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銃撃編
どこにでも現れる変態
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あの後は特に何もなく翌日となった。
「おはよう。今日はどこに向かうの?」
「まあ未開の地って感じのところですね。では早速向かいましょうか」
どうやらダンジョンのような場所に向かうらしい。
ちなみにカルマはいないようだ。
何でも仕事が忙しすぎるのだという。
ちなみに綺雪は銃開発時代の貯金があるため雪梛みたいな感じの仕事らしい。
まあ要するに暇人である。
「その表記方法はなんか好ましくないですね」
そして当たり前のようにナレーションにつっこんできはる。
「つきましたよ。こちらです」
どうやら思ったよりも時間が立っていたようだー
「こちらの建造物の調査許可を先日いただきましたので早速いきましょうか」
「段取りがいいね。じゃあ戦闘よろしくね」
綺雪、雪梛、香澄の順番で進んでいくようだ。
あかりはないため綺雪が戦闘で炎系統魔法で照らしてくれている。
「問題ないとは思いますが気をつけてくださいね」
「ええもちろんよ。そういう貴方こそね」
香澄はそういいながらシールドを張った。
その瞬間に前方から飛んできていた矢を防いだ。
「なんか面白くなさそうなダンジョンだね」
「そういうことをいいますと何か来ますよ?」
完璧なフラグをわざと立てたのが当たったのか大量の魔物が正面と背後から来た。
「どうしますか?」
「わざわざ戦う必要もないよ」
そういうと雪梛と香澄は魔力を体内に充満させた。
そして魔力操作を行ない天井に逆さで張り付いた。
「綺雪もやらないとしんどいよ?」
「できるわけないでしょう!?」
その瞬間に魔物たちが一気に綺雪に突撃した。
この場でこの世界の主軸が死んでしまうと困るので先日購入した銃の出番のようだ。
同時に抜銃をしてシールドを配置すつと逆さまの状態で撃った。
『ミラーガン』
レーザー弾が魔物をどんどん貫いていきたった二発で一掃した。
2人は魔力を解除して降りてきたようだ。
「じゃあ先に進もうか」
「流石というか何というか…助かりました」
「人は1人で勝手に助かるだけよ」
また人様のネタをもってきおったな。
今度は雪梛を先頭にして進むようだ。
途中の分かれ道も雪梛はあえてハズレの方に行きトラップを全解除しながら進んでいる。
「何でさっきからわざとトラップにかかっているのでしょうか?」
「どんなものでもそれを作った人がいるからね。誰かが引っかからないと残念でしょ?」
どうやら独自の考えがあるらしい。
そんなこんなで最奥についてようだ。
「なんか味気ないわね」
「このぐらいなら魔王討伐編の人外ダンジョン初級ぐらいかな」
「いや、十分難しいと思いますよ…」
まあ雪梛たちがいなかったら綺雪カルマコンビで8割ぐらいが限度だろうな。
扉があったので開けてみるとやはり謎空間に繋がっていそうだ。
「また朝月いると思う?」
「どうせいるでしょう?そういうキャラなんだから」
「あら、朝月さんを知っているのですか?」
そういえば聞き忘れていてようだ。
「ええ、どこにでも現れる変態よ」
「変態は流石にひどくないかな?」
「なかなか酷い印象ですね…でもあの人はすごいのですよ?」
確かに色々と不透明な存在だ。
ここでちょっと他者からの評価を聞いても面白いかもしれない。
「ちょっと教えてもらってもいいかしら?」
「もちろんいいですよ。では少々古いお話を。朝月さんがくるまではこんなにテクノロジーはありませんでした。私は世界を回れるのですがカルマの特訓をしていてまだ魔法使い編には行っていなかったのです。そしたら突然朝月さんがどこからか現れて私に魔法技術を教えてくれました。ついでとしてカルマにも。そのほかにも色々な武器のメンテナンス方法から戦闘時の立ち回り方などなど。そうして朝月さんがある日貴方は強くなったわとか言っていなくなりました。あれ?もしかしてどこにでも現れる変態ですか?」
まずい。
香澄の評価に侵食されとる。
まあしゃーないか。
結局評価が変わらなかったがようやく扉にはいるようだ。
ゆっくり歩きながら中に入っていくと視界が白に染め上げられた。
そうして視界がクリアになると普通にボスが鎮座していた。
「何でよ!?」
あんだけフラグを立てて冗談が好きな朝月が出てこないわけない。
雪梛は魔力を展開した。
そしてその瞬間にショートマイゾーンで行動して扉の後ろに行った。
そして帰ってくると朝月も持っていた。
「何で見つかったのかしら?波長を合わせて流体をしていたのだけれども」
「どうせその程度の小細工をしてくると思っていたから波長を変更したんだよ。先日の銃の実用化を目指していたときに波長変更をいい感じに習得したからね」
どうやら雪梛が一枚上手のようだ。
「で、どうしたらいいのかしら?」
「さっさとあのボスを殺して私たちと戦うわよ」
「さらっとハードワークを課すわね…」
そういいつつも抜刀して準備しているようだ。
「じゃあちょっとやってくるわね」
そういうと全身に魔力を循環させて不思議なオーラを纏い始めた。
そして重心を前方にずらしたかと思うと並行移動してボス的な人間らしき生物の首をかっきった。
刀身に血がついていないことを確認してから納刀して一応のトドメに魔力弾を五発撃った。
「流石のスピード業務だね。じゃあいいかな?」
雪梛がそう聞くと普段の朝月に戻ってから了承をした。
「ええ、いいわよ。さあいつでもきなさい」
「さっきのやつはなにかな?」
流石に指摘されるだろうと思ったのかすぐに回答をしてくれるようだ。
「まあちょっとした殺害モードよ。本気で殺したい時のみのやつよ」
「じゃあやってみてよ。私との戦闘で。いつもなんか制限かけてたでしょ?」
流石に雪梛の観察眼が誤魔化せないようだ。
「そうね。そろそろいいかもしれないわね」
朝月はそういうと先ほどと同じ状態になった。
普段は威圧感を感じない雪梛ですら少々圧迫感を感じている。
「いいね。そういうのを私は待ってたんだよ」
ニヤリと笑って潜在能力を解放した。
「後書き」
こんにちは雪梛です。
少々ネタ被り感がありますが気にしたら負けです。
次回はようやくいよいよあの全力の変態との対決ですね。
ちょっと、あたしは変態じゃないわよ!
後書きにまで入ってこないでほしいかな…
とまあ乱入があったところでここまで。
また次回お会いしましょう!
「おはよう。今日はどこに向かうの?」
「まあ未開の地って感じのところですね。では早速向かいましょうか」
どうやらダンジョンのような場所に向かうらしい。
ちなみにカルマはいないようだ。
何でも仕事が忙しすぎるのだという。
ちなみに綺雪は銃開発時代の貯金があるため雪梛みたいな感じの仕事らしい。
まあ要するに暇人である。
「その表記方法はなんか好ましくないですね」
そして当たり前のようにナレーションにつっこんできはる。
「つきましたよ。こちらです」
どうやら思ったよりも時間が立っていたようだー
「こちらの建造物の調査許可を先日いただきましたので早速いきましょうか」
「段取りがいいね。じゃあ戦闘よろしくね」
綺雪、雪梛、香澄の順番で進んでいくようだ。
あかりはないため綺雪が戦闘で炎系統魔法で照らしてくれている。
「問題ないとは思いますが気をつけてくださいね」
「ええもちろんよ。そういう貴方こそね」
香澄はそういいながらシールドを張った。
その瞬間に前方から飛んできていた矢を防いだ。
「なんか面白くなさそうなダンジョンだね」
「そういうことをいいますと何か来ますよ?」
完璧なフラグをわざと立てたのが当たったのか大量の魔物が正面と背後から来た。
「どうしますか?」
「わざわざ戦う必要もないよ」
そういうと雪梛と香澄は魔力を体内に充満させた。
そして魔力操作を行ない天井に逆さで張り付いた。
「綺雪もやらないとしんどいよ?」
「できるわけないでしょう!?」
その瞬間に魔物たちが一気に綺雪に突撃した。
この場でこの世界の主軸が死んでしまうと困るので先日購入した銃の出番のようだ。
同時に抜銃をしてシールドを配置すつと逆さまの状態で撃った。
『ミラーガン』
レーザー弾が魔物をどんどん貫いていきたった二発で一掃した。
2人は魔力を解除して降りてきたようだ。
「じゃあ先に進もうか」
「流石というか何というか…助かりました」
「人は1人で勝手に助かるだけよ」
また人様のネタをもってきおったな。
今度は雪梛を先頭にして進むようだ。
途中の分かれ道も雪梛はあえてハズレの方に行きトラップを全解除しながら進んでいる。
「何でさっきからわざとトラップにかかっているのでしょうか?」
「どんなものでもそれを作った人がいるからね。誰かが引っかからないと残念でしょ?」
どうやら独自の考えがあるらしい。
そんなこんなで最奥についてようだ。
「なんか味気ないわね」
「このぐらいなら魔王討伐編の人外ダンジョン初級ぐらいかな」
「いや、十分難しいと思いますよ…」
まあ雪梛たちがいなかったら綺雪カルマコンビで8割ぐらいが限度だろうな。
扉があったので開けてみるとやはり謎空間に繋がっていそうだ。
「また朝月いると思う?」
「どうせいるでしょう?そういうキャラなんだから」
「あら、朝月さんを知っているのですか?」
そういえば聞き忘れていてようだ。
「ええ、どこにでも現れる変態よ」
「変態は流石にひどくないかな?」
「なかなか酷い印象ですね…でもあの人はすごいのですよ?」
確かに色々と不透明な存在だ。
ここでちょっと他者からの評価を聞いても面白いかもしれない。
「ちょっと教えてもらってもいいかしら?」
「もちろんいいですよ。では少々古いお話を。朝月さんがくるまではこんなにテクノロジーはありませんでした。私は世界を回れるのですがカルマの特訓をしていてまだ魔法使い編には行っていなかったのです。そしたら突然朝月さんがどこからか現れて私に魔法技術を教えてくれました。ついでとしてカルマにも。そのほかにも色々な武器のメンテナンス方法から戦闘時の立ち回り方などなど。そうして朝月さんがある日貴方は強くなったわとか言っていなくなりました。あれ?もしかしてどこにでも現れる変態ですか?」
まずい。
香澄の評価に侵食されとる。
まあしゃーないか。
結局評価が変わらなかったがようやく扉にはいるようだ。
ゆっくり歩きながら中に入っていくと視界が白に染め上げられた。
そうして視界がクリアになると普通にボスが鎮座していた。
「何でよ!?」
あんだけフラグを立てて冗談が好きな朝月が出てこないわけない。
雪梛は魔力を展開した。
そしてその瞬間にショートマイゾーンで行動して扉の後ろに行った。
そして帰ってくると朝月も持っていた。
「何で見つかったのかしら?波長を合わせて流体をしていたのだけれども」
「どうせその程度の小細工をしてくると思っていたから波長を変更したんだよ。先日の銃の実用化を目指していたときに波長変更をいい感じに習得したからね」
どうやら雪梛が一枚上手のようだ。
「で、どうしたらいいのかしら?」
「さっさとあのボスを殺して私たちと戦うわよ」
「さらっとハードワークを課すわね…」
そういいつつも抜刀して準備しているようだ。
「じゃあちょっとやってくるわね」
そういうと全身に魔力を循環させて不思議なオーラを纏い始めた。
そして重心を前方にずらしたかと思うと並行移動してボス的な人間らしき生物の首をかっきった。
刀身に血がついていないことを確認してから納刀して一応のトドメに魔力弾を五発撃った。
「流石のスピード業務だね。じゃあいいかな?」
雪梛がそう聞くと普段の朝月に戻ってから了承をした。
「ええ、いいわよ。さあいつでもきなさい」
「さっきのやつはなにかな?」
流石に指摘されるだろうと思ったのかすぐに回答をしてくれるようだ。
「まあちょっとした殺害モードよ。本気で殺したい時のみのやつよ」
「じゃあやってみてよ。私との戦闘で。いつもなんか制限かけてたでしょ?」
流石に雪梛の観察眼が誤魔化せないようだ。
「そうね。そろそろいいかもしれないわね」
朝月はそういうと先ほどと同じ状態になった。
普段は威圧感を感じない雪梛ですら少々圧迫感を感じている。
「いいね。そういうのを私は待ってたんだよ」
ニヤリと笑って潜在能力を解放した。
「後書き」
こんにちは雪梛です。
少々ネタ被り感がありますが気にしたら負けです。
次回はようやくいよいよあの全力の変態との対決ですね。
ちょっと、あたしは変態じゃないわよ!
後書きにまで入ってこないでほしいかな…
とまあ乱入があったところでここまで。
また次回お会いしましょう!
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