万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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変わらない心理部分?

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「やはり、そうか…………俺たちが挑んでも、同じようになるか」

「……かもしれない。ダンジョンみたいに多少の規則性が無いにもかかわらず、トラップは普通に設置されてるからな」

「トラップの位置を把握しながら戦えるだけの戦闘力がないと厳しいってことね」

モンスターがどこまで考えて戦ってるのか知らないけど……今更ながら、本当に厄介な戦場だよな。

「…………こう、久しぶりに感じるものがあったよ」

「レグティス……」

「大丈夫だ。ライバルだと思ってた奴らが亡くなったからといって、自棄を起こすつもりはない。寧ろ、俺たちはそうならないように……挑戦と無茶を履き違えない様にしようと思えた」

「……うん、流石だな」

正直なところ、俺たちが地下遺跡内でもこれまでと同じように探索、野営出来たのはルーフェイスという頼もしい存在の力が大きい。

だから、あんな場所で無事に生還する為の秘訣を教えてほしいとか言われても、一般的なハンターが実行出来る方法はないんだよな。

「そういえばさ、実際にラガスとセルシアは地下遺跡に潜ったんでしょ。こう……潜って良かったなって感じた?」

「潜るリスクと、得られるリターンが見合ってるかってことだよな」

「うん、そんな感じ」

「……偶々地上に上がって、街に戻るタイミングでエスエールさんたちと会って、その事について軽く話したんだけど、今のところ……そういう意味だと、あまり探索する旨味はないと思うよ」

「…………強い、モンスターは多い、よ」

うん、確かにそうですね、セルシアさん。

でも、今ちょっとそういう話をしてないんですよ。
そういう話を聞いて「うっひょーーーー!! マジかよ!!!」て、テンションが上がるのはシュラみたいなタイプのハンターだけなんですよ。

「セルシア。死んでしまったら、元も子もないだろ」

「……そう、だね。それは、そうだった」

「えっとだな……さっき言った通り、本当に旨味は多くないと思う。これは俺たちだけの意見じゃなくて、エスエールさんたちも同じなんだ」

「希少なモンスターが生息していても、結局はそのモンスターを倒せるだけの実力がなければ、儲けはないものね」

「厳しい言葉になるけど、そういう感じだな。どうやら、貴重なマジックアイテムとかはちらほらとあるみたいなんだけど、今のところダンジョンみたいに宝箱にそういうのが入ってる、っといった感じの情報はない」

「確かにそれはこう、旨味がないと感じるね」

「そうだろ。後、何が大変かって、下に下に進めば、元に戻るのが結構大変というか……面倒なんだ」

ダンジョンとは違って、どこどこの階層まで降りれば、地上まで一瞬で戻れるといった機能はない。

「うわぁ~~~~。それは超面倒だね」

「そうだろ。帰還石はそう簡単に使えるアイテムじゃないしな」

戻る度に帰還石を使ってたら、エスエールさんたちレベルのハンターでも、いずれは懐が物凄く寒くなる筈。

「後は……ダンジョンみたいに、セーフティーポイントが発見されてない。まだ俺たちが見つけてないだけかもしれないけど、なかったら……本当に地下遺跡では心が休まるタイミングがない」

「っ…………リスクとリターンが見合ってないという言葉が、良く解るな」

「五人以上、十人ぐらいの人数で挑めば戦力、休息時のあれこれを上手くやれるかもしれないけど、そうなってくると安全を確保できても、今度は一人一人に返ってくるリターンが少なくなってしまう」

安全を考慮した結果、リターンが少ないことに怒る。

バカなんじゃないか? って思うかもしれないけど、多分……もう人間の心理的に変えられない考え? だと思う。

「あぁ……バカな喧嘩だとは思うが、そうなる光景が容易に想像出来てしまう」

「命を懸けて探索していることを考えれば、そうなってしまうのは致し方ないと思う部分はあるけど……」

うん、分かる分かる。
物凄く何とも言えない感情になるよな。

「そういえ、ば。メリルが、真のハンターを、求めてる、場所? って、言ってた、と思う」

「「「「っ!!」」」」

確かに……確かにそんな事言ってた気がするけど……今、それ言っちゃいますか、セルシアさん。
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