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聞いてない、見てない
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一応鉱山で鉱石を採掘できた翌日、森の中でモンスターの死体を解体するつもりだった。
だが、何をしに森の中へ行くのかとロウレット公爵様に尋ねられ、死体を解体する為にと伝えると……良ければ庭で解体してほしいと頼まれた。
正直、目が点になって驚いたと思う。
だってさ……死体を解体するんだぞ。モンスターの死体を。
もう今まで何度も解体してきたから気にならないけど、死体って全く良い匂いしないんだぞ。
なのに、何故わざわざ庭で解体してほしいと頼むのか……理解不能だった。
でも、俺としては街を出て森に行く労力が省けるのは有難い。
解体って何気に体力が必要だし、集中力を使う。
とりあえず、言われた通りロウレット公爵家の庭でモンスターの解体を行うことにした。
すると……ロウレット公爵はいつも通り執務室で仕事をしているようだが、俺たちの後ろに数名の騎士とフォース君にリッシュちゃんがいた。
「えっと……もしかして、二人はモンスターの解体を見学するつもりなのかい?」
「「はい!!!」」
うん、元気良く答えられてしまった。
目に全く怯えがないな……その気持ちは多少解らなくもないけど、実際始まればそんなに良いものでもない。
騎士さんたちに、本当に二人の前でモンスターの解体を行っても良いのかと目で尋ねる。
すると、若干申し訳なさそうな表情で謝られた。
これは……既に二人の親であるロウレット公爵様が許可してるということか。
それなら……まぁ、見学するのは構わない。
構わないけど、二人は大丈夫か?
普通にゲロっちゃうと思うんだが……俺たちが解体に集中してればいいだけか。
「しょうがない。早速始めるか」
「よろしいのですか、ラガス様? フォース様とリッシュ様にはさずがに刺激が強いと思うのですが」
「それは俺も思ったよ。でも、あんなに眼をキラキラと輝かせてるんだぜ」
「……確かに輝いてますね」
「だろ」
俺も初めて生の武器を見た時はあんな表情してたんだろうな。
「それに、いずれ二人が進む道を考えれば今のうちに耐性を付けておいて損はないだろ」
「それはラガス様だからこそのお考えだと思いますが……かしこまりました」
メリルが二人の前で解体することに納得してくれたところで、亜空間から解体していくモンスターの死体を取り出す。
フォース君とリッシュちゃんは取り出したモンスターの死体に驚いているようだが、解体が始まれば集中モードに入る。
Dランク以下のモンスターは魔核と肉、骨や爪などが主に売れて使える部位。
だが、Cランク以上のモンスターであればそれ以外にも、血や内臓なども貴重な素材となる。
なんでそんなグロ素材が錬金術や武器の素材になるんだよって初めは思ったけど……結局そうなるんだと思うしかなかった。
という訳で、Cランク以上のモンスターの血や内臓はキッチリ保管。
しょっちゅうモンスターを倒してるので、亜空間の中には血を入れる用のビンが大量に入ってる。
…………後ろで何か気分悪そうな声が聞こえたけど、俺は何も見ていない。
いや、聞こえてすらいない……よし、作業再開だ。
ちなみに、Bランクモンスターのオルトロスの血はかなりの高級品。
セルシアがスパッと一刀両断したが、雷の熱で上手く傷口を焼いていたので、無駄にすることなく回収に成功。
にしても、これは狙ってたのか?
それとも偶々上手くいったのか……どちらにしろ、綺麗な一刀だったことに変わりはないな。
そして鉱山の中でもちょくちょくモンスターに襲われていたので、四人で解体しても午前中では終わらず、体をきれいにしてから夕食を食べてまた午後からスタート。
その間も二人は飽きることなく、俺たちが死体を解体する様子を見学していた。
別にDランクのモンスター一体ぐらいであれば、二人に解体させても良いかと思ったが……ロウレット公爵様がそこまで許可しているかは分からないので、今回は見学だけ。
「ふぅ~~~~~。こんなところか」
結局かなり溜まっていたので、夕方を過ぎた後も光の魔弾をいくつも浮かばせて作業を進め、ようやく死体の解体作業が終了。
はぁ~~~~。
後は風呂に入って寝るだけ。
今日はぐっすり寝られそうだ。
だが、何をしに森の中へ行くのかとロウレット公爵様に尋ねられ、死体を解体する為にと伝えると……良ければ庭で解体してほしいと頼まれた。
正直、目が点になって驚いたと思う。
だってさ……死体を解体するんだぞ。モンスターの死体を。
もう今まで何度も解体してきたから気にならないけど、死体って全く良い匂いしないんだぞ。
なのに、何故わざわざ庭で解体してほしいと頼むのか……理解不能だった。
でも、俺としては街を出て森に行く労力が省けるのは有難い。
解体って何気に体力が必要だし、集中力を使う。
とりあえず、言われた通りロウレット公爵家の庭でモンスターの解体を行うことにした。
すると……ロウレット公爵はいつも通り執務室で仕事をしているようだが、俺たちの後ろに数名の騎士とフォース君にリッシュちゃんがいた。
「えっと……もしかして、二人はモンスターの解体を見学するつもりなのかい?」
「「はい!!!」」
うん、元気良く答えられてしまった。
目に全く怯えがないな……その気持ちは多少解らなくもないけど、実際始まればそんなに良いものでもない。
騎士さんたちに、本当に二人の前でモンスターの解体を行っても良いのかと目で尋ねる。
すると、若干申し訳なさそうな表情で謝られた。
これは……既に二人の親であるロウレット公爵様が許可してるということか。
それなら……まぁ、見学するのは構わない。
構わないけど、二人は大丈夫か?
普通にゲロっちゃうと思うんだが……俺たちが解体に集中してればいいだけか。
「しょうがない。早速始めるか」
「よろしいのですか、ラガス様? フォース様とリッシュ様にはさずがに刺激が強いと思うのですが」
「それは俺も思ったよ。でも、あんなに眼をキラキラと輝かせてるんだぜ」
「……確かに輝いてますね」
「だろ」
俺も初めて生の武器を見た時はあんな表情してたんだろうな。
「それに、いずれ二人が進む道を考えれば今のうちに耐性を付けておいて損はないだろ」
「それはラガス様だからこそのお考えだと思いますが……かしこまりました」
メリルが二人の前で解体することに納得してくれたところで、亜空間から解体していくモンスターの死体を取り出す。
フォース君とリッシュちゃんは取り出したモンスターの死体に驚いているようだが、解体が始まれば集中モードに入る。
Dランク以下のモンスターは魔核と肉、骨や爪などが主に売れて使える部位。
だが、Cランク以上のモンスターであればそれ以外にも、血や内臓なども貴重な素材となる。
なんでそんなグロ素材が錬金術や武器の素材になるんだよって初めは思ったけど……結局そうなるんだと思うしかなかった。
という訳で、Cランク以上のモンスターの血や内臓はキッチリ保管。
しょっちゅうモンスターを倒してるので、亜空間の中には血を入れる用のビンが大量に入ってる。
…………後ろで何か気分悪そうな声が聞こえたけど、俺は何も見ていない。
いや、聞こえてすらいない……よし、作業再開だ。
ちなみに、Bランクモンスターのオルトロスの血はかなりの高級品。
セルシアがスパッと一刀両断したが、雷の熱で上手く傷口を焼いていたので、無駄にすることなく回収に成功。
にしても、これは狙ってたのか?
それとも偶々上手くいったのか……どちらにしろ、綺麗な一刀だったことに変わりはないな。
そして鉱山の中でもちょくちょくモンスターに襲われていたので、四人で解体しても午前中では終わらず、体をきれいにしてから夕食を食べてまた午後からスタート。
その間も二人は飽きることなく、俺たちが死体を解体する様子を見学していた。
別にDランクのモンスター一体ぐらいであれば、二人に解体させても良いかと思ったが……ロウレット公爵様がそこまで許可しているかは分からないので、今回は見学だけ。
「ふぅ~~~~~。こんなところか」
結局かなり溜まっていたので、夕方を過ぎた後も光の魔弾をいくつも浮かばせて作業を進め、ようやく死体の解体作業が終了。
はぁ~~~~。
後は風呂に入って寝るだけ。
今日はぐっすり寝られそうだ。
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