雪梛の一閃

雪梛

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魔王殺害編

開幕からヤバい展開

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「よっと、なんか高所から登場したね」

「まあ転生者って言うのは大体おっこちてくるから仕方ないわよ」


高所と表現しているが高さは20メートル程だ。

無論衝撃透過で無効化したので2人からしたら気にならないことだがな。


「じゃあとりあえず街に向かおうか。一応実力はそこそこに隠しておいてね?」

「わかったわ。もちろん今回のコンセプトを破壊するようなことは極力避けるわ」


そんな会話をしながら2人は一番近くにあるファストと言う街に向かった。

道中に何体か魔物らしきものが襲ってきたが適当に魔力弾でぶっ殺していったようだ。

そんなこんなで街に到着してギルドと書いてある建物に入っていった。

中に入ると人々が話をしていたり依頼の内容を書いていたりとかなり賑やかになっていた。

受付担当の人は忙しそうな人が多いがなぜかスカスカなところがあったので2人はそこにいくようだ。


「初めましてこんにちは。冒険者というやつになりたいんだけどいいかな?」

「…なぜ私のところに来たのですか?」

「スカスカだったからよ。もしかしてなんかランク制度でもあるのかしら?」

「いいえ。貴方たちならいいですよ。冒険者の登録ですね。じゃあこちらの書類に必要事項を記入しなさい」


なんか周りから視線を感じるが殺気じゃないという理由で2人は気にしていないようだ。


「はい、書けたよ」

「わかりました。じゃあちょっと待ってなさい」


そういうと受付はなんかバックヤード的なところに入っていった。

1分ほどしてなんか強そうな女性を連れて帰ってきたようだ。


「お待たせしたわ。これがギルドカードですよ。そしてこいつがギルドマスターとかいう変態よ」

「相変わらず当たりがきついわねー。まあそれはおいておいて。初めまして。私はギルドマスター、通称ギーマスよ。よろしくね」


なんか気さくな人のようだ。

そしてこの状況を察するにこの受付とギーマスには実力が軽くバレたようだ。

まあぼかしているので完全にバレることはないはずだがな。


「よろしくね。私の名前は雪梛でこっちが香澄だよ。無知で申し訳ないんだけどこの世界についての説明を少々してもらってもいいかな?」


少々不可解な質問ではあったが何かを察したのかギーマスが答えてくれるようだ。


「いいよ。まずこの世界は魔王とかいうなんかえげつねぇアホがいてさらに幹部とかいうやつのそこそこにいる。私たち人類はそれに対抗するために冒険者というものを作ってさらにランク制度を儲けて強い人を育成して勝ちに行くと言った感じよ。一応ランクは最低がEで最高はSといったところだね。まあ説明はこんな感じであとは実際に色々見てきた方がわかりやすいわよ」

「丁寧にありがとうね。なるほど。私が知っている異世界系の小説と変わりなさそうと言ったところだね。そういえばなんでギーマス出てきたの?」

「それについては私が説明いたします。一応私は自分でこいつは大丈夫という人しか受付をしていません。中でもあなた方は大変強そうに見えたのでこのアホを呼んできたといったところです。いくつか街が存在しているので強い人を持っているギルドは重宝されるのですよ」

「それに関してなんだけども私たちの実力は隠しておいて欲しいのよね」

「なんでだい?隠すメリットはあまり無いように思えるのだが」

「まあこっちにはちょっと事情があるからね」

「でもせっかく強者が現れたのに公表しないわけには…」

「わかった。じゃあ面倒だから戦おうか」


そういうと雪梛は立ち上がった。

その瞬間に周りが少々ざわめいた。


「いいよ。もし私に勝てたらその条件をのんであげる」

「かわいそうね。これから負けるともいざ知らず」

「ついにこのギーマスが負ける瞬間が見られるのですね。私は大変喜ばしいです」


そんな会話をしながら初手からギルド最上位帯とのバトルが始まるようだ。

ギーマスについていき謎の部屋に入るとちょっとした空間があったようだ。


「じゃあやり合おうか。もちろん私は全力で行くわよ」

「まあそうじゃなくちゃこっちが困っちゃうからね。この世界での初の戦闘は楽しみだ」


ちょっと感づかれそうな事を言いつつも雪梛は間合いをとって構えている。


「イェル フェム シェム 大気を燃やして地を切り裂く 血肉を糧に顕現せよ フェルブレード」


なんか一風変わった詠唱を終えると炎熱系統の刃がギーマスの手に出てきた。


「詠唱適当すぎじゃ無い?これてんちょうが書いたの?」


そんな悲しい事言うなや…

てんちょうに会話を飛ばしている隙にギーマスが接近していたがもちろん遅すぎるため見切りで回避をした。


「遅くない?」

「そんなぁ」


つい口に出てしまった言葉にギーマスが悲しそうにした。


「ちょっと待って。それが全力?」

「貴方は煽りの達人かしら?」


ギーマスが泣きそうな顔をしながら頬を膨らませた。


「もう!私怒ったんだからね!」


そういうと無詠唱で身体強化を使用して即座に雪梛に突進した。

さっきよりは速くなったがこれはまずい。

どう頑張っても相手が弱すぎる。

なんなら見切りを使わずに雪梛は回避を行いギーマスを見ている。

回避されてもギーマスは何度もきりかかっていく。

ちょっと回避して流石につまらなくなったのか光と闇の融合物質を生成してギーマスの刃を霧散させた。


「え?」

「つまらん」


そう言った瞬間に雪梛はマイゾーンで接近してそのまま速撃を使用してぶん殴った。


「ぐあぁぁぁ!!」


その瞬間にギーマスは壁に激突して瀕死状態になっていた。


「ごめんね。これほどの加減は久しぶりすぎてわからなかったよ」


冗談のように言いながらギーマスに接近した。


「はっはっは。ちょっとまってくれ。これ以上は死んじゃうからぁ!」

「いや殺さないよ…」


ギーマスに観察眼を使用して体内を循環している波長を把握すると雪梛は魔力を流し込んだ。

その瞬間にギーマスの身体構成組織はみるみる回復していった。


「え?なにこれ」

「ちょっとした術みたいなものだよ」

「いやぁ、スカッとしました。最高ですね雪梛さん」

「雪梛でいいよ。じゃあ予定通り実力は隠しておいてね」


雪梛はそういうと香澄と一緒に部屋を後にした。

そしてそのまま依頼が掲示されている掲示板を見ているようだ。


「なんか面白いね。こういうのを実際に見るっていうのは」

「それはわかるわね。なんだか小説の登場人物の気分よ」


いや主人公とヒロインやろあんたら


「これいいね。こっちの世界のドラゴンとか気になるから行こうか」


てんちょうを無視して雪梛が手に取った依頼はドラゴンの討伐依頼だったようだ。

その紙をとった瞬間に変な男に声をかけられたようだ。


「嬢ちゃん。悪りぃ事はいわねぇからそいつはやめた方がいいぜ?」

「兄貴任せてくれ。私がボッコボコにしてくるから」


なぜか相手のノリに乗る雪梛であった。


「だがしかし…そんな装備で大丈夫か?」

「大丈夫だ問題ない」

「検討を祈っているぜ」


そんなやりとりをおえてもう戻ってきていた受付に依頼を提出した。


「貴方方の強さはほんの少しわかりましたが流石にこれは死にますよ?」

「大丈夫だよ。私前にドラゴン30体蒸発させたからね。でも確かに初心者がこれを討伐したら不自然か…そしたら貴方も一緒に来てよ」

「は?」


そうして勢いで受付を連れ出して雪梛たちはドラゴン討伐に向かった。

ちなみに外まで担いでから後ろから受付に抱きつき流体無焦点で吹っ飛んでいった。

ちょっと香澄が羨ましそうに見ていた。




「そういえば貴方の名前を聞いていなかったね。聞いてもいいかな?」

「それよりも目の前にドラゴンがいるんですよ?」

「まあそんなものは些細な事だよ」

「はあ…私はリルトと申します。どうするんですかこれ」


三人の前には全長100メートルあるんじゃないかと思う巨大な漆黒の鱗を持つドラゴンがいた。


「この見た目じゃミラボレ⚪︎スじゃない」

「まあ大丈夫だよ。マルチでブレイブライトとエリアル大剣で倒しまくったし。ちなみに私が大剣だよ」

「あんまり喋っていますと起きますよこいつ」

「流石はリルトだね。フラグ立てお疲れ様だよ」

「え?」


その瞬間にドラゴンは目を覚ましたようだ。


グオォォォォォォ‼︎


やかましい雄叫びをあげて身体をむくりとおきあげたようだ。

その瞬間に一番近くの街から警報が聞こえてきたようだ。


「じゃあ行こうか。リルトは実力どのぐらい?」

「ギーマス以上雪梛より圧倒的に下と言ったところですね」

「じゃあいいや。漆黒のドラゴンスレイヤーの称号をプレゼントしよう」

「普通このサイズは全ての街の冒険者が集結してギリギリ勝てるかもって感じなのですよ?」


そんな話を聞いているとドラゴンが尻尾を薙いできたようだ。


「香澄。リルトを頼んでいいかな?」

「もちろんよ。地形がぶっ壊れない程度に頑張ってちょうだい」


香澄がリルトを担ぐと同時に迫り来る尻尾を雪梛はブレイキングショットで応酬した。


ドカァァァァァァァァン!!!!!!!!


人が要因とは思えない音を響かせながらドラゴンの尻尾を弾き返したようだ。

あまりの威力にドラゴンが少々よろけたようだ。

今回はどんなネタを使おうかと考えていると今度は定番のブレスを吐いてきたようだ。

ちなみに香澄は上空にシールドを張ってその上で座って雪梛の戦いを観戦している。

特殊シールドが使えるのでちょっと広い範囲張れるようだ。

吐いてきたブレスは避けても面白くないので耐久テストがてら特殊シールドで炎熱主軸で組んだようだ。

もちろん溶解する事なく防ぎ切ったようだ。

その光景を見てドラゴンは驚いていたが今度は自身の体重を活かしたプレスをしてくるようだ。


「それはネタ的にまずいでしょ」


そんなことを言いながら地面に魔力を流し込んで闇に波長変化させて自身も闇に波長変化して潜った。

そして背後に繋いで脱出して速撃を入れ始めた。


「始まったわよ。見ておくといいわ。私たちのレベルを」


ドラゴンは殺したと思っているのかゆっくりと起き上がっている。

そして雪梛の存在に気づいた時にはすでに速撃が40発入っていた。

おそらく現状の限界値なのだろう。

身体をバグかのようにガックガクに震えさせながらいつもに構えをした。


「街まで吹っ飛ばないでね」


そういうと雪梛はドラゴンに急接近した。

そして腹部あたりに氷の床を作ってそこに乗り拳を当てた。

その瞬間に全パワーを解放して莫大なエネルギーを爆発させた。



『無焦点』



久しぶりに使われた技はありえないような火力で相手を吹き飛ばしてドラゴンが視認不可となったようだ。


「やばい。飛ばしすぎたかも」

「そういう問題ですかね?」


どうやら衝撃透過を使用してリルトを担ぎながら落下してきたようだ。


「じゃああれ。リルトが倒したってことにしといて」

「いやいやいや!あんなんソロで倒したなんて言ったら今すぐ魔王城突撃命令されますよ!」

「そうか…じゃあなんか隕石が急にぶち当たって奇跡的に死んだって迫真の演技で言ってきて

「まだそっちの方が生き残れそうですね」

「じゃあ帰ろうか。あのドラゴンちょっとだけ鱗に素材欲しいんだけどいいかな?」

「じゃあそのように手配しておきます。ギルド緊急クエストの討伐モンスターの素材は元々あの変態が統括しているのでその辺は心配なく」

「じゃあ行きと同じように帰るよ」

「なんなんですかあの動き?」

「単純に全体重を乗せて地面を蹴り続けているだけよ」

「もうだめだ…ついていけない…」


というわけで香澄は一緒も至近距離で移動して移動魔法という偽装をするようだ。



「後書き」

こんにちは雪梛です。
ついに始まりましたね。
今回は頑張って魔王討伐編を超える話数にしようと思っているのでよろしくお願いします。
ではまた次回お会いしましょう!
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