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第二章 魔道具と 魔族とけいきの いい話
第32話 MTG(ミーティングの方)
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「それじゃまずは設計図を渡しておくよ。とりあえず今回は電動泡立て器と言っていたかな? それの設計図だね」
とアオイから設計図を受け取ったが……、
「なんだか多くない? 10枚以上はある気がするけど」
「ハクト君からは、色々なイメージを送ってもたっらからね。こちらもつい作業が捗って、何種類も設計図を作成してしまったよ。それに、依頼するにはいくつかのパターンから選んでもらったほうがいいと思うんだ」
……確かに、複数のパターンを見せて、作りやすそうなものを選んでもらうのはありかもしれない。
けど、設計図を作りすぎたから、後付けで理由を考えたような気がする。
アオイに疑いの視線を向けると、
「じゃ、じゃあ、次はハヤテの番だね」
……まあ、いいけどね。
あ、そうだ!
アキナが来る直前に、ハヤテから気になる発言があったんだった。
「そういえばハヤテ。会った時に、ゴブリンのあの姿は中々見れない、って言っていたけど、それってどういうこと?」
「ん? あっ、そうか! 魔界では常識だったけれど、こっちでは皆知らないことだったね! ……あ、えっとね。一部の魔族は魔力がほとんど枯渇したりすると、しおしおになったり、小さくなったりと色々な変化が起こるんだよ」
「えっ! っということは、あの絵はもしかして」
「魔力が枯渇してしまったゴブリンだね! それだけ壮絶な物語だった、っていうのを伝えるためにあの絵を描いたんだけど。でも、そっか、魔界では当たり前すぎて気にしていなかったよ。う~ん、失敗しちゃったな」
ちらっとアキナを見ると、とっても驚いた顔をしている。
うん、俺も同じ気持ちだ。
そのアキナは、本を取り出すとハヤテに
「つまり、この本の絵は一般的なゴブリンじゃないってことね。本来の姿はどういった見た目なのかしら?」
と質問していた。
「うん、そうだね。それじゃ、簡単にだけど普通のゴブリンの絵を描いてみるよ! 表紙のゴブリンが元に戻った姿と、成長した姿がいいかな~?」
と言うと、収納魔法からペンと紙を取り出すと、ささっと二人? の人物の絵を描いた。
というか、小さきゴブリンの物語っていうのは、文字通り子供のゴブリンってことだったのか。
一気に読んじゃったから気にしなかったけど、そういえば子供っぽい発言や行動が結構あったかも。
「わぁ! とっても上手ね! なんというか、耳と鼻が少し違う以外、あんまり私達と変わらないのね……。それとこの絵の感じ、もしかしてあの本の絵を描いたのって……」
「ボクだよ! それと、その本は闇魔皇が書いたんだよ!」
衝撃の事実が発覚! まさか魔皇の二人による本だったとは。
「ちなみに、ハヤテが原稿を勝手に持ち出して、アキナの商会に持ち込んだんだよね。人間界で本を出版できそうな所を教えて欲しい、って言われたから、アキナの商会を教えたんだ」
アオイからの補足が入った。というかそれって……
「じゃあ、本人からの許可がないってこと!? それはかなりまずいんじゃ……」
「それなら大丈夫! 本人はいろんな人に見てもらいたいけど、でもちょっと恥ずかしいかも……、なんて言っていたのを、後押ししただけだからね! 最初に持ち込んだ時は出版ができそうかの確認で、ぜひ出版したい! ってなった時に、ちゃんと本人に許可も取ったよ!」
「その時は闇魔皇にぽかぽか殴られていたけどね。その後で小さく、ありがと、おねがい、って言っていたから、感謝もしていたみたいだけど」
うーん、結果的に本人が感謝しているし、いいのかな?
それに、長い付き合いだろうから、本人が嫌がることはしないだろうしな。
「魔界と人間界では認識が違っていそうだし、表紙の絵とかも何か考えた方がいいかも? ってあれ、アキナ、どうした?」
アキナはハヤテの描いた絵をじっと見つめていた。
「魔族について、知らないことが本当に多いんだな、って思ってね。……実は、娯楽部門の責任者になったのは最近なのよね。それで、目標だった、魔族について興味を持ってもらえる製品を早く企画しなきゃ、って気がはやっていたみたいね。そうね、まずは色々な魔族との交流をするのが先よね。ハクトのおかげで、こうして魔皇と仲良くできる機会ができたし」
「そうだね。会議の場では毎回あまり話せなかったし、またこうして話をしたいな」
「これからもよろしくね~」
俺がきっかけ、っていうのは偶然が重なっただけだと思うけど、こうしてまた交流の輪が広がってよかったな。
「でも、そうね。ハクトの言う通り、本についてはすでに販売されているし、何か考えた方がよさそうね」
うーん、何かいいアイディアは無いかな……。
あっ! こういうのはどうだろう。
「俺のいた世界の本で、いろんな場面で挿絵が描かれている小説があるんだけど、そういうのはどうかな?」
いわゆるライトノベルと言われている本が、特にそうだったな。
「それ、いいかも! 絵に関してはハヤテにお願いしてもいいのかな?」
「もちろん! 元々絵を描くのは好きだからね!」
「ふむ。絵の話であれば、私も参加させてもらおうか。絵を入れる場面や構図に関して提案があるのでな」
あっ、イズレも参戦した。
そういえば、イズレも絵は上手だったな。
「三人で絵の話をするみたいだね。それじゃ、ハクト君、ここにある魔道具について色々教えてくれるかな?」
あ、しまった!
◇
とりあえず、俺が一昨日アキナから聞いた内容をなんとか思い出しながら説明した。
ついでに小腹が空いたので、俺とアオイでホットサンドを注文して食べた。
「これはいいね。中の材料が入っていれば、お店が開いていなくても食べれる。研究に夢中になっていると、お腹が空いたな、と思った時には深夜だったりするからね」
「それは別の問題のような……。まあでも、さっきも説明した通り、お釣りの問題とかもあるみたいだし、ここも試験的な出店みたいだから今は難しそうかな?」
「それは残念だ。うん、この魔道具の製作者に一度話を聞いてみたくなったよ」
「それなら丁度いいのかな? この設計図を依頼しようとしていたのが、その人なんだ。この後時間があったら行ってみようかなと思っていたんだよね」
絵の話をしている三人の方に注目してみたけど、色々話し合っているようだ。
うーん。
三人に声をかけて、まだ時間が掛かりそうなら、アオイと一緒に設計図の依頼をお願いしに行くのもありかな?
「おーい、三人とも。まだ時間がかかりそうかな? 俺はアオイから受け取った設計図を依頼しに行こうかなって考えているんだけど」
すると、
「うーん、そうね。皆それぞれこだわりがあって、中々話がまとまらないのよね……。一度持ち帰って整理してからもう一度、っていうのもありね。どうかしら?」
「そうだね! それに、一度闇魔皇の話も聞くのもいいかも? って思っていたし!」
「ふむ。そうしようか」
アキナの提案で一旦話し合いは落ち着いたようだ。
「というわけでわたしもついていくわよ!」
「もちろんボクも!」
「ふむ」
皆もついてくるようだ。
……イズレもついてくるんだよな?
◇
というわけで、イズレの案内でドワーフのお店に着いた。
言われてみないとお店とは気づきにくい店構えで、アキナもお店には行ったことがなかったみたいなので、イズレがいて良かったかも。
「ふむ。一番顔見知りな私が、まずは説明しに行くか」
……なんだろう。
ちょっとだけ不安を感じてしまった。
「ベイラ、いるか?」
ドワーフの女の人はベイラさん、というみたいだな。
すると店の中から
「お、イズレじゃんか? どした? 何か用かい?」
と声が聞こえた。
結構フランクな喋り方みたいだな。
「ふむ。私の友人からの依頼があってな。魔道具の設計図を元に、それを試作してもらいたいそうだ」
「設計図の持ち込みね。どんな魔道具なんだ?」
「ふむ。それは聞いていなかったな。少し待て、今聞いてくる」
いや、普通に俺たちを紹介してくれ、と思っているとアキナが店に入り、
「イズレ! わたしたちも一緒に来ているんだから、それを伝えればいい話じゃない!」
「ふむ。入ってもらってもよかったのか?」
「普通はそうするわよ! というわけで、こんにちは、ベイラ。後三人来ているんだけど、入っても大丈夫かしら?」
「あたしは構わないぜ。……というか、依頼人も来てたのなら言ってくれ」
というわけで、三人で店の中に入ることにした。
「こんにちは。俺が依頼人のハクトだ。よろしくな」
「私はアオイ。設計図の作成者だよ」
「ボクはハヤテだよ! 特に用はないけど、面白そうだからついて来ちゃった!」
そんな俺たち、というか俺以外の二人を見て、
「その顔はどこかで……。って、去年のパレードで見た魔皇の二人じゃんか! え、なんであたしの店に!?」
そういえば、魔法を一旦解除した後、魔法をかけ直していなかったような……。
とアオイから設計図を受け取ったが……、
「なんだか多くない? 10枚以上はある気がするけど」
「ハクト君からは、色々なイメージを送ってもたっらからね。こちらもつい作業が捗って、何種類も設計図を作成してしまったよ。それに、依頼するにはいくつかのパターンから選んでもらったほうがいいと思うんだ」
……確かに、複数のパターンを見せて、作りやすそうなものを選んでもらうのはありかもしれない。
けど、設計図を作りすぎたから、後付けで理由を考えたような気がする。
アオイに疑いの視線を向けると、
「じゃ、じゃあ、次はハヤテの番だね」
……まあ、いいけどね。
あ、そうだ!
アキナが来る直前に、ハヤテから気になる発言があったんだった。
「そういえばハヤテ。会った時に、ゴブリンのあの姿は中々見れない、って言っていたけど、それってどういうこと?」
「ん? あっ、そうか! 魔界では常識だったけれど、こっちでは皆知らないことだったね! ……あ、えっとね。一部の魔族は魔力がほとんど枯渇したりすると、しおしおになったり、小さくなったりと色々な変化が起こるんだよ」
「えっ! っということは、あの絵はもしかして」
「魔力が枯渇してしまったゴブリンだね! それだけ壮絶な物語だった、っていうのを伝えるためにあの絵を描いたんだけど。でも、そっか、魔界では当たり前すぎて気にしていなかったよ。う~ん、失敗しちゃったな」
ちらっとアキナを見ると、とっても驚いた顔をしている。
うん、俺も同じ気持ちだ。
そのアキナは、本を取り出すとハヤテに
「つまり、この本の絵は一般的なゴブリンじゃないってことね。本来の姿はどういった見た目なのかしら?」
と質問していた。
「うん、そうだね。それじゃ、簡単にだけど普通のゴブリンの絵を描いてみるよ! 表紙のゴブリンが元に戻った姿と、成長した姿がいいかな~?」
と言うと、収納魔法からペンと紙を取り出すと、ささっと二人? の人物の絵を描いた。
というか、小さきゴブリンの物語っていうのは、文字通り子供のゴブリンってことだったのか。
一気に読んじゃったから気にしなかったけど、そういえば子供っぽい発言や行動が結構あったかも。
「わぁ! とっても上手ね! なんというか、耳と鼻が少し違う以外、あんまり私達と変わらないのね……。それとこの絵の感じ、もしかしてあの本の絵を描いたのって……」
「ボクだよ! それと、その本は闇魔皇が書いたんだよ!」
衝撃の事実が発覚! まさか魔皇の二人による本だったとは。
「ちなみに、ハヤテが原稿を勝手に持ち出して、アキナの商会に持ち込んだんだよね。人間界で本を出版できそうな所を教えて欲しい、って言われたから、アキナの商会を教えたんだ」
アオイからの補足が入った。というかそれって……
「じゃあ、本人からの許可がないってこと!? それはかなりまずいんじゃ……」
「それなら大丈夫! 本人はいろんな人に見てもらいたいけど、でもちょっと恥ずかしいかも……、なんて言っていたのを、後押ししただけだからね! 最初に持ち込んだ時は出版ができそうかの確認で、ぜひ出版したい! ってなった時に、ちゃんと本人に許可も取ったよ!」
「その時は闇魔皇にぽかぽか殴られていたけどね。その後で小さく、ありがと、おねがい、って言っていたから、感謝もしていたみたいだけど」
うーん、結果的に本人が感謝しているし、いいのかな?
それに、長い付き合いだろうから、本人が嫌がることはしないだろうしな。
「魔界と人間界では認識が違っていそうだし、表紙の絵とかも何か考えた方がいいかも? ってあれ、アキナ、どうした?」
アキナはハヤテの描いた絵をじっと見つめていた。
「魔族について、知らないことが本当に多いんだな、って思ってね。……実は、娯楽部門の責任者になったのは最近なのよね。それで、目標だった、魔族について興味を持ってもらえる製品を早く企画しなきゃ、って気がはやっていたみたいね。そうね、まずは色々な魔族との交流をするのが先よね。ハクトのおかげで、こうして魔皇と仲良くできる機会ができたし」
「そうだね。会議の場では毎回あまり話せなかったし、またこうして話をしたいな」
「これからもよろしくね~」
俺がきっかけ、っていうのは偶然が重なっただけだと思うけど、こうしてまた交流の輪が広がってよかったな。
「でも、そうね。ハクトの言う通り、本についてはすでに販売されているし、何か考えた方がよさそうね」
うーん、何かいいアイディアは無いかな……。
あっ! こういうのはどうだろう。
「俺のいた世界の本で、いろんな場面で挿絵が描かれている小説があるんだけど、そういうのはどうかな?」
いわゆるライトノベルと言われている本が、特にそうだったな。
「それ、いいかも! 絵に関してはハヤテにお願いしてもいいのかな?」
「もちろん! 元々絵を描くのは好きだからね!」
「ふむ。絵の話であれば、私も参加させてもらおうか。絵を入れる場面や構図に関して提案があるのでな」
あっ、イズレも参戦した。
そういえば、イズレも絵は上手だったな。
「三人で絵の話をするみたいだね。それじゃ、ハクト君、ここにある魔道具について色々教えてくれるかな?」
あ、しまった!
◇
とりあえず、俺が一昨日アキナから聞いた内容をなんとか思い出しながら説明した。
ついでに小腹が空いたので、俺とアオイでホットサンドを注文して食べた。
「これはいいね。中の材料が入っていれば、お店が開いていなくても食べれる。研究に夢中になっていると、お腹が空いたな、と思った時には深夜だったりするからね」
「それは別の問題のような……。まあでも、さっきも説明した通り、お釣りの問題とかもあるみたいだし、ここも試験的な出店みたいだから今は難しそうかな?」
「それは残念だ。うん、この魔道具の製作者に一度話を聞いてみたくなったよ」
「それなら丁度いいのかな? この設計図を依頼しようとしていたのが、その人なんだ。この後時間があったら行ってみようかなと思っていたんだよね」
絵の話をしている三人の方に注目してみたけど、色々話し合っているようだ。
うーん。
三人に声をかけて、まだ時間が掛かりそうなら、アオイと一緒に設計図の依頼をお願いしに行くのもありかな?
「おーい、三人とも。まだ時間がかかりそうかな? 俺はアオイから受け取った設計図を依頼しに行こうかなって考えているんだけど」
すると、
「うーん、そうね。皆それぞれこだわりがあって、中々話がまとまらないのよね……。一度持ち帰って整理してからもう一度、っていうのもありね。どうかしら?」
「そうだね! それに、一度闇魔皇の話も聞くのもいいかも? って思っていたし!」
「ふむ。そうしようか」
アキナの提案で一旦話し合いは落ち着いたようだ。
「というわけでわたしもついていくわよ!」
「もちろんボクも!」
「ふむ」
皆もついてくるようだ。
……イズレもついてくるんだよな?
◇
というわけで、イズレの案内でドワーフのお店に着いた。
言われてみないとお店とは気づきにくい店構えで、アキナもお店には行ったことがなかったみたいなので、イズレがいて良かったかも。
「ふむ。一番顔見知りな私が、まずは説明しに行くか」
……なんだろう。
ちょっとだけ不安を感じてしまった。
「ベイラ、いるか?」
ドワーフの女の人はベイラさん、というみたいだな。
すると店の中から
「お、イズレじゃんか? どした? 何か用かい?」
と声が聞こえた。
結構フランクな喋り方みたいだな。
「ふむ。私の友人からの依頼があってな。魔道具の設計図を元に、それを試作してもらいたいそうだ」
「設計図の持ち込みね。どんな魔道具なんだ?」
「ふむ。それは聞いていなかったな。少し待て、今聞いてくる」
いや、普通に俺たちを紹介してくれ、と思っているとアキナが店に入り、
「イズレ! わたしたちも一緒に来ているんだから、それを伝えればいい話じゃない!」
「ふむ。入ってもらってもよかったのか?」
「普通はそうするわよ! というわけで、こんにちは、ベイラ。後三人来ているんだけど、入っても大丈夫かしら?」
「あたしは構わないぜ。……というか、依頼人も来てたのなら言ってくれ」
というわけで、三人で店の中に入ることにした。
「こんにちは。俺が依頼人のハクトだ。よろしくな」
「私はアオイ。設計図の作成者だよ」
「ボクはハヤテだよ! 特に用はないけど、面白そうだからついて来ちゃった!」
そんな俺たち、というか俺以外の二人を見て、
「その顔はどこかで……。って、去年のパレードで見た魔皇の二人じゃんか! え、なんであたしの店に!?」
そういえば、魔法を一旦解除した後、魔法をかけ直していなかったような……。
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