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オーバーワークは良くないよ
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しっかり寝た日の翌日……昼頃、先日と同じ店の前で俺はとある人を待っていた。
「あ、あの。ラガスさん、ですよね」
「あぁ、そうだよ。君がザックスたちの友人のライド君だよな」
「はい、そうです。初めまして、よろしくお願いします」
「こちらこそ初めまして、よろしく」
本当は見たことあるけど、そこは話を合わせる為にスルー。
「それじゃ、外で話すのもあれだから店の中に入ろうか」
「え……あの、この店に入るんですか?」
「そうだよ。予約してあるし、今日は俺の奢りだから気にしなくて良いよ」
「えっ!!??」
「さぁ、入った入った」
店のまでごちゃごちゃしたら色々と邪魔になるし、とりあえずライド君を無理矢理店の中に入れる。
「すいません、予約してたらラガスです」
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
先日と同じく、防音機能が施されている個室へと移動。
その間、ライド君は生まれたての小鹿の様にプルプルと震えていたが……そんな少々情けない状況でも、イケメンフェイスは全く崩れていない。
学園ではさぞかしモテてるんだろうな~~……まっ、そんな女子たちはアザルトさんの登場で息を潜めただろうけど。
「もう少ししたら料理が来るはずだ」
「は、はい」
ん~~……超緊張してるな。
そりゃ一応貴族の令息ではあるけど、立場的には恋人のアザルトさんと一緒なんだけどな。
セルシアとパートナー関係ってのを考えれば、またちょっと違うのかもしれないけど……まっ、話してればそのうち慣れてくれるだろ。
「三人から聞いてるぞ。もう上級生とかが相手でも余裕で勝てるぐらい強いってな」
「い、いえ。そんなことないですよ」
いやいやいや、絶対にあるでしょ。
あのリーベと互角に渡り合ったんだ。
そりゃ大きな才能があって、ザックスたちと同じく努力を惜しまない上級生とかなら余裕で勝つのは難しいだろうけど、一般的な上級生が相手なら苦戦はしないだろ。
貴族の学園の方が、ハンター学園より生徒の質が高いとかそんなことは思ってないけど、一歳や二歳ていどの年上なら絶対に勝つのは間違いない。
「謙虚だな。でも、あいつらと一緒に毎日頑張ってるんだろ」
「……勿論、強くなる為に、守れるようになる為に頑張ってはいます。ただ……少し前に、その……戦いには負けたんですけど、勝利を譲られた……そんな事があったんですよ」
「チラッと噂程度に耳にしてるよ」
うん、がっつり細かく知ってるよ。
確かにあれは、正直どっちもあまり納得がいかない結果だっただろうな。
「だから、もっと強くならないとなって……思ったんです」
「そうなんだ。確かに俺も学校卒業したらハンターになるつもりだし、訓練は毎日してるけど……あれだぜ、あんまり頑張り過ぎるとそれが元で怪我したりするかもしれないし、そこだけは気を付けた方が良いよ」
これに関してはただの想像とかではなく、実際の体験談。
大怪我とかした訳ではないけど、調子良いからって体を動かす訓練ばかりやってたら、翌日筋肉痛がヤバ過ぎて訓練とかやったら死ぬ!! って状況になったことがあるからな。
その日の調子が良かったとしても、オーバーワークは良くない。
的な感じで共通の話題について話していたら、ある程度俺に対する態度が柔らかくなった……と、思う。
俺の勘違いでなければ……多分。
最初はちょっと遠慮してたけど、運ばれてきた料理もがっつり食えてるし……場に緊張感はなくなったかな?
「ふぅーー、食った食った」
昨日、今日と大体同じメニューの料理を食べたけど、変わらず美味いと感じるな。
「よし、それじゃ……そろそろ本題に入らせてもらうよ」
三人よりも残酷な決断を迫ろうとしてるのは自覚してる。
でも、ここでライド君が今と違う判断をすれば、あいつらが悲しまない結末もあるんだ。
だから……心を鬼にして伝えさせてもらう。
「ライド君、もし……アザルトさんとこの先も一緒にいるつもりなら、ザックスたちと別れてくれないか」
「あ、あの。ラガスさん、ですよね」
「あぁ、そうだよ。君がザックスたちの友人のライド君だよな」
「はい、そうです。初めまして、よろしくお願いします」
「こちらこそ初めまして、よろしく」
本当は見たことあるけど、そこは話を合わせる為にスルー。
「それじゃ、外で話すのもあれだから店の中に入ろうか」
「え……あの、この店に入るんですか?」
「そうだよ。予約してあるし、今日は俺の奢りだから気にしなくて良いよ」
「えっ!!??」
「さぁ、入った入った」
店のまでごちゃごちゃしたら色々と邪魔になるし、とりあえずライド君を無理矢理店の中に入れる。
「すいません、予約してたらラガスです」
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
先日と同じく、防音機能が施されている個室へと移動。
その間、ライド君は生まれたての小鹿の様にプルプルと震えていたが……そんな少々情けない状況でも、イケメンフェイスは全く崩れていない。
学園ではさぞかしモテてるんだろうな~~……まっ、そんな女子たちはアザルトさんの登場で息を潜めただろうけど。
「もう少ししたら料理が来るはずだ」
「は、はい」
ん~~……超緊張してるな。
そりゃ一応貴族の令息ではあるけど、立場的には恋人のアザルトさんと一緒なんだけどな。
セルシアとパートナー関係ってのを考えれば、またちょっと違うのかもしれないけど……まっ、話してればそのうち慣れてくれるだろ。
「三人から聞いてるぞ。もう上級生とかが相手でも余裕で勝てるぐらい強いってな」
「い、いえ。そんなことないですよ」
いやいやいや、絶対にあるでしょ。
あのリーベと互角に渡り合ったんだ。
そりゃ大きな才能があって、ザックスたちと同じく努力を惜しまない上級生とかなら余裕で勝つのは難しいだろうけど、一般的な上級生が相手なら苦戦はしないだろ。
貴族の学園の方が、ハンター学園より生徒の質が高いとかそんなことは思ってないけど、一歳や二歳ていどの年上なら絶対に勝つのは間違いない。
「謙虚だな。でも、あいつらと一緒に毎日頑張ってるんだろ」
「……勿論、強くなる為に、守れるようになる為に頑張ってはいます。ただ……少し前に、その……戦いには負けたんですけど、勝利を譲られた……そんな事があったんですよ」
「チラッと噂程度に耳にしてるよ」
うん、がっつり細かく知ってるよ。
確かにあれは、正直どっちもあまり納得がいかない結果だっただろうな。
「だから、もっと強くならないとなって……思ったんです」
「そうなんだ。確かに俺も学校卒業したらハンターになるつもりだし、訓練は毎日してるけど……あれだぜ、あんまり頑張り過ぎるとそれが元で怪我したりするかもしれないし、そこだけは気を付けた方が良いよ」
これに関してはただの想像とかではなく、実際の体験談。
大怪我とかした訳ではないけど、調子良いからって体を動かす訓練ばかりやってたら、翌日筋肉痛がヤバ過ぎて訓練とかやったら死ぬ!! って状況になったことがあるからな。
その日の調子が良かったとしても、オーバーワークは良くない。
的な感じで共通の話題について話していたら、ある程度俺に対する態度が柔らかくなった……と、思う。
俺の勘違いでなければ……多分。
最初はちょっと遠慮してたけど、運ばれてきた料理もがっつり食えてるし……場に緊張感はなくなったかな?
「ふぅーー、食った食った」
昨日、今日と大体同じメニューの料理を食べたけど、変わらず美味いと感じるな。
「よし、それじゃ……そろそろ本題に入らせてもらうよ」
三人よりも残酷な決断を迫ろうとしてるのは自覚してる。
でも、ここでライド君が今と違う判断をすれば、あいつらが悲しまない結末もあるんだ。
だから……心を鬼にして伝えさせてもらう。
「ライド君、もし……アザルトさんとこの先も一緒にいるつもりなら、ザックスたちと別れてくれないか」
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