万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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毒をミックス

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「なぁ、俺に絡んでくるチンピラが多すぎないか?」

『そうだね。でも、ラガスは中身は大人かもしれないけど、外見は子供なんだから仕方ないじゃん』

それはそうなんだけどな。でも俺の今の格好ってガチで戦う用の服装なんだけどな。

「でもまだ本当の姿に成っていないとはいえ、隣にルーフェイスがいるんだぞ。見た目はブラックウルフなんだ。もう少し躊躇するもんだろ普通は」

『暗くて良く見えないのかもしれないよ』

「良く見えなくても、大きさとシルエットから普通の狼でないって事ぐらいは分かるだろ」

『じゃぁーーー・・・・・・わかんないや』

「俺も解らん」

俺達を襲ってくる連中の中には明らかに裏の人間て感じの奴がいたけど、周囲に隠蔽を付与して待機させておいた魔弾を放ったら一発で終わった。

気配感知のアビリティを使っていても、魔力感知のアビリティを使おうとは思わないのか?

というか、久しぶりに人を殺した訳だがやっぱり悪人を殺しても何とも思わないな。
血の匂いにも慣れたし。

『そろそろ着くね』

「あぁ。そうだな」

片手に持つ地図を見ながら俺はとある場所へ向かっている。
それはこの王都で一番の力を持つ暗殺ギルド。

バルンク様にそれとなく手紙を送ったらマジで居場所が載った地図を渡してくれた。
手紙には色々と書かれていたが、俺の心配は全くしていない様に感じた。
俺が負けるとは思っていないのか? それはそれで光栄だけど。

紙に書かれている内容によると、俺達が今向かっている暗殺ギルドの名はディーザス。
王都には光輝いている部分もあれば、当然の様に深い闇も存在する。

多くの暗殺ギルドや組織がある中で、よっぽどの事が無い限りディーザスに手を出す馬鹿はいない。

「さて、着いたな」

『どうやって入るの?』

「普通に入るんだよ、普通にな」

ここまで来るのにかなり時間が掛かったな。
阿呆共に絡まれてたってのもあるが、バルンク様から貰った地図が無ければ辿り着く事は不可能だったんじゃねぇーーのか?

とりあえず中に入るか

「失礼しまーす」

何か、思っていたより普通の内装だな。
中にいる人物たちは全然普通じゃないけど。
というか、なんで普通に中に入れたのか疑問だな。もう少しセキュリティが厳しいと思ったんだが。

「あら、中々可愛い坊やだね。私らディーザスに何の用だい?」

おっとハンターギルドで言う受付嬢って人か? のわりには中々にエロい格好してるけど。
というか、俺が本気で客と思ってるのか、ギルドの人間達はすげぇーーニヤニヤしてるんだが。

とりあえず本題に入ろう。

「客として来た訳じゃ無い。そうだなぁ・・・・・・乗っ取りに来たってところか」

そう、俺が言った瞬間にギルドの人間だけじゃ無く受付嬢のエロい姉さんまでもが雰囲気を変えた。

「坊や、中々面白い冗談ね。でもねぇ、ここじゃあなたのパパの権力は通用しない場所なのよ」

おーおー、やっぱりプロの殺気は違うな。
でも、フェリスさんの戦意と比べたら何てことは無いな。

「俺の父さんは別に権力者じゃないよ。それで、了承の返事が無いって事は交渉決裂って事で良いんだな?」

言い終えると同時に横からナイフが飛んできた。
だが、殺気がダダ漏れの時点で無意味だな。

「なっ!!??」

見た目はただの子供の俺に投擲を弾かれた事に一人の男が驚き、周囲の暗殺者たちも驚いている。

「さて、先に手を出したのはお前らだ。文句はねぇーーよな」

ラビットフットにコングアームを発動しておくが、既に殆どの盗賊が動けないでいる。

「・・・・・・坊や、使ったのは何の毒なのかしら」

「はっはっは。さぁ? なんの毒なんだろうね」

周囲に待機させている魔弾には通常の魔弾と雷弾に毒弾と麻痺弾の四種類。
因みに毒弾には獣魔法のキングスネークポイズンを複合している。
だから幾らそういった耐性があるかもしれない暗殺者であってもそう簡単に解毒は出来ないだろ。
麻痺弾も一緒に撃ってるし。

「ルーフェイス」

『了解!!!』

合図と共にルーフェイスは本当の姿へと変わる。

「う、嘘、でしょ。ち、知識としては、知っている、けど」

「ならこいつがどういったモンスターなのか解るよな」

殆どの人間が生きている間に生でも死体でも見ることが出来ないモンスター、狼竜だと認識した暗殺者たちの顔は一気に青ざめる。

この場にいる奴は戦意喪失したみたいだな。
んで、上の奴らが登場って流れか。
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