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4章 活発
78話 一息
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「おめでとうございますマリアンナ様」
「凄かったですわお母さま」
俺たちは今大会が終わり屋敷でお祝いをしている、もちろん表彰式もあったぞ、何か褒美を貰ったそうだが後のお楽しみとか言われて教えてくれなかった、まぁお金とかが妥当だろうな、そしてあの騒動を起こしたトラことタイーガという奴の事を説明された、貴族の位ははく奪され奴隷としてどこかに輸送されるそうだ。
ほんとは処刑が妥当とか言っていたが、未遂で終わっているからそこで話がまとまったという話だ。
「ありがとユーヤ君にマリア・・・でもあいつ、わたくしたちの戦いの後奇襲を企てるなんて、ほんと何を考えてるのかしらね!」
ホントそうだ、もしそれで勝ったとしても国王が許すはずがない、まぁ俺は見たことないからどうなるか分からんが、普通に考えればそうだろう。
「まったくなの、ユーヤがやっつけんん~」
俺の肩に乗っているファラが余計なことを言い始めたので俺は直ぐに口をふさいだ、まぁマリアたちが言えばわかってしまう事だが、そうなる前に話を逸らさないとな。
「それでマリアンナ様、明日は展覧会なんですよね」
「え!?ええそうね、こっちがわたくしたちの本命だもの、楽しみだわ」
ファラの言ってたことを少し気にしながら返事をしていた、これで話はそらせたようで助かったよ。
「早く色々な技術を見てみたいですよ僕は、とても楽しみです」
きっと部品から素材まで色々な物が見られるだろう、ジャジャル先生が独自で考えていたんだからな。
まぁ俺が一番みたい物は出ないだろうけどな、ブラッドコアは普通と違うからな。
「私はそうでもないわ、屋台の方を見ている方がいいもの」
「ふふマリアったら・・・でも屋台は楽しめそうもないわよ」
マリアンナがみんなを見ながらそう言い始めた、みんなも頷いているがどうしてだ?
「それは私も同感ですわお母さま、あのポップコーンと言う物なんてほんとに美味しかったのですから」
マリアが思い出して少し涎を拭いていた、ディラとラティスもそうだな、ファラは拭いてない垂れ流しだ。
「なにそれ!?でもこれも美味しいものねぇ、これだけでも分かるわ」
ファラの涎を拭きながら俺は料理の説明をしている、今出ている料理は俺がセーバルさんたちに教えながら作った物だ、デザートもケーキ関係を出しているがとても好評だな。
「セーバルさんたちが頑張ったからですよ、僕は少し教えただけです」
セーバルさんたちはほんとに頑張ってくれた、この世界で調味料と見ていない薬として扱われている物を俺が入れるているのにしっかり見て覚えていたし、何より料理の腕はかなりの物だ。
「いえいえわたくし共はユーヤ様の言われた通りやるので手いっぱいでした、方法が変わっていましたし薬剤に使う物を料理に入れるなど考えた事もなかったですから」
そう言いながら料理を並べている、なかなか紳士だな女性だけど、今回の料理は鶏肉の香草焼きやオーク肉のステーキ、スープはコンソメで後はこの世界にもあるパスタだ、他にもあるのだがセーバルさんたちが作ったこの世界の料理だな、主に焼き料理で上位モンスターの肉などに独自のタレを掛けている、そのタレが凝っていてなかなか美味しいんだ。
「僕の村では結構使っていたんですよ、それをすぐできるセーバルさんたちがすごいんです」
香辛料とかが薬剤屋とかにあるんだ、調理中に聞いて持ってきてもらった、なのでかなりみんなに疑問に持たれた、まぁそれでも出来上がった料理を味見をしてもらったら直ぐに分かってくれたんだ。
そして報酬の白米はあったんだ!不人気の食べ物で麦などが不足したときの非常食だそうだ、精米されてなかったからそんな物だろうと思い夜のうちに機械を作って精米する予定だ、明日の朝が楽しみだよ。
「あなたのそう言ったとこが魅力なのよねぇ・・・マリア頑張るのよ」
そう言われマリアが赤くなっていた、成人まで先だしマリアはしないと言ってたよな、俺としては来ない方がいいんだが、まぁ無理だよな。
「さて僕はそろそろ」
「あら、何か予定があるのユーヤ君」
予定というほどではない、話の風向きが悪くなってきたから外で研究をしたいだけだ、逃げたいんじゃないぞ、早く精米機を作りたいんだ、もう一度言うが逃げたいわけじゃない。
「日課の訓練と僕なりの研究を少々」
訓練は気のコントロールや気功弾を使ったものだ、ファラも最近しているがかなり難しい、そして研究は機体が出来ているので他の乗り物や武器を作ろうと思っている、まぁ精米機が先だけどな、魔石を動力にすることになるから少し小さめにしないとダメなんだ、ブラッドコアがあればかなりの大きさで作れるんだがなぁ。
「ユーヤ君の訓練と研究・・・そっちの方が気になるわね」
マリアンナがそう言ったらみんなも頷いていた、そんなに気になるのか?見てもそれほど面白くないと思うけどな、なにせ動かせないんだ。
「ユーヤの訓練は楽しいの!」
そんな俺の内を知らぬままファラの一言でみんなが更に興味を示してきた、そして食事を済ませてみんなで見学することになったんだ。
「凄かったですわお母さま」
俺たちは今大会が終わり屋敷でお祝いをしている、もちろん表彰式もあったぞ、何か褒美を貰ったそうだが後のお楽しみとか言われて教えてくれなかった、まぁお金とかが妥当だろうな、そしてあの騒動を起こしたトラことタイーガという奴の事を説明された、貴族の位ははく奪され奴隷としてどこかに輸送されるそうだ。
ほんとは処刑が妥当とか言っていたが、未遂で終わっているからそこで話がまとまったという話だ。
「ありがとユーヤ君にマリア・・・でもあいつ、わたくしたちの戦いの後奇襲を企てるなんて、ほんと何を考えてるのかしらね!」
ホントそうだ、もしそれで勝ったとしても国王が許すはずがない、まぁ俺は見たことないからどうなるか分からんが、普通に考えればそうだろう。
「まったくなの、ユーヤがやっつけんん~」
俺の肩に乗っているファラが余計なことを言い始めたので俺は直ぐに口をふさいだ、まぁマリアたちが言えばわかってしまう事だが、そうなる前に話を逸らさないとな。
「それでマリアンナ様、明日は展覧会なんですよね」
「え!?ええそうね、こっちがわたくしたちの本命だもの、楽しみだわ」
ファラの言ってたことを少し気にしながら返事をしていた、これで話はそらせたようで助かったよ。
「早く色々な技術を見てみたいですよ僕は、とても楽しみです」
きっと部品から素材まで色々な物が見られるだろう、ジャジャル先生が独自で考えていたんだからな。
まぁ俺が一番みたい物は出ないだろうけどな、ブラッドコアは普通と違うからな。
「私はそうでもないわ、屋台の方を見ている方がいいもの」
「ふふマリアったら・・・でも屋台は楽しめそうもないわよ」
マリアンナがみんなを見ながらそう言い始めた、みんなも頷いているがどうしてだ?
「それは私も同感ですわお母さま、あのポップコーンと言う物なんてほんとに美味しかったのですから」
マリアが思い出して少し涎を拭いていた、ディラとラティスもそうだな、ファラは拭いてない垂れ流しだ。
「なにそれ!?でもこれも美味しいものねぇ、これだけでも分かるわ」
ファラの涎を拭きながら俺は料理の説明をしている、今出ている料理は俺がセーバルさんたちに教えながら作った物だ、デザートもケーキ関係を出しているがとても好評だな。
「セーバルさんたちが頑張ったからですよ、僕は少し教えただけです」
セーバルさんたちはほんとに頑張ってくれた、この世界で調味料と見ていない薬として扱われている物を俺が入れるているのにしっかり見て覚えていたし、何より料理の腕はかなりの物だ。
「いえいえわたくし共はユーヤ様の言われた通りやるので手いっぱいでした、方法が変わっていましたし薬剤に使う物を料理に入れるなど考えた事もなかったですから」
そう言いながら料理を並べている、なかなか紳士だな女性だけど、今回の料理は鶏肉の香草焼きやオーク肉のステーキ、スープはコンソメで後はこの世界にもあるパスタだ、他にもあるのだがセーバルさんたちが作ったこの世界の料理だな、主に焼き料理で上位モンスターの肉などに独自のタレを掛けている、そのタレが凝っていてなかなか美味しいんだ。
「僕の村では結構使っていたんですよ、それをすぐできるセーバルさんたちがすごいんです」
香辛料とかが薬剤屋とかにあるんだ、調理中に聞いて持ってきてもらった、なのでかなりみんなに疑問に持たれた、まぁそれでも出来上がった料理を味見をしてもらったら直ぐに分かってくれたんだ。
そして報酬の白米はあったんだ!不人気の食べ物で麦などが不足したときの非常食だそうだ、精米されてなかったからそんな物だろうと思い夜のうちに機械を作って精米する予定だ、明日の朝が楽しみだよ。
「あなたのそう言ったとこが魅力なのよねぇ・・・マリア頑張るのよ」
そう言われマリアが赤くなっていた、成人まで先だしマリアはしないと言ってたよな、俺としては来ない方がいいんだが、まぁ無理だよな。
「さて僕はそろそろ」
「あら、何か予定があるのユーヤ君」
予定というほどではない、話の風向きが悪くなってきたから外で研究をしたいだけだ、逃げたいんじゃないぞ、早く精米機を作りたいんだ、もう一度言うが逃げたいわけじゃない。
「日課の訓練と僕なりの研究を少々」
訓練は気のコントロールや気功弾を使ったものだ、ファラも最近しているがかなり難しい、そして研究は機体が出来ているので他の乗り物や武器を作ろうと思っている、まぁ精米機が先だけどな、魔石を動力にすることになるから少し小さめにしないとダメなんだ、ブラッドコアがあればかなりの大きさで作れるんだがなぁ。
「ユーヤ君の訓練と研究・・・そっちの方が気になるわね」
マリアンナがそう言ったらみんなも頷いていた、そんなに気になるのか?見てもそれほど面白くないと思うけどな、なにせ動かせないんだ。
「ユーヤの訓練は楽しいの!」
そんな俺の内を知らぬままファラの一言でみんなが更に興味を示してきた、そして食事を済ませてみんなで見学することになったんだ。
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