クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ

文字の大きさ
1 / 143

プロローグ『クラスメイトの王子様系女子』

しおりを挟む
『クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。』



本編



「今日も千弦は人気だね。さすがは王子様」
「そうだなぁ、早希」

 クラスメイトで親友の坂井琢磨さかいたくまと、友人の吉岡早希よしおかさきさんが、教室のとある方を見ながらそんなことを言った。
 カップルである2人が見ている方に、俺・白石洋平しらいしようへいも視線を向ける。その先には7、8人のクラスメイトの女子生徒が楽しそうにお喋りしている。吉岡さんが「王子様」と称する藤原千弦ふじわらちづるさんを中心に。

「ほんとだ。女子中心に、藤原さんの周りにはいつも人が集まってるよな」
「そうだね。千弦は背も高くてスタイルがいいし、美人で凛々しい顔立ちだし、笑顔で話すことも多くて素敵だし。人が集まるのも納得だよ」
「そうだな。まあ、俺にとっては早希が一番美人で素敵だと思ってるけどな! クラスメイトで一番背が高いところもな。それに可愛いし」
「ありがとう、琢磨君!」

 吉岡さんは嬉しそうにお礼を言うと、琢磨の頬にキスをした。そのことで琢磨はデレッデレ。2人が付き合い始めてから1年ほど経つけど、本当にラブラブだ。間近で親友カップルのアツアツぶりを見せつけられているけど、幸せそうな2人を見ていると俺も幸せな気持ちになっていく。琢磨とは中学入学からの4年以上の付き合いだし。
 ちなみに、琢磨は男子バスケ部に入っていて身長が192cm、吉岡さんは女子バスケ部で身長が170cm以上あるので、2人のことを「バスケビッグカップル」と呼ぶ生徒もいる。

「琢磨君が一番かっこ良くて素敵だよ」
「ありがとな、早希!」

 今度は琢磨が吉岡さんの頬にキス。だから、2人とも本当に幸せそうだ。

「本当に2人は仲がいいな」
「おう! 早希のことが大好きだからな!」
「あたしも琢磨君のことが大好き!」
「そっか。嬉しいよ、俺は」

 いつまでも仲良くいてほしいものだ。琢磨と吉岡さんが付き合い始めた瞬間を見届けた友人として強く願う。

「まあ、俺の中では一番かっこいいのは洋平だけどな」
「金髪でイケメンだもんね。琢磨君の次にかっこいいよ」
「ははっ、そいつはどうも。ただ、俺も一番かっこいいのは琢磨だと思ってるよ」

 マッチョで強面なところが男らしいし。いつも明るく朗らかだし。吉岡さんと一緒にいるときやバスケ中心に体を動かしたりするときは、今みたいに凄くいい笑顔を見せるからな。俺にとっても琢磨が一番かっこいいよ。
 俺からも一番かっこいいと言われたからか、琢磨はかなり嬉しそうにしていた。
 再び藤原さんグループの方に視線を向けると……依然として、藤原さん中心に楽しそうにお喋りしている。さっきは藤原さんの話をしていたので、自然と藤原さんの方に視線が向く。
 藤原さんは一緒にいる女子生徒達の中で背が最も高く、スタイルも良くて。
 凛々しさも感じられる整った顔立ちで。ワンレングスボブの黒髪と合っていて。
 いつも落ち着いていて、笑顔を見せることが多い温厚な性格で。
 成績も優秀で。運動系の部活には入っていないけど、運動神経も結構いいらしい。
 才色兼備だから、王子様って呼ばれるのに相応しいな。
 藤原さんは女子中心に人気が高く、去年、入学した頃からたくさんの生徒から告白されている。俺も何度か告白した場面を見かけたことがある。ただ、恋愛する気がないのか、誰とも付き合ったことはないそうだ。

「ふふっ」

 藤原さんは声に出して笑っている。藤原さんの笑顔はとても美しかった。



 放課後。
 俺は通っている高校から徒歩数分のところにある、ゾソール洲中すちゅう駅南口店という喫茶店で接客のバイトをしている。
 ゾソールというのは、人気の高い全国チェーンの喫茶店。コーヒーや紅茶を中心としたドリンクや、スイーツやパンなどのフードメニューをお手頃価格で楽しめるのが売りだ。
 コーヒーや紅茶、スイーツが好きだし、中学生までに何度も利用したことがあるので、俺は1年前、高校に入学した直後からバイトを始めた。ホール担当で、カウンターでの接客業務が主な仕事だ。
 初めてのバイトなのもあり、バイトを始めた直後はミスも多くて。ただ、ホール担当の方中心に先輩方に色々と教えてもらったのもあり、今ではホール担当の仕事は一人で一通りこなせるようになった。数ヶ月前には先輩として新しくバイトに始めた人に業務を教えることもあった。
 特急列車も止まるほどの大きな洲中駅の駅前にあり、お店の周辺には様々な商業施設があって人通りも多い。なので、午後4時にシフトに入った直後から、たくさんのお客様に接客している。大変だけど、時間の進みが早く感じるのでこれはこれでいいなと思える。
 1回休憩を挟んで、午後7時にシフト通りにバイトを終えた。
 従業員用の出入口から店を出ると、空はすっかりと暗くなっている。ただ、うちのお店を含め、営業中の駅周辺の商業施設はたくさんあるので、街の中は賑やかで明るい。夜にバイトを終えたときに見られるこの光景が好きだ。

「帰るか」

 バイト上がりに、近くの大型商業施設に入っているアニメショップに行くこともある。ただ、買いたい漫画やラノベの発売日でもないので、今日は真っ直ぐ帰ろう。そう決めて、帰路に就いた直後だった。

「しつこいです。止めてください」

 洲中駅の南口の前を通ったとき、駅の方から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
 立ち止まって駅の方を向いてみると……南口の近くで、制服姿の藤原さんが、黒髪の男と茶髪の男に絡まれているところを見つけた。見た感じ……ナンパされているのかな。学校では王子様と呼ばれて女子中心に人気が高いけど、容姿端麗なので男性からも興味を持たれるのだろう。
 しつこいです、と言っているのもあって、藤原さんは学校では見せないムッとした様子になっていて。
 それに……脚が震えている。学校では落ち着いていることが多い藤原さんが脚を震わせているなんて。ナンパしてきた男達に対して、怖い思いを抱いているのかもしれない。
 ――助けなきゃ。
 藤原さんは高1の頃からバイト先で何度か接客して、2年生になったこの4月に初めて同じクラスになったことで挨拶をしたり、軽く話したりしたことがある程度の関係だ。それでも、助けなきゃって思いが生まれた。人が多い場所だけど、我関せずと見向きをせずに素通りする人ばかりで。それもあり、助けようという思いが膨らんでいく。
 俺は藤原さんのところに向かって歩き始める。
 藤原さんをナンパしている2人の男のうち、黒髪の方が藤原さんに向かって右手を伸ばす。その瞬間、藤原さんは怯えた様子になって。
 黒髪の男の右手が藤原さんに触れる直前に、俺は男の右腕をしっかりと掴んだ。
 俺に腕を掴まれた黒髪の男はもちろん、藤原さんも茶髪の男もこちらに振り向く。男達はイラッとして、藤原さんは驚いた様子で。

「白石君……」
「こんばんは」
「何だお前。この女を横取りか? あと、痛いんだけど」

 黒髪の男は俺のことをにらみながらそう言ってくる。
 これは失礼、と俺は黒髪の男の右腕を離す。

「横取りするために来たのではありません。ただ、クラスメイトのこちらの彼女があなた方にナンパされるのを嫌がっていた様子だったので。彼女があなた方をしつこいと言っていましたし」
「……一度断ったんだけど、食い下がられてね。だから、『しつこいです。止めてください』って言ったんだ」
「そうだったんだ。……二度も断られているじゃないですか。彼女も嫌がっていますし、ナンパは止めてください」
「うるせえ! ナンパを止めるかどうか決めるのは俺達なんだよ! 関係ないヤツはどっか行け!」

 茶髪の男は罵声を浴びさせて、拳にした右手で俺の顔を殴ろうとしてくる。それを間近で見ているからか、藤原さんは「きゃっ」と声を漏らす。
 顔面に迫ってくる右手を躱して、俺は茶髪の男の右腕を掴んだ。

「どっか行け? 彼女を嫌がらせているあなた達がどっか行ってください。それでも食い下がるなら、一緒に交番に行きましょうか? 怒鳴られて、殴られそうになりましたし。近くにありますよ」
「こ、交番は勘弁してくれ」

 交番を出した途端、茶髪の男は見る見るうちに顔色が悪くなっていく。俺を怒鳴って、殴ろうとしたのは事実だからな。黒髪の男も、さっきまでの顔に浮かべていた不満そうな表情が消えていく。

「では、あなた達がこちらの彼女に二度と関わらない。傷つけようとしない。それを約束できるなら、茶髪のあなたのこの手を離してあげます。藤原さんはどう?」
「……うん。それでいいよ」
「わ、分かった! もうナンパしないし、何にもしない! だから離してくれ!」
「俺も約束する!」
「分かりました。藤原さんも聞いたね?」
「うん」
「……じゃあ、約束を守ってくださいね」

 茶髪の男の右腕を離すと、男達は怯えた様子で駅の方へ走り去っていった。まあ、あの様子なら、藤原さんにナンパしてきたり、傷つけたりすることはないだろう。

「一件落着だな。藤原さん、大丈夫か?」

 そう問いかけながら藤原さんの方を見ると、藤原さんはほっと胸を撫で下ろしていた。ナンパしてきた男達がいなくなったからだろう。俺が見つけたときは、彼らに絡まれて嫌そうにしていたし。

「うん。大丈夫だよ。あのタイミングで白石君が来てくれたから、手を出されたりもしていない」
「そっか、良かった。ついさっきバイトが終わって、家に帰ろうとしていたんだ」
「そうだったんだ。私は友達の家から帰る途中で。そうしたら、ここでさっきの男達にナンパされたんだ。家に帰るのでって断ったんだけど、帰る前に楽しい場所に行かないかって絡まれてね。だから、しつこいですって言ったんだ」
「そこで俺が来たってわけか」

 俺がそう言うと、藤原さんは一度頷く。
 楽しい場所……か。あの男達にとっては楽しいのかもしれないけど、藤原さんにとっては楽しくない場所である可能性が高そうだ。

「男の人からナンパされたことはあるけど、2人であんなにしつこかったのは初めてでね。だから、段々怖くなってきて。白石君が来てくれてとても心強かったし、嬉しかったよ。ありがとう、白石君」

 藤原さんは……とても可愛らしい笑顔になって俺にお礼を言ってきた。幼さも感じられる可愛い雰囲気の笑顔を見たのは初めてだ。王子様って呼ばれるだけあり、これまで学校やバイト先で見てきた笑顔は落ち着いた綺麗なものだった。そういった笑顔も素敵だけど、今、俺に向けてくれている笑顔も素敵で。
 初めて見る雰囲気の笑顔だけど、藤原さんの顔に笑みが戻ったことがとても嬉しい。

「いえいえ。藤原さんのためになって良かったよ」
「本当にありがとう。じゃあ、そろそろ帰るよ」
「ああ。気をつけて帰れよ。あんなことがあったし、途中まででも送ろうか?」
「ありがとう。でも、私の家は北口の方にあってあまり遠くないし。大丈夫だよ」
「そうか。じゃあ、気をつけて。また明日」
「うん。また明日、学校で」

 藤原さんは俺に小さく手を振って、洲中駅の中に入っていく。藤原さんの姿が見えなくなるまで、俺は藤原さんのことを見守った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!

みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!  杉藤千夏はツンデレ少女である。  そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。  千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。  徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い! ※他サイトにも投稿しています。 ※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。

静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について

おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。 なんと、彼女は学園のマドンナだった……! こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。 彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。 そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。 そして助けられた少女もまた……。 二人の青春、そして成長物語をご覧ください。 ※中盤から甘々にご注意を。 ※性描写ありは保険です。 他サイトにも掲載しております。

まずはお嫁さんからお願いします。

桜庭かなめ
恋愛
 高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。  4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。  総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。  いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。  デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!  ※特別編7が完結しました!(2026.1.29)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。

エース皇命
青春
 高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。  そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。  最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。  陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。  以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。 ※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。 ※表紙にはAI生成画像を使用しています。

10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ

桜庭かなめ
恋愛
 高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。  あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。  3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。  出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!  ※特別編6が完結しました!(2026.1.21)  ※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録や感想をお待ちしております。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

処理中です...