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真のハンター?
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街に戻ったら、手に入れたモンスターの素材をギルドで売却し、手に入れた大金を使って吞んで食って騒ぐ。
もう何度も経験してることではあるけど、やっぱりこれがハンターとしての一つの楽しみだと思う。
「すいません。エールとこの肉料理と同じやつを」
「かしこまりました~~」
「……二日酔いになっても知りませんよ」
ふふ。普段ならもう少し小言が続きそうだが、地下遺跡できっちりシュラが働いたのを覚えてるからか、今日の小言は随分と短いな。
「解ってるよ! 二日酔いになっちまったら、そん時はそん時だ」
「ハンターらしいと言えば、ハンターらしいのでしょうね」
「…………メリル、今日は随分と柔らかいな」
「お尻がですか?」
「人をセクハラクソ野郎に仕立て上げようとするな。いつものお前なら、もう少しシュラに小言を続けると思ってたんだよ」
「あぁ、なるほど。簡単なことですよ、ラガス坊ちゃま。今回の地下遺跡の探索……思っていた以上に消費させられたと感じたのですよ」
肉体的に精神的に、ってことか。
「あぁ~~~~~……良い戦いが出来たと普段以上に思えたって事は、確かにメリルの言う通り、普段以上に疲れてるのかもしれないっすね」
あら、シュラが珍しくそういった話に同意した。
「……少し、解る」
「セルシアもか」
そうだなぁ……地上に戻った後、改めてあそこは魔境だな~って思った。
「普段以上に疲れていれば、普段以上に英気を養いたいと思うのは当然かと」
「だな。とはいえ、まだエスエールさんたちでも完全に探索し終えてないのに、Aランククラスのモンスターがいるって考えると、ダンジョン以上に恐ろしい場所だよな、あそこ」
「まさに、真のハンター……探索者たちが挑む魔境ではないでしょうか」
真のハンター、探索者たちが挑む魔境、か…………なるほど。そうとも言えるか。
ハンターは、一応職業ではある。
ギルドが提示した依頼を受けて達成、もしくはモンスターの素材や薬草、鉱石などを売却することで金が得られる。
生きていくための職業としてはそれが正しい形? なんだろうけど、ハンターっていう単語だけを切り取ると、本来は金を稼ぐのが目的の者たちを指さないよな。
「……もしかして、地下遺跡が入ってくる連中を見定めてんのか?」
「シュラにしては面白い発想ですね。あり得ないと言えないのが恐ろしいですが、さすがにそこまで話が大きくなると、ハンターたちだけで解決出来る問題ではなくなるかもしれませんね」
地下遺跡が、探索者を見定めてる、か…………メリルの言う通り、本当にそういった常識の外過ぎる存在なら、俺たち一ハンターがどうこう出来る存在ではないな。
「まっ、その可能性はとりあえず頭の片隅に置いておく程度良いだろうな。仮に地下遺跡が探索者たちを見定めてたとして、その結果俺たちに何か害を及ぼすかいなか……特に何もしてこないなら、焦って問題にすることもない」
「Aランククラスのモンスターをけしかけてきても、ですか」
「本当にそんなつもりがあるなら、そもそもギルドがAランクモンスターを討伐したことがあるパーティーでなければ、地下遺跡は探索してはいけないって定めれば良い」
実際問題、あの地下遺跡は数回だけBランクモンスターを討伐したことがあるぐらいのパーティーが探索すれば、全然死ぬ可能性はある。
「そういえば、今はなんか定めたりしてるんすかね」
「どうなんだろうな。個人的には、ブロンズ以下のハンターは探索出来ない様にしておいた方が良いと思うけど…………ダンジョンみたいに管理できる場所じゃないからな」
基本的に街が権利を保有しているダンジョンは、周辺に辿り着くまでの道が整備されている。
ダンジョンの周辺も整備されてるから、そこに向かうまで特に問題はない。
でも、地下遺跡までの道のりは全く舗装されてないし……頑張ってどうにかしようとしても、未開拓地ってことを考えれば……絶対に無理だろうな。
「つまり、今のところ探索に関しては完全に自己責任ですね」
「ダンジョンみたいにある程度旨味がある訳じゃないから、バカな事をする人はいないと思うけどなぁ」
とはいえ、やっぱりメリルの言う通り、誰がどうしようと完全自己責任か。
もう何度も経験してることではあるけど、やっぱりこれがハンターとしての一つの楽しみだと思う。
「すいません。エールとこの肉料理と同じやつを」
「かしこまりました~~」
「……二日酔いになっても知りませんよ」
ふふ。普段ならもう少し小言が続きそうだが、地下遺跡できっちりシュラが働いたのを覚えてるからか、今日の小言は随分と短いな。
「解ってるよ! 二日酔いになっちまったら、そん時はそん時だ」
「ハンターらしいと言えば、ハンターらしいのでしょうね」
「…………メリル、今日は随分と柔らかいな」
「お尻がですか?」
「人をセクハラクソ野郎に仕立て上げようとするな。いつものお前なら、もう少しシュラに小言を続けると思ってたんだよ」
「あぁ、なるほど。簡単なことですよ、ラガス坊ちゃま。今回の地下遺跡の探索……思っていた以上に消費させられたと感じたのですよ」
肉体的に精神的に、ってことか。
「あぁ~~~~~……良い戦いが出来たと普段以上に思えたって事は、確かにメリルの言う通り、普段以上に疲れてるのかもしれないっすね」
あら、シュラが珍しくそういった話に同意した。
「……少し、解る」
「セルシアもか」
そうだなぁ……地上に戻った後、改めてあそこは魔境だな~って思った。
「普段以上に疲れていれば、普段以上に英気を養いたいと思うのは当然かと」
「だな。とはいえ、まだエスエールさんたちでも完全に探索し終えてないのに、Aランククラスのモンスターがいるって考えると、ダンジョン以上に恐ろしい場所だよな、あそこ」
「まさに、真のハンター……探索者たちが挑む魔境ではないでしょうか」
真のハンター、探索者たちが挑む魔境、か…………なるほど。そうとも言えるか。
ハンターは、一応職業ではある。
ギルドが提示した依頼を受けて達成、もしくはモンスターの素材や薬草、鉱石などを売却することで金が得られる。
生きていくための職業としてはそれが正しい形? なんだろうけど、ハンターっていう単語だけを切り取ると、本来は金を稼ぐのが目的の者たちを指さないよな。
「……もしかして、地下遺跡が入ってくる連中を見定めてんのか?」
「シュラにしては面白い発想ですね。あり得ないと言えないのが恐ろしいですが、さすがにそこまで話が大きくなると、ハンターたちだけで解決出来る問題ではなくなるかもしれませんね」
地下遺跡が、探索者を見定めてる、か…………メリルの言う通り、本当にそういった常識の外過ぎる存在なら、俺たち一ハンターがどうこう出来る存在ではないな。
「まっ、その可能性はとりあえず頭の片隅に置いておく程度良いだろうな。仮に地下遺跡が探索者たちを見定めてたとして、その結果俺たちに何か害を及ぼすかいなか……特に何もしてこないなら、焦って問題にすることもない」
「Aランククラスのモンスターをけしかけてきても、ですか」
「本当にそんなつもりがあるなら、そもそもギルドがAランクモンスターを討伐したことがあるパーティーでなければ、地下遺跡は探索してはいけないって定めれば良い」
実際問題、あの地下遺跡は数回だけBランクモンスターを討伐したことがあるぐらいのパーティーが探索すれば、全然死ぬ可能性はある。
「そういえば、今はなんか定めたりしてるんすかね」
「どうなんだろうな。個人的には、ブロンズ以下のハンターは探索出来ない様にしておいた方が良いと思うけど…………ダンジョンみたいに管理できる場所じゃないからな」
基本的に街が権利を保有しているダンジョンは、周辺に辿り着くまでの道が整備されている。
ダンジョンの周辺も整備されてるから、そこに向かうまで特に問題はない。
でも、地下遺跡までの道のりは全く舗装されてないし……頑張ってどうにかしようとしても、未開拓地ってことを考えれば……絶対に無理だろうな。
「つまり、今のところ探索に関しては完全に自己責任ですね」
「ダンジョンみたいにある程度旨味がある訳じゃないから、バカな事をする人はいないと思うけどなぁ」
とはいえ、やっぱりメリルの言う通り、誰がどうしようと完全自己責任か。
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