万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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何に消えてる?

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「ラガスさん」

「ん? なんだ」

ステロイドリザードマンとシュラが戦い終えた後、遭遇するモンスターはどれもDランクかCランクだったこともあって、一瞬でもヤバいと感じる状況はなく街に戻って来た。

そして今、酒場で飯を食べているんだが……レグディスが割と真剣な顔で質問をしてきた。

「明日は、もうちょい深い場所を探索しても良いっすか」

「……どう思う?」

一応パーティーのリーダーとはいえ、多分俺が一人で決めちゃ駄目な件なので、メリルたちの意見を仰ぐ。

「ふぅーー……そうですね。探索する範囲を、もう少し奥にするのは構いませんが、あなた達……休まなくて良いのですか?」

「レグディス、私もメリルさんと同じ考えです」

メリルとしては、もっと深いエリアで探索することに異論はない。
ただ、休息は大事ってのを伝えたいみたいだな。

「ぐっ……けどよ。そんなに疲れたって感じはしねぇし」

「それは私も同じです。しかし、私たちは今日……これまで未開拓地で探索した日々の中でも、多くのモンスターを倒してきました」

「ファールナの言う通りだよ、レグディス。気付いてないかもしれないけど、今日僕たちはいつも以上に多くのモンスターと戦ってる」

「ん~~~~~、ねぇねぇ。確かにいつもより多くのモンスターと戦った気がしなくもないけど、それなら何でウチらそこまで疲れたって感じてないの?」

「簡単な事ですよ。ラガスさんたちが傍にいることで、私たちは普段と違って安心して戦えていたからです」

なんか……随分しっかり褒めてくれるんだな。
最初の態度があったから、ちょっと違和感が強いというか……褒められるのは悪くないから良いんだけどさ。

「逃走という選択肢も考えなくて良かった。そういった点から、おそらく普段以上の実力を発揮できていた。だから対峙したモンスターとの戦闘を終えても、そこまで疲れていなかったのでしょう」

「……忘れてたな。はぁ~~~…………あんまり慣れちまったらダメってことでもあるんだな」

「そうですね。あの悪魔的な……失礼しました。驚きが止まらなかった昼食が当たり前だと思ってはいけませんからね」

悪魔的なって……仕事終わりのエールじゃないんだから。

「一緒に街の外で飯食ってきたハンターたちは皆似た様な感想を言うけどさ……もうちょい食に気を遣おうって思わないのか?」

「いや、あれだぜラガスさん。皆がラガスさんたちが使ってた調理器具セット? とかを持ってる訳じゃないんだぜ」

「それは解ってるよ」

ありゃセルシアに惚れたどっかの第三王子と向こうに行って戦うって条件を飲んだから、国王陛下から貰った褒美だ。

「けど、せめて調味料とか、数日間は時止めが出来るアイテムバッグとかを使えば、外で美味い飯は食えるだろ」

「ラガス坊ちゃまの言う通りですよ。あなた達の強さなら、稼いで溜めてそれらを購入することが出来る筈です」

「いやぁ~~~、あれなんじゃねぇの、メリル。レグディスとかフィーマは、普段の食事とかで報酬の大半が消えちまうんじゃねぇか」

「………………そうなのですか」

「「…………」」

メリルさ~~ん、ちょっと顔が怖いですよ~~~。

「沈黙は肯定と捉えさせてもらいます」

「うぐっ……いや、それだけじゃないところもあるっちゃあるんだが」

「それでも、パーティーの為に投資出来る余裕がないということなのでしょ」

「…………うっす、その通りです」

レグディスはあまり酒乱ではない……よな? フィーマは俺たちの中でもダントツでエールを呑んでるから、食事って言うよりも酒代でも金を消費してしまってるのは解る。

でも、レグディスも本当に貯金がない感じだし、食事以外に何を………………………………なる、ほど?

そ、そうか……多分、そうだよな。
ん~~~…………俺はまだあれだけど、多分結構飛んじゃうんだろうな。
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