18 / 450
光の入らない部屋と笑わない少女
新生活
しおりを挟む
その日は全国的に寒波が押し寄せると天気予報で報道があった日だ。外に出れば、コートとマフラーで丸くなった人々が道を歩いている。
そんな中、室内と言えども額に汗をかきながら動き回る自分をよくやったと褒め称えたい。買ったばかりのエアコンから出る温風は20度設定。いっそ切ってやろうかと思った。
山になった段ボールを一纏めにし、滲んだ汗を拭くと、一人で声を上げた。
「完了!」
誰もいない部屋にその声は響き渡る。ぐるりと見渡せば、新品だらけの家具家電が並んでいるワンルーム。
広さは12畳、トイレ風呂は別。大きなクローゼット付き、キッチンのコンロは2口。一人暮らしならば、荷物も少ないし12畳で十分に思う。
築年数は、新築とは言い難いものの十分状態がよいアパートだった。アパート入り口にはオートロックも付いており、私としては文句なしの物件だった。
知り合いの紹介でたどり着いたこのアパートの引っ越し作業を今しがた、終えたところである。
さて、と息を吐き、近くに置いてあった鞄を手に取る。中には小さなアルバムが入っていた。
パラパラとめくり、一枚選ぶ。母と二人で温泉旅行に行った時の写真だった。
買ったばかりの写真たてを箱から出し、その一枚を入れてテレビの横に置いた。写真の中で笑う二人を、目を細めてみる。
「お母さん、新生活だよ!」
決意を込めた声が、自分を奮い立たせた。
黒島光。それが私の名前だ。
ぱっと見どこにでもいる普通の女だが、一つだけ変わった特技がある。それが、『みえざるものが視える』という事だった。
それは今まで家族以外には隠してきた能力なのだが、その唯一の家族……母を半年ほど前に亡くした。幼い頃私のせいで離婚し、二人だけの生活だったのだ。
自分としては人生の絶望を味わった。母は私の唯一の理解者であり味方だったからだ。
更にはその後すぐ、婚約者には振られることになる。理由もこれまた、『この力』のせいだった。どうも視えない人にはこういう能力は胡散臭いらしい。それはそれで仕方のない事だとは思う。
しかし婚約者と別れた事で職場でいじめに遭い仕事を失い、更にはその元婚約者は実の妹と付き合い出した事で頭はパンク。もう死んでしまいたいと、家も引き払い全てを捨てて死のうとしていた。
そこで出会ったのが、私と同じ『視る能力』を持つ人だった。
その人に誘われるまま連れられたのが『心霊調査事務所』という怪しげなビル。初めは眉を顰めてそれを眺めたが、見学してみると中身は健全なものだった。
怪奇現象に悩む依頼を受けた後、その霊の正体となぜこの世に留まるかの理由を見つけ出し、その思いを叶えるように努める。いわゆる『浄霊』の手伝いだった。
それまで霊といえば恐ろしく邪魔な存在だった私は考え方を変えさせられた。彼らの無念さや後悔を身に持って経験したからだ。
同時に自ら命を断とうとした自分を叱咤した。生きたくても生きられない人たちが大勢いる中、愚かな行為だと。
そして私は前を向くことを決心し、例の事務所で働く事を決めたのだ。
「必要な物はとりあえずこれで全部かなぁ……」
死ぬ時に全てを捨ててしまっていた自分は洋服一枚すら持っておらず、一から新生活をスタートさせねばならなかった。暮らす部屋を決め、家電に家具、洋服に下着、雑貨など、ありとあらゆる物を買い揃えた。
事務所で働くと決めて早々、3日間のお休みを頂いていた。『新しい生活が整うまで休んでいいですよ』とのお言葉を頂いたのである。
明日の4日目は職場に行けそうだった。必要最低限だが、なんとか生活するだけのものは買い揃えられたのだ。
私は鞄から財布を取り出し、中にあった明細書を見つめた。キャッシュカードに眠っていた貯金は、母が残してくれたものを合わせても大分減ってしまっていた。元々裕福な家庭ではなかったのだ。
「でもまあ、仕方ないね!」
そう笑って財布を閉じた。死のうと思ってたくらいなんだもの、金がないくらいどうとでもなる。もやし食べて過ごせばいい。
必要最低限の家電に着替え、雑貨。本当は欲しいものもっとあったけど、もう少し余裕がでてから揃えていこう。
頑張れる。きっと。大変だろうけど、頑張れる。
これからの生活を考えると不安も少々よぎったが、それよりもワクワクとした期待が上回っているのは事実だった。
4日ぶりとなる事務所へ足を運んでいた。
人通りもそこそこ多い通りに立つ、よく見かけるようなビル。そこの5階に、私が働く事務所はあった。
銀色のエレベーターを呼び出し、しゃんと背を伸ばす。本格的に今日から仕事が始まるのだと思うとやや緊張してきた。
やってきた箱に乗り込み5のボタンを押し、自分の身嗜みを最終チェックする。洋服に、髪の乱れ、メイクも今日はきちんとした。
メイクなんてしたのどれくらいぶりだろうか。色々落ち込んでいた時はそんな余裕はなかった。ここ数日事務所の人たちと過ごした時はずっとスッピンだった、今思えば恥ずかしすぎる。
ふと脳裏にある人がよぎる。事務所の責任者だ。
少しだけ鳴り響いた胸を落ち着かせ、ようやく着いたエレベーターから降りた。廊下を少し歩き、看板も表札も何もない扉にたどり着く。
ふうと一度深呼吸をして、それを開けた。
「おはようございます」
もしかしてまだ誰もいないかもしれないと思ったが、中にはすでに人が来ていた。
「あ!おはよ~!もう引っ越し大丈夫なの?」
子犬みたいな可愛らしい笑顔でこちらを振り返る人につられて笑みが漏れる。私は頭を下げる。
「伊藤さんおはようございます!早々お休みを貰ってすみませんでした。引っ越しは一段落ついたので、今日からよろしくお願いします!」
「そっかそっか、よかった!今日からよろしくね~」
そう太陽みたいな顔で笑う人は、ここに働く伊藤陽太さん、26歳。
ぱっと見20歳前後に見える童顔だが私より年上で、その名の通り明るく優しい人だ。その気遣いと人懐こさは驚異のもので、彼と話していて目尻が下がらない人間なんているのだろうかと思うほど。
ちなみに彼は全く『視えない』人だ。けれども霊を寄せ付けやすい体質という不運な人でもある。
「伊藤さんが探してくれたおかげで家もすぐに見つかって即入れましたし、とても住み心地よさそうです!」
私が言うと、彼は嬉しそうに頷いた。
「力になれてよかった!」
「もうほんと頭上がりません」
「大袈裟~」
私が入居した部屋も、伊藤さんが知り合いだという不動産屋や大家さんなどに聞いてくれてすぐに見つかったものだ。
しかも、「女の子なんだからセキュリティはしっかりと!」「お風呂とトイレ一緒なんてやだよね!」……と、こちらの希望を口に出さずとも察してくれて流れはスムーズ。
その上毎月のお家賃は特別ちょっと値引きしてもらっている。伊藤さん、何者なんだろう。
そんな中、室内と言えども額に汗をかきながら動き回る自分をよくやったと褒め称えたい。買ったばかりのエアコンから出る温風は20度設定。いっそ切ってやろうかと思った。
山になった段ボールを一纏めにし、滲んだ汗を拭くと、一人で声を上げた。
「完了!」
誰もいない部屋にその声は響き渡る。ぐるりと見渡せば、新品だらけの家具家電が並んでいるワンルーム。
広さは12畳、トイレ風呂は別。大きなクローゼット付き、キッチンのコンロは2口。一人暮らしならば、荷物も少ないし12畳で十分に思う。
築年数は、新築とは言い難いものの十分状態がよいアパートだった。アパート入り口にはオートロックも付いており、私としては文句なしの物件だった。
知り合いの紹介でたどり着いたこのアパートの引っ越し作業を今しがた、終えたところである。
さて、と息を吐き、近くに置いてあった鞄を手に取る。中には小さなアルバムが入っていた。
パラパラとめくり、一枚選ぶ。母と二人で温泉旅行に行った時の写真だった。
買ったばかりの写真たてを箱から出し、その一枚を入れてテレビの横に置いた。写真の中で笑う二人を、目を細めてみる。
「お母さん、新生活だよ!」
決意を込めた声が、自分を奮い立たせた。
黒島光。それが私の名前だ。
ぱっと見どこにでもいる普通の女だが、一つだけ変わった特技がある。それが、『みえざるものが視える』という事だった。
それは今まで家族以外には隠してきた能力なのだが、その唯一の家族……母を半年ほど前に亡くした。幼い頃私のせいで離婚し、二人だけの生活だったのだ。
自分としては人生の絶望を味わった。母は私の唯一の理解者であり味方だったからだ。
更にはその後すぐ、婚約者には振られることになる。理由もこれまた、『この力』のせいだった。どうも視えない人にはこういう能力は胡散臭いらしい。それはそれで仕方のない事だとは思う。
しかし婚約者と別れた事で職場でいじめに遭い仕事を失い、更にはその元婚約者は実の妹と付き合い出した事で頭はパンク。もう死んでしまいたいと、家も引き払い全てを捨てて死のうとしていた。
そこで出会ったのが、私と同じ『視る能力』を持つ人だった。
その人に誘われるまま連れられたのが『心霊調査事務所』という怪しげなビル。初めは眉を顰めてそれを眺めたが、見学してみると中身は健全なものだった。
怪奇現象に悩む依頼を受けた後、その霊の正体となぜこの世に留まるかの理由を見つけ出し、その思いを叶えるように努める。いわゆる『浄霊』の手伝いだった。
それまで霊といえば恐ろしく邪魔な存在だった私は考え方を変えさせられた。彼らの無念さや後悔を身に持って経験したからだ。
同時に自ら命を断とうとした自分を叱咤した。生きたくても生きられない人たちが大勢いる中、愚かな行為だと。
そして私は前を向くことを決心し、例の事務所で働く事を決めたのだ。
「必要な物はとりあえずこれで全部かなぁ……」
死ぬ時に全てを捨ててしまっていた自分は洋服一枚すら持っておらず、一から新生活をスタートさせねばならなかった。暮らす部屋を決め、家電に家具、洋服に下着、雑貨など、ありとあらゆる物を買い揃えた。
事務所で働くと決めて早々、3日間のお休みを頂いていた。『新しい生活が整うまで休んでいいですよ』とのお言葉を頂いたのである。
明日の4日目は職場に行けそうだった。必要最低限だが、なんとか生活するだけのものは買い揃えられたのだ。
私は鞄から財布を取り出し、中にあった明細書を見つめた。キャッシュカードに眠っていた貯金は、母が残してくれたものを合わせても大分減ってしまっていた。元々裕福な家庭ではなかったのだ。
「でもまあ、仕方ないね!」
そう笑って財布を閉じた。死のうと思ってたくらいなんだもの、金がないくらいどうとでもなる。もやし食べて過ごせばいい。
必要最低限の家電に着替え、雑貨。本当は欲しいものもっとあったけど、もう少し余裕がでてから揃えていこう。
頑張れる。きっと。大変だろうけど、頑張れる。
これからの生活を考えると不安も少々よぎったが、それよりもワクワクとした期待が上回っているのは事実だった。
4日ぶりとなる事務所へ足を運んでいた。
人通りもそこそこ多い通りに立つ、よく見かけるようなビル。そこの5階に、私が働く事務所はあった。
銀色のエレベーターを呼び出し、しゃんと背を伸ばす。本格的に今日から仕事が始まるのだと思うとやや緊張してきた。
やってきた箱に乗り込み5のボタンを押し、自分の身嗜みを最終チェックする。洋服に、髪の乱れ、メイクも今日はきちんとした。
メイクなんてしたのどれくらいぶりだろうか。色々落ち込んでいた時はそんな余裕はなかった。ここ数日事務所の人たちと過ごした時はずっとスッピンだった、今思えば恥ずかしすぎる。
ふと脳裏にある人がよぎる。事務所の責任者だ。
少しだけ鳴り響いた胸を落ち着かせ、ようやく着いたエレベーターから降りた。廊下を少し歩き、看板も表札も何もない扉にたどり着く。
ふうと一度深呼吸をして、それを開けた。
「おはようございます」
もしかしてまだ誰もいないかもしれないと思ったが、中にはすでに人が来ていた。
「あ!おはよ~!もう引っ越し大丈夫なの?」
子犬みたいな可愛らしい笑顔でこちらを振り返る人につられて笑みが漏れる。私は頭を下げる。
「伊藤さんおはようございます!早々お休みを貰ってすみませんでした。引っ越しは一段落ついたので、今日からよろしくお願いします!」
「そっかそっか、よかった!今日からよろしくね~」
そう太陽みたいな顔で笑う人は、ここに働く伊藤陽太さん、26歳。
ぱっと見20歳前後に見える童顔だが私より年上で、その名の通り明るく優しい人だ。その気遣いと人懐こさは驚異のもので、彼と話していて目尻が下がらない人間なんているのだろうかと思うほど。
ちなみに彼は全く『視えない』人だ。けれども霊を寄せ付けやすい体質という不運な人でもある。
「伊藤さんが探してくれたおかげで家もすぐに見つかって即入れましたし、とても住み心地よさそうです!」
私が言うと、彼は嬉しそうに頷いた。
「力になれてよかった!」
「もうほんと頭上がりません」
「大袈裟~」
私が入居した部屋も、伊藤さんが知り合いだという不動産屋や大家さんなどに聞いてくれてすぐに見つかったものだ。
しかも、「女の子なんだからセキュリティはしっかりと!」「お風呂とトイレ一緒なんてやだよね!」……と、こちらの希望を口に出さずとも察してくれて流れはスムーズ。
その上毎月のお家賃は特別ちょっと値引きしてもらっている。伊藤さん、何者なんだろう。
68
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。