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第2章
第8話『観覧車』
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フリーフォールを乗り終わったときにはお昼時になっていた。鈴木が「腹減ってきたぜ!」と言ったのでお昼ご飯を食べることに。
フードエリアに行くと、飲食店がいくつもある。その中で、様々なジャンルのメニューが楽しめるレストランで昼食を取ることに決めた。運がいいのか、それとも平日はいつもこうなのか、6人一緒に座れるテーブル席が空いていた。
俺はオムライス、あおいは生姜焼き定食、愛実はデミグラスソースオムライス、道本は醤油ラーメン大盛り、鈴木はカツカレー大盛りとチョコケーキ、海老名さんはミートソーススパゲティを注文。
俺の注文したオムライスはもちろんのこと、一口交換したあおいの生姜焼きも愛実もデミグラスソースオムライスも美味しかった。
また、鈴木は俺とあおいが一口交換する場面を見たのが初めてだったので、
「おっ、麻丘は桐山とも一口交換するのか。香川と同じで仲のいい幼馴染なんだな!」
と、明るく感想を言っていた。それだけなら良かったけど、大きな声だったので周囲から注目を集めてしまい、ちょっと気恥ずかしかった。あおいも頬をほんのりと赤くしてはにかんでいた。
お昼ご飯を食べ終わった後も、俺達は色々なアトラクションを廻っていく。
ゴーカートやコーヒーカップといった遊園地の王道のものや、バイキングや2度目のジェットコースターといった絶叫系を中心に色々なアトラクションを楽しむ。平日なので並ぶ時間も短く、これまでよりも多くのアトラクションを楽しめている。
みんなも楽しそうに遊んでいる。昔行けなかったアトラクションにも行っているので、あおいは特に楽しそうで。
ただ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。
気づけば、一面が青かった空も西側が茜色に染まり始めている。夕陽によって、パークランドのアトラクションや建物も茜色に色づき始めていた。
時刻を確認すると……午後5時15分か。帰りのことを考えると、今から行けるアトラクションはあと1つか2つくらいだろう。
「あの、みなさん。もう5時を過ぎていますし、最後にあそこへ行きませんか?」
あおいはそう言うと、ある方向に指さした。その方向に視線を向けると……そこには大きな観覧車が。遊園地の中でも指折りの存在感を示すアトラクションだけど、不思議と今まで観覧車に行く流れにはならなかった。
「おっ、観覧車か! いいじゃないか!」
「観覧車も定番だよな。一度は乗っておきたいな」
「絶叫系を含めて色々なアトラクションに行ったから、最後はゆったりと締めるのも良さそうね」
「そうだね、理沙ちゃん。あと、観覧車ってなぜか最後に乗りたくなるよね」
「そういえば、今まで遊園地に行ったときは終盤に行くことが多かったな。最後に観覧車……俺もいいと思うぞ、あおい」
俺達5人は観覧車に行こうというあおいの提案に賛成する。そのことが嬉しいのか、あおいはニッコリと笑みを浮かべる。
「ありがとうございます! では、観覧車に向かいましょう!」
あおいを先頭に、俺達は観覧車へ向かい始める。
パークランドの観覧車はとても大きく、頂点に達したときは地上から100m以上の高さになる。これまでに何度も乗ったことがあるけど、観覧車から見える広い景色がとても楽しみだ。
観覧者の近くまで辿り着き、俺達は待機列の最後尾に並ぶ。ここでも2列で並ぶので、あおいと愛実、海老名さんと俺、鈴木と道本という順番で。
また、近くにいる女性のスタッフによると、20分ほどで観覧車に乗れるらしい。
「ねえ、麻丘君。ここの観覧車って何人まで乗れるのかしら? 前に麻丘君と愛実と道本君の4人で来たときは一緒に乗ったけど」
並ぶ始めてから数分。海老名さんが俺にそんなことを問いかけてきた。ゴンドラに乗れる人数は重要だな。
「ゴンドラは前に来たときと変わっていないようだから、4人は乗れそうだな。あのときはシートに余裕があったから……6人まで乗れると思うけどなぁ」
「私もそんな感じがするよ、理沙ちゃん」
「俺も同じ意見だ」
「この6人で一緒に乗ることができたら一番嬉しいですね」
「よし! じゃあ、オレが係の人に訊いてみるぜ!」
鈴木はそう言うと、列を抜けて、最後尾の近くにいるさっきの女性スタッフのところへ向かう。ほとんどの時間をこの6人で廻ったから、観覧車に一緒に乗れると嬉しいよな。
ありがとうございまぁす! と、鈴木の大声が聞こえた直後、鈴木が小走りでこちらに戻ってきた。
「聞いてきたぜ! 6人まで乗れるそうだ!」
元気良くそう言うと、鈴木は笑顔でサムズアップしてきた。
「そうなんですね! では、6人で一緒に乗りましょう!」
あおいはとても嬉しそうにそう言った。そんなあおいに俺達はしっかりと頷いた。
スタッフさんが言った通り、並び始めてから20分ほどで俺達がゴンドラに乗る番になった。ゴンドラの近くにいる男性のスタッフさんに6人で乗ることを伝え、ゴンドラに乗っていく。
最初は昼ご飯を食べたときと同じで、男女に分かれてシートに座ろうとした。ただ、男子の方は3人で座ろうとするとキツいことが判明。鈴木はかなり大柄な体格だし、道本と俺も背が高めで一般的な男性よりは大きな体格だからなぁ。
相談した結果、ご近所3人と陸上部3人という形で分かれて座ることに。入れ替わる前に女子3人が座っているところを俺がスマホで撮影した。
あおいと愛実と一緒だと、特にキツさは感じずに座れた。ちなみに、ご近所3人の座り方は家の並びと同じで、俺があおいと愛実の間に座る形だ。また、陸上部3人の方もキツさは感じないという。
俺達の乗るゴンドラはゆっくりと上がっていく。
「広い景色になってきましたね!」
「そうだね、あおいちゃん。フリーフォールのときにもこういう見たから、ちょっと構えちゃった」
「今回は時間をかけてゆっくりと地上に降りるわよ」
海老名さんがそう言い、ゴンドラの中は笑いに包まれる。
パークランド内でここまで広い景色を見られるのは、観覧車以外だとフリーフォールかジェットコースターくらいだもんな。ちょっと構えてしまった愛実の気持ちは分かる。
「こうやってシートに座って、景色をゆっくり見るのもいいな!」
「ああ。こういう景色はあまり見る機会はないからな。それに、今日はパークランドの中を歩き回って、並んでいる時間も多かったから」
「鈴木と道本の言う通りだな」
ちょっと疲れもあるから、こうして座るのは癒しの時間になっている。
ゴンドラはさらに進み、頂上近くまで上ってきた。それにより、景色はより広いものに。パークランドだけでなく、周辺の景色も見られるように。夕陽によってそれらの景色は茜色に色濃く染まっている。この景色を見ると、これまでにパークランドに来たときのことを思い出す。
「夕陽に染まっていて綺麗……」
「そうですね、愛実ちゃん」
ゴンドラからの景色を眺める愛実やあおいの笑顔を見ることでも思い出すよ。
「昔とあまり変わっていないので、懐かしい景色です。涼我君、覚えていますか? 昔、パークランドに来たときに観覧車へ乗ったときのことを」
「ああ、思い出したよ。あのときも夕方に乗ったから。家族みんなで乗ったよな。この広い景色にあおいははしゃいでいたな」
俺がそう言うと、あおいは嬉しそうに笑う。
「ええ。とても広くて綺麗な景色でしたから。当時は絶叫マシンに乗れなくて、高い景色を見られるのはこの観覧車くらいでしたし。景色をバックに写真を撮ってもらいましたよね」
「母さんや麻美さんに撮ってもらったな」
「そんな写真がリョウ君のアルバムに貼ってあったね。私も小学生の頃に家族で来たときは、観覧車もリョウ君との写真を撮ってもらったよ」
「愛実ちゃんの写真もアルバムにありましたね」
「愛実と乗ったときのことも覚えているよ」
観覧車から見えるこの広い景色に愛実は見惚れていたっけ。そのときの愛実の横顔を鮮明に思い出す。
「じゃあ、そのときのような写真をあたしが撮ってあげるわ。さっき、麻丘君が愛実とあおいとの写真を撮ってくれたお礼も兼ねて」
落ち着いた笑顔でそう言うと、海老名さんはパーカーのポケットからスマホを取り出す。
「いいですね!」
「そうだねっ。撮ってもらおうよ、リョウ君」
「そうだな。お願いするよ、海老名さん」
「ええ!」
海老名さんはニッコリと笑って頷いた。
海老名さんのスマホで俺と愛実、俺とあおいのツーショット写真はもちろんのこと、俺と愛実とあおいのスリーショットも撮ってもらった。それらの写真をグループトークのアルバムにアップしてもらう。海老名さんが撮ってくれた写真に写る愛実とあおいは、昔と変わらない可愛い笑顔で。ただ、その写真を見て喜ぶ笑顔の方がもっと可愛くて。
それ以降も、ゴンドラから下りる直前まで写真撮影会と相成った。ゴンドラからの景色や陸上部3人、男3人といった様々な写真を撮る。
きっと、ここで撮った写真は……何年経っても、思い出話に花を咲かせる種となってくれるだろう。
フードエリアに行くと、飲食店がいくつもある。その中で、様々なジャンルのメニューが楽しめるレストランで昼食を取ることに決めた。運がいいのか、それとも平日はいつもこうなのか、6人一緒に座れるテーブル席が空いていた。
俺はオムライス、あおいは生姜焼き定食、愛実はデミグラスソースオムライス、道本は醤油ラーメン大盛り、鈴木はカツカレー大盛りとチョコケーキ、海老名さんはミートソーススパゲティを注文。
俺の注文したオムライスはもちろんのこと、一口交換したあおいの生姜焼きも愛実もデミグラスソースオムライスも美味しかった。
また、鈴木は俺とあおいが一口交換する場面を見たのが初めてだったので、
「おっ、麻丘は桐山とも一口交換するのか。香川と同じで仲のいい幼馴染なんだな!」
と、明るく感想を言っていた。それだけなら良かったけど、大きな声だったので周囲から注目を集めてしまい、ちょっと気恥ずかしかった。あおいも頬をほんのりと赤くしてはにかんでいた。
お昼ご飯を食べ終わった後も、俺達は色々なアトラクションを廻っていく。
ゴーカートやコーヒーカップといった遊園地の王道のものや、バイキングや2度目のジェットコースターといった絶叫系を中心に色々なアトラクションを楽しむ。平日なので並ぶ時間も短く、これまでよりも多くのアトラクションを楽しめている。
みんなも楽しそうに遊んでいる。昔行けなかったアトラクションにも行っているので、あおいは特に楽しそうで。
ただ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。
気づけば、一面が青かった空も西側が茜色に染まり始めている。夕陽によって、パークランドのアトラクションや建物も茜色に色づき始めていた。
時刻を確認すると……午後5時15分か。帰りのことを考えると、今から行けるアトラクションはあと1つか2つくらいだろう。
「あの、みなさん。もう5時を過ぎていますし、最後にあそこへ行きませんか?」
あおいはそう言うと、ある方向に指さした。その方向に視線を向けると……そこには大きな観覧車が。遊園地の中でも指折りの存在感を示すアトラクションだけど、不思議と今まで観覧車に行く流れにはならなかった。
「おっ、観覧車か! いいじゃないか!」
「観覧車も定番だよな。一度は乗っておきたいな」
「絶叫系を含めて色々なアトラクションに行ったから、最後はゆったりと締めるのも良さそうね」
「そうだね、理沙ちゃん。あと、観覧車ってなぜか最後に乗りたくなるよね」
「そういえば、今まで遊園地に行ったときは終盤に行くことが多かったな。最後に観覧車……俺もいいと思うぞ、あおい」
俺達5人は観覧車に行こうというあおいの提案に賛成する。そのことが嬉しいのか、あおいはニッコリと笑みを浮かべる。
「ありがとうございます! では、観覧車に向かいましょう!」
あおいを先頭に、俺達は観覧車へ向かい始める。
パークランドの観覧車はとても大きく、頂点に達したときは地上から100m以上の高さになる。これまでに何度も乗ったことがあるけど、観覧車から見える広い景色がとても楽しみだ。
観覧者の近くまで辿り着き、俺達は待機列の最後尾に並ぶ。ここでも2列で並ぶので、あおいと愛実、海老名さんと俺、鈴木と道本という順番で。
また、近くにいる女性のスタッフによると、20分ほどで観覧車に乗れるらしい。
「ねえ、麻丘君。ここの観覧車って何人まで乗れるのかしら? 前に麻丘君と愛実と道本君の4人で来たときは一緒に乗ったけど」
並ぶ始めてから数分。海老名さんが俺にそんなことを問いかけてきた。ゴンドラに乗れる人数は重要だな。
「ゴンドラは前に来たときと変わっていないようだから、4人は乗れそうだな。あのときはシートに余裕があったから……6人まで乗れると思うけどなぁ」
「私もそんな感じがするよ、理沙ちゃん」
「俺も同じ意見だ」
「この6人で一緒に乗ることができたら一番嬉しいですね」
「よし! じゃあ、オレが係の人に訊いてみるぜ!」
鈴木はそう言うと、列を抜けて、最後尾の近くにいるさっきの女性スタッフのところへ向かう。ほとんどの時間をこの6人で廻ったから、観覧車に一緒に乗れると嬉しいよな。
ありがとうございまぁす! と、鈴木の大声が聞こえた直後、鈴木が小走りでこちらに戻ってきた。
「聞いてきたぜ! 6人まで乗れるそうだ!」
元気良くそう言うと、鈴木は笑顔でサムズアップしてきた。
「そうなんですね! では、6人で一緒に乗りましょう!」
あおいはとても嬉しそうにそう言った。そんなあおいに俺達はしっかりと頷いた。
スタッフさんが言った通り、並び始めてから20分ほどで俺達がゴンドラに乗る番になった。ゴンドラの近くにいる男性のスタッフさんに6人で乗ることを伝え、ゴンドラに乗っていく。
最初は昼ご飯を食べたときと同じで、男女に分かれてシートに座ろうとした。ただ、男子の方は3人で座ろうとするとキツいことが判明。鈴木はかなり大柄な体格だし、道本と俺も背が高めで一般的な男性よりは大きな体格だからなぁ。
相談した結果、ご近所3人と陸上部3人という形で分かれて座ることに。入れ替わる前に女子3人が座っているところを俺がスマホで撮影した。
あおいと愛実と一緒だと、特にキツさは感じずに座れた。ちなみに、ご近所3人の座り方は家の並びと同じで、俺があおいと愛実の間に座る形だ。また、陸上部3人の方もキツさは感じないという。
俺達の乗るゴンドラはゆっくりと上がっていく。
「広い景色になってきましたね!」
「そうだね、あおいちゃん。フリーフォールのときにもこういう見たから、ちょっと構えちゃった」
「今回は時間をかけてゆっくりと地上に降りるわよ」
海老名さんがそう言い、ゴンドラの中は笑いに包まれる。
パークランド内でここまで広い景色を見られるのは、観覧車以外だとフリーフォールかジェットコースターくらいだもんな。ちょっと構えてしまった愛実の気持ちは分かる。
「こうやってシートに座って、景色をゆっくり見るのもいいな!」
「ああ。こういう景色はあまり見る機会はないからな。それに、今日はパークランドの中を歩き回って、並んでいる時間も多かったから」
「鈴木と道本の言う通りだな」
ちょっと疲れもあるから、こうして座るのは癒しの時間になっている。
ゴンドラはさらに進み、頂上近くまで上ってきた。それにより、景色はより広いものに。パークランドだけでなく、周辺の景色も見られるように。夕陽によってそれらの景色は茜色に色濃く染まっている。この景色を見ると、これまでにパークランドに来たときのことを思い出す。
「夕陽に染まっていて綺麗……」
「そうですね、愛実ちゃん」
ゴンドラからの景色を眺める愛実やあおいの笑顔を見ることでも思い出すよ。
「昔とあまり変わっていないので、懐かしい景色です。涼我君、覚えていますか? 昔、パークランドに来たときに観覧車へ乗ったときのことを」
「ああ、思い出したよ。あのときも夕方に乗ったから。家族みんなで乗ったよな。この広い景色にあおいははしゃいでいたな」
俺がそう言うと、あおいは嬉しそうに笑う。
「ええ。とても広くて綺麗な景色でしたから。当時は絶叫マシンに乗れなくて、高い景色を見られるのはこの観覧車くらいでしたし。景色をバックに写真を撮ってもらいましたよね」
「母さんや麻美さんに撮ってもらったな」
「そんな写真がリョウ君のアルバムに貼ってあったね。私も小学生の頃に家族で来たときは、観覧車もリョウ君との写真を撮ってもらったよ」
「愛実ちゃんの写真もアルバムにありましたね」
「愛実と乗ったときのことも覚えているよ」
観覧車から見えるこの広い景色に愛実は見惚れていたっけ。そのときの愛実の横顔を鮮明に思い出す。
「じゃあ、そのときのような写真をあたしが撮ってあげるわ。さっき、麻丘君が愛実とあおいとの写真を撮ってくれたお礼も兼ねて」
落ち着いた笑顔でそう言うと、海老名さんはパーカーのポケットからスマホを取り出す。
「いいですね!」
「そうだねっ。撮ってもらおうよ、リョウ君」
「そうだな。お願いするよ、海老名さん」
「ええ!」
海老名さんはニッコリと笑って頷いた。
海老名さんのスマホで俺と愛実、俺とあおいのツーショット写真はもちろんのこと、俺と愛実とあおいのスリーショットも撮ってもらった。それらの写真をグループトークのアルバムにアップしてもらう。海老名さんが撮ってくれた写真に写る愛実とあおいは、昔と変わらない可愛い笑顔で。ただ、その写真を見て喜ぶ笑顔の方がもっと可愛くて。
それ以降も、ゴンドラから下りる直前まで写真撮影会と相成った。ゴンドラからの景色や陸上部3人、男3人といった様々な写真を撮る。
きっと、ここで撮った写真は……何年経っても、思い出話に花を咲かせる種となってくれるだろう。
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