24 / 43
マミの異変
しおりを挟む
パチ……パチ……パチパチパチ……!
(そんなに強く叩いたら、手が痛くなっちゃうよ)
そんな風に思ってしまうくらいの、割れんばかりの。 大きな、大きな拍手が巻き起こって。
マミは嬉しくて嬉しくて。
「ありがとう、ご……ざいました」
その大きな瞳は涙で潤み、涙で声も震え、詰まってしまって……
(まだまだ、伝えたいことあるのに……)
隣にいる愛朱実が心配そうに。
「マミ? 大丈夫? 深呼吸しようか。ね?」
マミの背中をさすりながら、そう言うと。
-キーン-
「っ……」
極度の緊張感から、解き放たれたからかな? 伝えなきゃならないことあるのに。って 思ったからかな?
しゃくり上げていたマミ。
少しギュッ。 って、頭が締め付けられた感覚がした瞬間……
補聴器が過剰に『何か』を『音』? を拾ってしまったのか?
-キーン-
軽く不快な音が補聴器からして……
「いっ……」
補聴器のついた左耳を、左手で押さえて苦しげに呻いたマミ。
「マミ? 一回補聴器を外そうか」
愛朱実は。
「大丈夫。大丈夫だからね?」
ちっちゃな声で呟きながら、マミの補聴器外してあげて。
「マメちゃん?」
拓眞がマミのそんな様子に、動揺しかけた時。
「拓眞。踏ん張れ」
朔弥が、ちっちゃな声で諭してくて。
拓眞が 、ハって。すると。 子供達も、ザワザワってしかけていて。
(そうだよ! 俺はマメちゃんに、子供たちのことは任せろ! って約束したんだ!)
愛朱実がマミを、一旦『あそびのへや』から退出させてくれて。
拓眞は、それを確認すると。
「みんな、大丈夫。大丈夫だからね」
子供達に。落ち着くように。って。努めて明るく、声をかけると。
「キーンって、したのかな ? あれ、とってもイヤなの」
一人の男の子が。右耳に補聴器をした男の子が呟いて……
(そんなに強く叩いたら、手が痛くなっちゃうよ)
そんな風に思ってしまうくらいの、割れんばかりの。 大きな、大きな拍手が巻き起こって。
マミは嬉しくて嬉しくて。
「ありがとう、ご……ざいました」
その大きな瞳は涙で潤み、涙で声も震え、詰まってしまって……
(まだまだ、伝えたいことあるのに……)
隣にいる愛朱実が心配そうに。
「マミ? 大丈夫? 深呼吸しようか。ね?」
マミの背中をさすりながら、そう言うと。
-キーン-
「っ……」
極度の緊張感から、解き放たれたからかな? 伝えなきゃならないことあるのに。って 思ったからかな?
しゃくり上げていたマミ。
少しギュッ。 って、頭が締め付けられた感覚がした瞬間……
補聴器が過剰に『何か』を『音』? を拾ってしまったのか?
-キーン-
軽く不快な音が補聴器からして……
「いっ……」
補聴器のついた左耳を、左手で押さえて苦しげに呻いたマミ。
「マミ? 一回補聴器を外そうか」
愛朱実は。
「大丈夫。大丈夫だからね?」
ちっちゃな声で呟きながら、マミの補聴器外してあげて。
「マメちゃん?」
拓眞がマミのそんな様子に、動揺しかけた時。
「拓眞。踏ん張れ」
朔弥が、ちっちゃな声で諭してくて。
拓眞が 、ハって。すると。 子供達も、ザワザワってしかけていて。
(そうだよ! 俺はマメちゃんに、子供たちのことは任せろ! って約束したんだ!)
愛朱実がマミを、一旦『あそびのへや』から退出させてくれて。
拓眞は、それを確認すると。
「みんな、大丈夫。大丈夫だからね」
子供達に。落ち着くように。って。努めて明るく、声をかけると。
「キーンって、したのかな ? あれ、とってもイヤなの」
一人の男の子が。右耳に補聴器をした男の子が呟いて……
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる