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そこまで強力な攻撃でなくとも良い
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「「イーリス様!!!」」
ありゃどう考えても魔力切れによるダウンだな。
慣れない土地で動き回った疲労も重なった結果ってところか。
にしても……ふふ、やれば出来るじゃん。
最後の最後にぶっ倒れはしたが、きっちり一人でCランクのモンスターを倒しやがった。
「ラガス、イーリスは、大丈夫、なの?」
「あぁ、大丈夫だ。魔力切れとスタミナ疲労によるダウンだろ……セルシアも、見てたか?」
「うん、見てた。必死で、頑張って、壁を乗り越えた、と思う」
最後がちょっと不安そうだな。
確かに十三歳という歳で、ソロでCランクのモンスターを倒したという偉業は達成した。
ぶっちゃけ、俺が超えろと伝えた壁はここまで。
そう、ここまでではあるんだが……ん~~、今になって次の戦いでも今回の戦い通りに、勇ましく戦えるのかテストする。
ってのは、ズルいか?
でも本当に壁を乗り越えたのなら、今回の戦いが自信になって、次の戦いでも上手くやれると思うんだよな。
「いやぁ~~、根性みせたっすね」
「そうだな。んで、ラガス的にはまだ危ういと感じるか?」
「……一人でスノーベアーを倒したのは、見事だと思うっす。でも、今回の戦い方なら倒せる……そのイメージが強くなると、良くないっすね」
確かに後方で攻撃魔法を放つのが主な仕事なのに、倒すためとはいえ、ばりばりスノーベアーに近づいてたしな。
判断力も優れてるんだろうけど、戦いっぷりを見てて正直ハラハラする部分がなかったと言えない。
「でも、アイスフロアからアサルトタイガーファングを放つって流れは本当に良かったと思うっすよ。あれを初っ端からかませば、今回ほど疲労せずに倒せるかと」
「そうだな……もう少し、アサルトタイガーファングを放つまでの時間が短くなれば、その流れでサクッとやれそうではあるか」
アイスフロアからのアサルトタイガーファングは良い組み合わせだった。
正直、アイスランスやジャベリンでも良いと思えたが、氷の上でも弾くぐらいはしそうだし……あっ、別に無理な話でもないか。
「ラガス坊ちゃま、一旦休息を挟んだ方がよろしいかと」
「そうだな」
乾いた木に火を灯し、焚火タイム。
夕食前だが……ちょこっと腹が減ったので、間食を食べる。
休憩タイムを始めてから数十分後、ようやくイーリスが目を覚ました。
「はっ!!! ……私は、スノーベアー……あいつは!!」
「安心しろ、お前はちゃんと一人でスノーベアーを倒したよ」
「そ、そうの……ね」
ん? もしかして自分が最後、どうやってスノーベアーを倒したのか覚えてないのか。
「最後、お前はアイスフロアを発動して、アサルトタイガーファングを発動してスノーベアーに勝ったんだけど、もしかして覚えてないのか」
「…………いえ、それは覚えてるわよ」
噓つけ、絶対に忘れかけてただろ。
まっ、どっちでも良いけどさ。
「イーリス。次、またスノーベアーに遭遇したら速攻でアイスフロア発動して、六本ぐらいアイスランスかジャベリンを発動出来るか?」
「? 多分、出来ると思うけど……なんでよ」
「アサルトタイガーファングだと、発動までの時間が長い。仮に、あそこでスノーベアーがアイスフロアに爪を突き立てるという考えに至ってれば、おそらくお前のアサルトタイガーファングは当たってなかった」
「……そう、かもしれないわね」
あら、意外と素直だな。
もっとそんなことない!! って反論してくるかと思ったが……それだけ疲れてるってことか?
「だから、ランスかジャベリンを敵の全面と側面に放つんだ。正面の攻撃なら運良く弾かれるかもしれないけど、そこに側面からの攻撃が加われば、おそらく対応は不可能だ」
「絶対に成功させてやるわ……って、次の戦いにも参加して良いってこと?」
「そういうことだ。あれだけ戦えたんだから、宿に籠ってる必要はないってことだ」
「っ~~~~~~~!!!!」
あらら、よっぽど嬉しかったのか、渾身のガッツポーズをとったよ。
恥ずかしくなって直ぐに顔真っ赤になったけど。
ありゃどう考えても魔力切れによるダウンだな。
慣れない土地で動き回った疲労も重なった結果ってところか。
にしても……ふふ、やれば出来るじゃん。
最後の最後にぶっ倒れはしたが、きっちり一人でCランクのモンスターを倒しやがった。
「ラガス、イーリスは、大丈夫、なの?」
「あぁ、大丈夫だ。魔力切れとスタミナ疲労によるダウンだろ……セルシアも、見てたか?」
「うん、見てた。必死で、頑張って、壁を乗り越えた、と思う」
最後がちょっと不安そうだな。
確かに十三歳という歳で、ソロでCランクのモンスターを倒したという偉業は達成した。
ぶっちゃけ、俺が超えろと伝えた壁はここまで。
そう、ここまでではあるんだが……ん~~、今になって次の戦いでも今回の戦い通りに、勇ましく戦えるのかテストする。
ってのは、ズルいか?
でも本当に壁を乗り越えたのなら、今回の戦いが自信になって、次の戦いでも上手くやれると思うんだよな。
「いやぁ~~、根性みせたっすね」
「そうだな。んで、ラガス的にはまだ危ういと感じるか?」
「……一人でスノーベアーを倒したのは、見事だと思うっす。でも、今回の戦い方なら倒せる……そのイメージが強くなると、良くないっすね」
確かに後方で攻撃魔法を放つのが主な仕事なのに、倒すためとはいえ、ばりばりスノーベアーに近づいてたしな。
判断力も優れてるんだろうけど、戦いっぷりを見てて正直ハラハラする部分がなかったと言えない。
「でも、アイスフロアからアサルトタイガーファングを放つって流れは本当に良かったと思うっすよ。あれを初っ端からかませば、今回ほど疲労せずに倒せるかと」
「そうだな……もう少し、アサルトタイガーファングを放つまでの時間が短くなれば、その流れでサクッとやれそうではあるか」
アイスフロアからのアサルトタイガーファングは良い組み合わせだった。
正直、アイスランスやジャベリンでも良いと思えたが、氷の上でも弾くぐらいはしそうだし……あっ、別に無理な話でもないか。
「ラガス坊ちゃま、一旦休息を挟んだ方がよろしいかと」
「そうだな」
乾いた木に火を灯し、焚火タイム。
夕食前だが……ちょこっと腹が減ったので、間食を食べる。
休憩タイムを始めてから数十分後、ようやくイーリスが目を覚ました。
「はっ!!! ……私は、スノーベアー……あいつは!!」
「安心しろ、お前はちゃんと一人でスノーベアーを倒したよ」
「そ、そうの……ね」
ん? もしかして自分が最後、どうやってスノーベアーを倒したのか覚えてないのか。
「最後、お前はアイスフロアを発動して、アサルトタイガーファングを発動してスノーベアーに勝ったんだけど、もしかして覚えてないのか」
「…………いえ、それは覚えてるわよ」
噓つけ、絶対に忘れかけてただろ。
まっ、どっちでも良いけどさ。
「イーリス。次、またスノーベアーに遭遇したら速攻でアイスフロア発動して、六本ぐらいアイスランスかジャベリンを発動出来るか?」
「? 多分、出来ると思うけど……なんでよ」
「アサルトタイガーファングだと、発動までの時間が長い。仮に、あそこでスノーベアーがアイスフロアに爪を突き立てるという考えに至ってれば、おそらくお前のアサルトタイガーファングは当たってなかった」
「……そう、かもしれないわね」
あら、意外と素直だな。
もっとそんなことない!! って反論してくるかと思ったが……それだけ疲れてるってことか?
「だから、ランスかジャベリンを敵の全面と側面に放つんだ。正面の攻撃なら運良く弾かれるかもしれないけど、そこに側面からの攻撃が加われば、おそらく対応は不可能だ」
「絶対に成功させてやるわ……って、次の戦いにも参加して良いってこと?」
「そういうことだ。あれだけ戦えたんだから、宿に籠ってる必要はないってことだ」
「っ~~~~~~~!!!!」
あらら、よっぽど嬉しかったのか、渾身のガッツポーズをとったよ。
恥ずかしくなって直ぐに顔真っ赤になったけど。
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