183 / 1,103
早速来た
しおりを挟む
入学式を終え、クラスへ戻った。
学園長の話を聞いた生徒達に中には俺とジークがどういった関係なのかを察し、これから何が起きるか予測出来ている奴がいるな。
「ラガス、多分だけど」
「解ってる。でも、逃げるつもりは無い。面倒事は早く片付けた方が良いからな」
「そう、わかった。負ける事は無いと思うけど、見てるね」
「ああ。そこまで時間は掛からないと思う」
仮に何か奥の手があったとしても、負ける気はしない。
ただ、完全に圧勝するのは良くないよな。
最初らへんは受け身に徹しておくか。
教室に入るとほぼほぼ全員が着席しており、ほぼ全員が俺に視線を向けている気がする。
自意識過剰では無いと思うんだが、会話の中でもこっちに視線を向けている奴が多い。
ジークに関してはもはや殺意を隠す気ないだろ。
「お前ら、さっさと席に着けよ」
扉から担任の先生らしき男が入って来た事で全員が自身の席に戻って座る。
「おし、全員着いたな。これからお前らは一年間一緒に過ごすクラスメートだ。色々と行事事はあるから仲良くするんだぞ」
先生、その言葉現状の俺に喧嘩売ってませんか?
「とりあえず自己紹介するか。俺はガレッド・バッカスだ。魔法での遠距離と武器での接近戦のどちらも一応出来る。戦いの技術に関して訊きたい事があれば相談に乗るぞ。ちなみに好物は酒だ」
だろうな、バッカスって確か酒の神の名前だよな。別名ディオニュソスだっけ?
おそらくガレッド先生だけじゃ無く、血族は全員酒が好きなんだろうな。
「そんじゃ、左端から軽く自己紹介をしてくれ」
クラスメート達は自身の名前と特技に趣味を紹介していく。
まっ、それがオーソドックスだよな。ただ中には将来の夢を語る奴もいる。
その中でも夢を叶えられそうな奴は限られてそうだけど。
ジークもセルシアも特に問題発言をする事無く自己紹介を終える。
ただし、二人が自己紹介を終えた時は何故か歓声が上がった。
二人はクラスメートからすればアイドルみたいな存在なのかもしれないな。
さて、ようやく俺の番だが、視線が集まるのは自己紹介だから当たり前なんだが、視線に色々と感情を込め過ぎじゃないかお前ら。
そしてガレッド先生、なんであんたはニヤニヤしてるんだよ。
「ラガス・リゼード。特技は接近戦。以上です」
えーーーー、って顔すんじゃねぇーよ。
特に先生! もっと話す事あるだろ的な顔をするな。
クラスメートには俺の自己紹介が不満だったようだが、誰が自分から不必要な情報を教えるかっての。
「全員終わったな。それじゃ、授業は明日からになるが最初は必須授業以外の選択授業もいくつか受けるんだ。次週からは選択授業は最低でも二つは受けて貰うからな」
配られた必須科目と選択科目が載っている紙を見て俺はどの選択授業を受けるか考える。
「そんじゃ、今日はこれで終わりだから帰って良いぞ。あっ、学校の外に出るならちゃんと外出許可の紙を書いてから行けよ」
そう言い終わるとマジで教室からいなくなった。
さて、本当なら俺も速く教室から出てメリル達と合流したいところなんだが、そうはさせてくれないみたいだな。
「俺に、なんか用か?」
「そうだね。ただ、内容は言わなくても解ると思うんだけど、もしかして解らないかな?」
もしかしてそれ、俺も挑発してるつもりか?
全く心が乱れたりしないんだが。
「まぁ、何となく解るけど、それって納得しないとダメな内容だろ。王族だって守って来た内容なんだし。それをたかが侯爵家破る訳にはいかないんじゃないのか?」
挑発を挑発で返したが、今の挑発で顔を赤くしてキレる事は無く、何があっても俺と戦うと決めた意志は変わらない様だ。
「僕と戦って貰う、絶対にだ」
「・・・・・・・良いぞ。どうやら拒否権は無さそうだからな」
というかクラスメート達よ、なんで一切止めようとしないんだよ。
基本的にこいつがやろうとしてることは色々とアウトだと思うんだが。
学園長の話を聞いた生徒達に中には俺とジークがどういった関係なのかを察し、これから何が起きるか予測出来ている奴がいるな。
「ラガス、多分だけど」
「解ってる。でも、逃げるつもりは無い。面倒事は早く片付けた方が良いからな」
「そう、わかった。負ける事は無いと思うけど、見てるね」
「ああ。そこまで時間は掛からないと思う」
仮に何か奥の手があったとしても、負ける気はしない。
ただ、完全に圧勝するのは良くないよな。
最初らへんは受け身に徹しておくか。
教室に入るとほぼほぼ全員が着席しており、ほぼ全員が俺に視線を向けている気がする。
自意識過剰では無いと思うんだが、会話の中でもこっちに視線を向けている奴が多い。
ジークに関してはもはや殺意を隠す気ないだろ。
「お前ら、さっさと席に着けよ」
扉から担任の先生らしき男が入って来た事で全員が自身の席に戻って座る。
「おし、全員着いたな。これからお前らは一年間一緒に過ごすクラスメートだ。色々と行事事はあるから仲良くするんだぞ」
先生、その言葉現状の俺に喧嘩売ってませんか?
「とりあえず自己紹介するか。俺はガレッド・バッカスだ。魔法での遠距離と武器での接近戦のどちらも一応出来る。戦いの技術に関して訊きたい事があれば相談に乗るぞ。ちなみに好物は酒だ」
だろうな、バッカスって確か酒の神の名前だよな。別名ディオニュソスだっけ?
おそらくガレッド先生だけじゃ無く、血族は全員酒が好きなんだろうな。
「そんじゃ、左端から軽く自己紹介をしてくれ」
クラスメート達は自身の名前と特技に趣味を紹介していく。
まっ、それがオーソドックスだよな。ただ中には将来の夢を語る奴もいる。
その中でも夢を叶えられそうな奴は限られてそうだけど。
ジークもセルシアも特に問題発言をする事無く自己紹介を終える。
ただし、二人が自己紹介を終えた時は何故か歓声が上がった。
二人はクラスメートからすればアイドルみたいな存在なのかもしれないな。
さて、ようやく俺の番だが、視線が集まるのは自己紹介だから当たり前なんだが、視線に色々と感情を込め過ぎじゃないかお前ら。
そしてガレッド先生、なんであんたはニヤニヤしてるんだよ。
「ラガス・リゼード。特技は接近戦。以上です」
えーーーー、って顔すんじゃねぇーよ。
特に先生! もっと話す事あるだろ的な顔をするな。
クラスメートには俺の自己紹介が不満だったようだが、誰が自分から不必要な情報を教えるかっての。
「全員終わったな。それじゃ、授業は明日からになるが最初は必須授業以外の選択授業もいくつか受けるんだ。次週からは選択授業は最低でも二つは受けて貰うからな」
配られた必須科目と選択科目が載っている紙を見て俺はどの選択授業を受けるか考える。
「そんじゃ、今日はこれで終わりだから帰って良いぞ。あっ、学校の外に出るならちゃんと外出許可の紙を書いてから行けよ」
そう言い終わるとマジで教室からいなくなった。
さて、本当なら俺も速く教室から出てメリル達と合流したいところなんだが、そうはさせてくれないみたいだな。
「俺に、なんか用か?」
「そうだね。ただ、内容は言わなくても解ると思うんだけど、もしかして解らないかな?」
もしかしてそれ、俺も挑発してるつもりか?
全く心が乱れたりしないんだが。
「まぁ、何となく解るけど、それって納得しないとダメな内容だろ。王族だって守って来た内容なんだし。それをたかが侯爵家破る訳にはいかないんじゃないのか?」
挑発を挑発で返したが、今の挑発で顔を赤くしてキレる事は無く、何があっても俺と戦うと決めた意志は変わらない様だ。
「僕と戦って貰う、絶対にだ」
「・・・・・・・良いぞ。どうやら拒否権は無さそうだからな」
というかクラスメート達よ、なんで一切止めようとしないんだよ。
基本的にこいつがやろうとしてることは色々とアウトだと思うんだが。
117
あなたにおすすめの小説
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
【連載】リサイクルは異世界で?転生したら捨てられた悪役令嬢でしたが、そもそも価値が分からない男は不要です
Nekoyama
ファンタジー
どこにでも居そうな陰キャ系OL。それが私、間根 綺羅(まね きらら)の表の顔。でもその実は株式取引で総資産10億円突破している隠れ富豪。これを元手に、社畜は卒業して、ゆるーく楽しく暮らしていこうと思ったその矢先に、真っ白な世界に!!
あなたにはスキル「リサイクル」を授けましょう。世界をキレイにするために異世界で頑張ってくださいね。
そんな声が聞こえた気がする。え、私のお金は?鬼か!?
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
血染めの世界に花は咲くか
巳水
ファンタジー
かつて英雄に憧れ、裏切られ、奪われ、復讐にとりつかれた果てに、ひとつの国を血に沈めた。そして「血塗れ夜王」は、敬愛する師匠によってその生を終えた。
しかし、滅びたはずの魂は再び生れ落ちる――すべての記憶を抱えたままに。
新たな名と姿でこの世界に生を受けた彼は、前世の記憶と力、罪業を背負い、少年として新たな人生を歩み始める。
その先あるのは贖いか、それともさらなる血の罪か。二度目の命に意味はあるのか――。
本作品は「小説家になろう」にも投稿しております。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる