッキーを知っていた、と言う事はそれくらいはあるのだろう、味はそれほど期待は出来ないがな。
「ファラがいつも言うのよ、お菓子が美味しいって、だから来週が楽しみだわ」
いつそんな事話したんだよ、いつも俺と一緒だろファラは、今だって離れているって程離れてないじゃないか、授業の時は俺の頭の上で寝てるしさ。
「ま、まぁいいか、簡単なものだけどクッキーを渡しておくよ、はいマリア」
「ほんと!?ありがとう」
マリアが嬉しそうだ、たかがクッキーでこの喜びよう、ほんとにあるよなクッキー。
「そう言えばユーヤたちは休みは何をしてるの?」
「俺たちは冒険者もやってるんだよマリア、だからクエストをする予定だね」
アキエ先生と生徒たちは少しずつ訓練をしている、もう少ししたら普通に冒険者として活動をしても良いかもな。
ちなみに奴隷の首輪はすでに外した、1番最初に外したのはタケシだったね、周りの村や街の支援を頼んだ時に外したんだ、俺の誠意の証としてね、他の人たちも危険がないと分かったから順番に外したんだ。
「そうなのね・・・じゃあその次の休みは私の屋敷に来ない、色々教えてよ」
その言葉に少し違和感を感じた、と言うかオーラが少し揺らいでいる。
「もしかしてマリアンナ様とかに何か言われてるのか?」
「う!?まぁそのね・・・会いたいんだって、でも安心して夜伽はさせないから」
それは当然と言えば当然だろう、マリアが最初とか言われたがそれも出来れば控えてほしい。
「それは助かるよ、それなら行こうかな」
「ええ、よろしくね・・・でもいつかはしないとダメなのよユーヤ、あなたはそう言った人なの自覚を持ってね」
そう笑顔で言って馬車に乗って行ったよ、桃色の良いオーラを纏ってたな。
「そうなんだよなぁ、いつかは絶対やるんだよな」
俺は他人からの好意をオーラで分かる、だが俺自信はそう言ったオーラを出したことはない、だから分からないのかもしれないな。
「ユーヤは覚悟を決めるの」
「あのなファラ、相手が欲しいと言って来てるからと言っても、簡単に渡したらダメだ」
そうなんだ、この世界ではそれに価値があり過ぎる、俺はそう思いながら自分の屋敷に向かいいつもの日常を過ごした、そして次の日。
「これをお願いします」
俺たちは今冒険者ギルドにいる、あの件から少しは俺への対応が良くなったんだよ、まだ少しオーラが気になるがな。
そして今日は帰りに少し変化がある、まぁ分かるよな。
「は、はいDランクのオークですね、かかカードをこちらに」
緊張しているのかウサギ耳の人がオドオドして対応している、ウーネとえらい違いだな。
「全くユーヤは優しいのにあれでも職員ですか」
「ウーネの言う通りだよ、こんなにいい男なのにさ」
俺の腕をエネとウーネが掴んできた、だからそれはやめてくれよ、そしてファラ同じ感じに顔にくっ付くんじゃありません。
「ユーヤは優しいの」
俺の顔に体をくっ付けてぐりぐりしてきている、ファラも女の子なんだから控えてくれないだろうか。
「かかカードをお返しします」
「どうも、それじゃ行ってきます」
俺はウサギミミの受付嬢にそう言った、返事は期待してない、ただの挨拶みたいなものだ。
「今日も東ですよねユーヤ」
「そうだねウーネ、それがどうかしたのかな?」
ウーネが何か悩んでいる、もしかして前回の戦闘が辛かったのだろうか、最近はそう言った感じはなかったはずだ、屋敷では訓練をしてるしな、ウーネたちが屋敷に来てくれたおかげで生徒たちの訓練も順調だ、最近はハルたちも参加して楽しく訓練が出来ているよ。
「いえ、あそこら辺は最近強いモンスターがいると噂なんです」
「「強いモンスター?」なの?」
俺とファラは疑問符を浮かべた、ウーネたちと行っている場所はそれほど深い場所ではない、オーラを探ってもいつも通りのモンスターがいるだけだ、気になると言えば少し北側にうろうろしている強めの気を感じるが、それでも脅威ではないな。
「ユーヤは知らないか、なんでもオーガを見たってんだよ、それで冒険者が入らなくなったんだ」
オーガか、確かBランクだったか?俺の倒したレッドベアと同じ位だ。
「ん?ちょっと待て、今冒険者は東の森に入っていないと言ったなエネ」
「そうだぞ、オーガはBランクだがAにも匹敵するからな、害がなければこのままって話なんだ」
なるほどな、たまたま近くを通っているだけの可能性があるから放っておくと、だがさっきオーラを探った時4つの人のオーラを感じた、きっとそのオーガを討伐しようとしているんだ。
「まぁ遠くにいるし、見つからなければ帰るだろう」
独り言を言って俺たちも森に入った、門番は朝なのでオルティナたちではなく知らない騎士だった、そのせいだろうか注意をされなかったよ、きっとオルティナたちだったら「行ってはダメだ!」と言われたかもな。
「たぁっ」
「良いぞエネ、ウーネとどめだ」
「はい、やぁっ」
今日はエネとウーネを中心にして戦っている、色々は組み合わせをしておいた方が戦いに有利になるからな。
「あたいたちだけでオークを倒したぞウーネ!」
「ほんと信じられないねエネ、ユーヤが指示を出しただけでどうして」
俺の指示と言っているが俺たちは牽制だけはしているんだ、だからオークが体勢を崩す、そこに俺の指示でエネとウーネが攻撃をしているんだ。
「相手の体勢を考えしっかりと戦えば二人でも倒せるんだ、もう少しレベルが上がればそれを二人だけで出来るようになるよ、頑張って」
そう言ったらすごく顔を赤くしていた、二人だけで戦っていると思っていたのが恥ずかしいのだろうか、だが今後それが出来るようになるさ二人ならな。
「さてそろそろ戻るか・・・あっ!?まずったな」
俺は近くのオーラを探っていて遠くの方まで見ていなかった、いつの間にかオーガと4人の気がぶつかっている。
「ユーヤ行くの?」
肩のファラだけが気づいた、エネとウーネはまだ気づいていないが言っていいものか。
「ユーヤ?」
「どうしたんですかユーヤ?」
「二人とも、突然だけど今オーガが近づいて来ている」
俺の言葉に驚いて二人が固まってしまった。
学園に通い始めて6日全ての教科を一度は受けたんだ、内容的には触り程度だがそれでもなかなか楽しく受けれたな。
「なかなか興味深かったよ、ただ僕のしていることと違うのもあったな」
魔導巨神は教わることが多いが魔法薬と魔道具では俺の方が上だ、効率が悪い事ばかりしているんだ。
「魔法薬とかでしょ、ユーヤのは味が良過ぎよ!料理もだけどね」
「ユーヤの料理は最高なの」
ファラがいつものを言っている、魔法薬はママナ草を入れる事で味が良くなる、だがそれは入れないし魔力の量も倍くらい違う、恐らく生成に使っている魔法陣が悪いんだ。
それに魔道具生成にも同じような魔法陣を使っているから同じことが言える、道具に魔法陣を刻まないといけない事を考えると魔道具の方が悪いくらいだな。
「私も一品だけじゃなくてもっと食べたいわよユーヤ」
「そう言われても、マリアは軽食の時だけだからね、それでも毎回変えて色々出しただろ?」
マリアにはここ数日でパイやグラタンと高温で焼くものを出した、次はデザートを出してもいいかもしれないな。
「そうだけど、まだ色々あるんでしょ?」
「まぁな、だがマリアには食堂の料理もあるんだろ、あの料理はかなり工夫されてるから僕も勉強になるんだよ、だから食べてみたいんだ」
このままでは俺の料理だけを食べるわ、とか言われそうだったから早めにそう言った、だがマリアは顔を膨らませて怒ってるな。
「もう!じゃあもっと色々出してよねユーヤ」
「分かってるよマリア・・・そうだなぁ、そろそろデザートを出そうかな」
「「!?」」
それを聞いてファラも眼をギラつかせた、最近はこっちが主流と言ってもいいくらいだ、料理は香辛料に限界があってこれ以上違う物が作れてないんだ、俺は本職じゃないからね、アキエ先生に品種改良をしてもらっているんだけど、現物がないとダメらしいんだ、だからコメとかはまだ作れてない。
「そ、そんなに嬉しいか?ふたりとも」
「そりゃー・・・ねぇファラ」
「そうなの!料理もおいしいけど、お菓子はまた格別に最強なの!」
ファラがマリアの肩で飛び跳ねてるよ、それほどかなぁ?確かにこの世界ではケーキなどのスイーツは見たことない、だが門番の騎士オルティナたちはクッキーを知っていた、と言う事はそれくらいはあるのだろう、味はそれほど期待は出来ないがな。
「ファラがいつも言うのよ、お菓子が美味しいって、だから来週が楽しみだわ」
いつそんな事話したんだよ、いつも俺と一緒だろファラは、今だって離れているって程離れてないじゃないか、授業の時は俺の頭の上で寝てるしさ。
「ま、まぁいいか、簡単なものだけどクッキーを渡しておくよ、はいマリア」
「ほんと!?ありがとう」
マリアが嬉しそうだ、たかがクッキーでこの喜びよう、ほんとにあるよなクッキー。
「そう言えばユーヤたちは休みは何をしてるの?」
「俺たちは冒険者もやってるんだよマリア、だからクエストをする予定だね」
アキエ先生と生徒たちは少しずつ訓練をしている、もう少ししたら普通に冒険者として活動をしても良いかもな。
ちなみに奴隷の首輪はすでに外した、1番最初に外したのはタケシだったね、周りの村や街の支援を頼んだ時に外したんだ、俺の誠意の証としてね、他の人たちも危険がないと分かったから順番に外したんだ。
「そうなのね・・・じゃあその次の休みは私の屋敷に来ない、色々教えてよ」
その言葉に少し違和感を感じた、と言うかオーラが少し揺らいでいる。
「もしかしてマリアンナ様とかに何か言われてるのか?」
「う!?まぁそのね・・・会いたいんだって、でも安心して夜伽はさせないから」
それは当然と言えば当然だろう、マリアが最初とか言われたがそれも出来れば控えてほしい。
「それは助かるよ、それなら行こうかな」
「ええ、よろしくね・・・でもいつかはしないとダメなのよユーヤ、あなたはそう言った人なの自覚を持ってね」
そう笑顔で言って馬車に乗って行ったよ、桃色の良いオーラを纏ってたな。
「そうなんだよなぁ、いつかは絶対やるんだよな」
俺は他人からの好意をオーラで分かる、だが俺自信はそう言ったオーラを出したことはない、だから分からないのかもしれないな。
「ユーヤは覚悟を決めるの」
「あのなファラ、相手が欲しいと言って来てるからと言っても、簡単に渡したらダメだ」
そうなんだ、この世界ではそれに価値があり過ぎる、俺はそう思いながら自分の屋敷に向かいいつもの日常を過ごした、そして次の日。
「これをお願いします」
俺たちは今冒険者ギルドにいる、あの件から少しは俺への対応が良くなったんだよ、まだ少しオーラが気になるがな。
そして今日は帰りに少し変化がある、まぁ分かるよな。
「は、はいDランクのオークですね、かかカードをこちらに」
緊張しているのかウサギ耳の人がオドオドして対応している、ウーネとえらい違いだな。
「全くユーヤは優しいのにあれでも職員ですか」
「ウーネの言う通りだよ、こんなにいい男なのにさ」
俺の腕をエネとウーネが掴んできた、だからそれはやめてくれよ、そしてファラ同じ感じに顔にくっ付くんじゃありません。
「ユーヤは優しいの」
俺の顔に体をくっ付けてぐりぐりしてきている、ファラも女の子なんだから控えてくれないだろうか。
「かかカードをお返しします」
「どうも、それじゃ行ってきます」
俺はウサギミミの受付嬢にそう言った、返事は期待してない、ただの挨拶みたいなものだ。
「今日も東ですよねユーヤ」
「そうだねウーネ、それがどうかしたのかな?」
ウーネが何か悩んでいる、もしかして前回の戦闘が辛かったのだろうか、最近はそう言った感じはなかったはずだ、屋敷では訓練をしてるしな、ウーネたちが屋敷に来てくれたおかげで生徒たちの訓練も順調だ、最近はハルたちも参加して楽しく訓練が出来ているよ。
「いえ、あそこら辺は最近強いモンスターがいると噂なんです」
「「強いモンスター?」なの?」
俺とファラは疑問符を浮かべた、ウーネたちと行っている場所はそれほど深い場所ではない、オーラを探ってもいつも通りのモンスターがいるだけだ、気になると言えば少し北側にうろうろしている強めの気を感じるが、それでも脅威ではないな。
「ユーヤは知らないか、なんでもオーガを見たってんだよ、それで冒険者が入らなくなったんだ」
オーガか、確かBランクだったか?俺の倒したレッドベアと同じ位だ。
「ん?ちょっと待て、今冒険者は東の森に入っていないと言ったなエネ」
「そうだぞ、オーガはBランクだがAにも匹敵するからな、害がなければこのままって話なんだ」
なるほどな、たまたま近くを通っているだけの可能性があるから放っておくと、だがさっきオーラを探った時4つの人のオーラを感じた、きっとそのオーガを討伐しようとしているんだ。
「まぁ遠くにいるし、見つからなければ帰るだろう」
独り言を言って俺たちも森に入った、門番は朝なのでオルティナたちではなく知らない騎士だった、そのせいだろうか注意をされなかったよ、きっとオルティナたちだったら「行ってはダメだ!」と言われたかもな。
「たぁっ」
「良いぞエネ、ウーネとどめだ」
「はい、やぁっ」
今日はエネとウーネを中心にして戦っている、色々は組み合わせをしておいた方が戦いに有利になるからな。
「あたいたちだけでオークを倒したぞウーネ!」
「ほんと信じられないねエネ、ユーヤが指示を出しただけでどうして」
俺の指示と言っているが俺たちは牽制だけはしているんだ、だからオークが体勢を崩す、そこに俺の指示でエネとウーネが攻撃をしているんだ。
「相手の体勢を考えしっかりと戦えば二人でも倒せるんだ、もう少しレベルが上がればそれを二人だけで出来るようになるよ、頑張って」
そう言ったらすごく顔を赤くしていた、二人だけで戦っていると思っていたのが恥ずかしいのだろうか、だが今後それが出来るようになるさ二人ならな。
「さてそろそろ戻るか・・・あっ!?まずったな」
俺は近くのオーラを探っていて遠くの方まで見ていなかった、いつの間にかオーガと4人の気がぶつかっている。
「ユーヤ行くの?」
肩のファラだけが気づいた、エネとウーネはまだ気づいていないが言っていいものか。
「ユーヤ?」
「どうしたんですかユーヤ?」
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