管理人さんといっしょ。

桜庭かなめ

文字の大きさ
83 / 251
続編

第16話『妹達がやってきた』

しおりを挟む
 4月29日、月曜日。
 今日は平成最後の昭和の日。そんな日が令和に改元される2日前にあるなんて。何だか凄い日に思えてきた。
 そんな今日は美優先輩の妹さん達と俺の姉妹が家にやってきて、3日間滞在する予定だ。楽しい元号越しになればいいなと思う。先輩の妹さん達は午後2時くらい、俺の姉妹は午後3時くらいにここに到着することになっている。
 午前中は美優先輩と風花と一緒に家の近くにあるスーパーに行き、今日の夕食である焼肉の材料を中心に買った。平成最後の特大セールをやっていたので、たくさん食材を買ってもそこまでお金はかからなかった。


 お昼ご飯を食べた直後に花柳先輩がやってきた。美優先輩の妹さん達はもちろんのこと、俺の姉妹にも会いたいのだそうだ。
 花柳先輩が来たすぐ後に、白鳥武彦しらとりたけひこさん・久美子くみこさん夫婦もあけぼの荘にやってきた。姪である朱莉ちゃんと葵ちゃんが来るので、お正月以来に会いたいという。また、美優先輩にお小遣いをあげていた。
 美優先輩の親戚なので、先輩と俺が恋人として付き合っていることを改めて伝えた。すると、夫婦共々「美優ちゃんをよろしく」という言葉をいただいた。

「それにしても、2人はちゃんとここまで来られるだろうか。去年の夏休みは、健二けんじの運転する車で来たから」

 健二というのは美優先輩のお父様の名前だ。以前に先輩から教えてもらった。

「きっと大丈夫ですよ、伯父さん。電車の乗り継ぎもそんなにないですし。それに、中学生になった朱莉はとてもしっかりしていますから」
「……そうだね」

 雫姉さんと心愛も2人だけで来るけど、朱莉ちゃんと葵ちゃんの方も2人でここまで来ることになっている。こちらは大学生の雫姉さんがいるので安心だけど、向こうは中学生と小学生。中学生の朱莉ちゃんはしっかりしているそうだけど、伯父である白鳥武彦さんが不安になってしまう気持ちは分かる。
 ただ、姉である美優先輩が笑顔で大丈夫だと言っているのだから、きっと大丈夫なんだろう。今はその言葉を信じよう。

「そういえば、花柳先輩は朱莉ちゃんと葵ちゃんには会ったことがあるんですか?」
「うん。去年の夏休みにね。美優の妹さん達だけあって、2人ともとても可愛いよ」

 えへへっ、と花柳先輩はデレデレした様子。白鳥武彦さんや久美子さんもうんうんと納得した様子で頷いている。
 時計を見てみると……もう2時近くか。予定通りならもうすぐ2人が来るけど。
 ――ピンポーン。
 インターホンが鳴ったので、美優先輩がモニターを確認する。

「はーい。あっ、朱莉に葵。ちゃんと来ることができたんだね」
『はい、姉さん。お久しぶりです。電車も混んでいなかったので快適でした。乗り換えもしやすかったですし。葵も姉さん達に会うことができるのが楽しみなのか、ずっと上機嫌で』
『美優お姉ちゃんはもちろんだけど、由弦さんに早く会いたくて!』
「そうなんだ。もちろん、由弦君もいるよ。すぐにそっちに行くね」

 そう言うと、美優先輩は玄関の方に向かって行く。
 葵ちゃん、俺に会いたいと思っていてくれたのか。嬉しいなぁ。
 朱莉ちゃんや葵ちゃんの声を聞けたからか、白鳥武彦さんはとても安心しているようだった。
 程なくして、美優先輩と一緒にヘアピンを付けたロングヘアの大人な雰囲気の女の子と、ツーサイドアップの可愛らしい女の子が入ってくる。前にテレビ電話で話したこともあって、ロングヘアの子が朱莉ちゃん、ツーサイドアップの子が葵ちゃんであるとすぐに分かった。

「みなさん、お久しぶりです。桐生さんはテレビ電話でお話ししたことがありますが、そちらの金髪の方は初めましてですね」
「彼女は陽出学院高校1年の姫宮風花ちゃん。102号室に住んでいて、由弦君のクラスメイトなんだよ」
「初めまして、姫宮風花です。2人のことは美優先輩から聞いているよ。これからよろしくね」
「はい。あっ、私は白鳥朱莉といいます。中学1年生です。こちらが妹の葵で小学5年生です。葵、挨拶しましょうか」
「白鳥葵です!よろしくお願いします」
「うん、よろしくね! 2人とも可愛くていい子だね」

 風花はデレデレとした様子で2人の頭を優しく撫でている。その横で、花柳先輩が幸せそうな笑みを浮かべながら見ていた。

「朱莉ちゃんも葵ちゃんも、無事にここまで来ることができて良かった。伯父さん、2人で来るって知ってから心配だったよ」
「葵と2人でこんなにも長く移動するのは初めてだったので、正直、ちょっと不安もありました。ただ、さっきも言ったとおり、電車はあまり混んでいなかったですし、乗り換えもしやすかったので大丈夫でした」
「そうかぁ。伯父さんは安心した。頑張ってここまで来たご褒美も込めて、2人にお小遣いだよ」
「ありがとうございます。大切に使いますね」
「ありがとう! 伯父さん!」

 朱莉ちゃんと葵ちゃんが喜んでいるからか、微笑ましい光景になっている。
 それにしても、朱莉ちゃんはとてもしっかりしているな。さすがは美優先輩の妹さんというだけある。心愛と同い年だなんて。あと、スタイルの良さもあってか、風花や花柳先輩よりも大人な雰囲気を持っているな。

「今、由弦に失礼なことを想像された気がしましたよね、瑠衣先輩」
「風花ちゃんもそう思った?」
「そんなことないですよ。ただ、朱莉ちゃんは中学1年生にしてはとてもしっかりしていると思ったんですよ」

 高校生の風花と花柳先輩よりもしっかりしているかもしれないけど。
 朱莉ちゃんと葵ちゃんが無事に来ることが確認できたということで、白鳥武彦さん・久美子さん夫婦は帰っていった。

「そういえば、桐生さんの姉妹の方はいつ来るのですか?」
「3時くらいに到着するとは聞いているよ。あと、俺のことは下の名前で言ってくれていいんだよ、朱莉ちゃん」
「そ、そうですか? では……由弦さん」

 朱莉ちゃんははにかみながらそう言う。
 俺のことを由弦さんと呼ぶ人が全然いないからか、何だか新鮮でいいな。不覚にもちょっとキュンときてしまった。

「実際に会ってみると、美優お姉ちゃんは本当にかっこいい人と付き合うようになったんだなって思うよ」
「姉さんと付き合っているというのもありますが、今まで告白してきた方の中でも最も素敵に見えますね。男性が苦手な方の姉さんが、由弦さんと一緒に住むと聞いたときは不安もありましたが……今の2人を見て安心しました」
「私が信じた通り、由弦君は誠実な人だよ。素敵な人と付き合っているとも思うよ」

 そう言って、美優先輩は俺のことをチラッと見ると、頬を朱色に染め、嬉しそうな笑みを浮かべた。

「俺も素敵な人と付き合っているんだと思いますよ、美優先輩」
「由弦君……」
「美優お姉ちゃんがあんな表情をするなんて。これが恋人ができるってことなのかなぁ? 朱莉お姉ちゃん」
「そうかもしれませんね。姉さんと由弦さんを応援しましょうね、葵」
「うん!」

 妹さん達がそう言ってくれるのはとても嬉しいな。
 ただ、彼女達と美優先輩は離れたところで暮らしている。朱莉ちゃんは葵ちゃんに応援しようと言ってくれているけれど、美優先輩と俺は付き合い始めて間もないし、きっとまだ不安もあるんじゃないかと思う。この3日の間に、少しでも信頼してもらえるように頑張ろう。

「それにしても、会うのはお正月以来だけれど、朱莉も葵も大きくなったねぇ」

 美優先輩は朗らかな笑みを浮かべて、朱莉ちゃんと葵ちゃんの頭を撫でている。小学生の頃に親戚の家に行くと今みたいなこともよくされた。そんなことを考えると、今の美優先輩がおばあちゃんっぽい。

「朱莉の方は、来年の今ごろにはお姉ちゃんの背を越しているんじゃないかな?」
「そうですか? ただ、この前、身体測定があったのですが、この1年間で背も……む、胸も大きくなりました」
「あたしもお姉ちゃん達みたいに大きくなれるかなぁ」
「バランスのいい食事を取って、たっぷりと寝れば大きくなれるよ。あと、適度な運動かな。葵だったら、もしかしたらお姉ちゃん達よりも大きくなれるかも」
「そうだといいな」

 葵ちゃんは可愛らしい笑みを浮かべる。これから成長期に突入するだろうし、美優先輩と朱莉ちゃんの妹でもあるから大きくなるんじゃないだろうか。
 朱莉ちゃんも中学1年生だし、美優先輩の言う通り、来年になったら先輩の身長を越しているかもしれないな。

「あたしはお菓子をたくさん食べたり、夜更かししたりする日もあるからなぁ……」
「運動はたくさんしていますけど、もう少し背や胸が大きくなりたかった……」

 はあっ、と風花と花柳先輩は一緒にため息をつき、お互いの顔を見ながら頷き合っている。今の2人には触れない方が良さそうだ。あと、美優先輩と俺が付き合い始めた頃から、2人がより仲良くなったような気がする。

「そうだ、朱莉お姉ちゃん。さっそく由弦さんに渡そうよ」
「そうですね」

 俺に何か渡したいものがあるのか。
 朱莉ちゃんは持ってきた大きなバッグから、小さな黒い紙袋を取り出した。すると、葵ちゃんと一緒に明るい笑顔を俺に向けてくる。

「由弦さん! 少し早いですけどお誕生日おめでとう!」
「お誕生日おめでとうございます。ここに来ることが決まってから、姉さんに由弦さんの誕生日が5月7日であることを言われまして。コーヒーがお好きだと聞きましたので、葵とお金を出し合ってスティックタイプのインスタントコーヒーを買いました」
「そうなんだ。どうもありがとう」

 朱莉ちゃんと葵ちゃんから黒い紙袋を渡される。
 さっそく中身を見てみると……有名な喫茶店から発売されているインスタントコーヒーだった。しかも、3種類のコーヒーを楽しめるなんて。2人から誕生日プレゼント渡されると思わなかったこともあって、かなり嬉しいな。嬉しすぎて涙が出そうだ。

「コーヒーは大好きだから凄く嬉しいよ。美味しくいただくね」
「良かったね、由弦君」
「ええ。まさか、妹さん達からもらえるとは思っていませんでした。とても嬉しいです」
「コーヒー好きの由弦にとっていいプレゼントだね。あたしはまだ考え中だよ」
「あたしも。ただ、旅行もあるし、そのときに買おうかなとも思っているわ」
「私も考えてる。楽しみにしていてね」
「みなさんのお気持ちがとても嬉しいです。ただ、楽しみにしています」

 こうして実際にプレゼントをもらうと、俺の誕生日がもうすぐなのだと実感する。
 そういえば、まもなく俺の姉妹もここに来るけど、もし誕生日プレゼントがあるなら今日渡してくれるのだろうか。それとも、誕生日に合わせて宅配で送られるのだろうか。実家を離れてから初めての誕生日なので、そういったことを含めて楽しみにしておこう。
 雫姉さんと心愛が来るまであと小一時間ほどあるので、俺達は美優先輩の淹れた紅茶を飲みながらゆっくりとするのであった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!

みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!  杉藤千夏はツンデレ少女である。  そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。  千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。  徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い! ※他サイトにも投稿しています。 ※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。

元おっさんの幼馴染育成計画

みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。 だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています。 ※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。

まずはお嫁さんからお願いします。

桜庭かなめ
恋愛
 高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。  4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。  総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。  いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。  デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!  ※特別編7が完結しました!(2026.1.29)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜

柿 心刃
恋愛
僕の幼馴染で姉的な存在である西田香奈は、眉目秀麗・品行方正・成績優秀と三拍子揃った女の子だ。彼女は、この辺りじゃ有名な女子校に通っている。僕とは何の接点もないように思える香奈姉ちゃんが、ある日、急に僕に急接近してきた。 僕の名は、周防楓。 女子校とは反対側にある男子校に通う、ごく普通の男子だ。

恋人、はじめました。

桜庭かなめ
恋愛
 紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。  明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。  ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。 「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」 「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」  明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。  一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!  ※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)  ※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想などお待ちしています。

高嶺の花の高嶺さんに好かれまして。

桜庭かなめ
恋愛
 高校1年生の低田悠真のクラスには『高嶺の花』と呼ばれるほどの人気がある高嶺結衣という女子生徒がいる。容姿端麗、頭脳明晰、品行方正な高嶺さんは男女問わずに告白されているが全て振っていた。彼女には好きな人がいるらしい。  ゴールデンウィーク明け。放課後にハンカチを落としたことに気付いた悠真は教室に戻ると、自分のハンカチの匂いを嗅いで悶える高嶺さんを見つける。その場で、悠真は高嶺さんに好きだと告白されるが、付き合いたいと思うほど好きではないという理由で振る。  しかし、高嶺さんも諦めない。悠真に恋人も好きな人もいないと知り、 「絶対、私に惚れさせてみせるからね!」  と高らかに宣言したのだ。この告白をきっかけに、悠真は高嶺さんと友達になり、高校生活が変化し始めていく。  大好きなおかずを作ってきてくれたり、バイト先に来てくれたり、放課後デートをしたり、朝起きたら笑顔で見つめられていたり。高嶺の花の高嶺さんとの甘くてドキドキな青春学園ラブコメディ!  ※2学期編4が完結しました!(2025.8.4)  ※お気に入り登録や感想、いいねなどお待ちしております。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。

東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」 ──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。 購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。 それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、 いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!? 否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。 気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。 ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ! 最後は笑って、ちょっと泣ける。 #誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。

処理中です...