万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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ストレートに言い過ぎでは?

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「魔法ってのは確かに有能だ。出来る事が多いからな。ただし、お前さん達の年頃の奴らは攻撃魔法にしか目が向いていない。中には攻撃魔法こそが最強だと考えている馬鹿もいる」

そ、そんなストレートに馬鹿と言ってしまって良いものなのか?
でも間違ってることは言ってないな。

「つっても、十歳のガキが使える攻撃魔法なんて俺ら大人からしてみればたかが知れてるってもんだ。仮に上級レベルの魔法を使える奴がいたとしても、完璧に扱える奴なんていない。もし、そんな奴がいればそいつの理解力と実力が高すぎるって話だ」

十歳で上級魔法を使える人は・・・・・・確かに兄さんや姉さん達の中でもいなかったな。

「でだ。ラガスが昨日ジーク・ナーガルスと摸擬戦をしたのを同僚から聞いた。その話を聞く限り、お前さんの実力なら同年代の魔法をメインに使うガキ共なんて相手にならないだろうと思ったんだよ」

「それで、俺にその生徒達のプライドを折って欲しいと」

「そういうことだ。お前さんの脚なら相手が詠唱を唱えている間に一撃喰らわせられるだろ」

「まぁ・・・・・・そうですね。身体能力のアビリティを使えば問題無いかと」

生徒と向かい合う距離にもよるが、素の身体能力で絶対とは言えないからな。

「そうかそうか。もう少し質問させてほしいんだが構わないか?」

「はい。まだ授業が始まるまで時間があるんで大丈夫です」

「有難う。これからの質問は答えたくなければ答えなくても構わない。まず、初級魔法なら素手で対応できるか?」

「純粋な身体能力だけでは難しいですが、アビリティや魔力等を使って良いなら問題無いかと」

使い手にもよるが、拳に魔力を纏えば大抵の初級魔法を問題無い筈だ。
全て試した事がある訳では無いから分からんが。

「それは中級魔法でも同じことが言えるか」

「・・・・・・相手が同年代、もしくは同じ学生であるならば」

「ふっふっふ。そうか、大したものだ。最後に一つ・・・・・・君は、確かな遠距離攻撃を持っているか?」

「はい。持っています」

俺とジークの戦いを知っているなら、最後に魔弾を撃ったのも知っている筈だ。
なら隠す必要は無い。

「即答か。まっ、素直でこっちとしては嬉しいから良いんだがな。隠そうとは思わなかったのか?」

「学園生活の間にいずれはバレる事なので、隠す意味は無いかと思いました」

「なるほど、それは確かにそうだな。お前さんの授業評価はこちらで弄っておくから、なるべくガキ共に解らせてやってくれ。お前らレベルの魔法は壁があってようやく機能するものなんだと。壁が無ければお前らは戦力と呼べないとな。お前さんが授業内容以外で教えて欲しい内容があれば個別に教えよう」

「わ、分かりました。それでは失礼します」

「おう。つまらん授業があってもあんまり寝ないようにしろよ」

教師らしくない見た目であっても言う内容は教師らしいな。

「中々変わった先生でしたね」

「そうだな。元々頭が良かったのか、それとも実戦で色々と体験して理解した科のどっちかだろうな。ただ、魔法科の先生がバレント先生で良かったよ」

「そうですね。私も毒を使わずに済みそうで良かったです」

「・・・・・・厄介な教師がいてもいきなり毒を使おうとするなよ」

「安心してください。使う物はラガス坊ちゃまがお使いになる呪弾と似たような物ですから。効果は絶大ですけれど」

は、はっはっは。その気持ちは嬉しいが、あんまり安易に使って欲しくは無いな。
メリルの場合はバレずに処理するかもしれないが。

俺の呪弾は込める魔力量を増大しなければそこまで効果は大きくない。
だがメリルの口振りからすれば毒は特製のものだからマジで一瞬で効力が現れそうだな。

あ~~~あ。変な攻撃方法を教え過ぎたかもな。
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