120 / 202
続編-ゴールデンウィーク編-
第19話『デートからの帰り』
しおりを挟む
観覧車を降りた俺達は、帰るために出口のゲートに向かって歩いていく。
ゲートの近くにお土産屋さんがあったので、パークランドを出る前に寄ることにした。そういえば、小さい頃に家族で行ったときにはこのお店に寄って、クッキーやキャンディーとかを買ってもらったなぁ。
「おっ、今でもクッキーとキャンディーって売っているんだ」
「そうだね。昔は親達に買ってもらったよね」
「そうだったな」
サクラも当時のことを覚えていたか。
クッキーの箱とキャンディーの袋を手に取る。パッケージのデザインは昔とは違うけど、中身も変わっているのだろうか。ちょっと気になる。
「俺、自分達へのお土産にクッキーとキャンディーを買うよ」
「分かった。……青葉ちゃんや羽柴君達に何かお土産を買っていく? あとは和奏ちゃんにも。これは旅行じゃなくてデートだし、一紗ちゃんと杏奈ちゃんはここにいたけどさ」
確かに、一緒にいることの多い4人のうちの2人がパークランドにいたからな。
あと、バイトをするために来た一紗は分からないけど、友達と一緒に遊びに来た杏奈はこのお土産屋さんで何か買っている可能性は高そうだ。
「そうだなぁ。朝からずっとパークランドにいたから、日帰り旅行的な感じもするよな。4人はオススメのアトラクションを教えてくれたし、そのお礼にクッキーとかキャンディーを買うのがいいかも」
「じゃあ、この6枚入りのパークランドクッキーを買おうか。それで、明日のお昼休みにみんなで1枚ずつ食べようよ」
「おっ、それはいいな。和奏姉さんにはキャンディーがいいか。姉さんはこのキャンディーが大好きだから」
「それいいね。あと、徹さんと優子さんにもクッキーを買おう。徹さんは招待券チケットをくれたし。あと、日々の感謝を込めて」
そう言うと、サクラは6枚入りのクッキーを2箱手に取る。
父さんが一日招待券チケットを渡してくれたことが全ての始まりだったし、母さんにも……こういうことを機に日々の感謝を伝えるのもいいだろう。
「分かった。2人からのお土産だから、俺の両親とみんなへのお土産は半分ずつ出すか」
「うん、そうしよう! でも、自分達のお土産は? 私も食べるから、それも半分ずつ出していいんだよ?」
「それは……俺に出させてほしい。ひさしぶりにサクラとパークランドで遊べて楽しかったから、そのお礼がしたい」
「……お礼がしたいのは私も一緒なんだけどな。でも、今回はダイちゃんの気持ちを受け入れることにするよ。ありがとう。家に帰ったら、一緒に食べようね」
「分かった」
サクラが納得してくれて良かった。
両親とみんなへのお土産代半分については、家に帰ってからサクラに払ってもらうことにしよう。俺がクッキーとキャンディーを購入した。
俺達はお土産屋さんを後にする。日の入りの時間も近いからか暗くなり始めていた。
「空も暗くなり始めてるね。……もう6時過ぎなんだ」
「そんな時間なんだ。1日ずっとここにいたんだな。パークランドにこんなに長くいたのは初めてじゃないか?」
「そうだね。……じゃあ、最後にゲートを出たところで写真を撮ろうか」
「それいいな」
ゲートを出て少し歩いたところで、サクラのスマホでパークランド最後の自撮り写真を撮った。
そして、俺達は帰路に就く。
パークランドに来る際にロープウェイの往復券を買っていたので、最寄りの清王パークランド駅まではロープウェイで向かうことに。
暗くなり始めたのもあって、周辺地域のビルや商業施設、マンションや住宅などの明かりがとても綺麗に見える。サクラも「綺麗だなぁ……」と呟きながら、午前中とは違う景色を楽しんでいるようだった。来たときにも思ったけど、路線バスでなく、ロープウェイにして正解だったな。
清王パークランド駅に到着し、俺達は都心方面に向かう電車が到着するホームに立つ。パークランドからの帰りの人が多いのか、ホームに着いたときには既に多くの人が立っていた。
電車が来るまでの間に両親に『7時半頃に帰る』というメッセージを送った。了解の旨の返事が届いたのでこれで大丈夫だろう。
ホームに到着してから数分ほどで電車に到着。
降車する人もいるけど、それよりも乗車する人の方が遥かに多い。そのため、座席に座ることはできなかった。俺達は乗った扉とは反対側の扉の近くに立つ。
「ホームにたくさん人がいたから覚悟していたけど、座れなかったな」
「しょうがないね。混んでいるわけじゃないし、全然大丈夫だよ。この電車は特急だから、乗り換える駅までスムーズに行けるしね」
「そうだな。……座れなくても、混んでいなければ通学や通勤に電車を使ってもいいと思えるな」
「そうだね。まあ、満員電車でも、ダイちゃんとくっつけるならいいって思えそう」
「……確かにそれは言えてる」
サクラと一緒なら満員電車での通学や通勤も頑張れそう。
理系なら東都科学大学、美術系なら日本美術大学が四鷹にあるけど、文系学部のある大学はないんだよな。だから、実家から大学の文系学部に通う場合は、電車通学は避けられない。和奏姉さんのように遠くにある大学に合格して、大学の近くに一人暮らしをするのもありか。
「ダイちゃん、どうしたの? 真剣な表情になって黙っちゃって」
「……少し先の未来予想図を頭に思い描いていた」
「電車通学とか通勤の話をしたから?」
「ああ。和奏姉さんみたいに遠くの大学に合格して、進学を機に一人暮らしをするのもありかなって思った。……いや、サクラと2人暮らしが正しいか」
今、一緒に暮らしているから、居住地が変わってもサクラと一緒に暮らしたいなと思う。
サクラは「ふふっ」と楽しそうに笑う。
「遠いところにある同じ大学ならね。もしくは、東都科学大学と日本美術大学みたいに徒歩で行けるほどに近い大学に合格できたら、進学を機に2人で暮らそうか。……そのときじゃなくても、いつかは2人で暮らしたいね」
「……そうだな」
サクラの今の言葉が甘美に響く。
サクラと2人での生活か。……想像しただけで凄く楽しそう。実際にそんな生活を送るのはいつになるのやら。
「話は変わるけど、今日は一日ずっとパークランドで遊んでいたから、こうして帰りの電車に乗っていると寂しい気分になるなぁ」
「そうだな。……この前、みんな映画に行ったときの帰りの電車でも、同じようなことを言っていたな」
「うん。楽しかったことから離れていく感覚になって。特に小学生くらいまでは結構寂しくなっていたなぁ。家族でのお出かけや旅行でもそうだし、学校の遠足や修学旅行でも」
「小学生のときは特に、俺や友達と一緒に、遠足とか修学旅行を楽しんでいたもんな」
「うん。でも、修学旅行は家に帰れる安心感もちょっとあった」
「それ分かるなぁ」
いつも寝ているベッドで寝るから、修学旅行から帰ってきた日の夜はよく眠れたっけ。
「寂しさはあるけど、ダイちゃんと帰る場所が同じなのが嬉しいな」
「俺もだよ。外で『またね』とか『バイバイ』って言って別れることがないのがいいなって思う。家に帰ったら、お出かけの時間はもちろん終わるけど、サクラとの時間は続くからさ。恋人になってからは、同じ場所に帰れる幸せさをより強く感じるようになった」
「私も付き合い始めてから強く思うようになったな。これが当たり前だとは思わずに、幸せや有り難さを感じられるようでありたいね」
「そうだな」
サクラの頭を優しく撫でると、サクラは柔らかい笑みを浮かべた。こんなに可愛い恋人と帰ってからも一緒にいられるなんて。本当に幸せ者だと思う。
それからはパークランドにいるときの撮影した写真を見ながら、電車の中の時間を過ごした。
電車の遅延や見合わせなどのトラブルもなく、無事に四鷹駅まで戻ることができた。その頃には真っ暗になっていて、弱く吹く風も肌寒い。だからか、駅からはサクラと腕を組んで歩いた。
デートが終わることの寂しさはあるけど、自宅が見えると凄く安心する。俺が玄関の扉を開けた。
「ただいま」
「ただいまです!」
「おかえり、大輝、文香ちゃん」
「2人ともおかえり~」
こうして、思い出がいっぱいできた遊園地デートは穏やかに幕を下ろした。それでも、サクラと一緒にいる時間は続いていく。
ゲートの近くにお土産屋さんがあったので、パークランドを出る前に寄ることにした。そういえば、小さい頃に家族で行ったときにはこのお店に寄って、クッキーやキャンディーとかを買ってもらったなぁ。
「おっ、今でもクッキーとキャンディーって売っているんだ」
「そうだね。昔は親達に買ってもらったよね」
「そうだったな」
サクラも当時のことを覚えていたか。
クッキーの箱とキャンディーの袋を手に取る。パッケージのデザインは昔とは違うけど、中身も変わっているのだろうか。ちょっと気になる。
「俺、自分達へのお土産にクッキーとキャンディーを買うよ」
「分かった。……青葉ちゃんや羽柴君達に何かお土産を買っていく? あとは和奏ちゃんにも。これは旅行じゃなくてデートだし、一紗ちゃんと杏奈ちゃんはここにいたけどさ」
確かに、一緒にいることの多い4人のうちの2人がパークランドにいたからな。
あと、バイトをするために来た一紗は分からないけど、友達と一緒に遊びに来た杏奈はこのお土産屋さんで何か買っている可能性は高そうだ。
「そうだなぁ。朝からずっとパークランドにいたから、日帰り旅行的な感じもするよな。4人はオススメのアトラクションを教えてくれたし、そのお礼にクッキーとかキャンディーを買うのがいいかも」
「じゃあ、この6枚入りのパークランドクッキーを買おうか。それで、明日のお昼休みにみんなで1枚ずつ食べようよ」
「おっ、それはいいな。和奏姉さんにはキャンディーがいいか。姉さんはこのキャンディーが大好きだから」
「それいいね。あと、徹さんと優子さんにもクッキーを買おう。徹さんは招待券チケットをくれたし。あと、日々の感謝を込めて」
そう言うと、サクラは6枚入りのクッキーを2箱手に取る。
父さんが一日招待券チケットを渡してくれたことが全ての始まりだったし、母さんにも……こういうことを機に日々の感謝を伝えるのもいいだろう。
「分かった。2人からのお土産だから、俺の両親とみんなへのお土産は半分ずつ出すか」
「うん、そうしよう! でも、自分達のお土産は? 私も食べるから、それも半分ずつ出していいんだよ?」
「それは……俺に出させてほしい。ひさしぶりにサクラとパークランドで遊べて楽しかったから、そのお礼がしたい」
「……お礼がしたいのは私も一緒なんだけどな。でも、今回はダイちゃんの気持ちを受け入れることにするよ。ありがとう。家に帰ったら、一緒に食べようね」
「分かった」
サクラが納得してくれて良かった。
両親とみんなへのお土産代半分については、家に帰ってからサクラに払ってもらうことにしよう。俺がクッキーとキャンディーを購入した。
俺達はお土産屋さんを後にする。日の入りの時間も近いからか暗くなり始めていた。
「空も暗くなり始めてるね。……もう6時過ぎなんだ」
「そんな時間なんだ。1日ずっとここにいたんだな。パークランドにこんなに長くいたのは初めてじゃないか?」
「そうだね。……じゃあ、最後にゲートを出たところで写真を撮ろうか」
「それいいな」
ゲートを出て少し歩いたところで、サクラのスマホでパークランド最後の自撮り写真を撮った。
そして、俺達は帰路に就く。
パークランドに来る際にロープウェイの往復券を買っていたので、最寄りの清王パークランド駅まではロープウェイで向かうことに。
暗くなり始めたのもあって、周辺地域のビルや商業施設、マンションや住宅などの明かりがとても綺麗に見える。サクラも「綺麗だなぁ……」と呟きながら、午前中とは違う景色を楽しんでいるようだった。来たときにも思ったけど、路線バスでなく、ロープウェイにして正解だったな。
清王パークランド駅に到着し、俺達は都心方面に向かう電車が到着するホームに立つ。パークランドからの帰りの人が多いのか、ホームに着いたときには既に多くの人が立っていた。
電車が来るまでの間に両親に『7時半頃に帰る』というメッセージを送った。了解の旨の返事が届いたのでこれで大丈夫だろう。
ホームに到着してから数分ほどで電車に到着。
降車する人もいるけど、それよりも乗車する人の方が遥かに多い。そのため、座席に座ることはできなかった。俺達は乗った扉とは反対側の扉の近くに立つ。
「ホームにたくさん人がいたから覚悟していたけど、座れなかったな」
「しょうがないね。混んでいるわけじゃないし、全然大丈夫だよ。この電車は特急だから、乗り換える駅までスムーズに行けるしね」
「そうだな。……座れなくても、混んでいなければ通学や通勤に電車を使ってもいいと思えるな」
「そうだね。まあ、満員電車でも、ダイちゃんとくっつけるならいいって思えそう」
「……確かにそれは言えてる」
サクラと一緒なら満員電車での通学や通勤も頑張れそう。
理系なら東都科学大学、美術系なら日本美術大学が四鷹にあるけど、文系学部のある大学はないんだよな。だから、実家から大学の文系学部に通う場合は、電車通学は避けられない。和奏姉さんのように遠くにある大学に合格して、大学の近くに一人暮らしをするのもありか。
「ダイちゃん、どうしたの? 真剣な表情になって黙っちゃって」
「……少し先の未来予想図を頭に思い描いていた」
「電車通学とか通勤の話をしたから?」
「ああ。和奏姉さんみたいに遠くの大学に合格して、進学を機に一人暮らしをするのもありかなって思った。……いや、サクラと2人暮らしが正しいか」
今、一緒に暮らしているから、居住地が変わってもサクラと一緒に暮らしたいなと思う。
サクラは「ふふっ」と楽しそうに笑う。
「遠いところにある同じ大学ならね。もしくは、東都科学大学と日本美術大学みたいに徒歩で行けるほどに近い大学に合格できたら、進学を機に2人で暮らそうか。……そのときじゃなくても、いつかは2人で暮らしたいね」
「……そうだな」
サクラの今の言葉が甘美に響く。
サクラと2人での生活か。……想像しただけで凄く楽しそう。実際にそんな生活を送るのはいつになるのやら。
「話は変わるけど、今日は一日ずっとパークランドで遊んでいたから、こうして帰りの電車に乗っていると寂しい気分になるなぁ」
「そうだな。……この前、みんな映画に行ったときの帰りの電車でも、同じようなことを言っていたな」
「うん。楽しかったことから離れていく感覚になって。特に小学生くらいまでは結構寂しくなっていたなぁ。家族でのお出かけや旅行でもそうだし、学校の遠足や修学旅行でも」
「小学生のときは特に、俺や友達と一緒に、遠足とか修学旅行を楽しんでいたもんな」
「うん。でも、修学旅行は家に帰れる安心感もちょっとあった」
「それ分かるなぁ」
いつも寝ているベッドで寝るから、修学旅行から帰ってきた日の夜はよく眠れたっけ。
「寂しさはあるけど、ダイちゃんと帰る場所が同じなのが嬉しいな」
「俺もだよ。外で『またね』とか『バイバイ』って言って別れることがないのがいいなって思う。家に帰ったら、お出かけの時間はもちろん終わるけど、サクラとの時間は続くからさ。恋人になってからは、同じ場所に帰れる幸せさをより強く感じるようになった」
「私も付き合い始めてから強く思うようになったな。これが当たり前だとは思わずに、幸せや有り難さを感じられるようでありたいね」
「そうだな」
サクラの頭を優しく撫でると、サクラは柔らかい笑みを浮かべた。こんなに可愛い恋人と帰ってからも一緒にいられるなんて。本当に幸せ者だと思う。
それからはパークランドにいるときの撮影した写真を見ながら、電車の中の時間を過ごした。
電車の遅延や見合わせなどのトラブルもなく、無事に四鷹駅まで戻ることができた。その頃には真っ暗になっていて、弱く吹く風も肌寒い。だからか、駅からはサクラと腕を組んで歩いた。
デートが終わることの寂しさはあるけど、自宅が見えると凄く安心する。俺が玄関の扉を開けた。
「ただいま」
「ただいまです!」
「おかえり、大輝、文香ちゃん」
「2人ともおかえり~」
こうして、思い出がいっぱいできた遊園地デートは穏やかに幕を下ろした。それでも、サクラと一緒にいる時間は続いていく。
1
あなたにおすすめの小説
昔好きだったお姉さんが不倫されたので落としに行ったら後輩からも好かれていた
九戸政景
恋愛
高校三年生の柴代大和は、小学校一年生の頃からの付き合いである秋田泰希の姉である夕希に恋心を抱いていたが、夕希の結婚をきっかけに恋心を諦めていた。
そして小学生の頃の夢を見た日、泰希から大和は夕希の離婚を伝えられ、それと同時にある頼みをされる。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
管理人さんといっしょ。
桜庭かなめ
恋愛
桐生由弦は高校進学のために、学校近くのアパート「あけぼの荘」に引っ越すことに。
しかし、あけぼの荘に向かう途中、由弦と同じく進学のために引っ越す姫宮風花と二重契約になっており、既に引っ越しの作業が始まっているという連絡が来る。
風花に部屋を譲ったが、あけぼの荘に空き部屋はなく、由弦の希望する物件が近くには一切ないので、新しい住まいがなかなか見つからない。そんなとき、
「責任を取らせてください! 私と一緒に暮らしましょう」
高校2年生の管理人・白鳥美優からのそんな提案を受け、由弦と彼女と一緒に同居すると決める。こうして由弦は1学年上の女子高生との共同生活が始まった。
ご飯を食べるときも、寝るときも、家では美少女な管理人さんといつもいっしょ。優しくて温かい同居&学園ラブコメディ!
※特別編11が完結しました!(2025.6.20)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2025.12.18)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる