万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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男としては盛り上がるイベント

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「別にそのままの事を伝えているだけよ。変な事は話してないって」

それはそれで困るって話なんだが。

「まぁ、今更な話なんだから別に良いんだけどさ」

「でしょ。ラガスの強さんなんていずれバレるんだし。というか、今日の戦いで事実を認めたくない馬鹿だも以外は解った筈でしょ。新入生の中に飛び抜けた実力を持った奴がいるってね」

そう感じて俺に絡んでくる輩が減ってくれるなら有難いけどな。
というか、そちらのお姉さん。サルネさんは何故こちらにそんな好意的な視線を向けてくれのでしょうか?

全くもって接点が無いと思うんだが。

「ねぇねぇ、ラガス君は将来ハンターになりたいんだよね」

「は、はい。姉さんや両親と同じようにハンターになるのが目標でスタートですね」

「そっかぁ・・・・・・ねぇ、先輩とちょっと戦ってみない?」

えっと、何故に?
てか、なんで余計に周囲の生徒からの視線が集まってんだよ。

クレア姉さんは予想通りって顔してるし。

「えっと、なんでそういう考えに至ったんですか?」

「だって君強いでしょ」

「そう、ですね」

同年代のトップクラスを倒して強くなんてないって言えば、過ぎる謙虚は嫌味になる。
だから否定はしなかった。

「でしょ。だから戦ってみたいって思うんだ。君なら安心できるし」

安心? どういう意味で安心できるって言ってるのか訳分からん。

「サルネ、あなたの気持ちは解らなくもないけど、今はちょっと抑えなさい。ラガスのパートナーだっているんだし」

「あっ、確かにそうね。ごめんごめん」

申し訳なさそうに謝るサルネさんだが、俺には謝っている理由が解らん。
だが、メリルは二人の会話の内容と先程よりも俺に視線が集まっている理由を理解した様だった。

「今すぐには嫌ですけど、別に摸擬戦をする事は別に構いませんよ」

「ほんとっ!!??」

「は、はい」

嬉しそうにな表情で顔をこちらに近づけるサルネさん。
頼むからもう少し自分の誘惑ボディの危なさを理解して欲しい。

「ラガス、本当に良いの?」

「出来れば人がいないとこで戦いたいですけど」

なんでそんな心配そうな顔をしてるんだクレア姉さん?
そこまでサルネさんが強いって事か?

いや待てよ。そういえばアリクの奴がサルネさんに戦いを挑め続けている理由って確か・・・・・・やっば。
そりゃ姉さんは心配そうな顔するし、周囲の生徒達もこっちに視線を集める筈だ。

ただ、今更拒否るのもなんだかなぁ。

「私は、別に構わない、よ」

「パートナーさんの許可が出たって事だし、戦っても良いよね!!」

「そう、ね。良い、のかしら?」

多分セルシアはサルネさんが男子生徒と戦う理由を知らないんだろうな。
それよりもし、仮に勝ったとしたら俺はアリクの奴に恨まれるんじゃないか?

でもアリクがさっさとサルネさんに勝たないの悪いんだから俺は別に悪くないよな。
まぁ・・・・・・俺がサルネさんに勝ってしまったって理由でアリクから決闘を申し込まれたら、それは受けてやるか。

夕食を食べ終わり、パートナー専用寮に戻った俺はメリルと一対一で話していた。

「ラガス坊ちゃま。サルネさんとあんな約束をしてよろしかったのですか?」

「今思うとちょっと後悔してます」

「それならば結構です。ただ、本当にどうするのですか? おそらくですが、ラガス坊ちゃまがサルネさんとの勝負に勝てばサルネさんは確実に惚れてしまうでしょう」

「誰に?」

「ラガス坊ちゃまにです」

ですよねぇーーー。話の流れからして俺しかいないか。
でも、サルネさんだって貴族の娘なんだからそう簡単に誰かを好きになる訳にはいかない筈では?

「サルネさんは妾との間に生まれた令嬢です。セルシア様のように婚約者などはいませんし、政略結婚なども無いでしょう」

「おい、サラッと俺の心を読むなよ」

「ラガス坊ちゃまの表情に希望の光が差し込んでいましたので。なんとなくですが考えている内容は解りました」

そこまで表情が動いてはいなかったと思うんですけど。
長い間一緒に過ごして来たからか、メリルの前で隠し事は難しそうだな。

「そうですか。というか、アマゾネスはそういった種族なんだっけ?」

「惚れた相手の子供を孕みたくなるそうですよ」

「・・・・・・この歳で子持ちは勘弁だ」

「私はラガス坊ちゃまの子供を世話出来ると思うと、満更でもありませんがね」

メリル的には嬉しいかもしれんが、俺的には絶対嫌だ。

「俺はこれから三年間は学生生活続くんだ。そういった事はサルネさんも自重してくれるだろう」

「そうかもしれませんね。ただ、体の関係は確実に迫られるかと」

・・・・・・それは嬉しい。嬉しいんだが色々と困るイベントだ。
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