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力を示す幹部
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「……けどよ、無茶しねぇと強くなれないだろ」
別に無茶しなくても…………いや、魔力総量や素の身体能力を考えれば、どこかで無茶しないといけないのは確かだな。
「それは確かにそうだな。否定出来ない事実だ。でも、エスエールさんはお前らを将来の幹部候補って考えてるんだろ? なら……これまで無茶して、それを越えてきた経験があるんだから、後は他の経験を積んで欲しいと思ってるんじゃないか?」
「他の経験って……もしかして、部下を持って指示を飛ばしてとかか?」
わぉ、エスエールさんがそれを望んでるのかもしれないってのに、超露骨に嫌そうな顔するじゃん。
「幹部っていう立場を考えると、そうかもしれないってのが俺の勝手な予想だ」
「…………俺はそういうの苦手だから、全部ヴェルデかファールナに任せるぜ。俺は特攻隊長? 一番槍とかに務める方が合う筈だ」
ん~~~~、戦闘に関しては結構頭が回る気がするんだけど、個人戦に限るのか?
だとしたら……確かに特攻隊長的な立場の方が合うのかもな。
「レグティス、あまりそういうのか逃げるのは良くないよ」
「ヴェルデの言う通りよ、レグティス。あなたは下からそれなりに慕われているのだから、いずれ多くの同業者たちを纏める立場になる可能性は十分あるのよ」
「勘弁してくれ。俺は前に出て戦って戦って戦ってる方が似合う。幹部だとしても、現場で力を発揮する担当でも良いだろ。実際にそんな感じの先輩だっているんだし」
力、戦闘力担当の幹部みたいな人が居るのか……それならレグティスがそういった道を行くのも悪くはないというか……寧ろエスエールさんはそっちに行くことを期待してるのかもな。
「はいはい!! 私もレグティスと同じで特攻隊長的な立場が良い!!!!」
「……フィーマ、あなたもレグティスと同じで下の子たちから慕われてるのよ」
「それは嬉しいけど、でも上手く指示飛ばしたりとか苦手だし」
「俺もフィーマと同じだな…………なぁ、ラガスさんはどうしてるんだ。パーティー内でのリーダーはラガスさんなんだろ」
そこで俺に振るのか。
……答えても良いけど、カッコつけてヴェルデやファールナが喜ぶような事は言えないな。
嘘付いたところでメリルに鼻で笑われるだけだし。
「悪いが、俺らは基本的に自分が戦い相手と戦ってるだけだから、俺はメリル達の細かい指示を飛ばしたりしてないんだよ」
「戦い相手と戦ってるだけ、か……はぁ~~~~。俺もそんな判断が出来るぐらい強くなりてぇな。なぁ、ラガスさん。無茶しなくても、戦力を上げられる方法とかないのか」
「レグディス、さすがに無理を言い過ぎですよ。無茶をしないとなれば、今使っている武器よりも高性能な武器を使う、マジックアイテムを手に入れる。そういった事しかありませんよ」
……基本的にファールナの言う通りだな。
レグディスたち並みに戦える奴なら、それなりに高性能な武器とかアイテムを手に入れても、宝の持ち腐れにはならないだろ。
「……ないこともないぞ」
「えっ、マジであるのか? 冗談半分で言ったつもりだったんだが」
「それ、半分は本気ってことだろ。つっても、劇的に強くなる方法じゃない。これからモンスターと戦う時、どういった攻撃を行ってきたか……モンスターごとのパターンを何となく覚えておくんだよ」
「動きを読むというやつですね」
「あぁ、その通りだ。それを極めていけば、今は倒すのに多少時間が掛かる相手でも、動きさえ読めれば後はタイミング良く急所に攻撃をぶち込むだけ。同じ相手でも、労力を掛けずに倒せる。そうすれば、さっき言ってた高性能の武器やマジックアイテムの購入にも近づく」
四人の表情を見る限り、俺が何を言いたいのか解ってくれたみたい……かな?
「けどよ、ラガスさん。相手が完全に格上の状態ならどうするんだ?」
別に無茶しなくても…………いや、魔力総量や素の身体能力を考えれば、どこかで無茶しないといけないのは確かだな。
「それは確かにそうだな。否定出来ない事実だ。でも、エスエールさんはお前らを将来の幹部候補って考えてるんだろ? なら……これまで無茶して、それを越えてきた経験があるんだから、後は他の経験を積んで欲しいと思ってるんじゃないか?」
「他の経験って……もしかして、部下を持って指示を飛ばしてとかか?」
わぉ、エスエールさんがそれを望んでるのかもしれないってのに、超露骨に嫌そうな顔するじゃん。
「幹部っていう立場を考えると、そうかもしれないってのが俺の勝手な予想だ」
「…………俺はそういうの苦手だから、全部ヴェルデかファールナに任せるぜ。俺は特攻隊長? 一番槍とかに務める方が合う筈だ」
ん~~~~、戦闘に関しては結構頭が回る気がするんだけど、個人戦に限るのか?
だとしたら……確かに特攻隊長的な立場の方が合うのかもな。
「レグティス、あまりそういうのか逃げるのは良くないよ」
「ヴェルデの言う通りよ、レグティス。あなたは下からそれなりに慕われているのだから、いずれ多くの同業者たちを纏める立場になる可能性は十分あるのよ」
「勘弁してくれ。俺は前に出て戦って戦って戦ってる方が似合う。幹部だとしても、現場で力を発揮する担当でも良いだろ。実際にそんな感じの先輩だっているんだし」
力、戦闘力担当の幹部みたいな人が居るのか……それならレグティスがそういった道を行くのも悪くはないというか……寧ろエスエールさんはそっちに行くことを期待してるのかもな。
「はいはい!! 私もレグティスと同じで特攻隊長的な立場が良い!!!!」
「……フィーマ、あなたもレグティスと同じで下の子たちから慕われてるのよ」
「それは嬉しいけど、でも上手く指示飛ばしたりとか苦手だし」
「俺もフィーマと同じだな…………なぁ、ラガスさんはどうしてるんだ。パーティー内でのリーダーはラガスさんなんだろ」
そこで俺に振るのか。
……答えても良いけど、カッコつけてヴェルデやファールナが喜ぶような事は言えないな。
嘘付いたところでメリルに鼻で笑われるだけだし。
「悪いが、俺らは基本的に自分が戦い相手と戦ってるだけだから、俺はメリル達の細かい指示を飛ばしたりしてないんだよ」
「戦い相手と戦ってるだけ、か……はぁ~~~~。俺もそんな判断が出来るぐらい強くなりてぇな。なぁ、ラガスさん。無茶しなくても、戦力を上げられる方法とかないのか」
「レグディス、さすがに無理を言い過ぎですよ。無茶をしないとなれば、今使っている武器よりも高性能な武器を使う、マジックアイテムを手に入れる。そういった事しかありませんよ」
……基本的にファールナの言う通りだな。
レグディスたち並みに戦える奴なら、それなりに高性能な武器とかアイテムを手に入れても、宝の持ち腐れにはならないだろ。
「……ないこともないぞ」
「えっ、マジであるのか? 冗談半分で言ったつもりだったんだが」
「それ、半分は本気ってことだろ。つっても、劇的に強くなる方法じゃない。これからモンスターと戦う時、どういった攻撃を行ってきたか……モンスターごとのパターンを何となく覚えておくんだよ」
「動きを読むというやつですね」
「あぁ、その通りだ。それを極めていけば、今は倒すのに多少時間が掛かる相手でも、動きさえ読めれば後はタイミング良く急所に攻撃をぶち込むだけ。同じ相手でも、労力を掛けずに倒せる。そうすれば、さっき言ってた高性能の武器やマジックアイテムの購入にも近づく」
四人の表情を見る限り、俺が何を言いたいのか解ってくれたみたい……かな?
「けどよ、ラガスさん。相手が完全に格上の状態ならどうするんだ?」
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