万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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あら、解ってるんだ

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個室の……防音も完備されている店に入り、まずは空腹を満たす。

「ら、ラガス……こ、こんな料理を食べて良いの? 私たち、そんなにお金持ってないのだけど」

「そ、そうだよラガス君!」

「二人とも落ち着けって。ここの料理は俺の奢りだ」

個室がある店など、大抵はそれなりの高級店。
今回訪れた料理店も、当然のその枠に入っている。

「マジか!? いくらでも食べて良いのか!」

「おう、勿論だ。遠慮しないで食ってくれ」

「ありがとな、ラガス!!!」

俺に礼を言うと、ザックスは勢い良く食べだした。
とはいえ、食べ方は決して下品ではない……そこら辺も少し勉強したということか?

「ちょ、ちょっとザックス! あぁ~~もぅ……ラガス、本当にこんな美味しそうで高そうな料理を食べても良いの?」

「構わないって言ってるだろ。先日、ちょっと暴れた際に同級生の親からたくさんお礼を貰ったからな。二人ともザックスみたいに遠慮しないで食べてくれ」

改めて貴族って金持ってるな~って思ったよ。
お金に加えて、更に感謝の品を送ってくきた人もいたしな。

まっ、それだけ我が子を大切に思ってるってことなんだろうけど。

「そ、それじゃあ」

とりあえずレイアとミリアも料理を食べ始め、勿論俺も高級料理を口に入れ始める。

うん、偶には外食も良いもんだ。
メリルやキリアさんたちの料理も美味しいけど、やっぱりプロが作る料理も美味い。

そして三人がある程度食べ終わったところで、本題の話に入る。

「ふぅーーー……なぁ、三人とも。少し話があるんだけど良いか」

「おう、勿論大丈夫、だけど……どうしたんだ? さっきまでと表情が違うぜ」

そりゃさっきまでと違て、マジな表情にもなるさ……お前らの人生の……道を決めるかもしれない話なんだからな。

「三人の友達にさ、ライド君ってのがいるだろ」

「おう! 俺らの友達だ! あいつとしょっちゅう模擬戦してるんだけどよ、これがまた中々勝てねぇんだよ」

……だろうな。
お前らほど付き合いがある訳じゃないけど、ライド君の強さは知ってる。

限界突破というぶっ飛んだアビリティもヤバいが、彼が持つ身体能力に魔力……技術に関しても、世代ではトップクラス……本当に一握りの中の一握り、的な存在だろう。

「そうか。かなり強いんだな……それで、そのライド君なんだが……そいつの彼女が、随分と莫大な借金を背負ってるみたいだな」

「ッ!! …………ラガス、なんでそれを知ってるの」

「ふふ。レイア、忘れてるかもしれないが、俺はこれでも貴族の令息だぞ。そういった情報も耳に入ってくる」

「そうだったわね。ごめんなさい」

嘘です、本当は今回の件について超深く関わっていたから知ってるんです。

でもこの感じだと三人は俺があの件に関わってるってのは知らなさそうだし……とりあえず、その事に関してはまだ黙っておくか。

「彼女は今、私たちの学園に居るのよ」

「……マジか」

その情報は知らんかった。

ロッソ学園を退学になったのは知ってるが……いったいどんな手を使ったんだ?
それなりに腕がある方だとは知ってたけど、特別編入? 的な窓口にはいれるぐらいの力はなかったと思うんだけどな。

「ってことは、だ…………三人は、将来的にライド君とその彼女さん……アザルトさんとパーティーを組もうと思ってるんだな」

「……えぇ、そうね」

今、速攻で返答しなかった。
ザックスは……あんまりそこら辺を詳しく考えてなさそうな顔をしてるけど、レイアは少なからずその道を進めば、どんな困難が待ってるかは解ってそうだな。

ミリアは……俺が何を言いたいのか、表情を見る限り解ってるっぽいな。

「三人とも……これは、俺からお前たちの先を案じての言葉だ。ライド君とは、パーティーを組まない方が良い」

言った……言ってしまった。
そして、そうなるのは当然解っていた。
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