万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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恐るべし

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「「「「…………」」」」

……どうしようか、掛ける言葉が見つからない。

あれから六日間……探索して休んでを繰り返した結果、一回もBランクモンスターに遭遇してない。

「割と早く見つかると思ってたけど、なんだか全然遭遇出来ねぇな」

「そうですね。毎回探索するエリアを変えてるのですが……どうしてでしょうか?」

「さぁな。さっぱり解らねぇよ」

そうなんだよな~~。
あれから探索するエリアを毎回変えてる。

朝食を食べ終えたら直ぐに出発して、日が暮れる手前まで探索を続けてる。

それもあってCランクモンスターとはもう何十回と遭遇してるんだけど、肝心のBランクモンスターに遭遇出来てない。

「……なぁ、どうしてだ、ラガスさん」

「どうしてだ、って聞かれてもなぁ……何かを欲すれば欲するほど、それが遠のく……なんて事もあるからな」

もしかしたら、物欲センサーというやつが反応してしまってるのかもしれない。

って、そんな事言ってもレグディスたちが解るわけないし、納得しないよな。

「つまり、俺達が必死で探しても探しても、永遠にBランクモンスターには遭遇出来ないと」

「まだ探索を始めて十日も経ってないだろ。諦めるには早いっての」

なんて言いつつ、俺もシュラと同じく、割と早く遭遇できると思ってたんだが、まさか探索四日目もノーエンカウントだとは…………恐るべし、物欲センサー。

「そもそも、Bランクモンスターは珍しい存在だからな。そう簡単に見つかるのは、それはそれで問題……ってのは、今のお前らには関係無いか」

「そうだな。がっつり現れてほしいぜ」

「………………ねぇ、もしかし、て……レグディスの、言う、時機が、もしかした、ら……今じゃ、ないんじゃない、かな」

「「「「ッ!!!???」」」」

セルシアさん、それを言ってしまうのは……いや、でもこれだけ遭遇して全く遭遇出来ないのを考えれば、レグディスたちの気持ちが昂り過ぎてただけで、本当の時機は来てなかったのか?

「俺たちが……早とちり? し過ぎてた、だけだってのか」

「だって、中々遭遇、出来ない、から」

「うっ…………いや、そうだな。そうだよな……実際、遭遇出来てねぇんだもんな」

ぶっちゃけ、まだ前回伝えた二十日間……十日の探索日数の半分も経ってないから、完全にレグディスの時機が錯覚だったと決まった訳ではない。

とは思うんだが、果たして今のこいつらにそれを伝えたところで、慰めになるのか…………うん、絶対にならないな。

「それで、どうするんだ? 今回は一旦諦めるのか?」

「…………まだ、期間はあるんだよな」

「そうだな」

「なら、まだ諦めねぇ。体の調子とかは毎回休憩を挟んでるから、全く問題ねぇ。だから……まだ諦めねぇ。って、俺は思ってんだけど、お前らはどうだ」

レグディスが他三人に、お前たちはどうなのかと問うと……全員、顔を上げて答える。

「当然、まだ諦めないよ」

「私も同じ!!! あれだよ、まだ運を使ってないだけだし!!!!」

「そうですね。フィーマの言う通り、まだ溜まっている運を使えてないだけです」

溜まってるだけで、使えてないだけ、か。

確かに運って要素は使おうと思っても使えるものではない。
だからなんだよって言われたらそれまでなんだけど……とりあえず、まだ可能性はゼロじゃないか。

「まだやる気がるようでなによりだ。でも、探索するエリアを毎回変えてるのに、こうも遭遇しないとなると……俺たちに運がない、以外の何かがあるかもしれないな」

「何かって……ってのは、何なんだよ、ラガスさん」

「…………解らん」

「解らないんかよ!!??」

「ただの勘だ勘。そんなあてにされても困る。そうだな……もしかしたら、Bランクモンスターを殺してるモンスターがいたり、な」

「なんだそりゃ。クソはた迷惑だな」

はた迷惑かどうかは置いといて、遭遇しない予想が俺の勘通りなら、あまり良くはないな。
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