万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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同じぐらい、抑えられない

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「まっ、俺は別にそれが悪い事だとは思わないよ。ヴェルデは娼館に行くお金を節約できて、セ〇レの人もヴェルデとの行為に満足してるんだったらね」

「俺もラガスさんと同意だな~~~」

「……やっぱあれっすか、なんだかんだでモテるから、お二人とも余裕ってことかよ」

「別にそういうんじゃないって言ってるだろ。って……レグディス。お前何杯目だよ」

気付いた時には、既に数杯のグラスが空になっていた。

「俺の酔い具合なんてどうでも良いんだよ」

「それでも、ほどほどにしとけよ。そんで話を戻すけど、女性の気持ちってのは、俺らが想ってる以上に訳解からないものだとは思うから、レグディスが思ってるほどヴェルデはお気楽な立場じゃないかもしれないぞ」

「…………そうなのか?」

「ぼ、僕としては上手くやれてるつもりだけど」

上手くやれてる、か。
さてはて、それは本当に百パーセントと上手くやれてるのか。

「不安を煽りたいわけじゃないけど、ヴェルデは相手の心が読めるアビリティを持ってる訳じゃないだろ」

「それは勿論」

「これは俺個人の考えだし、恋愛経験なんて殆どしてない奴の意見だから、あんまり言葉に重みはないと思うけど、セ〇レ関係になったってことは相手側は、少なからずヴェルデに恋愛的な意味での好意があると思うんだよ。シュラもそう思うわないか?」

「どうなんすかね……本能的に合体したって場合もあるかもしれないじゃないっすか」

本能、か。
確かに異性と合体したいって思いは、確かに本能から来る行為ではあるか。

「でもさ、見た目的に無理な相手とは無理だろ。そういった部分から、恋心が芽生えるかもしれないじゃん」

「面食いっすね~~。でも、そういう可能性はありそうっすね」

「だろ。んで、やっぱりそういう心は、どこかで抑えきれなくなる可能性がある……と、俺は思う」

大した経験がある訳じゃないから、マジで偉そうに語れないけど、そんなもんだと思うんだよな、本当に。

「……やけに、断言しますね。もしかして、そういった経験があるんですか?」

「いや、全くない。でも、そうだな……多分、俺達が絶体絶命の状況で、今自分が逃げだしたら仲間の命は助からない……そんな時に、逃げるって選択肢を選べないぐらい冷静な判断が取れなくなる感情だと思うんだよ」

「ほ~~~~ん? がっちがちの恋愛はまだしたことねぇけど、それなら女たちが偶に暴走して男の背中を刺すって話に多少は納得出来るな」

……まっ、前世でもそういった事件はあったらしいから、より簡単に凶悪な刃物が手に入るこの世界では、なんら珍しい事件ではないんだろうな。

「だから、もしかしたらヴェルデがいつか……後ろから刃を突き付けられる可能性がないとは言えない。いや、その前に関係を持ってる女の人たちから、私たち恋人関係にならない? って言われるかも」

「………………はぁ~~~~。ラガスさん、あまり恋愛経験とかないんですよね?」

「ないね」

「……なのに、なんでそんな言葉に重みがあるんですか」

「そ、そうか?」

経験してなくても、言葉に重みを感じさせるほど歳は取ってないんだが。

「……あれかな。学生時代に、友人の恋愛の終わりみたいなものを見たから、かもしれないな」

「ラガスさんの学生時代の友人、か。気になるな」

「友達だから自慢しちゃうけど、現時点ではお前らより強いぞ」

「っ……ラガスさんと、同世代の奴なんだよな」

「そうだな。でも、俺らの盛大で絶対にトップファイブに入ってた奴だ」

「……あれ、けど恋愛には勝てなかったんだよな?」

戦闘力で恋愛の成功が決まるなら、あいつが負ける訳……とは言えないか。
あの勝負は、紙一重だったわけだしな。

「あぁ…………まっ、そういう訳だから大して経験がない俺から言われてもあれかもしれないけど、後ろから刺されないように気を付けてな、ヴェルデ」

護衛として付いている間に、街の外じゃなくて街中で女性に背中を刺されたとか、ちょっと面白いけどシャレにならないからな。
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