115 / 118
番外編
『質問箱』
しおりを挟む
番外編
6月11日、月曜日。
今月から始まった夏服がようやく慣れてきた今日この頃。梅雨という時期もあってか、今日はずっと朝から雨が降り続いている。
沙奈会長と副会長さんは今日も新しい仕事を教えてくれるとのこと。そのために、教室棟の各階に設置されている質問箱から用紙を回収しに行った。
そういえば、生徒会室のある階の掲示板には、生徒からの質問を答える用紙が張り出されていたな。
「質問箱から用紙を回収してきました。10枚以上ありました」
「ありがとう、玲人君」
「今回は多いね。また沙奈ちゃん絡みの質問が多そうだけれど」
「確かに、質問用紙を見てみると沙奈会長の名前が書いてあるものが多いですね。後は金髪とか、庶務とか書かれているので、僕絡みの質問もありますが」
「玲人君が生徒会に入って1ヶ月以上経つからね。生徒会によって質問箱が設置されていて、定期的に生徒から投函された質問に生徒会メンバーが答えていくの。真面目な質問もあれば、生徒会メンバー個人に向けたゆるい質問もあってね。もちろん、卑猥すぎたり、誹謗中傷したりする質問は無視するけど」
「逢坂君も見たことがあると思うけど、生徒会が回答した質問用紙を、この生徒会室のあるフロアの掲示板に貼っていくんだよ」
「そうなんですね」
「今日教えることは、この質問箱関連のことだよ。質問の回答を考えて、記入して、生徒会の掲示認可のハンコを押して、掲示板に貼るっていう流れを覚えようね」
「分かりました。では、さっそく質問用紙を確認していきましょうか」
質問用紙を見ていくと、衣替えがあったからか服装に関することなどの質問があるな。これは会長や副会長が回答を記入する。
あとは、最近流行している漫画や音楽を観たり、聴いたりしているかというゆるい質問もある。これは趣味のことなので、3人それぞれが回答を記入する。
残りはさっき言ったように、沙奈会長や僕絡みの質問もあるな。
『質問:沙奈会長の体が小さくなって、記憶がなくなったらどうしますか?
質問者:1年・男子』
「へえ、面白いことを訊いてくる子がいるのね」
「どっちかだけでも嫌なのに、記憶がなくなった上に体が小さくなるのは嫌だな」
「僕は体が小さくなるだけならいいですけど、記憶がなくなるのはキツいですね。沙奈会長はどうしますか?」
「答えは決まっているわ」
『回答:体も小さくなって記憶がなくなっているならポジティブに生きれそう。ただ、玲人君のことが好きになって付き合うのは絶対だと思うよ!
回答者:会長・如月沙奈』
本当にポジティブな考えを持っているな。アリスさんという魔法を使える女性を知っている以上、実際にそうなる可能性はゼロとは言いきれない。
さあ、次の質問用紙を見ていこう。
『質問:金髪の人が庶務として生徒会にいて大丈夫ですか? 人間的には真面目そうだけど。
質問者:3年・女子』
「これは玲人君に関する質問ね」
「校則には引っかかってないんですけどね。ほとんどの生徒が黒髪で、たまに茶髪がいるくらいで」
「私の茶髪みたいに地毛で黒髪以外の子はいるけれど、逢坂君のように染めてくる子って全然いないんだよね。校則違反じゃないのに」
「真面目な生徒が多いですよね。もちろん、玲人君だって真面目ないい子だよ。じゃあ、生徒会を代表して私が回答しよう」
『回答:問題ないです。庶務の金髪の玲人君はしっかり働いてくれています。生徒会は彼を可愛くもかっこいいマスコットキャラクターだと思っています。
回答者:会長・如月沙奈』
マスコットキャラクターになった覚えはないんだけれど。かっこいいはともかく可愛いはないのでは。あと、クスクス笑わないでくれませんか、副会長さん。
気を取り直して、次の質問用紙を見ていこう。
『質問:入学して出会ったクラスメイトの女の子に恋心を抱いています。どうすればそのこと付き合うことができますか? 女の子同士なのでハードルが高そうに思えます。
質問者:1年・女子』
「女の子同士の恋愛についての質問ですか。キュンとなりました」
「ガールズラブの漫画やライトノベルは好んで読んでいるけれど、付き合いたいなら告白するのが一番じゃないかって思うよ。ただ、恋愛経験のない私が答えても説得力がないから、沙奈ちゃんが答えて」
「私の恋人は男性ですけどね。でも、恋をすることや恋愛をすることに性別は関係ないですよね。じゃあ、樹里先輩と私の考えを回答にしましょう」
『回答:性別でハードルがあるように考えちゃうよね。ただ、本来は性別関係なく、恋をすることや付き合うことは素敵なこと。好きな人と付き合う第一歩となるのは、きっと告白することでしょう。
回答者:会長・如月沙奈と副会長・笛吹樹里』
素敵な質問と回答になったな。とても気持ちが温かくなった。
こういう質問用紙が1つ貼られているだけでも、掲示板全体の印象が変わるんじゃないだろうか。
さあ、次で最後の質問用紙だ。どんな質問が書かれているのかな。
『質問:沙奈会長と庶務の男の子が恋人として付き合っているそうですね。もし、庶務の子が浮気をしたらどうしますか?
質問者:2年・女子』
「……愚問ね。この2年女子の正体を突き止めて口頭で伝えたいね」
「最後に物凄い質問が来ちゃいましたね」
「生徒会メンバー同士で付き合っていると、こういった質問が来るのかぁ。こういった状況は初めてだから、この手の質問も初めてだよ」
「そうなんですね、副会長さん。これは会長が答えないと」
「そうね」
『回答:そんなことを許すわけがないし、そもそも玲人君が浮気をするような人間だとは思いません。万が一、そんなことになったら、どんな手段を使っても、私だけの恋人だと約束させます。浮気相手にも玲人君に関わらせないように誓わせますよ、絶対に。あと、浮気しないでね? 玲人君。
回答者:会長・如月沙奈』
愚問を投げかけた怒りをぶつけるかのごとく、物凄い筆圧で一気に書いていったぞ。この文面を見ると、会長の深い愛情だけでなく狂気すら感じるほどだ。あと、回答の最後の部分が質問者じゃなくて僕への言葉になっているよ。
「さあ、質問に全部答えたし、この質問用紙を掲示板に貼りに行こうか」
「そうね。背の高い逢坂君がいると助かるな」
「こういうことは僕に任せてください」
生徒会室に近い掲示板へと向かい、古い質問用紙を剥がして、今日答えた質問用紙を掲示していく。
その際に古い質問用紙を見たら、新年度早々に答えたのか、新入生のことや部活のこと、お花見などの質問に答えていた。あとは2人で生徒会をやっていけるのか……とか。思ったよりも月野学園には面白い生徒がいるようだ。まあ、生徒会長が沙奈会長だもんな。
ちなみに、今回答えた質問は生徒だけでなく職員にも好評であり、質問箱の横に置いてある質問用紙の減りが以前よりも早くなったという。
番外編 おわり
6月11日、月曜日。
今月から始まった夏服がようやく慣れてきた今日この頃。梅雨という時期もあってか、今日はずっと朝から雨が降り続いている。
沙奈会長と副会長さんは今日も新しい仕事を教えてくれるとのこと。そのために、教室棟の各階に設置されている質問箱から用紙を回収しに行った。
そういえば、生徒会室のある階の掲示板には、生徒からの質問を答える用紙が張り出されていたな。
「質問箱から用紙を回収してきました。10枚以上ありました」
「ありがとう、玲人君」
「今回は多いね。また沙奈ちゃん絡みの質問が多そうだけれど」
「確かに、質問用紙を見てみると沙奈会長の名前が書いてあるものが多いですね。後は金髪とか、庶務とか書かれているので、僕絡みの質問もありますが」
「玲人君が生徒会に入って1ヶ月以上経つからね。生徒会によって質問箱が設置されていて、定期的に生徒から投函された質問に生徒会メンバーが答えていくの。真面目な質問もあれば、生徒会メンバー個人に向けたゆるい質問もあってね。もちろん、卑猥すぎたり、誹謗中傷したりする質問は無視するけど」
「逢坂君も見たことがあると思うけど、生徒会が回答した質問用紙を、この生徒会室のあるフロアの掲示板に貼っていくんだよ」
「そうなんですね」
「今日教えることは、この質問箱関連のことだよ。質問の回答を考えて、記入して、生徒会の掲示認可のハンコを押して、掲示板に貼るっていう流れを覚えようね」
「分かりました。では、さっそく質問用紙を確認していきましょうか」
質問用紙を見ていくと、衣替えがあったからか服装に関することなどの質問があるな。これは会長や副会長が回答を記入する。
あとは、最近流行している漫画や音楽を観たり、聴いたりしているかというゆるい質問もある。これは趣味のことなので、3人それぞれが回答を記入する。
残りはさっき言ったように、沙奈会長や僕絡みの質問もあるな。
『質問:沙奈会長の体が小さくなって、記憶がなくなったらどうしますか?
質問者:1年・男子』
「へえ、面白いことを訊いてくる子がいるのね」
「どっちかだけでも嫌なのに、記憶がなくなった上に体が小さくなるのは嫌だな」
「僕は体が小さくなるだけならいいですけど、記憶がなくなるのはキツいですね。沙奈会長はどうしますか?」
「答えは決まっているわ」
『回答:体も小さくなって記憶がなくなっているならポジティブに生きれそう。ただ、玲人君のことが好きになって付き合うのは絶対だと思うよ!
回答者:会長・如月沙奈』
本当にポジティブな考えを持っているな。アリスさんという魔法を使える女性を知っている以上、実際にそうなる可能性はゼロとは言いきれない。
さあ、次の質問用紙を見ていこう。
『質問:金髪の人が庶務として生徒会にいて大丈夫ですか? 人間的には真面目そうだけど。
質問者:3年・女子』
「これは玲人君に関する質問ね」
「校則には引っかかってないんですけどね。ほとんどの生徒が黒髪で、たまに茶髪がいるくらいで」
「私の茶髪みたいに地毛で黒髪以外の子はいるけれど、逢坂君のように染めてくる子って全然いないんだよね。校則違反じゃないのに」
「真面目な生徒が多いですよね。もちろん、玲人君だって真面目ないい子だよ。じゃあ、生徒会を代表して私が回答しよう」
『回答:問題ないです。庶務の金髪の玲人君はしっかり働いてくれています。生徒会は彼を可愛くもかっこいいマスコットキャラクターだと思っています。
回答者:会長・如月沙奈』
マスコットキャラクターになった覚えはないんだけれど。かっこいいはともかく可愛いはないのでは。あと、クスクス笑わないでくれませんか、副会長さん。
気を取り直して、次の質問用紙を見ていこう。
『質問:入学して出会ったクラスメイトの女の子に恋心を抱いています。どうすればそのこと付き合うことができますか? 女の子同士なのでハードルが高そうに思えます。
質問者:1年・女子』
「女の子同士の恋愛についての質問ですか。キュンとなりました」
「ガールズラブの漫画やライトノベルは好んで読んでいるけれど、付き合いたいなら告白するのが一番じゃないかって思うよ。ただ、恋愛経験のない私が答えても説得力がないから、沙奈ちゃんが答えて」
「私の恋人は男性ですけどね。でも、恋をすることや恋愛をすることに性別は関係ないですよね。じゃあ、樹里先輩と私の考えを回答にしましょう」
『回答:性別でハードルがあるように考えちゃうよね。ただ、本来は性別関係なく、恋をすることや付き合うことは素敵なこと。好きな人と付き合う第一歩となるのは、きっと告白することでしょう。
回答者:会長・如月沙奈と副会長・笛吹樹里』
素敵な質問と回答になったな。とても気持ちが温かくなった。
こういう質問用紙が1つ貼られているだけでも、掲示板全体の印象が変わるんじゃないだろうか。
さあ、次で最後の質問用紙だ。どんな質問が書かれているのかな。
『質問:沙奈会長と庶務の男の子が恋人として付き合っているそうですね。もし、庶務の子が浮気をしたらどうしますか?
質問者:2年・女子』
「……愚問ね。この2年女子の正体を突き止めて口頭で伝えたいね」
「最後に物凄い質問が来ちゃいましたね」
「生徒会メンバー同士で付き合っていると、こういった質問が来るのかぁ。こういった状況は初めてだから、この手の質問も初めてだよ」
「そうなんですね、副会長さん。これは会長が答えないと」
「そうね」
『回答:そんなことを許すわけがないし、そもそも玲人君が浮気をするような人間だとは思いません。万が一、そんなことになったら、どんな手段を使っても、私だけの恋人だと約束させます。浮気相手にも玲人君に関わらせないように誓わせますよ、絶対に。あと、浮気しないでね? 玲人君。
回答者:会長・如月沙奈』
愚問を投げかけた怒りをぶつけるかのごとく、物凄い筆圧で一気に書いていったぞ。この文面を見ると、会長の深い愛情だけでなく狂気すら感じるほどだ。あと、回答の最後の部分が質問者じゃなくて僕への言葉になっているよ。
「さあ、質問に全部答えたし、この質問用紙を掲示板に貼りに行こうか」
「そうね。背の高い逢坂君がいると助かるな」
「こういうことは僕に任せてください」
生徒会室に近い掲示板へと向かい、古い質問用紙を剥がして、今日答えた質問用紙を掲示していく。
その際に古い質問用紙を見たら、新年度早々に答えたのか、新入生のことや部活のこと、お花見などの質問に答えていた。あとは2人で生徒会をやっていけるのか……とか。思ったよりも月野学園には面白い生徒がいるようだ。まあ、生徒会長が沙奈会長だもんな。
ちなみに、今回答えた質問は生徒だけでなく職員にも好評であり、質問箱の横に置いてある質問用紙の減りが以前よりも早くなったという。
番外編 おわり
0
あなたにおすすめの小説
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
サクラブストーリー
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。
しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。
桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。
※特別編8-お泊まり女子会編-が完結しました!(2025.6.17)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる