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負けたら死ぬんだぞ?
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「ッ!! ガァアアッ!!!!」
恐ろしいことに、ラビットフットを使って急加速しても、二撃三撃……五撃目まではギリギリ付いてきた。
分かってはいたが、BランクモンスターはCランクまでのモンスターと比べて段違いに強い。
それでも六、七回目の斬撃には付いてこれず、八回目の斬撃で、ようやく首を切断できた。
「っ……、…………」
「おいおい、びっくりさせるなよ」
心臓が幾つもあったり、頭部が重要な器官ではないモンスターではない限り、首を切断すればある程度の生物は死ぬ。
なのに、こいつ……首が斬られた後に、一歩二歩踏み出しやがった。
しかも立ったまま死亡…………倒れて死ぬのは、己のプライドに反したのかもな。
何はともあれ、最後の最後までこいつに驚かされた。
「……あぁぁ」
「「「「ッ!?」」」」
終わった……そう、邪魔が入る前に全てを終わらせられたと思った。
「ちっ! 本当にここまで来たのかよ!!!」
トロールだぞトロール! そこら辺のモンスターとは訳が違う、Bランクモンスターなんだぞ!!
なんで自分たちが叶うと思うんだよ!!!
根拠がない自信は大事かもしれないけど、もうちょい自分の命を大切にしろっての!!
「た、助けてくれえええええ!!」
そんな情けない顔して誰かに助けを求めるくらいなら、最初から馬鹿な真似すんな!!!
入り口まで戻ると、そこには複数のルーキーが転がっており、先日俺たちが絡んで来た鬼人族の奴が一人でファイルトロールに立ち向かっていた。
「ラガスさん! 俺が戦っても良いよな!!!!」
「思いっきり戦ってこい!」
「っしゃぁあああああっ!!!」
あ~~あ、楽しそうな顔して……メリル、だからそんな怖い顔すんなよ。
「ラガス坊ちゃま、私も参加してよろしいでしょうか」
「まだ早い。まだファーストコンタクトが始まったばかりだろ」
「シュラでも勝てると?」
「逆にシュラが何も出来ずに負けると思うか?」
「…………」
ふふ、そうだろ。
仮に負けたとしても、一人では勝てない状況になったとしても、タダで終わるとは思えない。
「っ! 良いところに来た! 二人でこいつを「お前は邪魔だ!! どいてろ!!!!!」おわっ!!??」
シュラの奴、それはちょっと雑というかやり過ぎというか……まぁ、邪魔であることに間違いはないんだろうけど。
「おい、待て!! バカ野郎!!! なんで一人で戦おうとするんだ!!!!」
「そりゃお前と一緒に戦うより、一人の方が戦いやすいからだよ」
「お、お前はこの前の……って、そんなわけある、か……」
現在、シュラはアイテムリングから取り出した大剣を握りしめ、大斧を扱うファイルトロールに超好戦的な笑みを浮かべながら斬り結んでいる。
「解ってくれてなによりだ」
「な、なんなんだよ、あいつ……っ!!!」
同じ鬼人族の男なのに、この差はいったいなんなんだ!!!!! って感じの怒りがモロ顔に出てるな。
プライドがあるから口にしないのかは知らないが、顔を見たら何考えてるか丸分かりだぞ。
「あんたはファイルトロールの遊びに精一杯で、シュラの奴はファイルトロールに本気を引き出させて、尚且つ笑いながら攻撃を仕掛けられる。そこがあんた達との大きな差かな」
「……ふざ、けんなよ。俺たちが、今まで、どれだけ……それに、俺たちが、仇を」
「色々と言いたいことはあるだろうし、妬み嫉みを吐き出したい気持ちは解る……って、俺が言うのは変か」
「とても変だと思いますよ、ラガス坊ちゃま」
メリル、解ってるから毎回パンチをぶっ込んでこないで。
「とにかく、もう少し自分の命を大事にしたらどうだ。どうせその様子だとトロール、もしくはファイルトロールと遭遇しても命懸けで挑む!! ってことしか考えず、秘策の一つも考えてなかったんだろ」
「ぐっ…………」
こいつらの気持ちを否定するつもりはないが、殺される可能性が高いのに、ここまで困難をどう打破する考えない無鉄砲さは不思議でならないな。
恐ろしいことに、ラビットフットを使って急加速しても、二撃三撃……五撃目まではギリギリ付いてきた。
分かってはいたが、BランクモンスターはCランクまでのモンスターと比べて段違いに強い。
それでも六、七回目の斬撃には付いてこれず、八回目の斬撃で、ようやく首を切断できた。
「っ……、…………」
「おいおい、びっくりさせるなよ」
心臓が幾つもあったり、頭部が重要な器官ではないモンスターではない限り、首を切断すればある程度の生物は死ぬ。
なのに、こいつ……首が斬られた後に、一歩二歩踏み出しやがった。
しかも立ったまま死亡…………倒れて死ぬのは、己のプライドに反したのかもな。
何はともあれ、最後の最後までこいつに驚かされた。
「……あぁぁ」
「「「「ッ!?」」」」
終わった……そう、邪魔が入る前に全てを終わらせられたと思った。
「ちっ! 本当にここまで来たのかよ!!!」
トロールだぞトロール! そこら辺のモンスターとは訳が違う、Bランクモンスターなんだぞ!!
なんで自分たちが叶うと思うんだよ!!!
根拠がない自信は大事かもしれないけど、もうちょい自分の命を大切にしろっての!!
「た、助けてくれえええええ!!」
そんな情けない顔して誰かに助けを求めるくらいなら、最初から馬鹿な真似すんな!!!
入り口まで戻ると、そこには複数のルーキーが転がっており、先日俺たちが絡んで来た鬼人族の奴が一人でファイルトロールに立ち向かっていた。
「ラガスさん! 俺が戦っても良いよな!!!!」
「思いっきり戦ってこい!」
「っしゃぁあああああっ!!!」
あ~~あ、楽しそうな顔して……メリル、だからそんな怖い顔すんなよ。
「ラガス坊ちゃま、私も参加してよろしいでしょうか」
「まだ早い。まだファーストコンタクトが始まったばかりだろ」
「シュラでも勝てると?」
「逆にシュラが何も出来ずに負けると思うか?」
「…………」
ふふ、そうだろ。
仮に負けたとしても、一人では勝てない状況になったとしても、タダで終わるとは思えない。
「っ! 良いところに来た! 二人でこいつを「お前は邪魔だ!! どいてろ!!!!!」おわっ!!??」
シュラの奴、それはちょっと雑というかやり過ぎというか……まぁ、邪魔であることに間違いはないんだろうけど。
「おい、待て!! バカ野郎!!! なんで一人で戦おうとするんだ!!!!」
「そりゃお前と一緒に戦うより、一人の方が戦いやすいからだよ」
「お、お前はこの前の……って、そんなわけある、か……」
現在、シュラはアイテムリングから取り出した大剣を握りしめ、大斧を扱うファイルトロールに超好戦的な笑みを浮かべながら斬り結んでいる。
「解ってくれてなによりだ」
「な、なんなんだよ、あいつ……っ!!!」
同じ鬼人族の男なのに、この差はいったいなんなんだ!!!!! って感じの怒りがモロ顔に出てるな。
プライドがあるから口にしないのかは知らないが、顔を見たら何考えてるか丸分かりだぞ。
「あんたはファイルトロールの遊びに精一杯で、シュラの奴はファイルトロールに本気を引き出させて、尚且つ笑いながら攻撃を仕掛けられる。そこがあんた達との大きな差かな」
「……ふざ、けんなよ。俺たちが、今まで、どれだけ……それに、俺たちが、仇を」
「色々と言いたいことはあるだろうし、妬み嫉みを吐き出したい気持ちは解る……って、俺が言うのは変か」
「とても変だと思いますよ、ラガス坊ちゃま」
メリル、解ってるから毎回パンチをぶっ込んでこないで。
「とにかく、もう少し自分の命を大事にしたらどうだ。どうせその様子だとトロール、もしくはファイルトロールと遭遇しても命懸けで挑む!! ってことしか考えず、秘策の一つも考えてなかったんだろ」
「ぐっ…………」
こいつらの気持ちを否定するつもりはないが、殺される可能性が高いのに、ここまで困難をどう打破する考えない無鉄砲さは不思議でならないな。
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