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続編
第25話『プールデートからの帰り』
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サマーベッドでゆっくりした後は、25mプールでクロール対決をしたり、レジャープールでビーチボールを使って遊んだり、ウォータースライダーで再び2人用の浮き輪で一緒に滑ったりするなどした。
ちなみに、クロール対決は千弦の勝利だった。クロールは一番自信があったんだけどな。運動神経の良さを実感したよ。ただ、勝利したことを千弦が嬉しそうにしていたので、悔しい思いはあまりなかった。
「もうこんな時間なんだね」
そう言い、千弦は屋内プールにある時計を指さした。時計を見ると……時刻が午後6時過ぎになっていた。
「もう6時過ぎか。時間が経つのが早いな」
「楽しかったもんね」
「ああ。……この後も遊ぶか? それとも、もう帰るか? 今までデートでは今くらいの時間まで一緒にいることが多いから訊きたくて」
「なるほどね。……帰ろうか。着替えとか帰りにかかる時間とかを考えると、このあたりで終わるのがいいかなって。今までスイムブルーに来たときも、このくらいの時間までに遊び終わることが多かったし」
「そうか。……思い返すと、俺もこれまで遊びに来たときは、遊ぶのは6時くらいまでだったな。じゃあ、今回はこれで遊ぶのを終わりにしよう」
「うんっ」
千弦はニコッと笑って、一度頷いた。
その後、千弦と一緒に屋内プールを出て、水着に着替えたときと同じく更衣室の前で待ち合わせすることを約束して、俺は男性用の更衣室に入った。
更衣室には水着から私服に着替える人の姿がちらほらと。また、更衣室にはシャワールームがあるけど、シャワールームの前で数人ほど待っている人がいて。そういえば、これまでもこのくらいの時間に帰るときは、今みたいに更衣室の中には帰り支度をする人が結構いたな。
プールの水とか汗を洗い流したいので、俺はシャワールームの列に並んだ。
10分ほど待って俺の番になり、シャワーで髪と体を洗い流した。シャワーの水は冷たいけど結構気持ちいい。
シャワーを浴びた後、俺は水着から私服に着替える。私服を着るのは数時間ぶりだけど、千弦と屋内プールでたくさん遊んだから随分と久しぶりな感じがした。
着替え終わって、ドライヤーで髪を乾かした後、俺は男性用の更衣室を出た。
「千弦は……いないか」
女性用の方もシャワールームが混んでいるのかもしれない。あとはメイクとかをしているかもしれないし。気長に待とう。
スラックスのポケットからスマホを取り出す。
スリープを解除すると……数時間ぶりに見るから、SNSやニュースなどアプリの通知が溜まってるな。
通知を一通りチェックした後、俺はアルバムアプリを開いて、水着に着替えたときに撮った千弦とのツーショット写真を見る。写真に写っている水着姿の千弦……本当に可愛いな。写真の千弦を見ていると、屋内プールでのことを色々と思い出す。楽しかったなぁ。
「お待たせ……って、どうしたの? 凄くいい笑顔でスマホを見て」
気付けば、俺の目の前に私服姿に着替えた千弦がいた。私服姿の千弦も結構久しぶりに感じる。
「水着に着替えたときに撮った写真を見て、プールでのことを思い出していたんだ」
そう言い、水着姿のツーショット写真を千弦に見せる。
「そうだったんだね。そういうことだったんだ。……水着姿の洋平君、かっこいいな。今のTシャツ姿の洋平君もかっこいいけどね」
「ありがとう。千弦も、水着姿も今のブラウス姿も可愛いよ」
「ありがとう。じゃあ、帰ろうか」
「ああ、帰ろう」
俺達はスイムブルー八神を後にして、最寄り駅の清王八神駅に向かって歩く。今も雨が降っているので、千弦と相合い傘をして。
今は午後6時半過ぎけど、昨日が夏至だったのもあって、この時間でもまだ明るい。ただ、夕方の時間帯なのもあり、スイムブルーに来たときよりも蒸し暑さがいくらか和らいでいる。
数分ほど歩いて、清王八神駅に到着する。
電光掲示板を見ると、最初に発車するのは今から5分後の急行列車だ。その次に発車するのは15分後の各駅停車。なので、俺達は先発の急行電車に乗ることにした。
始発駅なのもあり、ホームに行くと、急行電車は既に停車しており、乗車できるようになっていた。
行くときと同じく、先頭車両に乗ることに。
先頭車両まで行き、乗車すると……まだ空席がいくつかあり、運良く2つ連続で空いているところもあった。なので、そこに千弦と一緒に座った。
「帰りも座れて良かったね」
「そうだな。プールでは体をたくさん動かしたし、荷物もあるから座れて快適だ」
「そうだねっ」
千弦はまったりとした笑顔でそう言った。
プールで体を動かしたり、雨の中歩いてきたりしたのもあって、さすがに疲れを感じている。だから、涼しい車内で座れて快適だ。こうして座るだけでも疲れが和らいでいく。
「今日のプールデート、凄く楽しかった!」
千弦は言葉通りの楽しげな笑顔でそう言ってくれる。そのことに胸が温かくなり、頬が緩んでいくのが分かる。
「千弦がそう言ってくれて嬉しいよ。誘って良かった。俺も凄く楽しかった。プールが冷たくて気持ち良かったし」
「気持ち良かったよねっ。……プールデートに誘ってくれてありがとう。今日はもちろん、水曜日の放課後に洋平君と私の水着を買いに行ったのも楽しかったから」
「そうか。水着を買いに行ったのも楽しかったよな」
「うんっ。プールデートは夏の定番のデートにしようか」
「ああ、そうしよう」
来年以降も夏にプールデートをして、千弦と一緒に楽しい時間を過ごしたい。
「夏休みまでの間に、海水浴へ行きたいね」
「そうだな。海水浴も楽しいし、海で千弦の水着姿を見たいし」
「ふふっ。私も海で洋平君の水着姿を見たいな。あと、デートはもちろん、彩葉ちゃんとか玲央ちゃんとかゴールデンウィークにパークランドへ行ったみんなで一緒に遊びに行くのも楽しそう」
「そうだな。パークランドで遊んだのは楽しかったもんな」
「そうだねっ」
もし、東京パークランドという遊園地で一緒に遊んだ千弦、星野さん、神崎さん、琢磨、吉岡さん、結菜、山本先生と一緒に海水浴に行けたら、楽しい時間を過ごせるだろう。
それから程なくして、俺達の乗る急行電車は定刻通りに出発する。
モニターを確認すると……行きと同じ種別の急行電車なので、洲中駅までは18分だ。ただ、千弦とスイムブルー八神でのことで話が盛り上がったのもあり、洲中駅に到着するまであっという間だった。
「帰りもあっという間だったね」
「ああ。千弦と話していたからな。楽しかったし」
「そうだね」
洲中駅に到着し、千弦とそんな言葉を交わしながら改札へと向かった。
改札を通り、今日のデートの待ち合わせ場所に戻ってきた。
「洋平君。今日のデート楽しかった!」
「俺も楽しかったよ。ありがとう」
「こちらこそありがとう。……帰る前にキスしていい?」
「ああ、いいぞ」
「ありがとう」
千弦は笑顔でお礼を言うと、俺にキスしてきた。
今日のデートではこの場所で待ち合わせしたときや水着を着たとき、千弦をナンパから助けたときにキスしたけど、キスは何度してもいいな。千弦への好きな気持ちが膨らんで、幸せな気持ちになれる。
数秒ほどして、千弦の方から唇を離した。キスしたからか、千弦の笑顔は幸せそうなものになっていて。
「じゃあ、また明日ね、洋平君」
「ああ、また明日。気をつけて帰れよ」
「うん。洋平君もね」
千弦と手を振り合い、俺は一人で自宅のある南口の方へと歩き始める。
千弦との初めてのプールデートは、盛りだくさんで楽しいデートになった。プールデートに誘って本当に良かった。
ちなみに、クロール対決は千弦の勝利だった。クロールは一番自信があったんだけどな。運動神経の良さを実感したよ。ただ、勝利したことを千弦が嬉しそうにしていたので、悔しい思いはあまりなかった。
「もうこんな時間なんだね」
そう言い、千弦は屋内プールにある時計を指さした。時計を見ると……時刻が午後6時過ぎになっていた。
「もう6時過ぎか。時間が経つのが早いな」
「楽しかったもんね」
「ああ。……この後も遊ぶか? それとも、もう帰るか? 今までデートでは今くらいの時間まで一緒にいることが多いから訊きたくて」
「なるほどね。……帰ろうか。着替えとか帰りにかかる時間とかを考えると、このあたりで終わるのがいいかなって。今までスイムブルーに来たときも、このくらいの時間までに遊び終わることが多かったし」
「そうか。……思い返すと、俺もこれまで遊びに来たときは、遊ぶのは6時くらいまでだったな。じゃあ、今回はこれで遊ぶのを終わりにしよう」
「うんっ」
千弦はニコッと笑って、一度頷いた。
その後、千弦と一緒に屋内プールを出て、水着に着替えたときと同じく更衣室の前で待ち合わせすることを約束して、俺は男性用の更衣室に入った。
更衣室には水着から私服に着替える人の姿がちらほらと。また、更衣室にはシャワールームがあるけど、シャワールームの前で数人ほど待っている人がいて。そういえば、これまでもこのくらいの時間に帰るときは、今みたいに更衣室の中には帰り支度をする人が結構いたな。
プールの水とか汗を洗い流したいので、俺はシャワールームの列に並んだ。
10分ほど待って俺の番になり、シャワーで髪と体を洗い流した。シャワーの水は冷たいけど結構気持ちいい。
シャワーを浴びた後、俺は水着から私服に着替える。私服を着るのは数時間ぶりだけど、千弦と屋内プールでたくさん遊んだから随分と久しぶりな感じがした。
着替え終わって、ドライヤーで髪を乾かした後、俺は男性用の更衣室を出た。
「千弦は……いないか」
女性用の方もシャワールームが混んでいるのかもしれない。あとはメイクとかをしているかもしれないし。気長に待とう。
スラックスのポケットからスマホを取り出す。
スリープを解除すると……数時間ぶりに見るから、SNSやニュースなどアプリの通知が溜まってるな。
通知を一通りチェックした後、俺はアルバムアプリを開いて、水着に着替えたときに撮った千弦とのツーショット写真を見る。写真に写っている水着姿の千弦……本当に可愛いな。写真の千弦を見ていると、屋内プールでのことを色々と思い出す。楽しかったなぁ。
「お待たせ……って、どうしたの? 凄くいい笑顔でスマホを見て」
気付けば、俺の目の前に私服姿に着替えた千弦がいた。私服姿の千弦も結構久しぶりに感じる。
「水着に着替えたときに撮った写真を見て、プールでのことを思い出していたんだ」
そう言い、水着姿のツーショット写真を千弦に見せる。
「そうだったんだね。そういうことだったんだ。……水着姿の洋平君、かっこいいな。今のTシャツ姿の洋平君もかっこいいけどね」
「ありがとう。千弦も、水着姿も今のブラウス姿も可愛いよ」
「ありがとう。じゃあ、帰ろうか」
「ああ、帰ろう」
俺達はスイムブルー八神を後にして、最寄り駅の清王八神駅に向かって歩く。今も雨が降っているので、千弦と相合い傘をして。
今は午後6時半過ぎけど、昨日が夏至だったのもあって、この時間でもまだ明るい。ただ、夕方の時間帯なのもあり、スイムブルーに来たときよりも蒸し暑さがいくらか和らいでいる。
数分ほど歩いて、清王八神駅に到着する。
電光掲示板を見ると、最初に発車するのは今から5分後の急行列車だ。その次に発車するのは15分後の各駅停車。なので、俺達は先発の急行電車に乗ることにした。
始発駅なのもあり、ホームに行くと、急行電車は既に停車しており、乗車できるようになっていた。
行くときと同じく、先頭車両に乗ることに。
先頭車両まで行き、乗車すると……まだ空席がいくつかあり、運良く2つ連続で空いているところもあった。なので、そこに千弦と一緒に座った。
「帰りも座れて良かったね」
「そうだな。プールでは体をたくさん動かしたし、荷物もあるから座れて快適だ」
「そうだねっ」
千弦はまったりとした笑顔でそう言った。
プールで体を動かしたり、雨の中歩いてきたりしたのもあって、さすがに疲れを感じている。だから、涼しい車内で座れて快適だ。こうして座るだけでも疲れが和らいでいく。
「今日のプールデート、凄く楽しかった!」
千弦は言葉通りの楽しげな笑顔でそう言ってくれる。そのことに胸が温かくなり、頬が緩んでいくのが分かる。
「千弦がそう言ってくれて嬉しいよ。誘って良かった。俺も凄く楽しかった。プールが冷たくて気持ち良かったし」
「気持ち良かったよねっ。……プールデートに誘ってくれてありがとう。今日はもちろん、水曜日の放課後に洋平君と私の水着を買いに行ったのも楽しかったから」
「そうか。水着を買いに行ったのも楽しかったよな」
「うんっ。プールデートは夏の定番のデートにしようか」
「ああ、そうしよう」
来年以降も夏にプールデートをして、千弦と一緒に楽しい時間を過ごしたい。
「夏休みまでの間に、海水浴へ行きたいね」
「そうだな。海水浴も楽しいし、海で千弦の水着姿を見たいし」
「ふふっ。私も海で洋平君の水着姿を見たいな。あと、デートはもちろん、彩葉ちゃんとか玲央ちゃんとかゴールデンウィークにパークランドへ行ったみんなで一緒に遊びに行くのも楽しそう」
「そうだな。パークランドで遊んだのは楽しかったもんな」
「そうだねっ」
もし、東京パークランドという遊園地で一緒に遊んだ千弦、星野さん、神崎さん、琢磨、吉岡さん、結菜、山本先生と一緒に海水浴に行けたら、楽しい時間を過ごせるだろう。
それから程なくして、俺達の乗る急行電車は定刻通りに出発する。
モニターを確認すると……行きと同じ種別の急行電車なので、洲中駅までは18分だ。ただ、千弦とスイムブルー八神でのことで話が盛り上がったのもあり、洲中駅に到着するまであっという間だった。
「帰りもあっという間だったね」
「ああ。千弦と話していたからな。楽しかったし」
「そうだね」
洲中駅に到着し、千弦とそんな言葉を交わしながら改札へと向かった。
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「洋平君。今日のデート楽しかった!」
「俺も楽しかったよ。ありがとう」
「こちらこそありがとう。……帰る前にキスしていい?」
「ああ、いいぞ」
「ありがとう」
千弦は笑顔でお礼を言うと、俺にキスしてきた。
今日のデートではこの場所で待ち合わせしたときや水着を着たとき、千弦をナンパから助けたときにキスしたけど、キスは何度してもいいな。千弦への好きな気持ちが膨らんで、幸せな気持ちになれる。
数秒ほどして、千弦の方から唇を離した。キスしたからか、千弦の笑顔は幸せそうなものになっていて。
「じゃあ、また明日ね、洋平君」
「ああ、また明日。気をつけて帰れよ」
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