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父との雑談
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王都でのパーティーが終わり、宿に戻ると案の定不貞腐れているアリクがいた。
どうやら宿から無断で外に出なかったみたいだな。
俺としては窓から飛び降りたりして宿の外に出て、歩き回った結果宿への帰り道が解らなくなって衛兵のお世話になると思っていたんだが、流石にこれ以上自分の我儘を押し通そうとすれば一定期間の自由が無くなる具体は察せたんだろう。
それから一晩寝て王都を出た。
道中は王都に行く時と同様にモンスターが襲ってくることがあった。
とはいってもそこまで強いモンスターはおらず、魔弾と父さんの斬撃で全て倒す事が出来た。
やっぱり父さんのあの短剣から放つ連続の斬撃は良いな。
アビリティで行う遠距離攻撃だとどうしてもタイムラグが起こるんだよなぁ・・・・・・父さんの斬撃にはタイムラグが殆ど無かった。いや、全く無かったかもしれないない。
多分最初に短剣の刃に魔力を纏う、それから手首のスナップで斬撃を放つ。放つ時に刃に纏った魔力を放たずに斬撃の数に合わせて放出する魔力の量を抑えてる。
魔弾アビリティにも連射の効果はあるけど、もしかしたら指に魔力を多く纏わせてから放った方が連射の速度が上がるかもしれない。そう思った俺は速く試してみたいと思ったが、家に帰るまでは父さんやクレア姉さんに迷惑を掛けない方が良いと思い連射の実験はしなかった。
アリク? あいつには毎回こっちが迷惑を掛けられてるんだから全く気にしていない。
そして家に着くと母さん達が出迎えてくれた。レアードとセリスがタックルをかましながら抱き着いて来たのでマジで後ろに転びそうになった。
その後にはクレア姉さん、父さんの順番に抱き着く。
ただ、アリクにはお帰りの挨拶はするものの抱き着きはしなかった。
それを見て少しだけ可哀想に思えたが、アリクは二人の前でちょいちょい醜態を晒した事や両親に怒られている場面を見られているしな。
それにアリク自身がレアードとセリスと基本的に喋らないし。二人にとっては良い反面教師になっているみたいだ。
というか、母さんが俺を見ながらニコニコしており、それを見たメリルが小さく溜息を吐いていた。
二人の間で何かがあったのか? 別に喧嘩したとか意見が食い違ったとかそういう険悪な様子は一切ないし・・・・・・まぁ、考えても無駄なだけだな。
帰った日の後日、メリルとクレア姉さんにミーシャさんと一緒に森の中へ入りモンスター倒し、錬金術に使える薬草を採集し終えて家に戻ると父さんに声を掛けられた。
「ラガス、少し父さんと話さないか」
「・・・・・・良いですよ。今から晩御飯まで特に予定は無いですから」
何だろう、王都でのパーティーに関してかな?
父さんの部屋に入り、ソファーに腰を下ろす。
相変わらず良い座り心地のソファーだな。
「まぁ、特に堅苦しい事を話すつもりはないんだ。そうだな・・・・・・王都でのパーティーで気になった、正確には目が合った女の子がいるって言っていたな。名前は分かるか?」
「僕は全く知りませんでしたけど、パーティーで友達になったロックス・セーゲルが教えてくれました。目が合った女の子の名前はセルシア・ロウレットという名前らしいです」
パーティー会場で目が合った女の子の名前を言うと、父さんは目を見開いて驚いた顔になる。
えっ・・・・・・なんかヤバい家の息女だったのか?
「そ、そうか。まさかロウレット公爵家の息女だったのか・・・・・・確か侯爵家の子息と・・・・・・・・・・・・もし仮にそうだとしたら」
何か一人でぶつぶつと呟き始めた父さんはチラッとこちらを見る。
「・・・・・・ラガス、今から四年後に同年代の貴族の子息と戦って勝てるか」
「唐突な質問ですね」
四年後ね・・・・・・丁度学校に入学する歳か。四年も経てば同年代の子供達もそりゃ強くはなるだろうな。英才教育を受けている貴族の子息に息女なら尚更。
それでも俺だってその四年間の間に強くなる訳だし、戦闘経験の数だけで言えば俺の方が断然に上な気がするんだよな・・・・・・正直獣、鬼、竜の魔法は使わなくても倒せる気がするな。魔弾だってかなり高性能だし。
「その対峙する子息の程度にもよりますけど、問題なく勝てると思いますよ」
「・・・・・・だよな~~~」
!? 何故そこで困った顔をする?
どうやら宿から無断で外に出なかったみたいだな。
俺としては窓から飛び降りたりして宿の外に出て、歩き回った結果宿への帰り道が解らなくなって衛兵のお世話になると思っていたんだが、流石にこれ以上自分の我儘を押し通そうとすれば一定期間の自由が無くなる具体は察せたんだろう。
それから一晩寝て王都を出た。
道中は王都に行く時と同様にモンスターが襲ってくることがあった。
とはいってもそこまで強いモンスターはおらず、魔弾と父さんの斬撃で全て倒す事が出来た。
やっぱり父さんのあの短剣から放つ連続の斬撃は良いな。
アビリティで行う遠距離攻撃だとどうしてもタイムラグが起こるんだよなぁ・・・・・・父さんの斬撃にはタイムラグが殆ど無かった。いや、全く無かったかもしれないない。
多分最初に短剣の刃に魔力を纏う、それから手首のスナップで斬撃を放つ。放つ時に刃に纏った魔力を放たずに斬撃の数に合わせて放出する魔力の量を抑えてる。
魔弾アビリティにも連射の効果はあるけど、もしかしたら指に魔力を多く纏わせてから放った方が連射の速度が上がるかもしれない。そう思った俺は速く試してみたいと思ったが、家に帰るまでは父さんやクレア姉さんに迷惑を掛けない方が良いと思い連射の実験はしなかった。
アリク? あいつには毎回こっちが迷惑を掛けられてるんだから全く気にしていない。
そして家に着くと母さん達が出迎えてくれた。レアードとセリスがタックルをかましながら抱き着いて来たのでマジで後ろに転びそうになった。
その後にはクレア姉さん、父さんの順番に抱き着く。
ただ、アリクにはお帰りの挨拶はするものの抱き着きはしなかった。
それを見て少しだけ可哀想に思えたが、アリクは二人の前でちょいちょい醜態を晒した事や両親に怒られている場面を見られているしな。
それにアリク自身がレアードとセリスと基本的に喋らないし。二人にとっては良い反面教師になっているみたいだ。
というか、母さんが俺を見ながらニコニコしており、それを見たメリルが小さく溜息を吐いていた。
二人の間で何かがあったのか? 別に喧嘩したとか意見が食い違ったとかそういう険悪な様子は一切ないし・・・・・・まぁ、考えても無駄なだけだな。
帰った日の後日、メリルとクレア姉さんにミーシャさんと一緒に森の中へ入りモンスター倒し、錬金術に使える薬草を採集し終えて家に戻ると父さんに声を掛けられた。
「ラガス、少し父さんと話さないか」
「・・・・・・良いですよ。今から晩御飯まで特に予定は無いですから」
何だろう、王都でのパーティーに関してかな?
父さんの部屋に入り、ソファーに腰を下ろす。
相変わらず良い座り心地のソファーだな。
「まぁ、特に堅苦しい事を話すつもりはないんだ。そうだな・・・・・・王都でのパーティーで気になった、正確には目が合った女の子がいるって言っていたな。名前は分かるか?」
「僕は全く知りませんでしたけど、パーティーで友達になったロックス・セーゲルが教えてくれました。目が合った女の子の名前はセルシア・ロウレットという名前らしいです」
パーティー会場で目が合った女の子の名前を言うと、父さんは目を見開いて驚いた顔になる。
えっ・・・・・・なんかヤバい家の息女だったのか?
「そ、そうか。まさかロウレット公爵家の息女だったのか・・・・・・確か侯爵家の子息と・・・・・・・・・・・・もし仮にそうだとしたら」
何か一人でぶつぶつと呟き始めた父さんはチラッとこちらを見る。
「・・・・・・ラガス、今から四年後に同年代の貴族の子息と戦って勝てるか」
「唐突な質問ですね」
四年後ね・・・・・・丁度学校に入学する歳か。四年も経てば同年代の子供達もそりゃ強くはなるだろうな。英才教育を受けている貴族の子息に息女なら尚更。
それでも俺だってその四年間の間に強くなる訳だし、戦闘経験の数だけで言えば俺の方が断然に上な気がするんだよな・・・・・・正直獣、鬼、竜の魔法は使わなくても倒せる気がするな。魔弾だってかなり高性能だし。
「その対峙する子息の程度にもよりますけど、問題なく勝てると思いますよ」
「・・・・・・だよな~~~」
!? 何故そこで困った顔をする?
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