59 / 1,103
善意・・・・・・では無いな
しおりを挟む
「さぁ、ここが今日メインの場所、ハンターギルドだ」
・・・・・・でか!!! いや、勿論王都のお城並みにデカい訳では無い。
それでもこう・・・・・・なんて言えば良いんだ? もう少しこじんまりとした作りかと思っていたんだが、この街にハンター達の質が高くてギルドの上層部が有能なのか?
大きさだけで言えば、十分にランクの高いホテルと同等並みにデカい。
それに建物から古臭さを感じない。
何かしらのマジックアイテムを使っているのか?
「ラガス坊ちゃま、驚いて声も出ませんか?」
「ああ、そんな状態だった。てか、メリルはそんなに驚いていないんだな」
「事前にミル―アスの街が栄えているのは知っていましたので、それならばハンターギルドも比例して栄えているのではと予想していましたので。ただ・・・・・・表情には出ていないかもしれませんが、これでも驚いてはいます」
メイドっていうジョブに就いているからそこまで驚き等の表情は表に出さない様に、自然にそういうポーカーフェイスを身に付けたのか?
「まぁ、この街のハンターギルドもデカいが、王都のハンターギルドはもっと大きいぞ。もう・・・・・・あれだな、俺は最初見た時屋敷と勘違いした。それぐらいの大きさだ」
屋敷と見間違うぐらい大きい・・・・・・いや、目の前のハンターギルドも屋敷と見間違うぐらいデカいんだが。
でも父さんが比較するように言うって事は、このハンターギルド以上に王都のは大きいって事だよな。
「ほらっ、驚くのも良いが、中に入るぞ。それとも中には入らず別の所に行くか?」
「いいえ、絶対に中に入ります」
もう、さっきから心臓がバクバクとなってるぐらいワクワクしてるんだ。
ここでお預けを喰らったら絶対に今日一日テンションが最底辺まで下がって上がらない自信がある。
父さんがドアを開け、メリルと続いて中に入る。
「っ・・・・・・これが、ハンターギルド、かぁ・・・・・・はっ、スゲーー―な」
外が立派であれば、中もしっかりとしている。
もう少し年季が入った感じの雰囲気が漂っているのかと思っていた俺の期待は、良い意味で裏切られた。
「ラガス坊ちゃま、おもちゃを目の前にした子供の様な表情になっていますよ」
「否定しない。何より俺はまだ子供だ。望んでいたおもちゃが目の前にあればそういった表情にもなる」
「普通の子供はラガス坊ちゃまの様に賢くはありませんよ」
そりゃそうだ。俺の歳でここまで頭が回る奴は天性的に頭が良い奴だけだろうな。
ん? なんかこっちに綺麗な姉ちゃんがやって来た。
街が栄えているからか、職員の人も容姿が良い人が多いのかな?
「ようこそハンターギルドへ。今日はどのような御用でいらっしゃいましたか?」
「ああ、今日はちょっと子供にハンターギルドを見せにな。っと、怪しい物じゃないぞ」
父さんンが身分を証明するためにギルドカードを渡すと、受け取った美人な職員の人は驚いた表情に変わった。
「これはっ、失礼いたしました。シルバーランクの方でしたか。今日はご子息の見学という事でよろしいでしょうか?」
「ああ、息子が学校を卒業したらハンターになりたいって言ってるんでな。依頼を受けさせるような馬鹿な真似はさせないが、中がどうなっているか見学ぐらいは良いだろうと思ってな」
「そうでしたか、ごゆっくりご覧ください」
仕草も綺麗な人だな。ていうか、スタイル良すぎないか?
こう・・・・・・男を誘惑する部分がたくさんある気がする。
「はっ、ガキが随分と夢を見ているようだが、ここはそんな甘っちょろい夢を想像してる奴が生き残れる場所じゃなぇんだよ。そもそもあんたみたいなひょろいおっさんがシルバーランクなのかも怪しいぜ」
「バンダさん、特に理由も無く同業者に絡むのは止めてくださいといつも注意している筈ですが?」
「おいおいおいおい、そんな怒る事じゃねぇだろシェイラ。俺は夢見がちなガキが将来無駄死にしない様に現実を伝えてやっただけじゃなぇか」
甘っちょろい夢を想像している奴らが生き残れる場所では無い。無駄死にしない様に現実を伝えてやっただけ。
言葉だけ見ればツンデレ野郎が不器用な優しさで忠告しているように聞こえなくもない。
ただ、もし本当にそう思っているな父さんまで馬鹿にする必要は無い。
そもそもまともな奴なら父さんの実力を全て把握するのは無理でも、ある程度は解る筈だ。
ていうか、父さんがひょろひょろだぁ? ・・・・・・無駄にデカい筋肉達磨が調子に乗ってんじゃねぇぞ。
「ッ――ラガス」
「無理です」
俺は一言断って前に出る。
ここで俺が面倒事を起こしても・・・・・・俺に非は無い筈だ。
先に喧嘩売って来たのは向こうだしな。
「依頼も受けず、昼間っからダラダラしてる暇人が父さんを侮辱してんじゃねぇよ」
丁度良い、俺がどれだけ強くなってるのか試してやる。
・・・・・・でか!!! いや、勿論王都のお城並みにデカい訳では無い。
それでもこう・・・・・・なんて言えば良いんだ? もう少しこじんまりとした作りかと思っていたんだが、この街にハンター達の質が高くてギルドの上層部が有能なのか?
大きさだけで言えば、十分にランクの高いホテルと同等並みにデカい。
それに建物から古臭さを感じない。
何かしらのマジックアイテムを使っているのか?
「ラガス坊ちゃま、驚いて声も出ませんか?」
「ああ、そんな状態だった。てか、メリルはそんなに驚いていないんだな」
「事前にミル―アスの街が栄えているのは知っていましたので、それならばハンターギルドも比例して栄えているのではと予想していましたので。ただ・・・・・・表情には出ていないかもしれませんが、これでも驚いてはいます」
メイドっていうジョブに就いているからそこまで驚き等の表情は表に出さない様に、自然にそういうポーカーフェイスを身に付けたのか?
「まぁ、この街のハンターギルドもデカいが、王都のハンターギルドはもっと大きいぞ。もう・・・・・・あれだな、俺は最初見た時屋敷と勘違いした。それぐらいの大きさだ」
屋敷と見間違うぐらい大きい・・・・・・いや、目の前のハンターギルドも屋敷と見間違うぐらいデカいんだが。
でも父さんが比較するように言うって事は、このハンターギルド以上に王都のは大きいって事だよな。
「ほらっ、驚くのも良いが、中に入るぞ。それとも中には入らず別の所に行くか?」
「いいえ、絶対に中に入ります」
もう、さっきから心臓がバクバクとなってるぐらいワクワクしてるんだ。
ここでお預けを喰らったら絶対に今日一日テンションが最底辺まで下がって上がらない自信がある。
父さんがドアを開け、メリルと続いて中に入る。
「っ・・・・・・これが、ハンターギルド、かぁ・・・・・・はっ、スゲーー―な」
外が立派であれば、中もしっかりとしている。
もう少し年季が入った感じの雰囲気が漂っているのかと思っていた俺の期待は、良い意味で裏切られた。
「ラガス坊ちゃま、おもちゃを目の前にした子供の様な表情になっていますよ」
「否定しない。何より俺はまだ子供だ。望んでいたおもちゃが目の前にあればそういった表情にもなる」
「普通の子供はラガス坊ちゃまの様に賢くはありませんよ」
そりゃそうだ。俺の歳でここまで頭が回る奴は天性的に頭が良い奴だけだろうな。
ん? なんかこっちに綺麗な姉ちゃんがやって来た。
街が栄えているからか、職員の人も容姿が良い人が多いのかな?
「ようこそハンターギルドへ。今日はどのような御用でいらっしゃいましたか?」
「ああ、今日はちょっと子供にハンターギルドを見せにな。っと、怪しい物じゃないぞ」
父さんンが身分を証明するためにギルドカードを渡すと、受け取った美人な職員の人は驚いた表情に変わった。
「これはっ、失礼いたしました。シルバーランクの方でしたか。今日はご子息の見学という事でよろしいでしょうか?」
「ああ、息子が学校を卒業したらハンターになりたいって言ってるんでな。依頼を受けさせるような馬鹿な真似はさせないが、中がどうなっているか見学ぐらいは良いだろうと思ってな」
「そうでしたか、ごゆっくりご覧ください」
仕草も綺麗な人だな。ていうか、スタイル良すぎないか?
こう・・・・・・男を誘惑する部分がたくさんある気がする。
「はっ、ガキが随分と夢を見ているようだが、ここはそんな甘っちょろい夢を想像してる奴が生き残れる場所じゃなぇんだよ。そもそもあんたみたいなひょろいおっさんがシルバーランクなのかも怪しいぜ」
「バンダさん、特に理由も無く同業者に絡むのは止めてくださいといつも注意している筈ですが?」
「おいおいおいおい、そんな怒る事じゃねぇだろシェイラ。俺は夢見がちなガキが将来無駄死にしない様に現実を伝えてやっただけじゃなぇか」
甘っちょろい夢を想像している奴らが生き残れる場所では無い。無駄死にしない様に現実を伝えてやっただけ。
言葉だけ見ればツンデレ野郎が不器用な優しさで忠告しているように聞こえなくもない。
ただ、もし本当にそう思っているな父さんまで馬鹿にする必要は無い。
そもそもまともな奴なら父さんの実力を全て把握するのは無理でも、ある程度は解る筈だ。
ていうか、父さんがひょろひょろだぁ? ・・・・・・無駄にデカい筋肉達磨が調子に乗ってんじゃねぇぞ。
「ッ――ラガス」
「無理です」
俺は一言断って前に出る。
ここで俺が面倒事を起こしても・・・・・・俺に非は無い筈だ。
先に喧嘩売って来たのは向こうだしな。
「依頼も受けず、昼間っからダラダラしてる暇人が父さんを侮辱してんじゃねぇよ」
丁度良い、俺がどれだけ強くなってるのか試してやる。
91
あなたにおすすめの小説
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
【連載】リサイクルは異世界で?転生したら捨てられた悪役令嬢でしたが、そもそも価値が分からない男は不要です
Nekoyama
ファンタジー
どこにでも居そうな陰キャ系OL。それが私、間根 綺羅(まね きらら)の表の顔。でもその実は株式取引で総資産10億円突破している隠れ富豪。これを元手に、社畜は卒業して、ゆるーく楽しく暮らしていこうと思ったその矢先に、真っ白な世界に!!
あなたにはスキル「リサイクル」を授けましょう。世界をキレイにするために異世界で頑張ってくださいね。
そんな声が聞こえた気がする。え、私のお金は?鬼か!?
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
血染めの世界に花は咲くか
巳水
ファンタジー
かつて英雄に憧れ、裏切られ、奪われ、復讐にとりつかれた果てに、ひとつの国を血に沈めた。そして「血塗れ夜王」は、敬愛する師匠によってその生を終えた。
しかし、滅びたはずの魂は再び生れ落ちる――すべての記憶を抱えたままに。
新たな名と姿でこの世界に生を受けた彼は、前世の記憶と力、罪業を背負い、少年として新たな人生を歩み始める。
その先あるのは贖いか、それともさらなる血の罪か。二度目の命に意味はあるのか――。
本作品は「小説家になろう」にも投稿しております。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる