万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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良い仕事をするメイド

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「一体はルーフェイスに任せる。もう一体は俺たちで討伐するぞ」

「分かりました」

「ようやく熱くなれるっすね」

「……楽しみ」

主に攻撃に参加するのは俺、メリルにシュラ、そしてセルシア。

攻撃力的にはイーリスも悪くないと思ってる。
思ってるんだが、あのヘイルタイガーの雰囲気的に……マジで氷系の攻撃が通じるようには思えないんだよな。

「隙があれば、ジャベリンかアサルトタイガーファングをぶち込むわ」

「そうしてくれ。ルーノさんたちは他のモンスターたちが乱入してこないか、警戒をお願いします」

「任せてくれ」

それじゃ……張り切っていくか!!!

「おらっ!」

開幕の初撃として、貫通効果を付与した回転弾をぶっ放した。
すると、あっさりと躱されてしまった。

体格的にはこの前遭遇したオルトロスよりも大きい筈なんだが……猫科らしく俊敏だな。

「ラガス坊ちゃま、そういうは敵の体勢を崩してからお願いします」

「へいへい、すまん」

メリルからの小言に軽く返す。

ただ、俺に小言を投げてきたメリルはシュラと一緒に前線に向かった。

「シュラ、頼みますよ」

「あいよ。任せろ」

ヘイルタイガーと接近した二人は既に雪原での行動に慣れており、初っ端の爪撃を簡単に躱した。

「もしかし、て、遠距離で、責めた方が、良い?」

「ん~~……もしかしたら、そうかもな」

本当ならメリルと俺はチェンジした方が良いと思うんだが……もしかして、ヘイルタイガーを超える壁に使うつもりか?

あんまり俺やシュラみたいに無茶をしないタイプだと思うんだけど、今ここで後退しようとするのは……メリルのやる気を削ぐことになりそうだな。

「とりあえず、俺は魔弾で援護し続ける」

「なら、私は雷系の魔法で、その傷口に、当てる」

おうおう、それはまたえげつない事をするね。

「良い攻撃だな。それじゃ、ヘイルタイガーの攻撃に当らない様に動き回るぞ」

「うん」

身体強化と脚力強化のアビリティを使用。

セルシアは更に雷の魔力を纏い、脚力を強化。

事前情報として、ヘイルタイガーが遠距離攻撃を行うのは頭に入っているので、遠距離攻撃がメインだからといって、油断してられない。

それにしても……本当に上手く捌いてるな、メリル。

シュラはヘイルタイガーの攻撃を高い身体能力で躱し、自慢の拳や蹴りをぶち込んでいる。
偶に鬼火を纏った一撃も放っているから、ヘイルタイガーとしても油断出来ないんだろうな。

それならシュラの攻撃だけ注意していれば良いんじゃないかって思うかもしれないけど、メリルが本当に良い仕事をしてる。

魔力を纏った業物の短剣から繰り出す斬撃はヘイルタイガーを大きく斬り裂きはしないが、確実に切り傷を与える。
加えて、糸を使って一瞬とはいえシュラに向けられる爪撃などの動きを止め、更には偶に毒の攻撃魔法をぶっ放す。

今回欲しい素材はヘイルタイガーの牙や爪だから、毛皮とかは正直、どうなっても良い。
それが解かっているからか、容赦なく隙を突いて毒状態にして弱らせようとする。
あと、大量の糸を使って少しでも自分に飛んでくる攻撃を逸らしている。

Bランクモンスターの攻撃だから、完全に止めることは出来ないが、それでもきっちり自分に飛んでくる攻撃を対処して、シュラの動きまでサポートしてる。

俺も色々と同時に行えるけど、メリルもなんだかんだで大概だよな。

ちなみに、二人がきっちりヘイルタイガーの気を引いてくれているから、殆ど攻撃が飛んでくることはない。
ただ、二人と俺とセルシアのどちらかが直線状に揃った瞬間を狙って思いっきり氷属性の遠距離攻撃をぶちかましてくるから、意外と厭らしい性格をしているのが解った。

そして、数は多くないが、魔弾がいくつか命中している。
セルシアも地道に努力し続けてきた魔力操作の成果を発揮し、宣言通り俺が魔弾で傷付けた個所に雷の攻撃魔法をぶち込み、ほんの一瞬ではあるがヘイルタイガーの動きを鈍くする。

「はっ!!!!」

その隙を狙ってシュラが重い一撃をぶち込む。

ん~~~……今更だが、過剰戦力だったか?
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