1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる

まったりー

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5章 創造

90話 確認をした

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「ここは」


気付くと高い崖の上に寝ていた、あれは夢だったのだろうか。


「それを確認するにはやはりあれだな『ステータス』」


【名前】
相良 裕也
(サガラ ユウヤ)


【年齢】
15歳

【種族】
神人

【職業】
神候補

【レベル】
54471

【HP】
1566億

【MP】
1600億

【ATK】
5000~

【DEF】
5000~

【INT】
5000~

【AGL】
5000~

【称号】
召喚されし者
(異世界に召喚された者)

限界突破
(人の限界を超えた者)

魔力汚染浄化
(負の魔力が浄化されました)

神に選ばれし者
(神に認められた者)


【スキル】

〔戦闘スキル〕
格闘
レベル20

闘気術
レベル100万

身体強化
レベル100万

剣術
レベル10

棒術
レベル5

槍術
レベル5

魔法
(火・水・氷・風・土・雷・光)

各5レベル

威圧
レベル5


〔生産スキル〕
鍛冶
レベル5

革加工
レベル7

木工
レベル5

調理
レベル7

裁縫
レベル10

錬金・採取・調合
レベル10


〔その他〕
無限収納

言語理解

読み書き

鑑定


【戦技】

〈格闘〉

〔初級〕瞬神拳・連打拳・飛燕脚・昇龍脚

〈闘気術〉
闘気解放

〈剣術〉

〔初級〕スラッシュ・瞬神斬・スラッシュショット
〔中級〕連撃斬・連撃ショット・連撃空斬
〔上級〕ハイスラッシュ・サンダースラッシュ・ファイアースラッシュ・ハイスラッシュショット

〈棒術〉
無し

〈槍術〉
無し


「神人ってたしか神の使いとかだったと思ったが、種族なのか」


古い書物に確かあった、神の使いとして神人がいると、もしかしたら違ったのかもしれないな、俺の種族はそれになったってことだな。


「後は職業が神候補か、それは職業なのだろうか?良く分らん」


ステータスは絶対見られるわけにはいかなくなった、まぁ見せないけどそれに戦技を見たがどうやら書物で見ただけでは載らないんだな、しっかりと自分で使わないとダメなようだ。


「そして問題はこっちだ、魔力汚染、これのせいで俺は胸の痛みや暴走時に意識が飛ばされたんだ」


恐らくあの国を出て若返った時から始まっていたんだろう、あの時この世界の気を沢山取り込んで若返ったからな。

浄化とあるがどう変わったのだろう、胸の痛みはあの時突然来たからな良く分からない、暴走するわけにもいかないから確認しようがないな。


「まぁ浄化ってあるんだし今後溜めなければいいんだろう、それ以外の数値は変わらないから問題ないか・・・それにしても何だろうかこの気持ちはすごく落ち着いている・・・ファラのとこに戻るか」


俺は自分の体に何かの変化を感じていた、心が落ち着いているというか静かで安らぎを感じた、もしかしたらゼウラスはこういった状態を保てと言っていたのかもな。


「それにしてもかなり地形が変わってる、もう二度と起きないようにしなくてはいけないな」


ファラの元に向かって飛んでいると地形が少し変わっているのが見えた、ここは魔族領にあたる場所だがかなり変化しているかもしれない。


「あの画面をもっと見ておくんだったかな、どれほどに大陸を分けたんだろうか・・・まぁ後で調べるか今はファラを安心させたい」


俺がファラに会いたいというのもあるんだが、何だろうかこの気持ち・・・とても愛おしく感じる、これが慈愛なのだろうか。

しばらくその感情に浸って飛んでいるとあの屋敷が見えた、どうやらこっち側はそれほど変わってないようで崩壊しているのは魔族にやられた場所だけだった。


「これを見てもセバスさんを思い出しても怒りの感情が凄く少ない、悲しいと感じるんだが・・・これが神になるって事なのかな」


「ユーヤ!?」


自分の体の確認をしているとファラが俺に気付き直ぐに飛んできた、出来れば胸とかにしてほしかった、顔は少し痛かったよファラ。


「ただいまファラ、心配かけてごめんな」


「まったくなの!でも良かったのユーヤ」


顔のファラを抱きしめ俺は少し幸せを感じていた、無くしてしまったと思った時はほんとに辛かった、絶対にそんな事がないようにしないとな。


「それでセバスさんは」


そこまで言って俺は少し離れた場所にいる一人の女性に目が行った。


「そうだよな、生き返るわけないんだよな」


セバスさんの亡き骸の横まで行き俺は手を合わせた、この世界にはないかもしれない、教会とか手を組む方が主流だろう。


「セバスさん安らかに眠ってください」


セバスさんの子供はマリアンナに頼むのが良いだろう、セバスさんもそうしたはずだ、問題はこの女性だな。


「君名前は?僕はユーヤだ」


「ファラはファラなの」


まだ泣いているのでハンカチを渡した、この世界にもハンカチはあるにはあるんだぞ。


「グス・・・私はセーティアって言います」


「セーティアさんね、それでこれからどうするのかな、もしよければセバスさんの職場のある街に来ない?」


妹なら知っているはずだ、俺の事を人族と分かって断って来るかもだが、その時は急いで戻ってマリアンナを連れてこよう。


「姉さんの為に魔族に向かって行った方がそう言うなら、一緒に行きます」


何故かすごく素直に聞いてくれた、まあ困らなくて済んだんだからな良しとするか。


「ユーヤ君お帰り」


俺たちは飛空艇に乗って帰ってきた、マリアンナたちが出迎えてくれたよ。


「すみませんマリアンナ様、セバスさんは」


そう言って俺は黙った、マリアンナが悟ってくれたようで直ぐにメイドたちが飛空艇に入って行ったよ。


「あなたが気にする事ではないわ、ごめんなさいねあなたに辛い思いをさせてしまったわね」


そう言って俺を抱きしめてくれた、俺も抵抗はしなかったよ。


「落ち着いていられるな、やはり魔力のせいだったか」


「ユーヤ君?」


俺が呟いていると抱きしめてくれていたマリアンナが俺の顔を覗いてきた、俺は平気だ、凄く落ち着いている。


「ユーヤ君なんだか雰囲気が変わったわね」


「そうですか?セバスさんを見送ったからかもしれません・・・それで今後の話なのですが、彼女と子供を頼めますか?セバスさんの妹さんだそうです」


そう言ってセバスさんが運ばれている後をついて行っているセーティアを見た、彼女はまた泣いていたな。


「セバスの妹さんね、わたくしに任せてちょうだいユーヤ君」


「よろしくお願いしますマリアンナ様、僕は屋敷に帰ります」


そう言って俺はマリアンナに礼をして屋敷を後にした、いろいろなことがありすぎたな。
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