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ちゃんと言っただろ
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「正直、無茶苦茶物足りなかったすね」
十階層のボスを倒し終えた後、俺たちは一旦地上に戻り、夕食を食べていた。
あんな場所で飯を食べてたからか、特に高くもない酒場の料理が何故か上手く感じるな。
「シュラ、私たちが探索していたのは一階層から十階層ですよ。あたなが満足出来るようなモンスターが現れるわけないでしょう」
「つってもよ……いくらなんでも歯応えなさ過ぎじゃなかったか?」
「メリルの言う通りだぞ、シュラ。一階層から十階層の間でお前が満足出来るようなモンスターが出現してら、他のハンターたちがおちおち探索してられないだろ」
「あぁ~~~…………それもそうっすね」
一階層から十階層の間にBランクモンスターなんて出現してたら、マジでルーキーたちは入れなくなるだろ。
そりゃ死ぬことにビビってたらハンターなんてやってられないだろうけどさ。
「やっぱ、三十階層ぐらいまで降りないとつまらないままっすか?」
「シュラ……一応、私たちはダンジョン探索を行っているんですよ。警戒しなければならない存在はモンスターだけではなく、トラップなどもあります」
「そういえばそうだったな。でも、モンスターに限ればラガスさんだけでなんとかなるんだろ?」
「三十層までどうなるかは知らないけど、少なくとも十階層まではどうにかなったな」
正直なところ、今のところ戦う価値を見出せないって考えには賛同だ。
けど、一回の探索で五日もかけずに十階層まで降りれたことを考えれば、退屈しない階層に到着するのもそう遠くない。
「おい、随分と嘗めた会話してんな」
……あちゃ~~、ちょっと大きい声で話し過ぎたか。
「おいメリル、そんな睨むなよ。ただ思ったことを話してただけだろ」
「どちらにせよ、その会話が原因で面倒な方々が絡んで来たんですよ」
メリルさ~~ん? 怒ってるからか、失言に気付いてない感じですか。
「ッ!!!! そのクソガキだけじゃなくて、全員ダンジョンを嘗め腐ってるみてぇだな」
……ダメだ。
これに関しては「いやいや、全くそんなことありませんよ。初めてのダンジョン探索だったんで、超緊張しましたよ」なんて今更言えない。
けど……丁度良いケースになるか?
「お兄さん、今からあなたの首に刃を突き立てるんで、しっかり対応してくださいね」
「あぁん? てめぇ、何言ってんっ!!??」
「言葉通りですよ。あたなの首に刃を突き立てるって言ったんですよ」
同じ言葉を繰り返し伝えながら、口にした言葉通り……鋼鉄の剛剣を抜剣して首に刃を突き立てた。
「て、てめぇ!! いきなり何しやがんだ!!!!」
絡んで来た大男の仲間が叫ぶが、知った事ではない。
俺は先にこれからお前の首に刃を突き立てるって伝えた。
「いや、俺ちゃんと言ったじゃないですか。これからあなたの首に刃を突き立てるって……ちゃんと口で伝えたのに、なんでそんな怒ってるんですか?」
「ラガスさんの言う通りだな。わざわざ言う必要もないのに、丁寧にこれから威嚇しますよって伝えたってのに、全く反応出来てねぇな……ベテラン気取りのルーキーか?」
「シュラ、私たちと同じとはいえ、あまりルーキーを虐めてはいけませんよ。強さは全く同じではないのですから、弱い者虐めになってしまいます」
「おっと、確かにそれはそうだな。強い奴と戦うのは好きだが、別に弱い者虐めをしたい訳じゃねぇ」
二人とも本当に俺の意図を理解してくれるのが早いな。
「全く、反応出来ない、なんて……今、まで、良く生きて、これた、ね」
「「「「ッ!!!!」」」」
おっと、これはこれは……ついにセルシアさんも煽りを覚えた。
いや……これは覚えてしまったと言うべきか?
「セルシアの言う通りだ。これがダンジョンだったら自分がどう殺されたかも分からずに即死だ。おっと、ここはダンジョンじゃないなんてつまらない戯言は吐かないで下さいよ、先輩。俺の動きに全く反応出来なかった時点で、もう吠えるだけ無駄だって解りますよね」
これで退かなかったら……首は切らないけど、腕が指一本斬り捨てるか?
十階層のボスを倒し終えた後、俺たちは一旦地上に戻り、夕食を食べていた。
あんな場所で飯を食べてたからか、特に高くもない酒場の料理が何故か上手く感じるな。
「シュラ、私たちが探索していたのは一階層から十階層ですよ。あたなが満足出来るようなモンスターが現れるわけないでしょう」
「つってもよ……いくらなんでも歯応えなさ過ぎじゃなかったか?」
「メリルの言う通りだぞ、シュラ。一階層から十階層の間でお前が満足出来るようなモンスターが出現してら、他のハンターたちがおちおち探索してられないだろ」
「あぁ~~~…………それもそうっすね」
一階層から十階層の間にBランクモンスターなんて出現してたら、マジでルーキーたちは入れなくなるだろ。
そりゃ死ぬことにビビってたらハンターなんてやってられないだろうけどさ。
「やっぱ、三十階層ぐらいまで降りないとつまらないままっすか?」
「シュラ……一応、私たちはダンジョン探索を行っているんですよ。警戒しなければならない存在はモンスターだけではなく、トラップなどもあります」
「そういえばそうだったな。でも、モンスターに限ればラガスさんだけでなんとかなるんだろ?」
「三十層までどうなるかは知らないけど、少なくとも十階層まではどうにかなったな」
正直なところ、今のところ戦う価値を見出せないって考えには賛同だ。
けど、一回の探索で五日もかけずに十階層まで降りれたことを考えれば、退屈しない階層に到着するのもそう遠くない。
「おい、随分と嘗めた会話してんな」
……あちゃ~~、ちょっと大きい声で話し過ぎたか。
「おいメリル、そんな睨むなよ。ただ思ったことを話してただけだろ」
「どちらにせよ、その会話が原因で面倒な方々が絡んで来たんですよ」
メリルさ~~ん? 怒ってるからか、失言に気付いてない感じですか。
「ッ!!!! そのクソガキだけじゃなくて、全員ダンジョンを嘗め腐ってるみてぇだな」
……ダメだ。
これに関しては「いやいや、全くそんなことありませんよ。初めてのダンジョン探索だったんで、超緊張しましたよ」なんて今更言えない。
けど……丁度良いケースになるか?
「お兄さん、今からあなたの首に刃を突き立てるんで、しっかり対応してくださいね」
「あぁん? てめぇ、何言ってんっ!!??」
「言葉通りですよ。あたなの首に刃を突き立てるって言ったんですよ」
同じ言葉を繰り返し伝えながら、口にした言葉通り……鋼鉄の剛剣を抜剣して首に刃を突き立てた。
「て、てめぇ!! いきなり何しやがんだ!!!!」
絡んで来た大男の仲間が叫ぶが、知った事ではない。
俺は先にこれからお前の首に刃を突き立てるって伝えた。
「いや、俺ちゃんと言ったじゃないですか。これからあなたの首に刃を突き立てるって……ちゃんと口で伝えたのに、なんでそんな怒ってるんですか?」
「ラガスさんの言う通りだな。わざわざ言う必要もないのに、丁寧にこれから威嚇しますよって伝えたってのに、全く反応出来てねぇな……ベテラン気取りのルーキーか?」
「シュラ、私たちと同じとはいえ、あまりルーキーを虐めてはいけませんよ。強さは全く同じではないのですから、弱い者虐めになってしまいます」
「おっと、確かにそれはそうだな。強い奴と戦うのは好きだが、別に弱い者虐めをしたい訳じゃねぇ」
二人とも本当に俺の意図を理解してくれるのが早いな。
「全く、反応出来ない、なんて……今、まで、良く生きて、これた、ね」
「「「「ッ!!!!」」」」
おっと、これはこれは……ついにセルシアさんも煽りを覚えた。
いや……これは覚えてしまったと言うべきか?
「セルシアの言う通りだ。これがダンジョンだったら自分がどう殺されたかも分からずに即死だ。おっと、ここはダンジョンじゃないなんてつまらない戯言は吐かないで下さいよ、先輩。俺の動きに全く反応出来なかった時点で、もう吠えるだけ無駄だって解りますよね」
これで退かなかったら……首は切らないけど、腕が指一本斬り捨てるか?
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